はてなキーワード: イレギュラーとは
朝、電線にオナガがとまっているのを見た。今年二度目の目撃。ここいらで見るしっぽの長い鳥といえば、もっぱらシジュウカラだったのだが、久しぶりにオナガが戻ってきた。
30年くらい前から、全国的にオナガの棲息域が山の方へ撤退しているらしく、今は市街地でオナガを見るのは珍しいとかなんとか。そういえば確かに、私が小学生の頃は電線にオナガがとまっている風景はごく当たり前だったけど、いつの間にか見られないものになっていた。というのは、単に私があまり外の風景を見なくなってしまったせいかなと思っていたけど、違ったのか。
市街地から姿を消し、山へ移住したオナガがその後どうなったのかというと、初夏の一時だけ棲息域のかぶる渡り鳥、カッコウの托卵のターゲットとなり、ずいぶんひどい目に遭わされた模様。
鳥というのは知能よりも本能優先で生きてるので、カッコウにタゲられるなどイレギュラーな事態になかなか対応できず、しばらく一方的にやられっぱなしになる。ところが、やがては托卵されていることに気づく時がきて、托卵対策を取るようになる。そして托卵するものとされるものの激しい攻防戦が始まる。
そうやって、托卵するものとされるものとが闘いながら互いに進化していくのだけど、その闘いの始まりが観測されたということは世界でも珍しいことであるらしく、日本のカッコウVSオナガは世界中の専門家から注目されているのだそうな。
などというバトルが私の知らない所で起きていたということを、最近まで知らずに、そういえばオナガいねぇなあ、とたまに思うだけで暮らしてきた。知った今となっては、電線とまっているオナガを見て、もしかしたらカッコウに巣を乗っ取られるのに嫌気がさして、平地に戻ってきたのではないかなあ? と私は思うのだけれども、真相やいかに。
でも、ここら辺は平地の住宅街だけど、実は近くの河原にカッコウが来てるはずなんだけれども。といっても、河原のそばからより街なかに引っ越して以来、カッコウの鳴き声を聴くことがなくなってしまったので、今もまだカッコウが渡って来ているかわからないけど。
カッコウは南の方からほんの短い期間だけ、日本に渡ってくる鳥で、現在は目撃例が減少傾向とか。日本でカッコウの好む森林と湿地の境界という環境が減少しているのと、カッコウの主な住み処である南の国の環境破壊が原因っぽい。
カッコウが減って、オナガが増えた、かもしれない? というのも、街にオナガが戻って来た一因だったりするのか? あるいは、私の住む市街地がややゴーストタウン化してきており、ひと気の無いことがオナガには住み易いのかもなんて考えた。
ところで、もう半月から一ヶ月くらい前に、やや時期外れのホトトギスの声を聴いたような気がした。鳥の声かと思ってよく聴いてみたら、近くの工場で旋盤の回転する音だった、なんてこともあったので、聞き間違いの可能性もなくはないけど。だがほんとうにホトトギスならば珍しいように思う。ホトトギスはカッコウに近い仲間で、確かウグイスに托卵する。ウグイスが繁殖するのは春先なのに、なんで今? と思わなくもなかった。
ウグイスはこの辺に時々出没するので、ホトトギスもこの辺に現れるというのも変ではないように思える。ウグイスがいて、ホトトギスがいる。ならばオナガがいてカッコウもいる、ということに、いずれなるのでは? という気もする。
カッコウが托卵するには立地条件がだいじで、低い所にカッコウよりも小さい鳥が営巣していて、その近くに小鳥の巣を日がな一日見張れるような、高い木がなくてはならない。
オナガがこの街のどこかに巣を作っているとしたら、カッコウにとってオナガの巣を見張れる場所は街の至る所にあるように思えるが。いずれ、街なかにいてカッコウの声が聴かれるようになったりするのだろうか?
今朝はオナガだけでなくツバメも見た。最近あまり多く見なかったので、もう南に帰っちゃったのかなぁ、寂しいなぁと思っていたが、まだいた。
何故だか、今日見たツバメは空をついーっと滑空してはおらず、コウモリのような動作で低空を羽ばたいていた。虫を捕って食いながら飛んでいたのか、それとも単に飛ぶのが下手なのか謎。
そういえば、私は小学校中学年以前は、このくらいの時期に家族で海に行ったものだけど、ある年、行きの車内ですごく沢山のツバメを見た。山あいにあった町の商店街を通過した時だ。
当時、その街は今のように寂れてはいなくて、休日となれば沢山の人々でごったがえしたものだった。人の多い場所の建物の軒下をツバメは好むから、沢山のツバメが住んでいるのは当然のことだった。だが、それが一斉に、まるで冬のスズメみたいに電線にびっしりとまり、その上空をやはり沢山のツバメが飛び交っていたのは、いよいよ繁殖を終えて南の国に渡ろうとしているまさにその時に出くわしたのではないかと思う。
あ、今回も鳩いなくてめんご!
まあ自分の身体と実生活にストレートに幸福を感じられない人間がオタクになりがちってのはあると思う。「男の生きざま」とか「女の幸せ」とかそういう感じの。異性からみて守備範囲かどうかは本人にはあまり関係なく、フィクションの過剰摂取で理想があがってしまっているから、「アリだよ」って言われるレベルじゃだめなんだよな。「きゃー素敵」ぐらいでないと。
そういうキラキラした正常世界からハズレた自分にもちょっとしたサブキラキラワールドを与えてくれるのがLGBTワールドなんだと思うよ。
だから大半はほんとうの意味での性自認じゃなく、単に「イレギュラー」の舞台としてLGBT世界の住人権を得たいだけだと思う。
飲みに行けないし飲食店で料理勉強しながらダブルワークしようと思っても夜は店開いてないし、暇で金もないから近所のコンビニに応募して深夜で雇ってもらった。
色々バイトはしてきたけどコンビニバイトは初めてだったのでちょっとワクワクして、実際面白かったので残しとく。
オープニングからいるパートのおばさんがPOPとか気合い入れて描いてたりするしその人ともう一人のベテランで派閥があるらしい。
色んなコンビニ巡ってきた歴戦の深夜先輩曰くコンビニ派閥争いはよくあることらしい。マジなん?
深夜は巻き込まれにくい代わりに目の敵にされやすいらしく連絡ノートにすげえ悪口書かれてる。(売り場ちゃんと整えろ、散らかすな、廃棄忘れ多い等)
まあ昼間は忙しいし仕方ないよな〜と思いながら昼間の廃棄忘れ俺らが処理してんだけどな〜、でも文句言うと絶対怖いのでやめとく。
売り場の仕様が変わった、新商品が出た、フェアが始まったなどの情報が死ぬほど回ってこない。
深夜の新入りだからLINEグループにも誘ってもらえねえのか……と思ってたらどうやらないらしい。
バックヤードの連絡ノートと印刷物で把握しろ、って言われたけど多すぎる上になんか余計な情報満載で結局何が始まんの?みたいなことが多い。
深夜だから勿論社員とは連絡取れないし、ろくなマニュアルもないので分からないことがあったら詰む。死ぬ。
一回の廃棄で5,000〜10,000円ぐらいになるんだけどどこのコンビニもこんなもんなのか?
同じ商品を毎回10個20個発注したり、売り場の棚に出ないぐらい届いたりするんだけどこれは下手なのか?昼間入らないから売れ筋が分からない。
酷い時には棚まるまる全部廃棄とかもあるし。
俺は絶対発注する奴の中に下手くそがいるんだと思ってるんだけどまだ発注業務したことないから何とも言えねえ。
食べ物は粗末に扱わない、という信念から廃棄のおにぎりやお弁当を回収してゴミ袋にそっと丁寧に入れてたんだけどガチで心が病みそうになってくるから
最近は心を無にして日時の表示だけ確認してポイポイ投げ入れるようにしている。病む。
これはバイトプロから噂に聞いてたけどマジだった。深夜バイト6人ぐらいいるんだけど4人ベトナム人。
典型的なカタコト日本語が話せるレベルで21〜5歳までいて男3人、女1人。
みんな学校通ってるんだって。すごいね。そんでみんなアニメ・漫画好き。雑誌検品しながら最新のジャンプ読んでる。
マジで何言ってるか分かんないし全員先輩だから業務教えてもらおうと思っても日本語が不自由で上手く伝わってこない。
けどめっちゃ仕事する。仕事しすぎて俺の仕事ないし何なら早朝の仕事もこなしちゃって、それを怒られて「ナゼ!?仕事シタヨ!!」って逆ギレしてた。
でもみんな良い奴。仕事中急に「増田サーン顔疲レテル!食エ!!!」ってブラックサンダーくれるし休憩時間に枕貸してくれる。
パック鬼ごろしとドーナツ買ってくオッサン、タバコ1箱と焼酎リットルで買ってくオッサン、酎ハイをマイカゴいっぱいに入れてくるオッサンなど。
土地柄かも知んないけど4時5時ぐらいに酒買いにくるオッサンの多さよ。仕事帰りなのかな?
でも昨日?今朝はいわゆる地雷系女子がピアニッシモとストゼロロングにストローくださいって言ってきておお……!ってなったよね。
俺本物見るの初めてだったからちょっと感動した。なんか良い匂いもした。
絶対お化け。誰も近くに寄ってないのに勝手に開け閉めするし、入店音鳴ったから見たら誰もいないとかザラ。
最初はマジで怖かったけどもう多すぎて何とも思わんし、何ならセンサーの不具合かな?で済ませられるようになってきた。
俺らが廃棄飯食ったら怒られるから、お化けが廃棄のおにぎりとか食ってくれんかな……勿体無いし……。
もっとやべえバイクのヤンキーとかが店の前にたむろしたり、万引き常習犯とか怒り狂ったクレーマーとかが突っ込んでくるのかと思ってたけど意外と普通。
強盗とか来たらどうしよう……と思って超ビビってカラーボールの位置とか確認したのにめっちゃ分かりにくいところにあって焦る。
というか深夜になればなるほど客めっちゃ静かで大人しいのばっか。静かすぎて何言ってんのか聞こえねえのがダメだけど。
仕事さえ淡々とこなしてりゃ時間はあっという間に過ぎてくし、深夜でもやることが多い。
まあ客が来ない深夜だからできる仕事があるからだとも思うけど。
こんな感じ。昨日も今日もバイトあって今仕事もしてるけど流石に眠いね。いつもは土日だけだけど人足りんくてイレギュラーなシフトになってる。
バイト始める前まではコロナで友達ともろくに会えず対面で話すの会社の人間だけだったけど、バイトして色んな人と(ほぼベトナム人だけど)話せてなんか嬉しいわ。
めっちゃ反応あってびっくりした!ベトナム人ほんといい奴だよ 相方のベトナム人の話も別で書きたいな マジで面白いというか楽しい人なんだよな
ちなみに今日の昼そのベトナム人に紹介してもらったベトナム料理屋行ったんだけどマジで美味かったから是非ベトナム料理も食べてみて
廃棄の件も成る程なあと思ってブクマ読みました どうにかしたいけどバイトにはギリまで売り場に並べておくぐらいしか出来ない
廃棄パクらないのは一応会社勤めなのでチクられたりするの怖いからです 廃棄貰えたら食費がどれほど助かるか……
あと朝方に酒買ってくオッサンとはタバコがどれか分かんなくて喧嘩してから何故か仲良しになってるので、別にバカにしてるつもりはなかったんだけど紛らわしくてすまん ドロドロの作業着で来たりするしオッサンが一生懸命頑張ってるの知ってるぞ俺は
いつからか分からないが、ちょっとしたことをやるのがすごく億劫で始められなくなった。
普段当たり前にやってる仕事はできる。家事もできる。けど、普段はあまりやらない、例えば荷物を送ること、引っ越しの住所変更の連絡を各所にすること、保険金の請求のために電話で問い合わせること、みたいなイレギュラー作業が面倒で億劫で手がつけられないようになっていた。
気づけば引っ越しして1年を過ぎ、ToDoリストアプリにもジワジワとたまっていっている。
なんでこんなことになったんだろう?年をとったから?始めることにうっすら恐怖すら感じるくらい。
ああ何もせずに寝てたい。誰かが代わりにやってくれたらいいのに。でも誰もいないない。今週末こそは少しでも進めなくては。
まず、機内で色々と書類を渡されました。日本入国後2週間は隔離すると誓う宣誓書と、チェックシートみたいなもの。後で判明しますが、このチェックシートでスタンプラリーをやるので絶対に無くしてはいけないようです。
飛行機から降りる際、まずは国際線乗り継ぎ便の人が優先的に降機しました。勝手がわからないので、ひょっとしたら全身防護服の検疫官たちが搭乗してくるのではと、ヒヤヒヤしましたが、そんなことはなく、順々に日本入国組も飛行機を降りました。
動く歩道が真ん中にある、空港おなじみの長い連絡路を歩いて移動するのですが、最初に出迎えてくれるのは、椅子です。通路の両脇をソーシャルディスタンシングを絶妙に守って配置された椅子たちは、背もたれの裏に番号札が設置されていて、どうやらここに座って次の指示を待つということは想像できます。それにしてもすごい数の椅子で、そんなに待つのと不安になりましたが、さいわい私の場合は飛行機を降りたのが早く、5番の番号札を振られた椅子に着席しました。
しばらくすると、航空会社のグランドスタッフと思われる方々が、書類チェックに回ってきます。宣誓書のサインのチェック。着陸72時間以内のPCR検査結果が記載された厚労省指定の証明書。チェックシートの必要項目記入などなど。ここで宣誓書の2ページ目の署名を忘れていたことを指摘されました。さすがジャパニーズ品質の目検…
ここで目の前で今まで流暢に日本語を話していた女性の濃緑のパスポートが目に入り、在日コリアンの方と知り、いろいろな人がいろいろな事情で日本に戻ってきているのだなと…
「お姉さん、僕もこのアプリたちをダウンロードする必要があるの?」
耳慣れたアメリカ人の英語が私の後ろの椅子から聞こえてきました。白と水色の横縞のポロシャツの裾をくたびれたジーパンに突っ込み、靴はもちろんスニーカーという、ザ・アメリカンな格好をした黒人男性。どうやらアプリ追跡が嫌なようです。そりゃ私たちだって嫌ですよ。でもルールだから守りましょうね…と思っていたところ、通路を挟んだ反対側の椅子に座っていたもう1人のアメリカ人がこう言いました。
「いや、僕ら大使館のスタッフは、このアプリのダウンロードはしなくて良いはずだ。確認してくれますか?」
こちらの男性はえんじ色のワイシャツに黒いスラックスとピッカピカの黒靴。おまけに黒いフェドラ帽ときてます。お前本当に大使館のスタッフかよ、大道芸人じゃないのと思いましたが、マニュアルに明記されてないであろう質問を訊かれた航空会社スタッフの女性は、慌てて謝り、上司に確認すべく、ついたての奥に消えました。
別の航空会社スタッフの方が、私の前に座っていた女性のもとに、袋を持ってきました。どうやら機内での忘れ物のようです。「本当にすみません、ありがとうございます…」そりゃこれだけイレギュラーな入国プロセスだもん。忘れ物のひとつくらいしますよね…
するとさっきのスタッフの方が戻ってきて、大使館関係者のアメリカ人ふたりに、アプリのダウンロードをしなくて良い旨を伝えました。え?ええええ???いわゆる外交官特権ってやつ?もちろんアメリカ人ふたりは大喜びです。
外交官特権のない我々は、再度書類検査を受けるべく、居心地の悪い簡易椅子から立ち上がり、検疫官たちが待つブースに向かいます。ここでPCR検査の陰性証明書などをチェックされ、先程のチェックシートに「証明書あり」の赤いスタンプが押されました。なんか前進した気分です。次のスタンプラリー地点に向かう途中、別の経路を指したサインが目に入ります。
え、待ってください。米国外交官と軍関係者はなんとなくわかります。でも何オリンピック関係者って。これ多分、今から始まる面倒な隔離とかアプリによる位置確認とかしないでいいやつですよね。オリンピックの関係者もしなくていいの?オリンピックまだ始まってすらいないじゃないですか。どういうこと…
頭をよぎる疑問の数々を一旦置いておいて、自分が確実に入国できるために、唾液採取に向かいます。梅干とレモンの絵を見ながら、全力で唾液を絞り出し、ろうとから試験管に流し込みます。自分の唾ながら、まじでキモい…この汚物を検疫官に渡します。ここで「30分以内に飲食をした方は申し出てください」というサインが目に入り、これ申告すると待たされるのかな、だったらたとえ飲み食いした直後でも誰も申告しないだろうな、などと思いながら、経路を辿ります。見慣れたはずの成田空港のターミナル内が、数ある仕切りとパーティションポールのせいで、迷路状態…
今度はアプリのダウンロード状態の確認です。検疫官の前で、iPhoneにOverseas Entrants Locator(悪名高き追跡アプリ)とMySOS(ビデオ電話アプリ)が入っていることを確認されます。MySOSに関しては、次のステップで登録を確認するから、まだ登録しないでくれと念を押されます。ここで位置情報の共有などのiPhoneの設定もチェックされた気がしますが、よく覚えてません。
そして20メートルくらい歩いたところで、またチェック。今度はMySOSの登録画面で、正しいパスポート番号を記入したかを確認し、検疫官の前で登録ボタンを押します。これでちゃんと隔離しているか、電話で確認できる、というわけです。
もうさすがにチェックはないかな、PCR検査の結果を待つだけかなと思いましたが、もう一度別の検疫官の前で座らさられ、最後の書類チェックがあります。ここで確認されたのは、私のメアドでした。検閲官が、手元のiPadからテストメールを送信するのですが、検疫官も初老の方で、目が悪いのか、最初メアドを読み間違い、パニックに。結局、"i"の小文字を一つ多く空目していたとのことで、無事確認メールがきました。確認メールの送信元がGmailであるあたりに、本プロセスの付け焼き刃感が滲み出ていました。ここで「済」の赤いスタンプがチェックシートに押されます。何が済んだのか、いまだによくわかっていません。
この初老の検疫官は男性だったのですが、ここに来て、私の対応をしてくださった他のスタッフ全てが女性であることに気づきました。そしておそらく3割ほどは、外国人女性。おっさんはテレビに出て「水際対策を頑張っている、だからオリンピックは大丈夫だ!」とのたまってらっしゃいますが、実際その水際対策も、オリンピック関係者は素通りっぽいし、必死に回しているのは殆ど女性というわけです。それもおそらく非正規雇用の。
話が逸れました。最後にQRコードの確認があります。このQRコードは、厚労省が作ったウェブサイトに個人情報を記入するともらえるのですが、私の場合、搭乗前に終えており、スクショをとってあったので、比較的スムーズでした。断っておきますが、ここでの確認は、QRコードを持っている、ということだけです。適当なQRコードを見せても通りそうなザルチェックでした。
そして43-44番ゲートに行きます。ここで、先程のQRコードをスキャンするわけです。搭乗券の確認もここでやる必要があるので、無くさないようにしてください。ここで先ほど前の席に座っていた在日コリアンの女性と再会します。私の場合、関東圏、しかも自宅待機予定なので、割とあっさり終わりましたが、彼女は途中東海地方を経由して、西の方に行く予定らしく、途中泊まるホテルの詳細など、いろいろと確認されてました。オリンピックの関係者は隔離しなくて良いのにね。
諸々の確認を終え、自分の座席番号をもらい、PCR検査の結果を待ちます。待っている入国(予定)者の席はしっかりと2m離れているのですが、43-44番ゲートカウンターの裏の検疫官はそうはいきません。プラスチックの遮断パネルの裏で、常に15人くらいの検疫官がひしめいてました。他人の「密」は不幸の味…というやつでしょうか。いやいや、検疫官の方には本当に頭が下がります。
番号をもらった後、PCR検査の結果を指定の座席で待つのですが、私の席から、先ほどのふたりのアメリカ人が目に入りました。どうやらPCR検査を受けなくてはいけないのは、彼らも同じようです。まあ当たり前…ですよね。そしてぼーっと待っている間に、例のチェックシートでSkype IDとWhatsAppに使っている電話番号の記入を求められたにも関わらず、それらに関して何も確認されなかったことを気づきました。あれはなんだったのでしょうか。
30分ほど待った後、自分の番号が呼ばれ、38番ゲートに向かいます。検査結果は無事陰性。ワクチンも受けていて、72時間前に検査もしていて、ここで陽性だったら再検査を求めたいレベルです。渡された葉書サイズのピンク色の紙には陰性である旨が書いてあります。これを入国審査直前にしれっと立っている最後の検疫官に見せる必要があるとのこと。もうこれで終わりかと思いきや、最後に宣誓書(覚えてますか?)の提出をする必要があったのでした。これをやったのち、晴れてコロナ検疫は終了です。
ここまでざっと2時間くらいでした。おそらく相当速い方だと思います。
私自身、水際対策を強化することは反対ではないです。でもどうせやるのであるなら、システムを自動化して、チェックに必要な人員を減らした方がリスクが減ると感じましたし、なぜか米国政府・軍関係者と、オリンピック関係者が特別扱いされるところに、今の日本のコロナ対策の最悪の特徴である「一貫性の欠如」が表れていると感じました。
隔離生活が暇すぎて、長々と書いてしまいました。これからは、全ての入国者に3日間以上の強制隔離をするとのことなので、今回こそ一貫性を持って、全員ホテルに72時間ぶちこんでもらえると信じています。