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2024-02-12

主人公が変わるのってどう?

たとえばクレジット順が変わるのはタレント事務所が金だしてるとかあって

実際見たら内容は原作とは変わらんやんみたいな映画結構あるんだが…

それはわりと許容範囲なんだよ。結局商売もあるし忠実度を期待したいのは作品の中身だし。

そのなかで性別が変わるやつあるじゃん主人公がだよ。

たとえばキャプテン・マーベル

幸運なことに原作キャラを知らないので「はえー」って感じで見たんだが実は原作は男と聞くと…腹がそわそわしたんだよな。

で、この記事を書くきっかけになった理由というと…

舟を編むが実写ドラマ化されて、主人公が別のキャラになりますって情報を見たから。

見てない人に説明すると舟を編む小説原作実写映画がすでに高く評価されている。

映画とはキャストを全員変えているのだが、分かりやすキャスト名で言うと

映画版の主役は松田龍平なのだが、ドラマ版の主役は池田エライザになるのだ。

とんでもない性転換だなとか、まあ松田龍平映画なら変なのも多いしアリか?とか思えるのだが

ドラマ版の池田エライザ映画版では黒木華がやってたキャラなのだ

ちなみに松田龍平キャラ野田洋次郎がする。

オダギリジョー向井理宮﨑あおいミムラになる。

エライザは原作にいるキャラだが準主人公でもないし…。

ドラマ版相関図ではエライザが大きく主役だと分かり、野田洋次郎と並んでいる姿を確認できる。

タイトルは「舟を編む〜私、辞書つくります〜」

ダッッッs

あらすじを読めば少しは理解できる。

ドラマ物語原作の中終盤ごろから始まる。

新卒だった主人公が既に結婚中年になったころだ。

若手の社員として主人公のいる部署エライザが移動してくるというストーリー。これ自体原作の流れだ。

かにエライザを主人公のような見方をしても悪くないかもとは思う。

しか原作でよかったのは結構何にもできない主人公時間をかけて成長して後輩を持つという流れだったのだ。

これが途中から始まるわけだから主人公の成長過程シンプルには見えないわけである

どこまで原作通りに進めるかは分からないが…

これは完全に視点を変えるということになるよなと。

どう思う?正直なにが起きてるんか理解が追いついてない。

もうドラマ始まっちゃうんだが…原作映画アニメも見たけどドラマドラマどうすればいい

2024-02-11

anond:20240210101202

結局未来ことなんて分からんのよ。みんなそれっぽいこと言ってるだけ。

でもリセッションがもし来るとしたら、あるとき突然めちゃくちゃ悪い指標クレジットイベントが出てSP500とかが20%くらい暴落して、微妙に戻すような動きをしたりしつつズルズル下がっていく感じになるだろうと思う。

今悪くないからといってそれが来ないとも限らない。来るときは突然来る。でもいつ来るかはわからない。そういうもん。

海猿サイン色紙騒動について

からはてなブックマークをやってた人なら流れをうろ覚えしているだろうけど、漫画海猿』というのは昔は「原作小森陽一」とか紹介されていて、ドラマ映画がヒットしてる最中佐藤秀峰先生小学館と揉めて、原稿を引き上げて権利を取り戻したって経緯がある。

小森陽一先生海保海自などをテーマにした海洋漫画をいくつも手掛けてる漫画原作者で、『海猿』では立ち上げ時にちょっとだけ関わりあったけど原作者といえる仕事はしていないでしょって揉めた。「漫画原作者」の定義って普通は「原作小説の作者」か「ネーム脚本執筆者」かだけど、アイデア資料提供程度の仕事だったんだろうと。

映画2作目の時に主演俳優が会った「原作者」というのは小森陽一先生のほうだったのではないか。その時に編集者も帯同して「これは漫画からです」って事前に描かせてたサイン色紙を渡した光景想像できる。

その後、佐藤先生出版社と決裂し、フジテレビとも突撃取材問題トラブルとなる中で、交渉の結果、映画3作目と4作目の制作契約が結ばれ、原作者として「初めての」撮影見学に行った際に雑な対応をされて嫌な記憶を残してしまったと。

 

過去ブクマ探してたら佐藤本人がサバサバと「海猿」と小森関係を語ってる昔の記事見つかったわ。戯画化されてる「描くえもん」よりかはわかりやすい。

そもそも海猿』は「ヤングサンデー」の編集者が、当時、映像制作会社に所属していた小森陽一(『海猿』には原案取材としてクレジット)さんと知り合いになって、お互い海が好きということで、海上保安庁の話を描こうとしていた。そこで小森さんが原作文章で書いて企画会議に出して、「原作としては使えないけど、海上保安庁というのは珍しい」ということで、企画けが残っていたんです。それを編集者が「佐藤君、描いてみないか」と持ってきて、話を受けたんです。なので、僕は小森さんの書いた原作を読んでいないのですが、小森さんは自分原作者だと思っていらっしゃるようで、そこからお互い齟齬があったんですよね。

https://www.cyzo.com/2010/06/post_4787_entry.html

原案」って原作者至上主義はてなー的にはどういう位置

海猿佐藤秀峰先生が「ドラマ原作」の作者だから原作者の扱いが酷いって話になってるけど、マンガ海猿」は取材して原案を作った人が他にいて、佐藤先生はそれを翻案して漫画化した翻案者なわけじゃん。

原案とどのくらい離れたのか、もしかしたら桃太郎芥川龍之介桃太郎海底2万マイル不思議の海のナディア魔女の宅急便魔女の宅急便くらい違うかもしれないけど、もしかしたら「いいひと。」とドラマいいひと。」くらいの感じかもしれないじゃん。海保取材の労力とか考えたらわりと原案の0→1度が高そうな素材の気がする。

映像化も原案クレジットされ続けて、たぶん映画版シナリオ書くにあたっての取材元とかもけっこう原案者が寄与してそうな感じもするし、あの作品、作者と原案者の関係性(仲の良し悪しもあるけど、それ以上に、作品への寄与度)が客観的分からんとよう分からん

2024-02-10

出羽守クレジットコンタクトレス決済ガーとかわめいてて笑う

日本鉄道からしたら改札で客を1秒も立ち止まらせたらその時点で欠陥品でしかない

オートチャージでも手動チャージでも切符でも、事前に与信やリアルマネーの決済を済ませてるからこそ膨大な乗降客を止まらせずに捌ける

0.2秒で与信できるようになってから出直してきな

グラブルリリンクのEDクレジットざっと確認してた。リードとかシニアとか役職についてるのと、あと気になる職種あたりを中心にざっと

まあ元カプコン(含K2)が多すぎる。とにかくバイオモンハンに関わってた人間ばっかり

プラチナは主にグラフィック周りに多い。ニーアオートマタやらアストラルチェインやら。もちろんグラフィック周りにも元カプコンは多い。ディレクターが元プラチナなのでプラチナ勢はもっと多いのかと思ってた

たま~に元ヘキサドライブバンナムやコエテクユークスもいる

リリンクの開発が大阪Cygamesということもあり大阪ゲーム会社OBばかりだが、同じく大阪ハイエンドゲーム開発を行うスクエニ大阪出身者は見当たらない(全員はチェックしてないので中にはいそうだが)。作ってるゲームリリンクと一番近そうなのにね。やっぱスクエニ給料いいのかな~

2024-02-09

anond:20240209234249

二次創作原作者クレジットが無いという最強の線引きがあるからなぁ

公式でなにかをやる以上原作者は「関係者」だからファンに対して責任が生じてしま

2024-02-07

anond:20240206184159

結局名前クレジットされるのって責任をおっ被される役にされるってことだよね

ジャンルは違うけど原作もの仕事をしてて、自分もそんな感じ

名前が出ない仕事からまだギリギリ救われてる

2024-02-06

anond:20240206223813

その2話を自分が手掛けたことを脚本家暴露されてしまたことも

いやそもそもその2話はクレジットから脚本家名前が外されて原作者名前になってたんだが

原作者コミックスにその旨書いてたらしいし、脚本家が「暴露」したわけじゃないだろ

アニメ脚本家クリエイターじゃない

大抵の場合は。

少なくとも私は違った。

.

監督、各社プロデューサーシリーズ構成に詰められ否定され振り回され、どうにか書き上げた決定稿。

.

原作者とは一度も会ってない。

性格や好み、性別すら知らない。

担当編集が、どこまで原作者意向でどこから自分意見か分からないコメントをしてくることは何度かあった。

えっと、先生は第5稿を読んで決定稿で良いと言ってくださったんでしょうか…?

そんなこと聞けないけど。

.

数ヶ月後、コンテが送られてくる。

メールの文面を見る限り、私の意見は求められていないようだった。

ファイルを開いてみる。

…………

……………………?

自分が書いた覚えの全く無いセリフ、いなかった登場人物がいる。

え、これ、本当に私が担当した4話ですか?

もしかして私、知らないうちに降ろされてました…?

流石にそれはないか

ていうか、あの…なんかこの話…おかしくない?

前話までの話と辻褄合わないし、ここでこのキャラが出てくるのは意味不明では…

それでも私の意見は求められてないから、何もできない。

あーこの話のクレジットに「脚本 〇〇」って私の名前が載るのか…そうか…

.

さらに数ヶ月後、放送が始まった。

恐る恐る見てみると、ホン読みで決まった内容が大改変されていたのは、私だけじゃなかった。

シリーズ構成担当した1話も2話も、先輩が書いた3話も、全然全く違うストーリー

全部がめちゃくちゃ。

どうしてこうなった

そしてこれ…原作とまるっきり展開が違ってるんだけど、原作者はどう思って…

.

怖いもの見たさでパブサとエゴサの手が止まらない。

原作ファンが怒り狂ってる。

脚本家は筆を折れ」「作品に対する愛がない」「他人作品自己満オナニーするな」「アニメ化なんて無かった」「シンプルにしね」

ああ……

.

シリーズ構成、また原作クラッシャー扱いされるんだろうな…この作品でも、スタッフが公開された時、めちゃくちゃ嘆かれてたもんな…

こんな大御所になっても脚本がコンテで書き替えられるなんて、そりゃ視聴者は思わないもんな…

.

どんなに視聴者に叩かれても、何が起きてたか分かってる業界の人は仕事を回してくれる。

逆に「本当は私はこんなシナリオ書いてません、コンテで変えられたんです!」なんてSNSで書こうものなら、業界内で"めんどくさい奴”のレッテル貼られて仕事が無くなる。

それなら、まあ…黙るしかないよなあ…

.

脚本家の書いたシナリオは、表に出ない。

その後の工程の叩き台にされるだけ。

視聴者が観るのは、出来上がった作品だけ。

原作者そうかもしれない

.

アニメ脚本家はクリエイターじゃない。

2024-02-04

映画】哀れなるものたち

・脳破壊(され)おじさん

 これはアカデミー助演男優賞ノミネート納得すぎる

・そういや2人のおじさんが各々のやり方で脳破壊されとる…

・もうopから「そこらの映画とは違う」感だしてくる

こんなクレジットの出し方初めてみたオシャレや

・97%のさすがこの監督や…!という気持ち

3%のヤギかわいそう…でもこの行動は監督思想が反映されての行動だからそこに関しては監督と考え方がちょっと違った部分であって駄作という訳では決して無い…ロブスターとか女王陛下監督畜生観はなんとなくわかってたやろ…!ヤギだって群れで行動してたら「俺なんか他の個体と色々ちがくね?」で病むとかわいそうだけど恐らく邸宅内で比較対象なく終生飼育からまあええか…というきもち

・紛うことなオサレで眼福映画だがテーマは何だろうアートメインの映画かな?と思ったら格差貧困女性自身の性の主体性選択権を持ち自立して生きるという予想以上に社会派テーマだったし説教臭くなく手段目的になってないヨルラン監督、流石だぜえ!の映画だった

・おじさんが脳破壊される途中は「男女の恋愛機微、よくわかんない…」ってみてたけど格差社会〜のくだりけら「おおっ」となってパリから「なるほどそんな感じのテーマ映画か目茶苦茶今な感じのテーマやんな」ってなった

格差社会×労働×階級上下がまんま物理的にも上下とかそのへん逆転のトライアングル連想した

理解ある彼くんに逆プロポーズのくだりで「よかったね…!」という気持ちと同時に湧いた「性に奔放なのは選択の自由として行動に伴うリスク(性病)は?」に即質問で回収しててよかった

理解ある彼くんと努力が素直に反映される優秀な頭脳があれば…叶えうる理想やね…これは啓発というか励まされるための映画から…これは物語から理想を形にすることから社会が変わる一歩になるんや…

・米映画、やたらフェミフェミしてんなとは思うけど中絶禁止法?やらが現実に出てきて論議に上がってる世界と対岸の事として見てるジャパンの己とは「マジさ」が違うんだろうな〜とは思った

・パッパ…よかったね…泣いた

追記

・賞レースガンガンなのは納得の良作品なんだけど若干心が凪なとこあるな…なんでだろと思ってたら

他の人の感想で「この監督の毒や個性を薄めたむしろ普通寄りの映画なのではないか」ってあってそれ〜ってなった

被害加害の白黒分かれた他罰的すぎるポリコレ映画つかれた 

2024-02-03

anond:20240203172609

あれはテレビ局脚本家を連れてきたセクシー田中さんとはだいぶ違うんだよなー

 

漫画版エヴァを描いた貞本義行TV版の中核スタッフで、原案にもクレジットされてる立場でもある

そしてTV版が原作というわけでもなくて、貞本の漫画版は放映前から連載が始まってる

 

で、そのTV版との違いってのはおそらく鈴原トウジことなのだが、TV版は一命を取り留めるけど、漫画版では命を落とす

実は原案でも死亡する予定だったんだが、プロデューサー意向アニメ版では展開を変えたらしい

からその点では漫画版のほうが「オリジナル」に近いとも言える

 

死亡前後差しまれエピソードもなかなか胸をえぐる内容だった記憶があるが

まあ、連載がそこまで進んだのも旧アニメ版の結末で大荒れになって数年後のことだから

あなた想像通り、何をやってもそれ以上に荒れることはなかっただろうね

普通アニメ普通コミカライズならもっと激しく叩かれてただろうけど

2024-02-01

anond:20240131200952

しろ途中で降板させられた脚本家のほうが日テレから軽くみられていたといえるんじゃないか

しろ逆。評判を下げかねなかったところを「クレジットから替える」事で回避できたんだよ

本来は、押し問答して時間もなくてガッタガタでもできる限り注文に沿った脚本脚本家の名の下に出すべきだった

それをしなかったおかげで脚本家責任原作者に丸投げして自身被害者に徹することができたし、わかりやす降板されられる事で自己イメージを守る説明ができていた

当然、本人も日テレ側に軽く見られたという認識がないからこそ演者との楽しそうなツーショットと共にそれができたわけ

セクシー田中さん脚本家善意第三者だったのか?

相沢にはかなり同情している

原作改変禁止契約が破られたことがよく言われているが、多くの脚本家がそうであるように相沢はテレビ局所属ではないフリーランス

芦原とテレビ局あいだの原作改変禁止契約は相沢を直接拘束しているわけではない

から仮に芦原の遺族が裁判を起こしたとしても相沢に賠償させるのはまあまあ難しい

芦原:漫画使用権テレビ局に売った

相沢:テレビ局の指示通りに書いた脚本テレビ局に売った

まり芦原と相沢はお互いに「取引先の取引先」という遠い関係

よく一緒に仕事しているというわけでもないからほぼ他人

取引先の取引先になぜか自分原稿をチェックされて書き直されて結局外された相沢はそりゃ困惑しただろう

ドラゴンボールハンカチを縫ってる会社のところにいちいち鳥山明修正指示に来たら困る

ただこの件で問題だったのは芦原とテレビ局原作改変禁止契約を結んでいたこ

これで相沢は盗品ならぬ盗ライセンスを掴むことになった

テレビ局は「原作改変権」を無断で取って相沢に渡したわけだ

相沢が悪意の第三者テレビ局原作を改変する権利がないことを知っていた)なのか善意第三者なのかは現時点ではわからない

どちらにせよ相沢のことを気の毒だと思う理由は3つある

ドラマ制作サイドは芦原の意に反して原作を改変したが、それでは相沢は自分脚本に芦原が加筆修正するのを許可したのだろうか

芦原は脚本を加筆修正できる契約テレビ局と結んだが、相沢との契約ではない

芦原の原作を無断改変するならそもそも使うべきでなかったのと同様、相沢の脚本を無断改変するなら使わずに1から書き起こさなければならない

仮に相沢がライセンス泥棒片棒を担ぐことを知っていた悪意の第三者であったとしても泥棒から物を盗むのはやはり泥棒

相沢が事情説明を公開するべきでなかったのならば芦原もするべきでなく、芦原がしてよいのであれば相沢もしてよい

仮に相沢がテレビ局秘密保持契約を結んでいたのであってもテレビ局以外の人から関係のないこと

相沢の脚本は実際どれくらいよくある王道の展開で別人のような枠にハマったキャラクターに改変されていたのかは結局元の脚本を読まないとわからない



この件の問題は、実質的ドラマ制作スタッフとして関わる予定だった芦原をあくま原作者という名目しか扱わなかった(クレジットしなかった)ことにあると思っている

制作スタッフじゃない人が指示したらそりゃ現場は混乱する

監督に従えばいいのか原作者に従えばいいのかわからないじゃないか

原作者の肩書きに加えてシリーズ構成とかそのあたりの(脚本家より明確に偉い)肩書きもつけて命令系統をはっきりさせておけばよかった

映画スラムダンク原作井上雄彦監督にもクレジットされているように前例はある

2024-01-31

豆知識アニメ名探偵コナン原作エピソード回には脚本担当がいない

原作回は絵コンテ担当構成としてクレジットストーリーエディター(大ベテラン飯岡順一ら)や監督との相談アニメの尺に落とし込んでいると思われる

・つまり脚本クレジットされているときアニメオリジナル回。シリーズとなってるエピソードもある(大和屋暁脚本の「歩美の絵日記事件簿」)

・みんな大好き浦沢義雄脚本回は年に1,2回

・昨年の原作エピソード率は14/52。オリジナル回のうち1回は映画の前日譚

脚本家擁護脚本家"だけ"を叩いてる人へのカウンターでしょ

私も書いたけど、脚本家なんか実写化においてはプロデューサーをはじめとする実写化にかかわるあらゆる関係者利害関係を整理しながらその中で視聴者をある程度納得させるストーリーを作るっていうパズラーしかないわけ。パズルピースを作ってるのは脚本家じゃないし、そもそもテレビショーの脚本家なんか本人すら歯車の一つに過ぎない。

なのに世間では「この脚本家廃業させないとまたクリエイター死ぬぞ」とかめちゃくちゃ言われてる。

今回の問題は、もちろん"あらゆる関係者"の中でも重大一人である原作者の利害の調整に失敗した上に、その利害関係者(あれは原作者だけじゃなくてプロデューサーもだけど)をインスタで刺した脚本家にも少なくない責任があるのは事実だけど、この脚本家一人を廃業させていやー悪が退治されてスッキリ!って問題じゃない。

言ってることって「街路樹伐採した張本人ビッグモーター社員逮捕された」から、これで街路樹伐採されなくなるね、よかったよかったってのとなんも変わらんじゃん。でもそっちは「逮捕すべきなのは実行犯じゃなくて社長副社長じゃないのか」って意見で溢れてる。実際、ビッグモーターの社風が伐採をさせたわけじゃん。

今回、実際に脚本を「改悪」した実行犯脚本家だけどそれを指示した奴や、そうせざるを得ない大きなシステム存在することは事実なわけ。脚本家がどんな条件で仕事を請け負ったのかも出てきてない。どこまで原作者テレビ局の契約を聞いていたのかもわからない。

こうして釘を刺すことで余計なことをする脚本家が減るって思ってる人もいるけど、脚本家なんか適当な偽名をクレジットすることも可能だし、なんならクレジットに載せないようにすることすら全然可能なんだよ。フリーの有名脚本家が嫌がってもテレビ局が契約してるお抱えの脚本家に書かせることだって可能テレビドラマの脚本やりたい奴なんかマジで掃いて捨てるほどいる。

日本テレビが抱えるスポンサー芸能事務所ありきのテレビドラマっていうシステム自体もっと深く考えるべき時期が来たって話で、脚本家を叩いても別にそこからは何も生まれない。

anond:20240130160759

奇跡の人/日テレ

ドラマ化の打診を受けたが原作者お断り。ところがそのまま企画が進んでしま撮影続行。ドラマ番宣原作者の目に入り大問題に。KADOKAWAから版権移転クレジットを「原案」に変更ということで落ち着く。

ちなみにゆうきまさみ氏は映像化について「お嫁に出したもの」と表現した。(ゆうきまさみはてしない物語にて)パトレイバーとき押井さんといろいろあっての感想ではあるが今度初のドラマ化なんだよなあ。

2024-01-30

anond:20240130160759

おせん田中さんは同じP

同じように過ちを繰り返した人を殺した

おせん :日本テレビ

原作を大きく改変し主演男優(ジャ◯ニーズ)の演技もひどく炎上状態に。

ドラマを見た原作者がが原作と違いすぎてショック。もうやってられんと連載休止に。

最終的に原作クレジット原案に変更されてしまう。

anond:20240130170253

お前、途中から脚本原作者単独クレジットになったこと知っててそれ言ってるのか?

話がこじれたのは、降ろされた脚本家がそれについて恨みがましいこと書いたからだろ

映像化作トラブル事件簿

いいひと。 :フジテレビ(修正しました)

原作者主人公ヒロインキャラを変えるなと念を押していたが改変しまくり。

原作者ブチ切れで原作クレジットから原案クレジットへ変更。

いいひと。」を守れなかった責任は作者にあると連載終了を決意。

 

おせん :日本テレビ

原作を大きく改変し主演男優(ジャ◯ニーズ)の演技もひどく炎上状態に。

ドラマを見た原作者がが原作と違いすぎてショック。もうやってられんと連載休止に。

最終的に原作クレジット原案に変更されてしまう。

 

八神くんの家庭の事情 :テレビ朝日

作品キモである高校生主人公が若く見えすぎてしま母親女性として意識してしまう」という設定に

どう見てもババアしか見えない女優をあて、ストーリーや設定を改変しまくり。

原作者がやっぱりブチ切れて、最終的に原作クレジット原案クレジットに変更されてしまう。

 

ハガネの女s2 :テレビ朝日

シーズン2は原作にない完全オリジナル脚本で行われたが

第2話で転校してくるアスペ学校で受け入れるか特別支援学校にぶち込むかを生徒が選挙する展開に。

テレビ局だけでなく原作者にまで非難殺到し、原作者はこの展開を支持しないとして原作から降りることに。

 

海猿 :フジテレビ

原作者に対する無許可突撃取材原作者激怒プロデューサーに二度とさせないと約束させるも再突撃される。

その後、海猿関連書籍契約書なしで勝手販売されていたとして原作者が絶縁宣言を行う。

 

テルマエ・ロマエ :フジテレビ……というかエンターブレイン

映画化に際して原作使用料が100万円という宣告され、

事前相談もなければ根拠説明もなかったとTVぶっちゃける。

しか契約出版社が行っており、フジテレビ側が契約押し付けものではなかったとのこと。

 

ゲド戦記 :スタジオジブリ日本テレビ

原作者は「宮崎駿が監修する」「原作を変更しない」という条件で映像化を許可したはずが

なぜか宮崎駿ノータッチ原作を改変しまくった作品が出来上がってしまう。

原作者から「私だけではなくファンバカにしている」と痛烈に批判された。

 

トラブルまでは行ってないけど高橋留美子ビューティフルドリーマーあんま好きじゃないらしい。

映画女子大小路名探偵」主演降板事件

秦建日子の同名小説原作者本人が脚本実写映画化。

元々は本仮屋ユイカ主演の予定だったが、原作ファン本仮屋はこの脚本では演れないと不満を表す。

監督本仮屋意見を聞きながら脚本の変更を行った。

しかしこの変更をプロデューサー脚本家であり原作者の秦にクランクイン一カ月前まで伝えなかったことで秦が激怒

脚本自身が書いた初稿の状態に戻させた。

それをクランクイン直前に聞いた本仮屋自分意向が一切反映されていない脚本にブチ切れ。

初主演になる予定だった作品降板体調不良として女優活動を休止した。

取材に対し監督は「私も雇われなので、事情が分かっていなくて気づいたら降板になっていた」

「(休止に関しては)残念なことだと思います」などと話した。

 

主演女優が降りることは当然稀だけど、実写の現場って割とこういうことが頻繁に起こる。

 

女優がこの脚本じゃできないって言い出したり、なんか撮ってみたら絵面が微妙だったり、

現場インスピレーションが降ってきたりして場当たり的に脚本を書き換えることは少なくない。

結果的脚本家が「この本を俺の名前で出すことは俺が許せない」つって脚本クレジットから降りたり

原作者が俺の作品じゃないか原案しろって言い出したり、毎年のようにどっかでトラブってる。

2024-01-29

原作者映像化に深く参加して大ヒットした作品

漫画原作ドラマ脚本の件で大揉めになって死者まで出てしまったが、大事作品映像化に関して原作者自らが制作に参加して大ヒットした昨年の作品が3つある。

『THE FIRST SLAM DUNK

90年代放送されたTVアニメに不満を持った原作者井上雄彦が自ら監督となり、最終試合山王戦をCGアニメ映画化声優変更や主人公変更、原作にないエピソードの付け足しなど、戸惑う観客の声もあったが、原作者が行った変更だから作品叩きにもならずに、結果大ヒット。

 

ONE PIECENetflixドラマ

原作者尾田栄一郎製作総指揮となってハリウッドによる実写ドラマ化。実写化における原作からの変更点は全て尾田栄一郎のチェックを受けて原作者お墨付きからファン文句わずに絶賛の嵐。当初のコンセプトアートリアルなヤギ頭だったゴーイングメリー号は、実際のドラマではアニメに近づいた外見になるなど、ちゃんと守るところは守られてる印象も与える。監督役者原作者を神の如くリスペクトしまくる動画をアップしてるから変更も悪い印象にならずに大ヒット。

 

BLUE GIANT

歴代ナンバー1ジャズ漫画アニメ映画化こちらは原作者ではないが、担当編集者として初回から原作制作に協力し続け、現在原作ストーリーディレクターとして漫画クレジットされているNUMBER 8氏が脚本担当している。原作10巻分を120分に落とし込んでいて、原作ストーリーがかなり省かれ主人公セリフが別のキャラセリフになるなど変更が多数あるが、原作者に一番近く、一番信用されてそうな漫画スタッフ脚本原作者お墨付きは分かってるので原作読者も誰も文句言わない。というかラスト原作と全く逆の結末なのに原作より好きという人が多数。演奏シーンの作画のまずさからディスりも受けたが、それを超えるシナリオリバイバル上映されるほど大ヒットした

 

 

今の漫画家は映像思い浮かべながら描く人が多いだろうから映像化の話が来た時は「自分監督やらせてくれるなら」って条件を出したほうがいいよ。漫画描けるならコンテも描ける。監督に自信がないなら「自分脚本」を条件にしてもいいし、それも自信ないなら「自分製作総指揮に」って要求して、問題あったら自分の一存で制作進行をストップすることができるくらい権限をもらえばいい。

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