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はてなキーワード: システム化とは

2023-10-05

奢り問題に対する解決策(案)

既存技術活用し、即効性かつ実現性に優れた案を提示したい。


1.活用する既存技術

 ・店舗側のタブレット型注文端末

 ・個人スマホによる注文システムおよび同会計システム

 ・バーコード決済(ペイペイラインペイなど)の送金システム


2.そもそも問題点は何か

 ・奢る、奢られるの認識個人差があるための生じる問題

 特に飲み会女性側は奢られて当然(接待要素に対する対価、下心に対する対価など)と考える人間と今の時代割り勘が当然と考える人間の認識のずれ

 によっておこることが多い。

   奢る側:奢ったのに冷たくされた。奢る気ないのに奢りを強要された。断ったら相手が不機嫌になった。など

   奢られる側:奢りが前提なのになんで割り勘なのか納得できない。お酌、取り分け、注文など接待してるんだから奢られて当然。どうせ下心あるのに奢らないとかありえないなど


3.どう解決するか(会計が誰持ちか決まっていない場合

 ・個人スマホ注文、決済により、同じテーブルであっても個別注文、会計とする。

  これまでは、会計時に割り勘、男多めね、女は支払い不要などと後出しで条件が決まることが多い。しかし、店側で個別注文、会計システムを用意して

  いれば、注文前までに意思統一を図ることができる。


4.会の途中で奢りたいとか気分が変わったらどうるの

 ・バーコード決済の送金機能などを使う

  奢りたい側は、気がある、楽しかったなどの意思表示が行え、奢られる側は容易に拒否できる。

 ・できれば店側のシステムで送金や会計を同卓他人に渡せるようにするのが望ましいが、既存システムの改修などが必要。また、同じシステムで行うと、結局なあなあで

  奢り問題が発生する可能性がある。


5.最初から会計者が決まっている場合はどうするの

 ・既存タブレット注文システムは1テーブル1会計のため、これを利用する。


6.想定される問題対応

 ・個人スマホ場合電池切れで注文ができない

  → テーブルに2本程度充電ケーブルを用意する。貸し出す。電気代はかかるが施設投資はほぼない。

    無断充電による電気代が気になる場合、料金に転嫁するか、有償貸与バッテリーを用意する。

    施設投資必要だが、自動化できる有償貸与バッテリ方式個人的にはおすすめ

 ・スマホ触った手で食事するのは不衛生

  → 大体の人はすでにやってるから実害はない。

    潔癖の人のために、除菌液やシートを用意する。(そもそも気にするぐらいなら自分で用意しろとは思うが、ここは店側のブランド構築など費用対効果みて決定すべき項目)

 ・スマホべたべた触っててコミュニケーションにならなくないか

  → 今もそんなに変わらない。

    ちゃんコミュニケーションとれる人は注文でスマホ触るぐらいでは問題とならない。なんならこれどう。(料理自分スマホデータ)などと会話の端緒とすることができる可能性もある。


7.副次的効果

 ・完全個別会計になることで、飲み負け、割り負けなどの不公平感がなくなる。

 ・飲み放題は除くが、自分で注文する必要があることから前後不覚となるまで飲むことが少なくなる。



以上、ご意見お待ちします。。システム化したいならご自由にどうぞ

2023-10-03

おねショタ金融危機

 すべての始まりイーロン・マスク。人を騒がせることしか考えないあの男は「おねショタこそが至高!」と言い放ち、旧Twitterをざわつかせた。しかし、事態はそれだけに留まらなかった。

 イーロン・マスクおねショタを推奨するため、旧Twitterであらゆるおねショタ特別報奨金を支払うことを宣言した。そして、有言実行イーロン・マスクは実際に金を支払い始めた。旧TwitterBlueのインプレッションおねショタだけ特別報奨金のため極めて高く設定され、およそ旧100ReTweet、つまりちょっとバズるだけ、一ヶ月の給料分ぐらい稼げてしまった。

 おねショタ時代到来である。すべてのジャンルおねショタ支配される。気骨のある者を除き、あらゆる者がおねショタ大海へ向けて漕ぎ出した。

 イラストマンガ小説アニメーションゲームメタバース写真ショートムービー創作ジャンルだけにとどまらず、ネタツイまでおねショタに染まった。普段ツイートさえもおねショタが徐々に侵食し始めた。旧TwitterはXではなく、おねXショタと呼ばれるようになった。

 ここで少し冷静に立ち止まって考えてみてほしい。金のない旧Twitterにそこまでの報酬が支払えるだろうか? 否、払えるはずもない。

 では何が起こっていたのだろう。イーロン・マスクおねショタ宣言をする三ヶ月前、新しい仮想通貨ICOした。その名もONESHOTA COIN。開発したのは中東企業。バックには大富豪がいると噂されている。公開当時は中東富豪世界ネタ提供してくれた、程度の認識しかなく、ONESHOTA COINが活発に取引されることもなく忘れられようとしていた。

 事態を動かしたのは、イーロン・マスクである。彼はおねショタ宣言と同時にONESHOTA COINを買い占めた。ONESHOTA COINはイーロン・マスクの買い占めだけで23倍暴騰し、そして、二日後にはその半値まで暴落した。しかイーロン・マスクは動じなかった。おねショタ宣言以降、宣言通りに特別報奨金を支払い続け、おねショタの普及を推進し続けた。

 世間風向きだんだんと変わってくる。おねショタいけるんじゃね? そういう意見が増えるに連れ、ONESHOTA COINは暴騰をしてイーロンマスクの買値から数千倍の価格がついた。おねショタ特別報奨金はONESHOTA COINの売却益から賄われるようになった。

 世界おねショタ人気を決定付ける作品インドから出現する。「OOOXSSS」インド近未来おねショタSFである十三少年二十八歳の美女インドはおろか世界の命運をかけて戦い、愛し合い、歌い、踊る感動の超大作。全世界で大ヒットし、世界中の興行収入記録を更新しまくった。

 ONESHOTAは世界合言葉になった。ハリウッドでも大量のおねショタ映画が作られた。世界中でショタ俳優が発掘された。日本の古いおねショタ小説世界中で翻訳され、ついにノーベル賞候補上りつめた。おねショタホテルが作られ、おねショタリゾートもできた。おねショタバスが地を駆け、おねショタ飛行機が空を舞う。おねショタコラボ食品大量生産され人々は日々おねショタを食べる。

 おねショタは一つのジャンルを超え、普遍性を獲得していった。おねショタがあることが普通になった。飽きるという概念さえ超越したかに思われた。全ては順調、かに思われた。

 かつて、おねショタバブルは遠くない未来崩壊すると警告する経済学者話題になった。同じようなことを言う専門家は山のようにいた。しかし、おねショタ作品は作られ続け、世界中で愛され続け、経済を回し続けた。そこには実体があった。バブルではなかった。そう思われていた。

 終わりの始まりは、「OOOXSSS」の主演俳優が十五歳の時だった。主演の彼は世界で引っ張りだこの俳優になっていて、パパラッチからいかけられるようになっていた。彼は同級生女の子と付き合っているのをスクープされた。記者が「二十八歳の女性とは付き合わないの?」と聞くと、彼は笑いながら答えた。

「やだよ。そんなオバさん」

 この言葉世界中を駆け巡った時、何かが壊れたのだ。それはおねショタという幻想かもしれないし、パンパンに膨らみ切ったバブルかもしれない。世界中の人々に冷や水ぶっかけおねショタという夢からの目覚めをもたらした。

 終わったのだ。

 ONESHOTA COINは2日で63%暴落した。暴落は止まらず売りが売りを呼び、誰もその恐怖を制御できず、最終的に8日間で99.58%下落した。

ONESHOTA COINはビットコインに並ぶほどの規模になっており、それだけの資産が消え去ると何が起きるか? 連鎖的に仮想通貨が大暴落する。それは恐怖からまれた売りと、システム化されたロスカットと、ONESHOTA COINの損失を埋めるための換金と、暴落による強制ロスカット連鎖によってもたらされる。仮想通貨市場は完全に焼け野原になり、多数の個人投資家人生破滅させ、いくつかの投資ファンドが消えていった。

 さらに、地獄業火株式市場にも飛び火し、仮想通貨取引所の株が叩き売られ、ONESHOTA COINを保有していた会社の株も投げられ、ビットコイン保有会社も売られ、連想ゲームと恐怖と噂とロスカット追証とさまざまな思惑と無謀と強欲と狂気を巻き込んで株式市場は全世界で壮大にクラッシュして、バカ人生クラッシュさせ、為替商品市場も巻き込んでめちゃくちゃな騒ぎになり、最終的に日本では「おねショタショック」というありきたりな名前で落ち着くことになった。

ONESHOTA COINの下落がピークに達した時、イーロン・マスクおねショタ特別報奨金の停止を宣言する。

お祭りおしまいだ。楽しかっただろう?」

 こうして、おねショタをめぐる熱狂イーロン・マスクで始まりイーロン・マスクで終わった。しかし、作品が残ったことは確かで、それは紛れもない事実であったが、冷静になった人々はこれらの作品群の何が面白いのか理解できなくなっていた。それはきっと数百年後アーカイブを漁る人類の子孫たちを困惑させることになるだろう。

 ところで、私は近々はてサ金玉仮想通貨を作って一儲けしようと企んでいる。HKCという名前で売り出すので、私がイーロン・マスクに話を持ちかける前に買っておくといい。

2023-09-21

anond:20230921143415

大手アプリで配布しないと意味ないだろ

インストールしてる既存客だけ相手にする系?

大手アプリでそんなサービスやってるか、やってたとしても利用料金どうなるかとかわからんなあ

管理っつうかシステム化ってのが正しい表現だったかもしれん。そこはすまん

2023-09-17

おニャン子クラブばかり批判されがちだけど、露悪的な表現で一瞬だけ流行ったおニャン子より、入念なシステム化で十年以上続き、組織を巨大化させたAKBのほうが悪質度は上だと思う

2023-09-07

役所系入札案件

https://delete-all.hatenablog.com/entry/2023/09/07/000000

言っている事は分かる

ブコメでも勇ましい声が上がっている

業務システム化

文書電子化

道路工事

給食請負

介護施設管理

道の駅管理

結構いろんなものが「入札」という形で外部委託される

金額面だけじゃなく、管理業者が変わる事でのトラブルもある

サーモンパーク千歳記憶に新しいだろう

入札案件は大抵、すでに受けている業者が有利だ

どういう項目が必要で、何にお金がかかり、どこで調整すればいいか知っているか

ちなみに、エントリ文書電子化案件でも、金額を調べてみると、上と下で字義通りの「桁違い」で応札されている

それなりの企業が1千万応札しているのに、200万とかで応札したところは、さてどうやって帳尻合わせをするのか

まだ円が強く、日本経済大国だった頃なら、中国委託するなどが普通に行われていた

うん、なんか思い出すものがあるね

システム案件の「1円入札」事件では公取委が警告してる


今回「ホーユー」の破綻劇の結果、【子供給食を食べられない】という悲劇が公開されたことで、役所突き上げる御仁が多いが

相見積もりと違って、入札は法によって結構厳しく制限されている

考えてみて欲しい

ABC三社が金額提示、C社が安いが、B社がそこそこの値段の時

C社が不安からB社にしようというのを「役所に許した場合」の弊害

安く応札した企業を弾くのは、それなりの根拠が居る

独禁法の考え方

最低入札価格等を決定することが違反とされるのは、その行為が行われた理由いかんを問わないのであって、妥当価格水準にするためとか、対象となる商品又は役務の質を確保するためとか、不当な低価格受注を防止するためといった理由によって正当化されるものではない

排除方向性としては不当廉売ダンピング)での違法性を問う方向になるだろう

ガイドラインでもそれが示されているが…

ソレ(応札会社ダンピング違法性の追求)は果たして、ただ携わる事になっただけの1役人が、事業開始前の「事前に」行うべき事なのだろうか……



https://anond.hatelabo.jp/20230908193107

アホじゃないかと思う

2023-09-01

anond:20230831215139

まだ日本ではそこまで、だけど、中国ではデリバリーがすごいよね。

何でも届けてもらえる。ものすごくシステム化効率化されている。

2023-08-06

anond:20230806140641

今、大問題になってるのは保険証電子化することじゃなくて紐付けの方だよ

保険証自体は、すでにシステム化されてるからそこを拡張するような形なら問題ないけど、別システムマイナンバーデータを一体化しようとしてるから、うまく行かずにゴチャっとしてるわけよ

から念のために紙の保険証バックアップとして平行運用すればいいし、齟齬があれば紙の保険証を優先するとかにすればいいのに、なぜか廃止しようとしてるし意味わからん

2023-07-02

anond:20230702082058

大手ハウスメーカーで変なことしないで高気密・高断熱・高メンテナンス意識すれば、

昔よりは修繕費を抑えられるは嘘じゃないよ

 

ただ、

 

 

まぁ、フツーに予算的に無理なんで、それなりにメンテナンス費用かると思っていいですわ

2023-07-01

マイナカードトラブル

マイナンバーカード保険証でいま起こっている問題マイナ活用未来

https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/suzukij/1512731.html

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.watch.impress.co.jp/docs/series/suzukij/1512731.html

ブコメを読んで思ったのだが、特徴的だな

トップブコメあたりの

"こうした交付時のミスは現状の保険証世界でも少なから存在していたと考えており、表にされなかったために認知されていなかっただけというのが筆者の意見だ。" ほんこれ

年金問題を考えれば「ミスに気付けるだけでもすごい前進」なんだが、政権批判と絡んで「100%の完全成功以外は認めません、全部致命的で論外な失敗です、さぁ国や行政を叩きましょ」ってなる人が居てゲンナリする。

みたいな意見

この問題になると政府のやっている事に問題は無く、それは間違いのない事であり多少の瑕疵は起こりうる事でそれについてゴチャゴチャ言う方が問題であり時代遅れ老害であると言う人が必ず出てくるね。

みたいな意見

問題問題だが」という方向性意見を「問題は無く」「間違いのない事」と主張されてるように捻じ曲げないと批判できないのは、流石に格好悪い

会社会議するときとか、どんな感じなんだろうな

システム屋のやっている事に問題は無く、それは間違いのない事であり多少の瑕疵は起こりうる事でそれについてゴチャゴチャ言う方が問題であり時代遅れ老害であるってことですか、これじゃ意見も言えやしない

とか揶揄するんですかね?





個人的には、富士通印刷問題とかダセェなって思うし

現場が追いついてない保険証問題とかもやべぇなって思ってるけども

からといって「ナンバーレスしろ」はぬるぬるな偽造させろ(もしくは国家負担認証必要な全現場に端末ばらまけ)と言ってるようにしか聞こえん

そもそもアナログの時点で違っていた(認知されていなかっただけ)問題とか、多重な要素を含み

やっとデジタル化が始まって、洗い出しが始まったとこじゃないかとか思うんだよね

ミスについてのリカバリー問題にする人もいるが

これまでの「リカバリー」は、本人精査ができないから全部スルー、だったんだよね

これまでは金が出るから病院側が気にしていなかった(無視してた)から他人受診するなんていくらでもあったろうに

システム化されたら問答無用門前払いをして、マスメディア被害者顔で「これはもんだいですょ」と語る医療関係者も、なんか違うって思うんだよね


2023-06-19

anond:20230619213826

間接部門システム化されてない・・・とかそういうことでもなさそう

単純に忙しすぎて悪循環なのでは?

管理してない管理職をシメよう

2023-06-16

anond:20230616133408

ブコメを見ながら思うんだが

なんでシステム化しないんだ?みたいなクソは

名寄せの恐ろしさ知らんのだろ?

情報統合するとしたらば、【双方を】きっちりとシステム化した上で

二段階認証のようなものを導入し

本人の自己責任作業してもらうよりないぞ

マイナンバーは初手からパスワード必要だが

年金システム健康保険システムも、全部パスワードを払い出して

本人認証の仕組みを作り

自己責任で】統合してもらう

上手く行くとは到底思えねぇな

んで、統合が遅々として進まなかったらそれにも文句言うんだろ?

クソだから




あと、マイナンバーに噛みついてた左巻きのアホ垢が

これにも噛み付いてるが

て・めぇ・ら・の・せ・い・だよ

民主主義の敗北

民主主義というのは要するに「何も決まらない」という状態システム化することで安定を図るものであって決して正義システムであるわけではなく妥協産物である。いま世界民主主義権化アメリカであり多数の非民主主義国家CIAを送り込んで内部から破壊工作を図るなどをしている。そんなアメリカを見ると分かるが民主主義オワコンである。未だにメートル法でない大国アメリカしかない。未だに紙の規格も狂ったものを使っている。チップ制度を無くすことができない。銃を無くすことができない。国民皆保険も無い。民主主義のおかげで何も決まらいからだ。

2023-06-07

anond:20230607163332

さっくりまとめんたんで他の人もどうぞ

規則リズムで、しかし短い間隔でリビングに響くその音を聞いていると、30分も経たないうちにまるで面白半分に自分の頭を蹴られているような気分になり

↓↓↓↓↓↓

そのうち、夜に公園に来るすべての人間バカに思えてくるようになった。

↓↓↓↓↓↓

警備システム化した神経は、最早日中の音ですら気になるようになってしまったのだ。

↓↓↓↓↓↓

今はまだ俺が愛おしく思っている小さな子供たちすら、今後は煩わしくなっていくのかもしれない。

https://anond.hatelabo.jp/20230607183402

公園クレーマーの俺が公園クレーマーの考えてることを書くぞ

子供家族連れで賑わう公園が突然の閉鎖。そのきっかけは、子供の声がうるさいという近隣住民からクレームだった」


そんなニュースを聞いてあなたはどう思う?
――そいつは何て心の狭いやつなんだ!せっかくの遊び場を、どうせ使いもしない奴が文句言いやがって!
――死にゆく老人がこれからを担う子供の遊び場を奪うな!
そう感じるだろう?俺も同感だ
子供はしっかり外で走り回り、きゃっきゃと声を上げ、草や土を掴み、全力で遊ぶのが何よりだ。本当に心からそう思う。
だが、そんな俺も公園管理する市に対してクレームを入れたことのある1人なんだ。勿論、騒音について。
まりから見れば、俺は「公園で大きな声を上げて遊ぶ子供を愛しながら許容しない」不思議存在だということになる。


日本各地にあるこの問題、まず確実に言えることがある。
公園クレーマーと非公園クレーマーが見ている公園の姿は違う」。
そして、「現状、公園クレーマーたちはクレームを上手に世間に伝えられていない」。


次に、これを読んでいるあなたが「公園クレーマーってちょっとオカシイよね」と思っていることを前提に、以下の事実を列挙したい。
公園クレーマーは必ずしも子供の声が無条件に嫌いな偏屈ジジイではない。
・非公園クレーマー公園クレーマー化するのは、一部の非常識利用者のせいである。
非常識利用者だけを除外する仕組みを、行政は持ち合わせていない。よって、公園クレーマーは全ての利用者を敵視するしかなくなる。
公園クレーマーは、クレームをつける行為に負い目がある。


さて、じゃあ早速冒頭の文章ニュース原稿だとして、続きを想像してみよう。
――子供家族連れで賑わう公園が突然の閉鎖。そのきっかけは、子供の声がうるさいという近隣住民からクレームだった。
とすれば、次に来るのは男性ナレーションの低音ボイスであえて野暮ったく読み上げられる次の語句だ。
――「子供の声が、うるさい」
その次は行政記者会見のシーン。
――「近隣の方との話し合いを続けてまいりましたが、双方の納得には至らず、やむを得ず閉鎖の判断を致しました」
で、そこから問題だ。恐らくここで、普段公園の様子か、或いはイメージ映像などで、元気よく遊ぶ小さな子供たちが映し出されることになる。
――「家族連れで賑わう平和公園で、何が?」


これが大問題なんだ。
少なくとも俺は、こうした元気よく遊ぶ小学生保育園児、幼稚園児は、好きなんだ!癒される!
きゃっきゃきゃっきゃと楽しそうにおいかけっこをして、たまにミ゛ャー!と寄声を発して、あーあーと泣き出して、しばらくすれば何でもなかったかのようにまたギャーギャーと走り回って…
から平和を感じるんだ。
精一杯走りたまえ。あーあー、転んじゃって。大丈夫
俺はこれを、うるさいとは思ってはいないんだ。


じゃあ、「子供の声がうるさい」と言ったクレーマー気持ちはなんなんだ?
俺はそのクレーマー気持ち理解しようと努めることができる。恐らくその人も、最初からそれがダメだったわけではないんだ。「ダメになった」んだ。


(一応補足しておくが、この日記では「俺」と「公園クレーマー」という主語をほぼ同一として扱う。いわゆる「主語がでかい状態だが、便宜上許して欲しい)


俺が公園クレーマーになった原初きっかけは、とある夜のことだった。
当然すぎて端折っていたが、俺の家の目の前には公園がある。住所はとりあえず北関東ということでボカさせてほしい。
大きくはないが、追いかけっこは勿論、キャッチボールフットサルくらいなら十分できる広さがある。
2階の窓からすぐ見下ろせるところにベンチがある。そこに、夜な夜な中学生高校生くらいの男子連中がたむろし、談笑しながらボール遊びをするようになった。


変声期を終えた男子の声は、かなり通る。そして、ボール遊びの中でもとりわけサッカーボールを蹴る音というのも、実はかなーり、通る。
少なくとも俺の家の窓は全く防音性という面で貢献しなかった。
ボンボン。ギャハハ。ボンボス。ギャハハ。ボン
規則リズムで、しかし短い間隔でリビングに響くその音を聞いていると、30分も経たないうちにまるで面白半分に自分の頭を蹴られているような気分になり、怒りが湧いてくる。


ここで、自明事実を書く。
こうしたたむろ連中は、必ずしも「迷惑をかけるつもりで」やってはいない。
彼らは、「自分達の発している音が、目の前の家の中にまで達していることを想像できない」のである
壁を隔てた向こうに、自分たちの存在が察知されていることを知らないのである
これは誰しもが陥りがちなこであるが、どうも人間と言うのは「見えていないならば聞こえていない」と認識しがちである
自分から見て、近くの家の中など当然透視はできない。ならば聴覚も届かぬ場所である錯覚するのだ。
要は、「想像できないことは認知できない」のである


結局その日は警察を呼び、お帰り願った。(夜9時台だったので世間一般的にも迷惑案件だと判断した)
翌朝、その場所にはペットボトルカップ麺などの大量のゴミが散乱していた。


夜の騒音はその日で終わらなかった。
ここでのポイントは、「同じ連中が毎晩たむろしに来るわけではない」ことである
とにかく色んな人が来る。
金もなく公園に行くしかないカップル
しか時間が取れないのであろう、子供を引き連れてバッティング指南をするおっさん
花火をしに来た家族連れ。
先程の件と別の男子学生グループは幾つもいた。
中には缶チューハイ酒盛りする中学生男女グループというのもいた。世の中的に見れば全く珍しくもない、可愛い非行一種だが、目の前で見せつけられるのはさすがに弱った。


そしていずれの人達も、当人らが思っている以上にその声や動作音は聞こえてきた。
中にはTikTok流行りの動画大音量で流す奴もいた。
ただ、それですら、彼らはこちらのことを認識していないのである
単に「流行りの音楽を好きな音量で鳴らす俺」という環境を欲しているのであり、それが他者に聞こえているとは思っていないか、考えたこともない。
彼らにとって俺の家は書き割りの背景と同じなのである


そのうち、夜に公園に来るすべての人間バカに思えてくるようになった。
先ほど書いた通り、「自分の出した音がどのくらい遠くまで聞こえているか」「それが思いもよらぬ誰かの耳に届いているか」というのは「想像力」の話である
なので、彼らは「想像力の無いバカ達」だということになる。
一方こちらは常に公園の音が耳に入ってくる。
自分の感知エリアの中に公共の場があるのだ。自分の感知エリアの中にバカが入り込んでくる可能性が常時あるのだ!
これは結構大変なことで、つまり自分自身が「公園24時間警備システム化」してしまったのである


これは良くないと思い、市に電話を入れた。
クレームではない。「夜間の大声やボール遊びを禁じる看板を立てられないか」という要望としてだ。
あくま自分要望のつもりだったんですがねえ」と言い訳したいのではなく、あらゆる体裁において実際要望として伝えた。
いわゆる公園クレーマーとしての立場になりたいわけではないし、日中の利用のマナーは良く感じているというようなこともできるだけ言った。
結果、1週間内には夜間早朝のボール遊びや集会騒音を立てる行為はご遠慮ください、といった旨の即席看板が立った。


この看板にはある程度の効果があった。
ありがたいことに地域の全体的な民度は低くなく、夜の利用者がこの看板を見て「もう1個の広い公園行こうか」などと発言する様子も見られた。
だが、それでも無視する者も少なくなかった。


そして、俺ももう手遅れだった。
警備システム化した神経は、最早日中の音ですら気になるようになってしまったのだ。
常時テレワークであるため、在宅せざるを得ない中、ボールを蹴る音や子供の騒ぎ立てる音が聞こえる。
いや、それでもやはり冒頭書いたような、「小さな天使のように朗らかな子供たちの駆ける音」は何の問題もなかった。
中高生男子の声とサッカーボールの音が、いかにもたむろ連中を想起してしまい、聞くだけで頭痛がするようになった。


大半の少年たちは育ちが良く、騒ぎ立てはするものの、辺りが暗くなればささっと帰ってくれる。
だが恐ろしいことに、「そもそもいること」が許せなくなった。夕陽が沈みかけ、薄暗くなったあたりで「早く帰れ早く帰れ」と念じるようになった。
そして――どうにかベンチを撤去出来ないか?一部の区画だけでも閉鎖できないか
いつしかクレーム」を入れるようになったのだ。


ここで、非公園クレーマーであろうあなた方に問いたい。
あなた想像する公園クレーマーが「子供の声がうるさい」と言った時、あなた想像する声の主はどんな姿だろうか?
小学生や、幼児たちを想像していないだろうか?
そのうえで「まさかこんな子供たちを排除するなんて!」と憤っていないだろうか?
また、「勝手に昼間で想像している」のではないだろうか?
違うのだ。
もう少し上の年齢の、「自我が目覚め、夜遊びもしたい、生意気盛りの子供たち」なのだ
そして、俺には今自宅の目の前にいる利用者が「良い利用者」なのか「悪い利用者」なのか判別がつかない。
全ての音を拾うしかないのだ。
そうなれば俺が言うことはただひとつ、「子供の声がうるさいんだ」である
しかしその言葉から逆引きされる「子供」とこちらのいう「子供」には隔たりがあるし、経緯はいっさい伝わらない。


さて、そろそろあなたには幾つかの疑問、というより「ツッコミ」が生じていることだろう。
――引っ越せばいいのでは?
――家の防音性能を上げればいいのでは?
――イヤホンとか耳栓でなんとかならない?
――他の住民が気にしてないなら気にし過ぎなのでは?


まずこれらの疑問は、論理的である
だが、解決ではない。


引っ越しはそう簡単にできるものではない。膨大なローンが残っているし、自分ひとりの問題ではなく家族を巻き込んだ話になる。
窓を増設するという手がある。しかしこれも公園に面した各窓に処置するだけで100万円はカタい。マインクラフトみたいに素材があればポンと設置できるものではない。
イヤホン耳栓というのは応急処置として有効であるしかし「自分の家で行動を制限される」ストレスの方が強い。なぜ自分の家で、家族との会話もシャットアウトし外界の音に我慢させられているのか、ということになる。
それに、これはまた派生的な「症状」なのだが、俺のようになると音だけでなく「窓を開けたら人がいる」という状況ですら悩みの対象になるのだ。目の前のバカがいつバカをやり出すかわからない恐怖が発生してしまうのだ。
大体、「夜間の集会はご遠慮ください」という看板がある状況で集まっている時点でそいつルール自己都合で無視できる人間なのは確定しているのである
そんな奴が自宅から10m強先にいること自体ストレスになってくるのだ。


そして最後
ここがまた、公園クレーマーと非公園クレーマーの隔たりの原因である


公園クレーマーとは、恥ずかしいものなのだ
だって公園は良いものである、という世間認識があるのだから
そして既に、公園クレームを入れるのは「わからずやの偏屈ジジイ」だとする一般通念があるのだから
だって、もし街を歩いていてテレビ取材にあたり、「公園クレームを入れるのってどう思いますか?」と聞かれたら、
「ウフ、うん、まあその、公園って子供たちがねえ、元気よく遊び回る場所からねえ、その、それをねえ…」
などと口ごもるだろう。
「アッ、こいつ公園クレーマーの仲間だぞ!」と思われたくないので。
らくだが、インタビュー公園騒音肯定的に捉えている人の中にも、「実は参ってるんだけどね…」という人がいる可能性はゼロではないと思う。
こうして、公園クレーマーの印象は「誰にも理解できないキチ○イ」へとどんどん先鋭化されていく。


とはいえ、この日記では解決策を示して欲しいわけではない。
あくま公園クレーマーとは何なのかを公園クレーマー立場から書いているだけである


ということで長くなったが、それでも、俺のような公園クレーマーに対して「偏屈」「気にし過ぎ」と感じる人は多いだろう。
それはそれで問題ない。何せ事実、神経過敏になっている。
最早俺は、バカが来て騒音を出すのがダメなのではなく「常にバカが来て騒音を出す可能性がある」ことがダメになっている。
しかすると、今はまだ俺が愛おしく思っている小さな子供たちすら、今後は煩わしくなっていくのかもしれない。
そうなれば、次にニュースに登場し、世間から罵られるのは俺ということになるだろう。


だが、非クレーマーたる皆さんには、少しだけ想像をしてもらえないだろうか。
あなたイメージする「公園」「公園騒音」は、クレーマーの思うそれとは時間帯も対象人物も在り方も違っていないだろうか。
また、あなた公園の目の前には住んでいないのではないだろうか。
ならば、「自分が自宅に居ながら公共の場の音を感知する警備システム化する」という感覚を知らないはずである


何も公園クレーマー理解しろとは言わない。
ご推察の通り、精神疾患的な症状は少なからずあるので、そこを含めて理解しろというのは傲慢であろう。
ただ、公園騒音という社会問題について何か語ろうと言う時、少しだけ、想像をしてほしいのである


最後に余談として。
あなた方が考えるツッコミにはもう一例あると思う。
――自分若い時もやんちゃしたのに、今の若い子のそれは許せないの?


これはこれでデカテーマなので書くなら別の日記として書くべきだろうことだが、正直に言えば「許せない」が「心の慰めにはなっている」という程度だろうか。
俺も学生のころ、男子連中で友人の家に寝泊まりし、近くの公園バカ騒ぎした記憶がある。
下校時に彼女を連れ立って、公園の木の陰でいい思いをしたこともある。
迷惑をかけたし、その近隣の住民我慢を強いたうえで「仕方なく許された」のが今の俺であることは解る。
実際それらは個人的には「いい思い出」として処理されているし、懐かしく思うこともある。


だが、「ならば自分も許そう」はそもそも道理でない。単に個人思想一種しかない。
あえて極端な例を言えば、過去ゲーム感覚万引きをした経験のあるヤンチャ坊主が成長して小売店店長になったとして、自分の店の万引き犯に対して「でも自分もやったことだしなあ」と許せるかという話である
学生の頃イジメを働いた人間社会人になって会社イジメられて「でも俺もイジメっ子だったしなあ」となるかという話である
そういう因果律人生を捉える人がいてもいいが、それがイコール正しい考え方ではない。


何を言いたいかというと、そのツッコミだけは「効果的でない」ということだ。

2023-05-27

anond:20230526161343

人によって考え方が違いすぎるのがダルいわ。

ルールブックの存在しないゲーム人間一人ずつに対してやらされてるような感じ。

これがまさに「察しない男はクズ」「勝手に盛り上がって恋愛関係になれると勘違いすんな」の無敵矛盾に繋がるんだよなあ。

仕事の進め方をシステム化せずに人間に委ねるとこれが無限に連なって全部メチャクチャになる。

業務マニュアルを整理するのが大切になるのはここにある。

夫婦間でツーカーさえ出来ねえのに他人がウジャウジャ集まって察してでルールが広まるかよ。

ガキが空き地でやるサッカーじゃねえんだぞ

2023-05-17

anond:20230516182513

お疲れさんです。

転職活動するにはある程度の時間的余裕が必要だよね。そんで、そういう余裕がないときこそ、洗脳状態というか頭がまともに働いていない事が多いから、それを繰り返しているんだと思う。

転職したいと客観的に見えてる増田はまだ正気なように見える。

時間が無いのはデフォとして、とりあえずエージェント相談してみたらどうか。それもドライ対応してくれる大手エージェントが良いと思う。

大手エージェント場合時間調整などがシステム化されていて直接のやりとりがいらないので、転職活動スケジュール管理がしやすいよ。

2023-05-15

地方自治体システム開発の実情

地方自治体システム開発は大体2パターンある

もちろん公募で入札となるのだがなかなか闇が深い。特に後者だ。

前者の場合、腐っても大手なので知識経験が多く価格は調整しやすい(ただ知識経験に疑問を持つ出来事ちょっとから散見されている)

しか大手政令指定都市とかデカいとこには手を出すが町レベルになるとなかなか手を出さない。大半のシステム会社はそういう自治体に入札して他社営業の際に紹介するの実績にしようと思う。

自分の務める会社もある地方自治体システムの入札に参加し結構な最終まで進んだが結果は通らなかった。取ったのは我々から見ても四半世紀レベルの出来損ないシステムをその自治体に納品し、未だに御用聞きレベルで面倒見ている地元システム会社だった。そしてその内容は弊社とほぼ同じで価格けがあちらの方が安かったのだ。

提示されていた地域課題テーマがある程度大雑把だったとはいえ余りの一致っぷりに「結局都会のシステム会社安値ITコンサルさせて要件インフラ周りの設計が分かったら付き合いのある会社に流して入札させてるのかな?」と思ったが真実は闇の中。ただ技術力が無いのかたいしたことないシステムなのに結構時間かけて実証実験適当に本番稼働した挙句エラー出してたのでウチの内容理解できなかったのかなと少し同情もした。

そんな感じで地方自治体システム化なんて当分は勘弁。そして進まないのは利権でズブズブな為なんで便利な生活したければ市民監視が厳しい大都市移住しよう。デジタル庁の旗振りも大変だろうな。

2023-05-14

anond:20230514102234

プログラマ的な仕事をしているが現在DX化の仕事を推進中

これはいろんな理由があるが人手不足を解消するために多くの業務電子システム化する事も目的の一つ

まり、ありとあらゆる職業をたくさんの人材を雇わなくて大丈夫状態に変えていってる

雇用削減に貢献してるんだよね。

でもまあそもそも人手不足で雇えない状態が先にあるんだから

誰かが就くはずだった仕事を潰しているかというと、微妙

2023-04-20

からDXてのは既存業務棚卸見直しが根幹なんだとあれほど言っただろ

増田でこの話題が盛り上がるのも何回目かって感じだ。去年俺が書いたのもプチバズってたし。

デジタルトランスフォーメーションっていうと「企業ビジネス環境の激しい変化に対応し、データデジタル技術活用して、顧客社会ニーズを基に、製品サービスビジネスモデルを変革するとともに、業務のものや、組織プロセス企業文化風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」が定義だそうだ。これを日常業務レベルまで落として話すと「人間がやらなくてもいい作業を割り出してそれを何らかの技術を用いてコンピュータやらせる」こととなり「そういうことに積極的雰囲気企業文化に変えようぜ」ということになる。

経営者ITに対する理解知識ぶっちゃけそんなに無くてもいいんだよ(程度問題はあるが)。必要なのは「省力化」による「コスト削減」または「自動化」による「ミスの削減・予防」をどんだけ本気でやる意識があるかどうかってところ。強いて言うなら「ITイニシャルランニングも金がかかる」という点だけ理解していてくれればそれでよい。

大事なのは経営者もいち従業員も、日頃から業務問題意識持ってて「これって何とかならないのかなー」とか考えてること。

わかりやすいのがペーパーレス化とかだが、例えばワークフローのペーパーレス化って要するに「承認プロセス効率化」がキモからシステム化したら効率落ちたとかにならんように皆で考えないといけない。将来の効率化のために今は手間暇かけて頑張ろうって話。

純粋に紙の伝票とかをやめようぜって話ならそれによって保管スペースの維持管理費を下げるのが目標で、そのためには皆ちょっと手間かけようよって話になる。

書類のペーパーレス化ってのは実務レベルだとぶっちゃけあん効率化にはならないので、効率化としてペーパーレスしたいって目標が間違ってると思う。

なおここで手間暇かけて改善を考えるような労働者は実はレアであり大半の人間は「今までこれでやれてきたんだからいーじゃん」となり、そんくらいの消極的態度ならまだマシで、なんなら変革の妨害をし始める。

なお効率化の最終目標人件費削減and/or業務拡大なので、そもそもそうするつもりのない経営者ならやらん方がいい。

anond:20230419201640

2023-03-17

メモ支援する側とされる側の関係のありかたの問題がよく語られる。

大事問題だとも言えるし、そこの難しさなんて誰でも知ってることで大事なのはその先の具体策をどうするかだ、とも言える。

支援に携わる個人の心構えとか態度とか人間性の話に矮小化してはならない。

一番大事なのは組織的に動くこと。

困難を抱えた当事者SOSを出しにくいのは、当人にとっての重大事を知らない大人に触らせるのが怖いから…

そういうのもあるだろうが、最大の理由は「頼ったところで、何が得られるか全くわからいから」だろう。

その人が何をしてくれるかはその人がどういう人かによる。システム化されてない属人的支援だと、目をつぶって運を天に任せるつもりでないと頼れない。

どこかの国を旅行中、怪我をして病院に行きたいが、なんか病院っぽいものは見つかったが何科とかもわからないしそれ以前に医者なのか祈祷師なのかもはっきりしない…みたいな。

ふだん国内病院に行くときはそんなフワフワしたものに身を任せるわけではない。保険とか医師免許とか臨床研究とか、バックグラウンドの仕組みを信頼している。

困窮者支援も同じで、いったん社会一般的なレールから脱線しかかった人がどうにか身を立てるまでのリカバリールートいかに具体的に示せるか、提供できるか。

そのシステム構築と運用のためのチームワークが死活的に重要。一つの団体の中の話じゃなくて行政や団体や個人社会のチームワーク。そのために自分にできることはなにかと考えるべき。個人スタンドプレー自己満足の紛い物にしかならない。

支援のための関係構築は難しい」という、それは支援の中身がはっきりせず信頼関係などできるわけがないのを糊塗しようとしてむりに非対称な(依存的な)関係を結ぼうとしている姿だったりする。信頼関係とは結果として生じるもの

2023-03-10

anond:20230310155143

単純肉体労働機械化とシステム化価値がなくなってきているし

今はその機械を動かすための人手もロボティックスとAI自動運転などで不要になりつつあるだろ。

もうすぐ使い道のない労働力としてベーシックインカムで養っておくしかなくなるんじゃないかと思う。

ANAJALシステムは同じなのに何故差がついたのか

JALが安売りセールに自社システムが耐えられなくてセール中止という事をやらかしたわけだが。(こういうのが許されるのは00年代後半までだろうよ……)

聞くところによると、ANAもその前にセールをやっていたらしい。しかし、こちらは大きな混乱なく無事終わっているそうだ。

そういえばANAは基幹システムクラウドシステム化してたよな。それが要因か?と思って調べてみると、JALANAも、すでにスペインアマデウス社が提供する、Alteaと言うクラウドシステムに移行を済ましているらしい。

JAL2014年スタート2019年移行終了

http://press.jal.co.jp/ja/release/201407/002098.html

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00581/

ANA2011年契約→延期→2021年移行終了

https://www.ana.co.jp/pr/11_0406/11-ana-amadeus0530.html

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06099/

しろ契約ANAの方が早かったが、プロジェクトとしてはJALが先行しており、ANAの方が遅かったくらいらしい。しかし、なぜここまで差がついたのか。

ただ、調べてみると、イット業界の端くれにいる俺とすると、ANAの方が情報システム系への投資妥当というか、計画であるように見える。例えば、基幹システムの移行も、JAL経営破たんによるC/Dから検討を開始ししているようだが、ANAについては2000年ごろから国内線国際線戦略的融合を目標継続的検討を進めていた、とある

また、ANA2019年に自社のDC刷新を行っている。今更クラウドじゃないの?と思えば、その頃にAWS企業事例担っているとおり、AWSなどと連携するプライベートクラウド基盤としていると言うことの様だった。

お前らどう思う?

2023-03-03

anond:20230302160309

問題は3つあって

1.エクセルおじさんと同程度、もしくは上の技能を持った人間が入ってきた場合

2.会社が潰れた場合

3.エクセルでやれる、もしくはエクセルおじさんの技能でできる範囲システム化が終了した場合

 

それぞれエクセルおじさんとしてはかなり厳しい状況になる。

おそらく現在立場を失うことになるだろう。

1,3においては元々ライン工採用だったということなので、元に戻るんじゃないかな。

2の場合は「エクセルマクロくらいしか取り柄のない無職のおじさん」という立場になり、こういうお得な零細企業を運よく見つけられなかったらバイト肉体労働となる。

 

なので他トラバでも言われているように空いた時間スキルアップを図るべき。

スキルアップしておけば職場での今の立場を長く守ることにもつながるし、転職してもっと給料をあげることができる可能性も高まるし、最悪の場合再就職の際にも多少の有利を得ることが出来る。

増田やいもげなんか見てる場合じゃない。

2023-02-04

anond:20230204162851

表をつくれ。

給与福利厚生、クビ可能性、高度なシステム化業務内容、業務の広さ、責任リモワ組織柔軟性とかの観点を決め、それぞれの会社の点数つけろ。で、それぞれに自分なりの係数をかけて足し合わせる。合計が一番高いところに決めろ。

一番大事なのは自分なりの係数。

リモワ必須なのか? 給与の何倍or何分の一 大事なんだ?

社内に高度なシステムであるのはそもそも判断基準になりえるのか?

広く薄く経験したいのか? IPO はどれだけ大事なんだ?

クビ可能性が他の100倍大事なら現職にとどまるのが一番いいとなるが、それでいいか?

表を作る過程自分判断基準を精査していくんだ。

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