はてなキーワード: オートマトンとは
応用情報技術者試験、何回か過去問回してるうちに、午前だけなら6〜7割取れるようになってきた。
オートマトンもなんとなく分かってきた。
ほっとひと安心。
それにしても、これに合格するだけで本当に、経産省言うところの
「高度 IT 人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT 人材としての方向性を確立した者」
になれるのか?
なんか試験勉強してる最中はコード書いたり全然しないし、一般常識っていうか雑学っていうか、とにかく技術的な要素のない問題が結構出てくる(全体の4割くらい)から、不安感が拭えない。
頭でっかちになりそう。
でもまあ、この文句は
「お前は現段階では高度でもなんでもなくて、やっとITの入り口に立ったところなんだ。これから頑張ってね」
って意味にも取れる。
ていうか、そういう意味と受け取っておこう。
http://tradenote.info/blog-entry-3.html
一般に、バッカスナウア記法は正規表現では処理できないネストの階層を記憶できるなどの根本的な差があります。
これは正規表現が有限決定性オートマトン(DFA)ないしε遷移と不特定の同種記号の遷移を用いる非決定性オートマトン(NFA)に基づいているのに対し、BNF記法での解析は必然的にスタックを内部状態に持つからです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/LL%E6%B3%95
これは左からトークンを走査して、導出する非終端記号を左から決定していくアルゴリズムです。
例えばA→A Bという構文規則があった場合に、Aの還元内でAを還元できるかどうか判定し続けて無限ループに陥ってしまい、いつまで経ってもBの判定に辿り着けません。これを左再帰といい、LLでは左再帰を直接扱う事ができません。
非終端記号の間接的還元を考慮したはじめに現れる終端記号の集合(FIRST集合)を構築して上手く左再帰を回避しなければなりません。
マッチングに用いる規則をベタに関数内部に再帰させながら順番に書いていくだけなので実装は容易です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/LR%E6%B3%95
https://ja.wikipedia.org/wiki/LALR%E6%B3%95
こちらは左からトークンを走査して、導出する非終端記号を右から構築するアルゴリズムです。
BNF構文規則から走査に相応するDFAを構築し、DFAの遷移を記憶しながらスタックに状態をpush/popし構文解析を行います。
なのでLL法にあるような左再帰を直接扱えないという欠点がなく、むしろスタックが簡潔になるため積極的に左再帰のBNF記述を行った方が効率よく処理を進められます。
LR法はDFAの大きさが巨大になるため、実用的ではないようです。
LALR法はLR法を改良したアルゴリズムで、扱える構文クラスの範囲はLRよりも少し小さくなりますが現実的な計算資源で構文解析を行う事ができます。
男の中身は、虚栄心とエロ心しかないんだろうか。男は、隠しきれないほどの競争心=一番でありたいという欲望と、いかに女を獲得するかという欲望しか持たない。要は自己中心的で、他者への思いやりや気づかいなど本心では持ち得ない。その救いようのないエゴイズム、そしてそれを隠そうとする姑息なやり口。ゲームに勝つためだけに駆動する、サバイバル本能しかないエゴイステッィクな動物だから、女を出し抜いて、これまで歴史を、社会を占有してきた。女を貶め、あるいは利用して自らが優位に立つことだけが重要で、そうしたシステムを作るためにあらゆる詭弁、こじつけをこさえてきた。封建制度なんぞクソくらえ。単に男のご都合主義で作り出した制度にすぎない。男の作り上げた道徳、社会認識にさんざんぱら振り回され、苦しめられてきた女たちに、いっぺんの思いを馳せたことはお在りか。結婚しなければならない、子供を産まなければならないなどと、誰が決めたのか。結婚すればセックスがいつでも得られて、己の子孫となる子供を産ませれば女=母親にその世話をすべて押し付ける。欲望は拍車がかかるものだから、妻に飽きれば外でより若い女と浮気する。浮気は男の甲斐性、とはどれほどのご都合主義か。男は自分の欲望を満たすためなら、どんな虚言も欺瞞も厭わない。いかなる感情操作も試みる。
そういうのが「男」のスタンダードなら、オタクの男はむしろそうした闘争心の薄さや、女を獲得する行動に出ないだけ、実害が少ないともいえる。ヴァーチャルで事足りさせる辺りも自己充足していて、むしろ害を自らに向けるオートマトンと化している。しかしいっぽうで、現実の女一般に対してはルサンチマンを抱えている。ミソジニーを強め、ますます現実の接触から遠ざかろうとする。それは単に、本来持つ競争心や性的欲望を現実に行動して解消できない欲求不満が、女への憎悪へと反転してしまったのか。彼らは妄想を強めるばかりで、彼らの苦しみもまた解決しない。ともあれ、オタク男が忌むべきはリア充男であって、女ではない。リア充こそ社会的利権を一挙に掌握しながら、その暴挙によって苦しむ者がいることに気付きもしないのだから。
途中まで読んだけど恐ろしくなってきた。
昔から一部の間で「思考の節約」と呼ばれている態度が、さまざまな実験によってあかされている。教育を受けた人達であっても簡単に思考を節約してしまう。
一歩進めて、思考の節約のセルオートマトン、みたいな発想に至った。簡単に言えば、ある人の周囲で思考を節約している人の割合で、その人の思考の節約傾向が決定づけられる、という。そう考えたときに、ある群の「思考の放棄」を防ぐために必要な施策は何か、いろいろと仮説は立つ気がする。
誰かのブログにあったが、「教育なき民主主義は無意味である」教育は順当な思考能力の涵養を目的の一つとすると思うが、教育する相手と順番は結構重要な気がする。もちろん、全体の底上げもしないといけないのだけど、コストは限定的なので。
http://anond.hatelabo.jp/20080726155322
<彼女ができないやつの10の鎧 >
本当は忙しいんだが、我慢できないから長文を書く。
#より子 『それでいいのですか?』
#http://www.nicovideo.jp/watch/sm1336679
#http://www.youtube.com/watch?v=Css-AEw1-ys
#曲が良いだけに歌詞がムカつき過ぎる
元増田は、人が鎧をまとうには、それだけの理由と経緯があることを
考えたことがあるのか。
女達「オメェ、それって体育祭の写真?」
オレ「……うん」
と答えるや否や手から封筒をバシッともぎ取られ、
女達「いたいた! イケメン君が写ってる!」と勝手に写真を切り取られ、
オレ「あの、ちょっと待って欲しいんだけど」
女達「ルッセェーんだよ! 誰もテメーに話しかけてねーんだよ!」
オレ「それ、オレが焼き増しした……」
女達「あー、ウッセーなぁ、いらねーよ! この汚ねぇ写真!」
しかもビリビリに破かれて紙ふぶきみたいに投げ返されたことがあるか。
女子は全員ズベ公だった。
(こう書くと偏見と決め付ける増田がいるだろうが、詳細は後述する。)
学生時代、どんな男の子も一度は"大学デビュー"とやらを夢見る時期に、
オレも人並みに恋に落ちた。
自分の立ち位置もプライドもトラウマも女性観も何もかもかなぐり捨てて、
女「最近失恋したばっかりで、[今は]そんな気持ちになれないの」
オレ「そうか……じゃ、気長に待つよ。いつでも待ってるよ」
その後だ。そろそろ良いかな? と映画に誘えば、
女「ゴメン、ちょっと面倒くさいや」
同じ趣味があると分かってその交友関係に誘えば、
女「なんかイヤ! 理由? んー、イヤだから」
ここまでは、まあ分かる。
さすがに引き際かと思い、接触を減らそうとすると、
女「えー! ○○展に行ったの!? 誘ってくれたら一緒に行ったのにー!」
女「ね! 私がコーラスやってた時は、5度のハモりが好きでねー」
ときた。
ならばと、何かイベントとかにお誘いしても、最初の拒絶に戻ってまた繰り返し。
こんな感じで付かず離れず、離れず付かずで結論の出ないまま、大学生活4年を
オレは棒に振った。
サークルの卒業コンパで、「実はオレ、彼女のことが好きやってん」と
カミングアウトしたら、まわりから
「実は俺も」「俺もだ」「なんと! 俺もだ」
の声が多数。
周りに男たちを等距離にはべらせてチヤホヤさせてたのね。
……ちなみに、世間ではアッシー君、メッシー君、ミツグ君、そして[キープ君]
なんて言葉が流行り始めていた。
サークルクラッシャーなんて便利な言葉が出てくるのは後の時代。
酒井順子がオンナのライフハックとして"自分の崇拝者をキープしておけ"と
言ったのは、もっと後の時代だ。
その後、社会人になって、オレが見てきた女たち。
・同僚、上長にはバリキャリ兼お母さんみたいに面倒見良く振舞う
女先輩が、後輩のオレには職場の不満を解消するかのように
「もー、ブーブーちゅわん(オレのことだ)ってば、
好き好き大好きー!」
とヌイグルミ扱い。普段は発散できない幼児性が爆発
・失脚してリストラ含みで物流オペレータをやらされてる四十男。
妻子のためにと歯を食いしばって耐えるその男性に、
「えっとぉ、FAX送信とかはぁ、アタシたち優先にして欲しいんですよねー。
ハッキリいって使えない人がぁ、色々占有されると迷惑なんですよねー」
・スカウトされて転職、マネージャーになって3日ほど。現場の女子達からの
ヒアリングを総合すると、
「えっとぉ、課長さんの仕事って、要はアタシたちの要求は全部上に通してぇ、
あたしたちが嫌に感じる要求はぁ、全部アンタが板ばさみになって
握りつぶしてくれることなんですよねー。
平たく言えば傀儡。もしそれが嫌だったりー、アタシ達からみて
使えねーと思ったらー、役員に泣きついて追い出してもらいますから。
現場にぎってるのはアタシたちだし。ということでヨロシクぅ」
そりゃ、前任者も辞めるわけだよ。
などなどなど。
オレは思ったね。
「ああ、こいつら自分たちが愉快に過ごすために、小社会を操作する
実際、マネジメントは降ろしてもらって、自分の専門性を活かした
チェック部門の門番というか見張り番に就いたとたん、
「私たちって、良い同僚関係よね? よね!?」
「あ、同じ趣味なんですね!? こんどディスカッションしましょーよ!」
とまあ、好意的に接してネ! という秋波のドぎつい事といったら。
上に書いたリストラ男の件も含めて、
「ああ、しっぺ返しや不利益が無ければ、誰に対してもどこまでも残酷に。
なにか損得が絡んでくると、どこまでもフレンドリーに」
なのだなぁと。
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌のどれか1つでもいいから
行動原理に加えている
つまりは大雑把な意味でのヒューマニズムを持ってる奴がいたもんだが、
いつだって馴れ合いのオトモダチ関係と派閥。派閥の中でも株が微妙に上がった、
下がった。それだけ。地頭の良さと判断の手際のよさは認めないでもないが、
話を男女関係に戻す。
何でオレは女と付き合えないんだ? 自問してみた。
> 8. 「女は信用できねえ!」
> そう思ってると顔に出ます。あなたの目が「お前なんて信用できねえ」って目になります。
> そりゃ、そんな人信用できませんって。
まったくその通りだ、実際に信用できないんだからしょうがない。
じゃ、なぜ信用できないんだ? 女という女が全部が全部、オレの知ってる通りの
存在だったら、今頃とっくに社会は崩壊しているはずだ。おかしい。
しばらく考えて、結論が出た。
悪いのは、自分自身だ。
オレの欠点をサクっと書いておく。
・キモオタくさくて芝居がかった気持ち悪いコミュニケーションしかできない。
やたらスノッブ(=表面的に教養っぽい馴れ合いが好き。本当の知性とは無縁)な
家庭に育ち、オタ系人間とばかり付き合ってきた影響なのか。
なので、自分の立ち位置は"ギャグメイカーでトリックスター役"で、それで良いんだ、
と自分を納得させていて、それで過去に友達がいなかったわけではないが、後から、
「オマエさぁ、言動がイタくて笑えるから仲間に入れてやってんだよね。
気が付かなかった?」
と言われる事もしばしば。
おまけに、家庭でのプチ虐待のせいでオドオドした臆病者だった。
・先天的に要領が悪い、脇が甘い。
発達障害の一種だと思うのだが、予定やToDoをキッチリ、カッチリと自己管理していくことが
壊滅的にできない。
待ち合わせはいつも遅刻、学生時代、社会人時代とも、イベントやプロジェクトや自主制作は
いつも自分の分担だけ頓挫または炎上。
だから人に当てにされない。
さらに、人からダメ出しされないような穴のない立ち振る舞いが、どーしても出来ない。
そして無用心。
擬友人の一人が言うには、
(たとえば、
B氏「堅苦しい席じゃないだろ? なんでカジュアルで来ないんだよ?」)
すぐにパニック起こすじゃん? あれ、俺たちがローテーションを組んで、
わざとやってたの知ってた?
あと、「オマエのためを思って」とかいって色々アドバイスしてたの、
実はウソを混ぜ込んでたんだ(笑)。
感心して聞いてるのを見て、影で笑ってたんだぜ」
・妙に頭は良い
人間関係知性(かわいがられる能力、人を魅了する能力)が病的に低いのに対して
なにか不都合やトラブルがあったら、原因究明よりも、
「誰も味方のいないアイツ(=オレ)の凡ミスってことにしておけ。誰も困らないから」とか。
これじゃ、人間関係がすべての出発点である女子たちとソリが合うわけが無い
・デブで運動音痴
……結果として、
・人望無し、味方につけても実利無し
・そばにいて生理的・感覚的な気持ちよさは皆無
という異性関係上では驚異的なロースコアの持ち主だったんだ。オレは。
オレの特徴が、女子の不愉快な部分を引き出していたんだね。
だから、もしオレの出身学校や勤務先に元増田が在籍して、その"偏見の無い目"で、
女子たちを見れば、多分彼女たちは、
ということになるんだろう。
それは、元増田が、平均的な"価値"というか影響力のある人間だからで、
同じ女子たちが、たとえばオレみたいに侮辱しても怒らせても何にも心配の無い
男子の前では、大部分が『肉体の門』に出てきた焼け跡のパンパンみたいな
ズベ公になるんだよ。同じ人間なのにね。
> みんな密かに自分を磨いている現実にも目を向けてもいいかも。
磨けば光る部分なんて欠点じゃないよ。
どう改善しようとも残る本質的なマイナスの特徴を、欠点って言うんだ。
自分自身の定義の一部といってもいい。
さて、状況は整理できた。(増田諸氏が同意しようとしまいと、オレ的には)
それならそれで、進むべき道はある。
"護身完成"(『刃牙』が元ネタだけど、この場合は『電波男』(本田透)から孫引き)
を目指すんだ。そう思った。
世間にはアベックがあふれ、同期は家庭と子供をもうけ、飲み会に行けば、
女子達「(オレ)さん、Aさんって、やっぱり、D・Tだとおもう?」
オレ「ちがうんじゃね? どっちにせよ、他人のことだろ?」
女子達「だとしても、S・D・Tでしょ~、やっぱ(笑)」
オレ「君達、そうやってオレのことも話題にするわけ?」
なんてやり取りが普通。
だから、喪男板とか、その周辺のブログとかを見て、自分が一人で歩いているわけ
じゃないことを始めて知ったときは、少し救われたね。
でも、ネットのおかげで、元増田みたいな発言に触れる機会も増えた。
話が飛ぶが、元増田も含めた、「ホントは悔しいんでしょ?」系の発言って
オレが仕えた一部の上司に少し似ている。
新入社員当時、同期がそろいもそろって無気力な新人類だったのが
歯がゆかった。
「え~、やんなきゃダメですか~?」「ちょっとぉ、残業は都合がつかなくて~」
何を言ってるんだ、新人のスキルなんてハッスルすることくらいしかないだろう!
そう思ってたら、上司に呼ばれた。
「どうだ仕事は? 聞いたぞ、クリエイティブ部署が希望だったんだってな。
じゃ、B君とかC君が制作やってるの見て悔しいのか? ん~? 悔しいんだろう?
だったら部署違いでも企画とかバンバン書いて提案してみればいいんだよ。
読んでやるから」
オレは書いたね、何本も何十本も企画を。そうしたら、その企画はそのまま
召し上げられて何本か採用されて、それっきり。
オレの処遇に変化はなし。
何のことはない、めぼしい企画が尽きた統括部長が、アピールしたがりの
1年生を挑発して、アイディアを只で引き出しただけだったんだね。
(唐沢俊一が似たようなことを書いていた。
駆け出しのころ、原稿を発注するともしないとも明言されずに
サブカル系の新鮮なトレンドを収集するのにタダで使われてただけだったそうな)
同じような経験を何度もして、結局のところ分かったことは、
「いじけるなよ! 食い付いて来いよ! もっと熱くなれよ!」
みたいな挑発には、乗らないのが最善。ハッスルしても徒労に終わるだけなので。
じつは、上に書いた無気力・新人類路線が、最善の戦略だったんだね。
彼らは、積極的に意図的に無気力でダンマリで低体温をやってたんだよ。
少しだけ話を戻すけど、元増田の発言って、ジョギングやサイクリングを
しつこく勧めてくる人間にも似ている。
色々と利点を並べた上で、「ま、無理にとは言わないよ、そうやってウジウジと
やらない理由を並べてればいいんじゃない? せいぜい笑ってやるからさ」
みたいな。
ところで、もしジョギングを勧めている、その相手が車椅子に乗ってる人間だったら、
どうする?
足が動かない人間には、動かない人間なりの自己実現の道がある。
そんな車椅子の人間にジョギングを勧めるほど悪趣味な人間は多くは無いけど、
モテ/非モテのゲームに参加しない人間は同じくらい悪趣味な挑発をいつも
浴びせられる。
理由は簡単で、負け組みにいっぱい参入して欲しいんだよ。
(元増田がそこまで考えてエントリーを書いたとは思わないけど)
「うちのチームは万年Bクラスなんで、意味が無いから解散します」って言ったら、
翌シーズンからは3チームでAクラスとBクラスを分けることになるんだぜ?
カップル⇒結婚⇒家庭ってのは別として、その前段階のモテ/非モテってのは、
言ってみれば、自己承認の感覚っていう限られたパイを奪い合うゼロサムゲームだ。
(上に書いたサークルクラッシャーの例を参照されたし)
弱っちくて不案内な初心者を定期的に勧誘しないと、自分たちが良いポジションに
立てないじゃないか。
> 2と似たようなものですが、世の中の裏に恋愛至上主義という巨大なモンスターが棲んでいるという陰謀論系。
べつに、電通や光文社がゲルショッカーや黒十字軍やコミンテルンみたいに策謀をめぐらしてる
わけじゃない。当たり前だ。
でもね、津々浦々の小社会では、みんな自分の株の上がり下がりに神経を尖らせていて
そんな集合無意識が、結果として世相全体のレベルでは巨大なモンスターになって、オレやオレの同類達の
なけなしのプライドと自己承認を根こそぎにしようと襲い掛かって来ているんだ。実際。
でも仕方が無い、自分が選んだ道だ。
だけど、楽な道じゃないんだぜ。
モテのゲームを抜けようとした人間にしか見えてこない、まるで暴走族の足抜けに対するリンチや、
女子グループの抜け駆けに対する制裁みたいな、えげつない、しつこい、悪趣味な
同調圧力があって、それに拮抗できるように、ゲームを降りる胆力、ゲームを降りる意志力、
ゲームを降りる知力を血の出る思いで研鑽してるんだ、こう見えても。
だから、
> 5. 「俺のことなんかほっといてくれ」
> 非モテ全般をいじってるエントリに対してわざわざ「俺のことかー!放っといてくれよ」って言っちゃう系。
こういう風に挑発に乗るのは、それは研鑽が足りないからとしか言いようが無いが、
それは少なくとも挑発してくる人間に言われたくはない。
さんざん挑発しておきながら、不愉快だから「不愉快だ」とリアクションしたら、
「未練たらたらですねー(笑)、酸っぱいブドウですか~?」って、そりゃなんだよ?
今の自分は幸いにして適職を見つけ、少数だが信頼の置ける友人たち(なんと女性もいる! 人妻だけど(笑))を
何グループか確保して、職場では"枯れたオッチャン"のポジションを得て、そこそこ確実に楽しくやっている。
このエントリーは、元増田が書いたエントリに、(本当はそんな筋合いは無いにもかかわらず)グサっと
きてしまった後進たちのために書いた。
書くことも尽きたので、元エントリに逐語的に反応して終わる。
1. 「だって俺だけベリーハード設定なんだもん。残機も回復アイテムもないし敵は鬼のように強いし、やってられないよ」
自分にとって楽しくないゲームは、いかに周囲が賞賛しようとクソゲーです。
MMORPGのギルドマスターから「出勤するからログアウトしたい? 甘ったれんな!」とか言われたら、誰だって
そいつが異常だと思うでしょ? 間違った自己修養精神は何の果実ももたらしません。
あなたにだけベリーハード設定に思えるゲームは、まちがいなくあなたにとってベリーハードなゲームなのです。
ご心配なく、ベリーハードに感じている人は他にもたくさんいます。
2. 「女と付き合う(結婚する)ことでかかるコストはこんだけ、対して見返りはこんだけ。割に合わなすぎる!」
女と付き合う(結婚する)ことによるコスト/リターンは人によって変わってきます。
「一般的な人なら儲かる」と吹き込まれたとしても、自分が恒久的に赤字となる見通しなら、
1)自分が悪いんだと考えて、反省と修正を加えながら石にかじりついても事業を継続する。
2)さっさと撤退して他の事業を探す
と、2つの道がありえますよね? 私なら後者を選びます。
3. 「恋愛至上主義社会に組み込まれたが最後、俺たちは搾取され捨てられるだけなんだ。そんな社会に参加したくない」
恋愛至上主義なんて幻想に過ぎません。幻想に過ぎませんが、口裂け女のように反応が反応を呼び、
ほかの○○至上主義とは比較にならないくらい現実化して実際にあなたを搾取します。
素養と運があれば搾取する側に回れます。
折り合いはつけられません。乗るか降りるか、2つに1つです。どちらもあなたの自由です。
自分の素養と相談して決めてください。
4. 「でもイケメンじゃないし」「でも結局イケメンじゃないから相手にされないし」
> いい加減自分が選ばれないのは「外見が醜いから」じゃなく「内面も醜いから」である事に気付いてもいいかも。
人間は多面的な生き物です。彼女-彼氏という関係では外面も内面も醜いあなたに良い経験は出来ませんが、
他の人間関係では美しいあなたと美しいパートナー(達)が良い関係を持つことが出来ます。
彼氏-彼女関係において美しくあるために研鑽を積むか、他の人間関係に活路を見出すかは、あなたの自由です。
5. 「俺のことなんかほっといてくれ」
「ほっといてくれ」というエントリが不要なら、いじってくるエントリを書かないで下さい。
もしも、いじるのはそっちの勝手だというなら、リアクションするのもこちらの勝手です。
> そこで「俺のことも構ってよ!俺も寂しいんだよ!」って言えない無駄なプライドが全てです。
そこで、「誰かを見下していないと不安なんだよ」といえない無駄なプライドが全てです。
6. 「結局○○ですね、わかります」
曲解系。
無駄な修飾を省いて、シンプルな真意を確認することを曲解と呼びますか。
(例:彼女持ちor彼女無しっていう価値観から自由になろうとすると、
[臆病者の防衛機制]とレッテルを貼ってくるんですね、わかります。)
7. 「○○や△△の良さが判らないような人種なんて・・・」
家柄や年収や美醜のように、パートナーの条件に何を設定するかなんて、それぞれの勝手じゃないですか?
折り合いが付くか付かないかは同人同士の問題であって。
条件が折り合って付き合うことになるも、折り合う相手がいないから一生、誰とも付き合わないも
当人の自由では?
8. 「女は信用できねえ!」
実際、信用できなくなる経験を腐るほどしてる人がたくさんいます。
信用できないと思ってたら信用されないとして、ニワトリ-卵の水掛け論になるくらいなら、
相互に不信感を持っているほうが、無理やり信頼しようとするより健全では?
どこかで信用するにたる女性(女性にとっては男性)を見つけるかもしれませんし。
そうしたら、はじめて信用することを始めれば良いかと。
9. 「女は怖い生き物だ、嘘つきだし○○だし△△だし□□だし・・・」
> じゃ、逆にあなたがどれくらい高等な生き物なのか説明してください。
「嘘つき」というのが良いたとえですが、どちらかというと、女性が男性より
はるかに高等だから怖いのではないでしょうか? それも、情報戦、人心操作、
また、倫理や観念や建前のせいで複雑で脆弱になりがちな男性の精神に対して、
「自分がご機嫌になることを勝ち取る」という一点からゴールがブレない
精神の強靭さも恐怖の対象です。
10. 「スイーツ(笑)」
オタクというのは没頭するものの対象が千差万別なので、何オタクなのかについて無理解と理解の違いがありえますが、
「スイーツ(笑)」の対象とは、ネイルアートにせよエステにせよ旅行にせよ、はては美術館めぐりやゴルフに至るまで
「羨む層から羨まれる層へとちょっとだけ自分のライフスタイルのクラスを上げる」という一点に要約できるので、
具体的には(ネイルエステ旅行美術館ゴルフ等々)何をしていても、サザビーを組むのとキュベレイを組むのくらいの
違いしかありません。
11. 結局「その鎧、悪い事言わないから、1回脱いでみたら?」っていう。
大小多数、なんども苦い経験をして、自分自身のことを多少は理解して、自分の元々のポテンシャルを努力で
補填するほど彼女が欲しくないことが分かったので、「モテ能力を磨く努力」と「モテ抜きで生活を充実させる努力」
のうちで後者を選んだだけで、言いかえれば
「自分の素養では多大な労力を投下しないと素敵な彼女なんて回ってこない。だから、
彼女なんて作らずに別の方法で幸せになろう」
という実にシンプルで経済原理にそった選択をしただけのこと。
いうなれば、眉を整えたりメールをマメに出したりする労力を払う代わりに、自分の心の中に
「彼女欲しいよー! ラブラブ生活が送りたいよー!」という欲求があふれ出さないように城壁を
築いているだけです。どちらも等価です。
> 変わりたくないなら訳の判らない中間地点でクネクネするのは単に見苦しいだけだしやめたら?って思うし。
中には終生パートナーが途切れることが無い、という最初から結論が出ている人もいますが。
私自身、大学デビュー、社会人デビューと何度もクネクネしてきました。
相互に満足できるパートナーが見つかる可能性があるのに早々に鎧を着込んでしまうのももったいないし、
そもそも女性全般にソリが合わないのに強引に婚活に飛び込むのも後々禍根を残します。
それをハタからみて見苦しいの一言で止めろというのは、横暴なのでは?
第1章 有限オートマトン D.Perrin:橋口攻三郎 1. 序論 2. 有限オートマトンと認識可能集合 3. 有理表現 4. Kleeneの定理 5. 星の高さ 6. 星自由集合 7. 特殊なオートマトン 8. 数の認識可能集合 第2章 文脈自由言語 J.Berstel and L.Boasson:富田 悦次 1. 序論 2. 言語 2.1 記法と例 2.2 Hotz 群 2.3 曖昧性と超越性 3. 反復 3.1 反復補題 3.2 交換補題 3.3 退化 4. 非生成元の探求 4.1 準備 4.2 生成元 4.3 非生成元と代入 4.4 非生成元と決定性 4.5 主錐の共通部分 5. 文脈自由群 5.1 文脈自由群 5.2 Cayleyグラフ 5.3 終端 第3章 形式言語とべき級数 A.Salomaa:河原 康雄 1. 序論 2. 準備 3. 書換え系と文法 4. Post正準系 5. Markov系 6. 並列書換え系 7. 射と言語 8. 有理べき級数 9. 代数的べき級数 10. べき級数の応用 第4章 無限の対象上のオートマトン W.Thomas:山崎 秀記 序論 Ⅰ部 無限語上のオートマトン 記法 1. Buchiオートマトン 2. 合同関係と補集合演算 3. 列計算 4. 決定性とMcNaughtonの定理 5. 受理条件とBorelクラス 6. スター自由ω言語と時制論理 7. 文脈自由ω言語 Ⅱ部 無限木上のオートマトン 記法 8. 木オートマトン 9. 空問題と正則木 10. 補集合演算とゲームの決定性 11. 木の単項理論と決定問題 12. Rabin認識可能な集合の分類 12.1 制限された単項2階論理 12.2 Rabin木オートマトンにおける制限 12.3 不動点計算 第5章 グラフ書換え:代数的・論理的アプローチ B.Courcelle:會澤 邦夫 1. 序論 2. 論理言語とグラフの性質 2.1 単純有向グラフの類S 2.2 グラフの類D(A) 2.3 グラフの性質 2.4 1階のグラフの性質 2.5 単項2階のグラフの性質 2.6 2階のグラフの性質 2.7 定理 3. グラフ演算とグラフの表現 3.1 源点付きグラフ 3.2 源点付き超グラフ 3.3 超グラフ上の演算 3.4 超グラフの幅 3.5 導来演算 3.6 超辺置換 3.7 圏における書換え規則 3.8 超グラフ書換え規則 4. 超グラフの文脈自由集合 4.1 超辺置換文法 4.2 HR文法に伴う正規木文法 4.3 超グラフの等式集合 4.4 超グラフの文脈自由集合の性質 5. 超グラフの文脈自由集合の論理的性質 5.1 述語の帰納的集合 5.2 論理構造としての超グラフ 5.3 有限超グラフの可認識集合 6. 禁止小グラフで定義される有限グラフの集合 6.1 小グラフ包含 6.2 木幅と木分解 6.3 比較図 7. 計算量の問題 8. 無限超グラフ 8.1 無限超グラフ表現 8.2 無限超グラフの単項性質 8.3 超グラフにおける等式系 8.4 関手の初期不動点 8.5 超グラフにおける等式系の初期解 8.6 等式的超グラフの単項性質 第6章 書換え系 N.Dershowitz and J.-P.Jouannaud:稲垣 康善,直井 徹 1. 序論 2. 構文論 2.1 項 2.2 等式 2.3 書換え規則 2.4 決定手続き 2.5 書換え系の拡張 3. 意味論 3.1 代数 3.2 始代数 3.3 計算可能代数 4. Church-Rosser性 4.1 合流性 4.2 調和性 5. 停止性 5.1 簡約順序 5.2 単純化順序 5.3 経路順序 5.4 書換え系の組合せ 6. 充足可能性 6.1 構文論的単一化 6.2 意味論的単一化 6.3 ナローイング 7. 危険対 7.1 項書換え 7.2 直交書換え系 7.3 類書換え 7.4 順序付き書換え 7.5 既約な書換え系 8. 完備化 8.1 抽象完備化 8.2 公平性 8.3 完備化の拡張 8.4 順序付き書換え 8.5 機能的定理証明 8.6 1階述語論理の定理証明 9. 書換え概念の拡張 9.1 順序ソート書換え 9.2 条件付き書換え 9.3 優先度付き書換え 9.4 グラフ書換え 第7章 関数型プログラミングとラムダ計算 H.P.Barendregt:横内 寛文 1. 関数型計算モデル 2. ラムダ計算 2.1 変換 2.2 計算可能関数の表現 3. 意味論 3.1 操作的意味論:簡約と戦略 3.2 表示的意味論:ラムダモデル 4. 言語の拡張 4.1 デルタ規則 4.2 型 5. 組合せ子論理と実装手法 5.1 組合せ子論理 5.2 実装の問題 第8章 プログラミング言語における型理論 J.C.Mitchell:林 晋 1. 序論 1.1 概論 1.2 純粋および応用ラムダ計算 2. 関数の型をもつ型付きラムダ計算 2.1 型 2.2 項 2.3 証明系 2.4 意味論と健全性 2.5 再帰的関数論的モデル 2.6 領域理論的モデル 2.7 カルテシアン閉圏 2.8 Kripkeラムダモデル 3. 論理的関係 3.1 はじめに 3.2 作用的構造上の論理的関係 3.3 論理的部分関数と論理的同値関係 3.4 証明論的応用 3.5 表現独立性 3.6 論理的関係の変種 4. 多相型入門 4.1 引数としての型 4.2 可述的な多相的計算系 4.3 非可述的な多相型 4.4 データ抽象と存在型 4.5 型推論入門 4.6 型変数をもつλ→の型推論 4.7 多相的宣言の型推論 4.8 他の型概念 第9章 帰納的な関数型プログラム図式 B.Courcelle:深澤 良彰 1. 序論 2. 準備としての例 3. 基本的な定義 3.1 多ソート代数 3.2 帰納的な関数型プログラム図式 3.3 同値な図式 4. 離散的解釈における操作的意味論 4.1 部分関数と平板な半順序 4.2 離散的解釈 4.3 書換えによる評価 4.4 意味写像 4.5 計算規則 5. 連続的解釈における操作的意味論 5.1 連続代数としての解釈 5.2 有限の極大要素と停止した計算 6. 解釈のクラス 6.1 汎用の解釈 6.2 代表解釈 6.3 解釈の方程式的クラス 6.4 解釈の代数的クラス 7. 最小不動点意味論 7.1 最小で唯一の解を得る不動点理論 7.2 Scottの帰納原理 7.3 Kleeneの列と打切り帰納法 8. プログラム図式の変換 8.1 プログラム図式における同値性の推論 8.2 畳込み,展開,書換え 8.3 制限された畳込み展開 9. 研究の歴史,他の形式のプログラム図式,文献ガイド 9.1 流れ図 9.2 固定された条件をもつ一様な帰納的関数型プログラム図式 9.3 多様な帰納的関数型プログラム図式 9.4 代数的理論 9.5 プログラムの生成と検証に対する応用 第10章 論理プログラミング K.R.Apt:筧 捷彦 1. 序論 1.1 背景 1.2 論文の構成 2. 構文と証明論 2.1 1階言語 2.2 論理プログラム 2.3 代入 2.4 単一化子 2.5 計算過程―SLD溶融 2.6 例 2.7 SLD導出の特性 2.8 反駁手続き―SLD木 3. 意味論 3.1 1階論理の意味論 3.2 SLD溶融の安全性 3.3 Herbrand模型 3.4 直接帰結演算子 3.5 演算子とその不動点 3.6 最小Herbrand模型 3.7 SLD溶融の完全性 3.8 正解代入 3.9 SLD溶融の強安全性 3.10 手続き的解釈と宣言的解釈 4. 計算力 4.1 計算力と定義力 4.2 ULの枚挙可能性 4.3 帰納的関数 4.4 帰納的関数の計算力 4.5 TFの閉包順序数 5. 否定情報 5.1 非単調推論 5.2 閉世界仮説 5.3 失敗即否定規則 5.4 有限的失敗の特徴付け 5.5 プログラムの完備化 5.6 完備化の模型 5.7 失敗即否定規則の安全性 5.8 失敗即否定規則の完全性 5.9 等号公理と恒等 5.10 まとめ 6. 一般目標 6.1 SLDNF-溶融 6.2 SLDNF-導出の安全性 6.3 はまり 6.4 SLDNF-溶融の限定的な完全性 6.5 許容性 7. 層状プログラム 7.1 準備 7.2 層別 7.3 非単調演算子とその不動点 7.4 層状プログラムの意味論 7.5 完全模型意味論 8. 関連事項 8.1 一般プログラム 8.2 他の方法 8.3 演繹的データベース 8.4 PROLOG 8.5 論理プログラミングと関数プログラミングの統合 8.6 人工知能への応用 第11章 表示的意味論 P.D.Mosses:山田 眞市 1. 序論 2. 構文論 2.1 具象構文論 2.2 抽象構文 2.3 文脈依存構文 3. 意味論 3.1 表示的意味論 3.2 意味関数 3.3 記法の慣例 4. 領域 4.1 領域の構造 4.2 領域の記法 4.3 記法上の約束事 5. 意味の記述法 5.1 リテラル 5.2 式 5.3 定数宣言 5.4 関数の抽象 5.5 変数宣言 5.6 文 5.7 手続き抽象 5.8 プログラム 5.9 非決定性 5.10 並行性 6. 文献ノート 6.1 発展 6.2 解説 6.3 変形 第12章 意味領域 C.A.Gunter and D.S.Scott:山田 眞市 1. 序論 2. 関数の帰納的定義 2.1 cpoと不動点定理 2.2 不動点定理の応用 2.3 一様性 3. エフェクティブに表現した領域 3.1 正規部分posetと射影 3.2 エフェクティブに表現した領域 4. 作用素と関数 4.1 積 4.2 Churchのラムダ記法 4.3 破砕積 4.4 和と引上げ 4.5 同形と閉包性 5. べき領域 5.1 直観的説明 5.2 形式的定義 5.3 普遍性と閉包性 6. 双有限領域 6.1 Poltkin順序 6.2 閉包性 7. 領域の帰納的定義 7.1 閉包を使う領域方程式の解法 7.2 無型ラムダ記法のモデル 7.3 射影を使う領域方程式の解法 7.4 双有限領域上の作用素の表現 第13章 代数的仕様 M.Wirsing:稲垣 康善,坂部 俊樹 1. 序論 2. 抽象データ型 2.1 シグニチャと項 2.2 代数と計算構造 2.3 抽象データ型 2.4 抽象データ型の計算可能性 3. 代数的仕様 3.1 論理式と理論 3.2 代数的仕様とその意味論 3.3 他の意味論的理解 4. 単純仕様 4.1 束と存在定理 4.2 単純仕様の表現能力 5. 隠蔽関数と構成子をもつ仕様 5.1 構文と意味論 5.2 束と存在定理 5.3 隠蔽記号と構成子をもつ仕様の表現能力 5.4 階層的仕様 6. 構造化仕様 6.1 構造化仕様の意味論 6.2 隠蔽関数のない構造化仕様 6.3 構成演算 6.4 拡張 6.5 観測的抽象化 6.6 構造化仕様の代数 7. パラメータ化仕様 7.1 型付きラムダ計算によるアプローチ 7.2 プッシュアウトアプローチ 8. 実現 8.1 詳細化による実現 8.2 他の実現概念 8.3 パラメータ化された構成子実現と抽象化子実現 8.4 実行可能仕様 9. 仕様記述言語 9.1 CLEAR 9.2 OBJ2 9.3 ASL 9.4 Larch 9.5 その他の仕様記述言語 第14章 プログラムの論理 D.Kozen and J.Tiuryn:西村 泰一,近藤 通朗 1. 序論 1.1 状態,入出力関係,軌跡 1.2 外的論理,内的論理 1.3 歴史ノート 2. 命題動的論理 2.1 基本的定義 2.2 PDLに対する演繹体系 2.3 基本的性質 2.4 有限モデル特性 2.5 演繹的完全性 2.6 PDLの充足可能性問題の計算量 2.7 PDLの変形種 3. 1階の動的論理 3.1 構文論 3.2 意味論 3.3 計算量 3.4 演繹体系 3.5 表現力 3.6 操作的vs.公理的意味論 3.7 他のプログラミング言語 4. 他のアプローチ 4.1 超準動的論理 4.2 アルゴリズム的論理 4.3 有効的定義の論理 4.4 時制論理 第15章 プログラム証明のための手法と論理 P.Cousot:細野 千春,富田 康治 1. 序論 1.1 Hoareの萌芽的な論文の解説 1.2 C.A.R.HoareによるHoare論理のその後の研究 1.3 プログラムに関する推論を行うための手法に関するC.A.R.Hoareによるその後の研究 1.4 Hoare論理の概観 1.5 要約 1.6 この概観を読むためのヒント 2. 論理的,集合論的,順序論的記法 3. プログラミング言語の構文論と意味論 3.1 構文論 3.2 操作的意味論 3.3 関係的意味論 4. 命令の部分正当性 5. Floyd-Naurの部分正当性証明手法とその同値な変形 5.1 Floyd-Naurの手法による部分正当性の証明の例 5.2 段階的なFloyd-Naurの部分正当性証明手法 5.3 合成的なFloyd-Naurの部分正当性証明手法 5.4 Floyd-Naurの部分正当性の段階的な証明と合成的な証明の同値性 5.5 Floyd-Naurの部分正当性証明手法の変形 6. ライブネスの証明手法 6.1 実行トレース 6.2 全正当性 6.3 整礎関係,整列集合,順序数 6.4 Floydの整礎集合法による停止性の証明 6.5 ライブネス 6.6 Floydの全正当性の証明手法からライブネスへの一般化 6.7 Burstallの全正当性証明手法とその一般化 7. Hoare論理 7.1 意味論的な観点から見たHoare論理 7.2 構文論的な観点から見たHoare論理 7.3 Hoare論理の意味論 7.4 構文論と意味論の間の関係:Hoare論理の健全性と完全性の問題 8. Hoare論理の補足 8.1 データ構造 8.2 手続き 8.3 未定義 8.4 別名と副作用 8.5 ブロック構造の局所変数 8.6 goto文 8.7 (副作用のある)関数と式 8.8 コルーチン 8.9 並行プログラム 8.10 全正当性 8.11 プログラム検証の例 8.12 プログラムに対して1階論理を拡張した他の論理 第16章 様相論理と時間論理 E.A.Emerson:志村 立矢 1. 序論 2. 時間論理の分類 2.1 命題論理 対 1階述語論理 2.2 大域的と合成的 2.3 分岐的 対 線形 2.4 時点と時区間 2.5 離散 対 連続 2.6 過去時制 対 未来時制 3. 線形時間論理の技術的基礎 3.1 タイムライン 3.2 命題線形時間論理 3.3 1階の線形時間論理 4. 分岐的時間論理の技術的基礎 4.1 樹状構造 4.2 命題分岐的時間論理 4.3 1階の分岐的時間論理 5. 並行計算:その基礎 5.1 非決定性と公平性による並列性のモデル化 5.2 並列計算の抽象モデル 5.3 並列計算の具体的なモデル 5.4 並列計算の枠組みと時間論理の結び付き 6. 理論的見地からの時間論理 6.1 表現可能性 6.2 命題時間論理の決定手続き 6.3 演繹体系 6.4 モデル性の判定 6.5 無限の対象の上のオートマトン 7. 時間論理のプログラムの検証への応用 7.1 並行プログラムの正当性に関する性質 7.2 並行プログラムの検証:証明論的方法 7.3 時間論理による仕様からの並行プログラムの機械合成 7.4 有限状態並行システムの自動検証 8. 計算機科学における他の様相論理と時間論理 8.1 古典様相論理 8.2 命題動的論理 8.3 確率論理 8.4 不動点論理 8.5 知識 第17章 関係データベース理論の構成要素 P.C.Kanellakis:鈴木 晋 1. 序論 1.1 動機と歴史 1.2 内容についての案内 2. 関係データモデル 2.1 関係代数と関係従属性 2.2 なぜ関係代数か 2.3 なぜ関係従属性か 2.4 超グラフとデータベーススキーマの構文について 2.5 論理とデータベースの意味について 3. 従属性とデータベーススキーマ設計 3.1 従属性の分類 3.2 データベーススキーマ設計 4. 問合わせデータベース論理プログラム 4.1 問合わせの分類 4.2 データベース論理プログラム 4.3 問合わせ言語と複合オブジェクトデータモデル 5. 議論:関係データベース理論のその他の話題 5.1 不完全情報の問題 5.2 データベース更新の問題 6. 結論 第18章 分散計算:モデルと手法 L.Lamport and N.Lynch:山下 雅史 1. 分散計算とは何か 2. 分散システムのモデル 2.1 メッセージ伝達モデル 2.2 それ以外のモデル 2.3 基礎的概念 3. 分散アルゴリズムの理解 3.1 挙動の集合としてのシステム 3.2 安全性と活性 3.3 システムの記述 3.4 主張に基づく理解 3.5 アルゴリズムの導出 3.6 仕様記述 4. 典型的な分散アルゴリズム 4.1 共有変数アルゴリズム 4.2 分散合意 4.3 ネットワークアルゴリズム 4.4 データベースにおける並行性制御 第19章 並行プロセスの操作的および代数的意味論 R.Milner:稲垣 康善,結縁 祥治 1. 序論 2. 基本言語 2.1 構文および記法 2.2 操作的意味論 2.3 導出木と遷移グラフ 2.4 ソート 2.5 フローグラフ 2.6 拡張言語 2.7 その他の動作式の構成 3. プロセスの強合同関係 3.1 議論 3.2 強双模倣関係 3.3 等式による強合同関係の性質 3.4 強合同関係における置換え可能性 3.5 強等価関係上での不動点の唯一性 4. プロセスの観測合同関係 4.1 観測等価性 4.2 双模倣関係 4.3 観測合同関係 4.4 プロセス等価性上での不動点の唯一性 4.5 等式規則の完全性 4.6 プロセスの等価性に対するその他の概念 5. 双模倣等価関係の解析 5.1 等価性の階層構造 5.2 階層構造の論理的特性化 6. 合流性をもつプロセス 6.1 決定性 6.2 合流性 6.3 合流性を保存する構成子 7. 関連する重要な文献
SIerと言われるような会社に入った。地方の独立系のよくある中小企業だ。
会社の経営が特別酷いわけでもないし、研修もしっかりしている。同期もみんな満足しているように見える。
僕もそのつもりで入社した。別にすごいエンジニアと仕事が出来ると思って入った訳ではない。
でもいざ入ると寂しくなった。
言語はほとんどVBだけ、客先に行ってひたすら話しあって、仕様書を1プロジェクトに山ほど書く。ずっとプログラミングする立場でいるというのは困ると言われた。
別にこれが悪いと言ってるわけでもない。これは需要がある仕事だし、必要な仕事だと思う。それもわかって入社したつもりだった。
働いている上司や先輩も立派だ。見習うべき部分は山ほどあり、尊敬している。
ただ自宅でコンパイラ実装の解説書を読んだり、最新のウェブ技術の話をウェブで見た後、
同期と上司の会話で「オートマトン」という言葉が出ただけで上司が「難しい、最近のはわからん」などとあっさり話を切っているのを目にするとやっぱり寂しくなった。
これから先社内で同期や先輩と話す内容はゲームや車などの話ばかりなのだろうか。
部屋にある技術書を捨て去って簿記の資格でも取るべきなのだろうと思う。
オープンソースプロジェクトにでも参加してみればいいのだろうか。
家族の反対を跳ね除けても都会に出て他の会社を受けてみたほうが良かっただろうか。いや、実力不足で落ちたか。
入社したばかりでこんなことを考えるのは甘っちょろいと自分で思う。
こんなことを考えている間にコードを書いたり本を読んだりできたのだ。
ただ今回は本当に寂しい気持ちになった。ここに文章を書いたところで状況が変わるわけでもないだろうけど、気持ちが切り替わればいいと思う。
考えてみるとそもそも増田を書くなんて初めてなのだ。
明日にはこの記事を書いたことが僕にとっての黒歴史になってるかもしれないな(苦笑)
そういえばシューカツのために取った応用情報技術者の資格も、なんだか虚しいものに思える。手当てでもつけばいいんだけどな、どうだろ
手順を考えて、その手順を書くだけ。
言語もあらかじめ決められた手順に沿って解析されて実行されるから、オートマトンやBNF記法、構文木などの仕組みを一通り覚えてどういう機構でチューリングマシンが原理的に実行可能なコードへと落とされるかを理解すれば言語自体も覚えるのなんてそんなに難しくない。
手順を考えるなんて、人間が生活する上でいつもやっていること。
プログラムを走らせるためのデータ構造を考えるのに苦労するという話も聞くけど、プリミティブな要素が数値、型へのリファレンス値しかないんだから大体は離散数学で使うグラフの初歩的な知識があれば事足りる。GoFのデザインパターンなんてまさにそう。
俺の住む世界はアイティーとやらに支えられているらしい。
アイティーに関われば、俺の住む世界をさらに素敵なものにしていけるに違いない。していきたい。
そう願って、何も知らなかった文系新卒の俺が金融系のシステム会社に入って、もう一年以上が経つのだ。
昔、お遊びでゲームを作ったことはあった。RPGツクールなんかが好きだった。
パズルみたいで楽しかった。コンピュータの中身が理解できて、わくわくした。
楽々と基本情報技術者の資格を手にし、半年後にはほとんど勉強もせずにソフ開も取得した。
研修の課題では同期の誰よりも速く、短く効率のいいソースを仕上げた。
現場に出て、本番機に触った。
30年間親会社を支え続ける偉大なシステムの中身を、わくわくしながら覗いた。
そこには、俺の求めていた世界とはまったく違うものが広がっていた。
俺が産まれる前から、入れ替わり立ち替わり何人もの手によって継ぎ足されたロジック。
何千行にもわたって、似たような処理が何回もひたすら繰り返される似たようなモジュール何十本。
1993年に行う臨時処理のロジックが、今もコメントもなしに埋め込まれている。
仕様がわからなくなれば、キャビネへと走って、黄ばんだ方眼紙に鉛筆で書かれた仕様書を探し、
そして修正履歴のみが書かれているのを確認して肩を落とす。
半年後に臨時で行われる業務に対応するため、いくつかのモジュールについて、処理可能なユーザーコードをひとつ、条件に加える。
与えられた期間は2週間だった。ずいぶん長いなと思った。
何枚もの設計書を書いた。つまり、方眼紙状のExcelテンプレートに同じ文章をコピペした。
追っていったモジュールはどれも、ヒープもソートもメモリ管理も論理演算も出番がなかった。
あるのはただ、IF文とMOVE文とばかりだった。ソースの難易度は使われている命令の数とは関係ないことを学んだ。
テストデータを作るため、階層型DBを何回も辿ってデータをアウトプットさせるモジュールを書いた。資格試験で学んだSQLは、無用の知識だった。
協力会社への仕事割り振りやユーザー対応に毎日忙しそうだった上司が、夜遅くまでの残業続きでくまのできた目を皿のようにして設計書をレビューした。
ロジックを丸々コピペしてソースを修正し、コンパイルし、実行した。
2週間はあっという間だった。
俺のせいで、半年後以降は使われないロジックがソースにまたひとつ増えた。
今回の対応については、Excel方眼紙にレポートをまとめて共有ドライブに入れておいた。
だが共有ドライブの検索には時間がかかるし、Excelシートの中身となれば検索から漏れることも多い。
きっと誰にも読まれないだろう。
2バイト文字が使えない関係上、原則、ソースにはコメントはあまり入れられない。
数年後の新人はきっと、俺の書いたモジュールを見て「このロジックは何だ」と首を捻るんだろう。
数年後の俺はきっと、今回のレポートを共有ドライブから探し回って新人にパスを教えてから、
協力会社の管理に追われる作業に戻って目の下にくまを作るのだろう。
俺がやりたかったシステム開発って、こんなものだったのか。
俺は部署の中で、俺の望む仕事を探し続けた。
先輩たちは忙しくて誰も興味を持ってないけど、自動化できる作業はいくらでもある。
よく使われるExcelシートを改造し、定例作業をクリックだけでできるようにした。
ExcelVBAとはいえ、書いていて心地よかった。引数が明確な関数と変数のスコープと全角文字があったからだ。
COBOLで打つプログラムより、控えめに見て100倍くらいの生産性を発揮できていたと思う。
先輩たちは喜んでくれたが、ただし俺の仕事を、あまり仕事とは見なさなかった。
それでもよかった。業務時間外は俺は相変わらずスクリプトを書いていた。とても楽しかった。
VBAから入って、WSHなんてものを知り、やがてJavaScriptを学び、ネットで資料を探し、はてなを知り、はてブでWeb技術についての記事を読みふけった。
知れば知るほどに、どんどんCOBOLが、メインフレームが嫌いになっていく。
先輩は誇らしげに言う。システムはたいしたことをやっていない。業務知識こそが大事なのだ。
ユーザーより詳しく業務を理解し、適切に提案し、設計する能力。
協力会社を率いて、わかりやすい文書で指示を行い、スケジュールを調整する能力。
人を動かすぶん、責任も大きくやりがいもある。優秀な人材こそが我が社の強みだ。
そんな人材が育つよう、我が社は安定して働ける環境と福利厚生を整えている。
ああ、そうだよ。先輩、あなたは正しい。
俺だってメインフレームの信頼性のすごさはわかってる。
密なユーザーとの関係から生まれるシステム子会社としての強みも認識してる。
それだけじゃない。社内環境も悪くない。給料もいいし休みも取れるし先輩は優しい。
ここは、いい会社だ。
けど駄目なんだ。
30年前のシステムを枯れた言語でツギハギする仕事じゃ、俺の心はやっぱり満たされない。
ユーザーの業務知識ばかり身につけたって、俺自身の人生には、いいことなんてない。
俺が求めていたのは、この仕事じゃないんだ。
社内の誰も、TumblrもTwitterもやっていない。ライフハックなんて聞いたこともない。
Joostやモバゲーや2ちゃんねるが社会に与える影響について誰も語れない。
休日はゴルフや酒に興じている。自宅にPCを持ってない人までいる。
おかしいことじゃない。普通の人たちだ。
それどころか彼らは、仕事とプライベートを切り分けている、立派な人たちだ。
でも、やっぱり俺の生きていきたい世界は、ここじゃないんだ。
たぶん俺がいるのは極北なんだろう。
ここが、人月計算とExcelとスーツの世界というやつなんだろう。
俺は80文字×32行の緑文字を見つめながら、遠い夢を見続ける。
何をもって「十分に生命」だというのですか?
元増田ですが・・・
何を持って不十分だと言うのですか?
虫やバクテリアレベルでも生命です。タンパク質をベースとしていれば生命でしょうか?いいえ、ケイ素系生物という物があっても
バクテリアが生命であるとするならば、知性は生命とは余り関係なく、自立行動が取れるかどうか?というのが生命と機械の差分でしょう。
そう言う意味では、外界からの刺激に対してオートマトンやチューリングテストレベルとはいえ、反応できる機械は
すでに虫やバクテリアレベルの機能は備えていると言えます。であるならば、少なくとも、生命体と呼ぶにふさわしい最初の階段は上っていることでしょう。
その後 チューリングテストを越え、どこから見ても生命と人間の大半が認められる(そもそも生命の定義自体が人類の主観なので)ようになれば
それは生命でしょう。
定義というのは、絶対的な物ではなく、あくまでも、数の理論で大半がそれを認めるかどうか?ですので、そのうち、そうなるんじゃないかと思います。
いや十分教養俗物だろ。情報工学関連への言及が他と比べてショボくて、ああ専門外なのねー、とニヤニヤ出来たけど。
ご立派なことだが、それじゃあどうやってこの文化格差システムを崩壊させられるっていうんだね?
そのためのハッカー、そのための非モテ、そのためのオタなんじゃねーの。
少なくとも、自分から階級格差を肯定し追認する側に回っていることを公言するような
バカな真似はしたくねえな。そういうのは腹ん中だけで後ろ暗く誇ってろ。
俺がいつそんな主張をしたというんだか。
役に立たないし、高校教育程度じゃステータスシンボルにならんとは思ってるがな。
どう考えても違うだろ。現実問題として自国で教育の多くを賄える国の方が「国力」(経済力だと思えば)が高いのは自明じゃないか。
全然自明じゃないだろ、何言ってんだ? MITを日本にも作れってか?
外国で本当の一流を学んでもらったほうが本人のためになるし、コスト削減にもなる。
公教育が注力すべきは、普通に働く普通の人の水準を上げることだ。
一般には「自文化について語れる」ことが「教養」の前提とされているがね。
欧米でギリシャ語やラテン語や古典文学が重要視されるのは、それが彼らの民主主義やら哲学やら自然科学やら数学やらの源流にあるからだ。
源氏物語や万葉集が何に生かせるってんだよ。葉隠でハラキリ根性でも学べってか?
欧米の古典を読む機会をもっと作れ、というのなら、エリート主義だとか文化資本云々で不愉快には思うが、一目おける意見だとは思うぞ。
それから「基礎教養」の件だが、「覚えておいて損はない」程度のことかよ。拍子抜けした。
何に拍子抜けしてんのかしらんが、基礎教養ってなそういうもんだ。お前も言ってたろ、ジェネラルな知識がどうこうって。情報処理試験に出てくるような類の知識は、そう知的に高度でもないが、少なくとも無駄ではない。
あのさあ、なんでパターン認識とか待ち行列とかの例を挙げたと思う?こういう分野では数値計算が重要になるから、基本的に低レベルに近い言語でプログラムを書くことが望まれるし、似たようなプログラムを使い回すから生産性という意味でもそれで大した影響がないということだ。
そもそも俺は低水準言語の話はしてなかったと思うが?
「低水準言語で十分」という例を挙げてどうすんだ。「低水準言語が有効/必要」な例をあげろよ。機械よりの視点で細かい制御が望まれる例を挙げるべきだ。専用ハードウェアに効率的に仕事させるために、機械語レベルでの知識が必要になるケースは今でも多くある。
つまり、「基礎教養」の勉強をサボっても、君が線型代数や微積をサボったほどの悪影響もないということだ。少なくとも建前上は。それでもなおかつ「必修」とされることの意義を問うている。
お前の例が不適切なだけだろ。アホか。
てっきり、「基礎教養」を学べばコンピュータの中身のイメージがしやすくなって、効率の良いプログラムを書くための感覚が身に付く
そんな印象論はしとらんし、最適化は最適化で別個に学ぶべき領域だろ。高級言語レベルでの最適化の本だっていっぱいあるが。
技術者コミュニティの発展や運営のために一定の共通言語を身に付ける、とかそういう答えが返ってくると思ったし、古典を学ぶ意義をそういうところに見出すこともできる
全然違うだろ。源氏物語や万葉集の読解を具体的に何に使えるってんだ。プレゼンのハッタリくらいにしかならねーんだろ?
情報処理試験に出るような基礎教養は、全部使いどころがある知識だぞ。当たり前に使いすぎてて意識してない人が多いが。
ちなみに俺が「基礎教養」で想定していたのはそうした技術の「使い方」ではなく、「考え方」の方だ。
「使い方」から遊離して「考え方」だけを煎じ詰めていくのは、プログラマレベルでの実践的な志向ではないだろうな。学問的には意義があるが。
特にOSについては基礎理論のことで、UNIXという特定のOSを扱うノウハウのことではない。大学で教えていることについて語っているのだからそれは自明だと思ったが。
あまりにもUNIXはメジャーすぎる。UNIXという「特定」OSの実装から離れた所で抽象的にOSを煎じ詰めるのはかなり学問的な領域だと思うが。もう基礎とはいえないだろう。
もちろん、UNIXという実装を学びながらそこに被せる形では、OSの基本概念だとかOSI7階層モデルだとかは触るだろうけどさ。
あと、正規表現を考えるときに一々有限オートマトンなんて考えないだろう。そもそも、現状使われている正規表現は本来の意味での正規言語を逸脱してるんだから。
どう拡張されて、それで表現力がどう広がっているのか、というようなところへ、一通り形式言語を学んでない人では想像が及ばないだろう。GREPのやり方ひとつでセンスは分かるもんだぞ。