「イラストレイター」を含む日記 RSS

はてなキーワード: イラストレイターとは

2024-03-04

anond:20240304095310

どんどんAI類似度チェックさせて、類似度高いイラストレイター同士を発見したら一緒に裁判しませんかって持ち掛ける弁護士集団が出てくるわなw

2023-10-14

俺流漫画1作描け論

漫画家になりたい」という息子(無職)の将来を心配した親から相談され、「完成した作品を見せて」と答えたら「もっと初心者向けのアドバイスを」と言われた漫画家の話 - Togetter https://togetter.com/li/2238018

この件で書きたくなったので

自分漫画を描いたこともないし、描きたいと思ったこともないです

ただし漫画は読んでます

ひとより多く長く読んでるとは自負してます

以下の文章は誰かへの返答というわけでもないです

自分意見というやつです

では本文

漫画を作るには3つの能力必要です

・絵を描く能力

物語を書く能力

・絵と物語を結合させる能力

漫画の絵は誰にでも描くことができます

横に線を1本引けば水平線にも地平線にもなります

点2つを描いて下に線をひけば人の表情です

それを丸で囲むと人の顔です

漫画の絵は記号です

漫画の話は誰にでも描くことができます

どこかの誰かの書いた話を書いていけばいいのですから

鬼を退治する話を書きたい

ひとつながりの財宝を探す海賊の話を書きたい

こういうのを書けばいいんです

いまなら異世界に転生してチート能力を持って可愛い女の子イチャイチャしていたら魔王を退治して英雄になったでいいんです

問題はこの次です

自分の描いた絵と自分の考えた話を結合させて漫画にする作業

これが難しい

なんなら1番難しい

自分の描いた絵に見合った物語漫画化するという作業

そしてさらに難しいのがそれをおもしろものにすること

数多ある漫画家と呼ばれるひとがそのために血反吐吐きながら努力して苦労しているのです

そしてこの作業漫画を1作描きあげないと判断ができないのです

自分でもわからないしましてや他人にはわからない

絵も物語もたいしたことないのにこのひとはマンガ家として食べていけている

それは漫画を描くのがうまいひとなのだからです

漫画家になりたいのならそれを目指さないといけないのです

漫画家ではなくイラストレイター小説家などを目指すとまたちがう能力必要とされるのでしょうが

初心者向けのアドバイスとしては

まず好きな漫画任意の1ページを模写させることですかね

絵は描かなくてもいいかコマ割りと吹き出し(中のセリフも)と書き文字などをできる限り再現して模写してもらいます

それはタブレットなどを使ったとしてもかなりかったるい作業だと思われます

とくにはじめて描くならなおさらです

次に同じものを締め切りを設定して書かせる

もちろんコピペなどしないで真っ白なところから最初からです

それで描いてこれたらかなりいろいろな判断ができます

絵と物語を結合させる能力がある程度判断することができるからです

そうなると次の指示もできます

たぶん9割のひとが最初の模写で「こんな面倒くさいことやってられん!」と投げると思います

俺みたいに!

2023-05-08

anond:20230508164357

セックスと同じだ。

相手の暗黙の合意があるかどうかで(原作レイプ合法かがきまる。

 

まりおまえみたいに全部返事が同じでないとダメ、という人間にはとうてい理解できない大人世界です。

 

ちなみに、ゲームメーカー二次創作はここまでOKといったり公式発表するケースが最近は多い。

第五人格や原神など中華ゲーは一切ダメだと公式発表しているそうだが、それは中国人がどこまでも無神経に平気で原作の売り上げが減るようなことをヤるからであって

こまやかな神経をもつ日本人は気にせずおだやかに二次創作やってる。

ヤクザ中国人はその日本人無償配布したイラストを無断でパクって製品印刷してアラジンで売る。

日本人イラストレイターも消しにくい顔近くにサインをいれたり自衛はしているがヤクザ中国人がパクりをやめなかったら日本人も本当に一切やっちゃだめってなるだろうな。

そういうこまやかな生態系で成り立ってるんだよ。

2023-05-02

AIで失われた仕事補償で、ベーシックインカムってどうやれば達成できるのか?

AI仕事が奪われたら、仕事なくなる人は多いように思う。

単純作業AIになったら、単純仕事しかできない人は高度労働とか無理だろうから仕事ができなくなるように思う。

そしたら、いよいよベーシックインカム必要となるのかな。

具体的に、どうやったらベーシックインカムに近づくかステップを考えてみる。

  

核融合で衣食住がタダ (2045年には出来そう)

いきなり未来技術核融合が出てきたけど。

核融合で、人類エネルギーが賄えてしまえば、電気代はタダ。

ロボットも動かし放題で、AI無限仕事してくれるっぽい。

そうなると、流石に衣食住タダになって、実質0円生活みたいなニート可能になるか。

そのニートたちに経済活動して頂くために、国がベーシックインカム出して経済活動させるとかはありそう。

羨ましいよ、未来人!

  

AIwebサービス作って金を稼いでくる。そんで収益をDAOで配る (2023年以内には出来そう)

AIイラストレイターみたいなので金稼いでいる人が既にいるが。

もっとAI自律的市場を狙ってお金稼ぐようになるだろうね。

それはしかし、企業が独占はしそうなんだけど。それで大量の失業者が出るんちゃうかな。

映画とかゲームとかの娯楽はもちろん、wikipediaっぽい知識収集サービスとか大量に作られたりして。

webアプリAIが大量に出して大量にお金稼いで。

ブロックチェーンとかでコミュニティAIアプリとか出してDAOにお金配るとかそういう感じにならないかなあ。

  

車がAIハウスになる (2024年にできるか?)

完全自動運転ってのができるのは遠いみたいだけど。

電気自動車で家みたいになって、住めるってのは近いんじゃないかな。

電源さえあれば動くし。

アメリカトレーラーハウスガソリンだったり、家の中がすぐ汚くなるが。

AIで綺麗にしたりして、トレーラーハウスが常に綺麗で、整っていて、風呂とかベットとか衣類とかAI管理してくれれば。

それって実質家じゃん。

実際、トレーラーハウスホテルとかあるけど。その管理AIがしてくれれば、住宅になる。

AIハウスになれば、住宅費が一気に安くなるんじゃないかな。

0円みたいな安い土地に住めるようになれば、すごいなあ。

日本も、トレーラーハウスに住むみたいになるとすごい。

スマートハウスは遠いかもしれないが、このレベルAIハウスなら、今の技術でも十分できるんじゃないか

ベーシックインカムとは違うが、国がAIハウスの車を配れば衣食住解決できる程度なら、すごいんじゃないかな。

2022-08-31

イラスト作成AIに反対してる奴見て思ったこ

ソースを追わずまとめサイトとかそういうのしか追ってないからかもしれないけど、まともなイラストレイターが反対してるの見たことない

文句言って潰したの1円も稼いでなさそうな所謂ツイッター絵師って奴じゃない?

やっぱ仕事にしてる人間手段の一つと捉えているかそもそも自分仕事が奪われないと自信あったりとかこう、やっぱ違うんだろうなーって思ってしまうわ

2022-03-27

anond:20220327181044

はなれていくホロライブ

結論として

論文などの書き方と同様に、この怪文書の主軸として貫かれる結論最初提示しておく。

その結論に導かれる内容となることを留意して頂きたい。

 

当、怪文書で述べることになる結論は、

「ホロライブリスナーから離れていき、

 しかし、そして、ますます発展していくことだろう」

となる。

 

 

Vtuberおよび、にじさんじやホロライブ

まず本文を始める前にVtuberとはなにかという認識共通させておきたいと思う。

前提とする認識の違いは無駄な罵りあいを生むことになるため、

面倒でもちゃん最初にすり合わせをしておきたいからだ。

 

以下は自分個人認識であり、またこ認識を前提として怪文書記載していく。

なおVtuberを知っているという飛ばして読んでも問題はないし、

また私より詳しい方々は記載内容に文句もあったりするだろうが、そこは見逃してほしい。

 

Vtuber

正式にはVirtual Youtuberバーチャルユーチューバー)。略して現在Vtuber(ブイチューバ―)と呼ばれる。

基本的にはキズナアイを始祖として、イラスト3Dモデルを使い動画や生配信を行う配信者たちのことを総称している。

Youtubeなどでの動画配信を行い収益を上げて当時話題となっていたYoutuberに対して、

キズナアイ自分のことを「バーチャルユーチューバー」と呼称したことが始まりとなる。

 

※ただし、伊達杏子などのバーチャル上でタレント活動を行う存在や、ウェザーロイドなどの3Dアバターを使って動画配信を行う存在は以前からあり、

 ニコニコ動画ではモーションは無いながらもイラストアバターを使ったり、ゆっくりなどを使い配信を行うといった形式も既に存在していて、

 またVRChatで自作3Dアバターを作っていた人たちも散見され、現在Vtuberの萌芽・類似する表現は既に存在していたと言える。

 キズナアイは「バーチャルユーチューバー」という呼称を作り、その存在を一つの確固たるジャンルとして確立したことが貢献として大きいと言える。

 

当初におけるバーチャルユーチューバーという存在は、3Dモデル・声・アクションゲームはそれぞれ別々の人間担当し、

バーチャル空間Youtuber活動を行う仮想存在として、「設定から話す内容までプロモートおよび演出されたタレント」であり、

理想をかき集めた存在であり、美しい3D・機敏なアクターの動き・プロゲーマーの腕前、声優の可愛らしい声・脚本家によって計算された台本という具合に、

ビジネスニュースなどでは、「スキャンダルがない」など、全てにおいて完璧を揃えたタレントという紹介もされていた。

 

・初期Vtuberたち

2016年キズナアイ誕生から

次第と3Dモデリングを使いYoutubeニコニコ動画動画配信を行うバーチャルユーチューバーを名乗る配信者が出現し始める。

 

2017年から企業および個人3Dモデルを用意したものが登場し、富士葵やばあちゃる、のらきゃっとなど様々なVtuber誕生するが、

主にバーチャルyoutuber四天王と呼ばれる以下のVtuber達が人気を博した。

電脳少女シロ(2022年現在活動中。TV番組ガリベンガーV」などに出演している。)
・ミライアカリ2022年現在活動中。)
・輝夜月(企業演者間で確執があり配信終了。)
・バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん(引退し、チャンネルマルチチャンネル化。)

 

この中で最も異質な存在であり、現在Vtuberに大きな影響を与えたのは「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」と言っても良い。

バーチャル少女受肉(バ美肉)」を代表する存在としてVtuber知名度を上げたこともあるが、それよりも大きな要素がある。

 

一つに企業プロモートされていない個人であったこと。

一つに演出され切っていない生身の人間の要素を動画で見せていたこと。

この二つを持ちながら人気を得たことによって、Vtuber裾野が大きく広がり、

結果としてVtuber多くの参入者を呼び寄せた大きな要因となったと言える。

 

この辺りは後記する「リスナーと近いvtuber」でより詳しく触れるため、ここでは重要であったことを記載するにとどめておく。

 

また、このころにキズナアイを「おやびん」と呼ぶ輝夜月や、

のじゃロリおじさんとのらきゃっとの近しい関係など、

今後のVtuberで欠かすことが出来ない要因となる「Vtuber間の関係性」が、

大きな話題コンテンツとして形式作られていった。

 

アイドル部およびゲーム部(企業:.Live

3Dモデリングアバター、および企業によって演出された動画配信

という点でキズナアイの生み出したVtuberコンセプトを正当に受け継ぎ、進化させたのがアイドル部・ゲーム部だったと言っていい。

また企業ごとに一人だったVtuberグループとして売り出して、

グループVtuberタレント売りし「関係性売り」するという基礎を作った点が大きい。

 

一時期にはもっとも人気のあったVtuberグループであったが、

企業演者との確執によって様々な問題が噴出して勢いが曇ることになった。

ただその詳細に関しては、当時自分が直接追っていなかったため申し訳ないが割愛させていただく。

 

にじさんじ企業:旧いちから→現えにから

当時「3Dモデル」での「動画配信」が主流だったVtuberから

Live2D」などの一枚絵・イラストで「生配信」という大きな転換を行い、

現在Vtuberの主流となる形式で売り出したという点でVtuber界における大きな一里塚を造った。

 

3Dに比べて安価に量産できながら、

比較簡単に高品質に見える質を作り出せるLive2Dを使うことにより、

より短い期間で多くのVtuberデビューさせた。

 

また生配信という「矢継ぎ早に次のコンテンツ供給できる」という特性によって

月刊より週刊、週刊より日刊」といった供給の多さも相まって主流となる。

 

一部では3DではなくLive2Dであったことに「割りばし絵」などと呼ばれるといった批判もあったが、

しろアニメゲームに近い表現であったことが一般的オタクリーチして受け入れられていったと言える。

 

特に月ノ美兎のようなクリエイティブ配信者を起用して「目新しい動画配信」を供給していくことことで

それまでニコ生のようなオタク文化的な動画をを見ていた層に売り出すことができたことで、

Vtuberが当時のオタク層へと強く広く浸透していく礎となったと言っても過言ではない。

 

またアイドル部と同様に期生やSEEDsといったグループ売りをしていくことで、

企業全体(Vtuber界隈では企業グループのことを「箱」と呼称する)へのリスナーを招き、

その配信者の多さも相まって、多種多様リスナーを大きな集団として獲得することに成功した。

 

・ホロライブカバー

カバー株式会社四天王時代からときのそら」をVtuberとしてプロモートしていたが、

Vtuberグループ売りとしての「ホロライブ」はにじさんじから数カ月遅れることになる。

 

ときのそらは3D動画配信だったが、

「ホロライブ」としてはにじさんじ成功を受けたのかLive2D生配信主体として、更にグループ売りをもった形式デビューをしていく。

 

当時は男女の交流が当たり前だったVtuber業界で「女性のみ」のグループとして開始し、

初期こそ外部の男性と絡み、ホロライブサマーなどのエロ売りなどもしていたが、次第と「アイドル売り」へと専門化していき、

音楽ライブ配信を始め、Vtuberの中でのAKB乃木坂的なポジションとなっていく。

 

ただし、その結果として「女性アイドル」として醜聞となりかねない男性との関わりは切り捨てていき、

 例1:27とJK(社築{にじさんじ男性Vtuber}と夏色まつり{ホロライブ女性Vtuber})
    https://www.youtube.com/watch?v=d_K1fJD5-CE
 例2:大空家コラボ(舞元啓介{にじさんじ男性Vtuberと大空すばる{ホロライブ女性Vtuber}そしてしぐれいうい{イラストレイター個人Vtuber})
    https://www.youtube.com/watch?v=ZVhMFyc8DrU

といった当初では人気であった男女交流を前提としたでのVtuber配信は少なくなり、

一般的Vtuber活動からホロライブは「離れていく」ことになっていった。

 

一部で男女での交流は残っているが全体としては避けられていっている。

 例:みこ「ホロスタとのコラボは……無い、かなぁ」
   https://vtuber-matome.com/vtuber-1704-8329.html

 

Vtuber

Vtuberキズナアイが作り出した形式から様々な変化を遂げて次第と受け入れられていった。

 

しかし、どれだけ変化しても、総じてVtuber共通することとして

 ▶3Dイラストといった非現実な現身を持っている

 ▶妖怪騎士といった非現実的な設定を持っている

といった、現実とは一線を画するバーチャルな側面を持っていることで、

単純な生主アバターや、イラストを持ったタレントとは差別化されていることが多い。

 

~~~

簡略的なVtuber解釈と、これまでの発展の流れを記してみた。

流れまで記載したのは、Vtuberと言うものが昔と今では大分違っているため、

どこかで離脱した人や殆ど知らない人には説明理解しづらい物であるからだ。

(というのは建前で、貯えた知識解釈の捨て所がなかったたために、ついでだからと書いたというのが本音だ。)

 

さて、以上に記したこと個人的な認識である

ただ、こういった認識を前提のもとに記載していることをご留意いただきたい。

2019-01-07

サイン本て何がいいのかよくわからない

サイン会でもらったりじゃなくて、本屋で売ってるサイン本あるじゃん

あれって、自分的には何がいいのかよくわからない。

最近は少ないけど、昔は某漫画家新刊発売の際のサイン会に行ったり、あとはそういう発売記念サイン会ではないけど、某ラノベ絵描きイラストレイターデビュー作の初版あったのでサインしてもらったり、そういう作家との短いながらも交流の証としてのサインには価値を認めるんだけど。

ただ、作家サインがあるだけの本にただの本より価値を認める人はどのあたりに価値見出してるの?

2018-12-20

anond:20181220124305

別にイラストを描くだけがイラストレイターの仕事じゃない。

栽培済みのイラストレイターを都度雇うコストを考えたら、種もみからイラストレイターを買って育てて新たに種イラストレイターを繁殖させた方が安上がりだぞ。

2018-07-15

アニメ化したラノベ作家の一覧

wikipediaライトノベルアニメ化作品一覧も抜けがあるし、作家ごと、イラストレイターごと、話数単位や上映時間を分単位でまとめたやつってないのかな?

数だとたぶん田中芳樹が一位の7作品2位は榊一郎の6作品映像の長さでも田中芳樹で、それに次ぐのが神坂一くらいかな?

あかほりさとる、あたりはどう計測するべきか。水野良も、ロードスシリーズクリスタニアフォーセリア舞台だけど流石に別作品いかな?

2018-03-23

ホビージャパンの『ダンジョンマスターズガイド 日本語版プレスリリースについて

http://hobbyjapan.co.jp/dd/news/20180323_01.html

についての記事。周辺知識のある人向けかと思います。はじめはてブで突っ込むくらいにしておこうかと思ったんですけど、正しく伝えようと思うと文字数がかさむので増田でという経緯。当方別にホビージャパン関係者でもこのプロジェクト関係者でもありません。しか出版業界お金もらってる人間ではありますし、このプレスリリースあんまりだろう&禍根残すだろうと思うのでこの記事を書きます

一体何がおきたのか? についてはリンク先の記事を一読していただくとしつつ、一読しただけじゃわからん、何だこれ? という人もいるかとは思います。まずはその人向けへ先ずは補足説明します。

DTPで紙面をデザイン中、その紙面に画像素材やら文章素材を流し込んで整形して調整してゆくわけですが、使用してるパソコン機器の性能によってはその作業が重くなることがあります。それを回避するために、作業中は低解像度な(すなわち軽量な)画像素材を「アタリ」として配置して作業を進めておいて、作業後半で解像度が高いもの差し替えて完成とするという手法があります。今回の事案は、「アタリとしておいておいた画像素材のまま印刷所に突っ込んでしまい、チェックでもそれが指摘されずそのまま印刷が終わって製本されちゃった段階で気づいた」という案件です。

別段内部関係者じゃないので本当は断言するべきではなく「〜という案件だと思います」くらいにとどめておくのがベターなんですが、出版業界編集業務DTP関連、印刷関連のひとがプレスリリースを読んで掲載された写真を見れば、概ね同じ感想になるでしょう。それくらい「そのまんま」な案件なわけです。

この種のトラブルは少ないわけではなく、むしろ編集作業をやっていれば割と日常的に目にするトラブルです。店頭にそれが並んでしまうと事件ですが、内部で作業中に発見されれば「こらーここアタリ残っとるぞう!」「ごめんなおしとくー><」くらいの事案で、ちょっとでも関わった人からすれば「ははぁん」で済んでしまうのではないでしょうか? 

ですからこのトラブルのものを責める気は全くありません。おそらく数回に渡るゲラ(試し刷り)のチェックを突破して市場に出てしまうというのは、編集部のチェック能力プロとしていかがなレベルなのか? ってのはもちろんあるんですけれど、起きてしまったものは仕方ない理論で言えば仕方ないのです。呆れはしますけれど、呆れる以上ではない。むしろどんまいです。

今回突っ込みたいのはそこではなくて、プレスリリースの酷さです。

これはない。

ないでしょう。

「想定していたよりも劣る画質で掲載されておりました」「良品というもの存在しません」「本書をお待ちのお客様へお届けするという観点から、出荷し発売するという判断をさせていただきました」。

上の方の補足説明を読めばわかると思いますが、完全に編集部の(加えれば著者の、今回の場合翻訳本なので翻訳チームなどチェック担当者の)チェック漏れ案件で、人的なミスです。「このパソコンーなんにもしてないのに壊れちゃった」とか「印刷からでてみたら劣化してた」みたいな、そういう子供じみた言い訳をするべき案件ではありません。

そもそも前述したとおり、この種のミスは珍しくありませんから「起きがちなミス」としてチェック項目に入って重点的に見るわけですし、もし仮に発生してしまった場合フォロー手法確立しています。読者の皆さんには全く馴染みがないでしょうが「数万部、数十万部印刷したけれど致命的なミスが見つかってすべて断裁印刷し直す」という事例が出版業界には存在するのです。個人的にも一回経験しており、書中にある人名綴りを間違えてたという案件で流石にこれは失礼すぎて出せないとなり、断裁&再印刷がありました。

言ってしまえばやり直し印刷すればいい「だけ」の話なのです。

今回のジャッジはそれを、読者側の負担になすりつけようというもので到底擁護できるものではありません。約6000円の高額書籍であり、ホビージャパン出版社として決して大手ではない(ゆえに回転資金におそらく限界がある)という点があって、ギリギリ理解できなくもないわけですが、だとしても「私たちミスではない」とでも言いたいかのようなプレスリリースを出すのは、醜悪という以外にないでしょう。

しかし、それだけではなく、それ以上にまずい点がこのプレスリリースにはあります(ここまで説明して、やっとこの記事を書こうと思った本題です)。

それはプレスリリース中の「納品された製品全体が同様であると考えられる状況で、不良として交換する良品というもの存在しません。」という一文です。

この一文があるということは、ホビージャパンはこの書籍を「不良」であるという認識はあるということになりますしかし「良品が存在しないので交換もできない」というのが主張です。

ということは、この書籍が売り切れて増刷するときどうするのでしょうか? 常識で考えれば増刷するときには画像データ差し替えて(これは簡単で追加費用もほぼかかりません)本来の想定クオリティ印刷します。しかしそうなった場合、その時点で画像解像度が十分高い――つまり「良品」が存在するということになりますよね。「良品が存在する」のであれば当然「その時点で交換に応じる」のが正しいことになりますよね? ユーザーからのみならず、書店店頭担当者としても「不良印刷のこれはまともなのと取り替えてくれ」となります。それでいいのですか?

あるいは、増刷するときにも画像データ差し替えず「これはこういうデータが正しいのだ」と開き直って今後販売してゆく? あまりにもナンセンスです。今回の書籍海外版権の翻訳本であり、版元はブランドイメージの保持に厳しい部類であると聞いています。それ以上に、出版社の一方的ミスを糊塗するために、今後商品すべてのクオリティを低い方に合わせるというのは、ありえない判断でしょう。

イラストレイターの方は当然に海外在住なのでしょうが、この方の同一性保持の権利キャリアはどうなされるおつもりでしょう? この書籍が「不良品ではない」とすれば読者から見た時、彼/彼女は安っぽい粗い絵を書いただけの人になってしまうわけですよね。

これらの問題批判を避けるために簡単方法は「増刷しない」ですが、それはプロジェクト全体の普及や原作利益的にみて反利益判断です。「需要があってみんなに届けたいけれど、届けるとプレスリリースの嘘がバレるのでやめよう」だなんて非合理的なのは誰にでもわかりますよね?

全体的にひどいプレスリリースなのですが、以上の理由からこの一文は、今後のプロジェクト編集部)の自由度を自ら投げ捨てる、展開に当たってブレーキになりうる表現です。

目先の印刷費、おそらく一千万弱を支払いたくないというのは理解できるのですが、そのために息が長くて忠誠度の高いと思われる同ジャンルユーザーの信頼を損ねるのはいかがでしょうか。

これはなにがなんでも断裁して破棄して印刷し直せという話ではなく(もちろんそれがベストなのですが)、もうちょっと誠実なプレスリリース文章というものがあるのではないかという話です。そもそもプレスリリースを書くのに予算なんて必要ないではありませんか。必要なのはコミュニケーションコストを支払う誠実さだけです。

編集部や出版社に落ち度はない、不可抗力だったという、意味のない自己弁護をしたとしても営業的な利益には全くつながらないわけですし、最初に書いたように、今回の案件出版や広くDTP経験のある人から見ればあんまりにも自明トラブルなわけですから、そこで自己弁護をする価値はないと思うのです。すくなくとも、今後この書籍増刷するときどうするのか? 似た案件が起きたらどうするのか? 程度のことは考えて先行きに禍根を残さないようなプレスリリースをするほうが得ではないでしょうか。

そんなわけで、自戒を込めてこの種のプレスリリースはまずいぞ、と。問題点の報告をさせていただきました。

2012-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20120810003340

売れる絵を掛ける人は偉いよ。

でも本と同じで、そんな偉い売れてる人は上位1%。

自分の好きな範囲の人だと、岸田メルさんや深崎暮人さんはそういう偉い人。

深崎さんとか、メイン担当してたエロゲ会社休止してもすぐに次の仕事オファーがきてる。

エロゲ原画雑誌書き下ろしラノベ挿絵・それにコミケで売ってる同人誌やグッズと合わせて、個人事業主としての売上は1000万超えてるはず。


で、それ以下の上位5~10%(適当)は絵で食べていけるけど、発注者からすれば替えの効く人。

それ以下の人仕事の来ない、絵で食べていけない人。


でもさ、絵の流行が変わるし新人が多いかから、平均的には売れる期間は5~7年な感じ。

加えて岸田メルさんでも、絵師になってもそんなに食えないと言ってる。

http://togetter.com/li/130212

ロイヤリティのない仕事ほとんどだから、売上が高くてもしれてるんだよね。

ラノベ10万発行されれば、著作者には600万入るけど。イラストレイター買い切りで50万とかだし。

契約によってはロイヤリティ入ることもあるけど。

アニメ脚本ロイヤリティはいるけど、キャラデザはどうなんだろう。


というわけで、外からは偉いと思われるけど、本人は追われてる感が強くて偉いと思える余裕は少ないんじゃないかな。

2010-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20100801113609

トレス検証している人って、勢いにのってる成功者になりかけを叩いて、

スッとしたい嫉妬に狂った暇な負け犬がほとんどでしょう。

こういう思い込みがあるから、

スラムダンクトレスに対する叩きの少なさを見たら思い込みともいえないなぁ。

今回のような新米イラストレイターや、ポッと出のラノベ作家や、マガジンの賞を受賞したメガバカとか、

そういう「勢いにのって成功者になりかけてる」やつは徹底的に叩くが、

スラムダンクはなぜ叩かれないのかというと、「叩き甲斐がないから」じゃないの?っていう。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん