「ケイト・マッキノン」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ケイト・マッキノンとは

2016-08-27

ハリウッド水準作に一瞬で吹き飛ばされたシン・ゴジラ

シン・ゴジラ最大の失敗は、ゴジラ人為的ゴジラだったことだ。

放射線被害で妻を亡くした牧教授なる人物が、日本への恨みを晴らすために

海底深くに眠るゴジラを起こしてしまったのがゴジラ出現の原因だが、

この設定によって、ゴジラ神秘性が徹底的に失われてしまった。

シン・ゴジラ人間に屈しても仕方が無いスケールの小さなゴジラなのだ

加えて、背中や尾からビームを出すのは弾幕STGの敵キャラのようなフィクション性で、

生物の実感が無い。

 

二番目の失敗は、一般市民死体を出さなかったこと。

一般市民凄惨な死に様や死体を見せないと、ゴジラ人類を恐怖に陥れている感じがしない。

事実シン・ゴジラでは日本官邸ゴジラしか存在しないかのような箱庭感があった。

 

芸能人アニメライターらがシン・ゴジラを絶賛する一方、インテリ教養人らは慎重な態度を見せている。

この市井の反応がシン・ゴジラ価値を表しているのではないか

 

 

シン・ゴジラの出来にもにょる一方、ゴーストバスターズ面白かった。

主役の四人は存在感が抜群で、この四人で女版Aチームを作ってほしいぐらいだ。

クリスティン・ウィグは可愛いし、ケイト・マッキノン目力鼻力が強くてかっこよかった。

終盤のゴースト大量出現からマシュマロマン出現の流れは3Dじゃないと楽しめない感じの作りで、

2D字幕の私は置いてけぼりをくらったし、ゴーストが消えて街が元通りに再生するのは

御都合主義が過ぎると思ったが、その他は概ね満足した。

このレベル作品が当たり前のように出てくるアメリカに、卑しい日本が勝てるはずが無い。

 

キャラクターの魅力も段違いだったな。

日本エリートは爺臭いスーツで歯が汚くて個性が無くてとにかくかっこ悪い。

それに引き替えゴーストバスターズは、大学をクビになりながらも子供のころからの夢を選んで

ビビッドに生きている。地下鉄職員レスリー・ジョーンズも、自分人生を変えるきっかけを

見つけたら即座にゴーストバスターズ転職したし、その主体性と行動力が本当にかっこいい。

俺の生き方価値観ゴーストバスターズに近いから、俺は彼女らに肩入れせざるをえない。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん