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2016-04-16

gleeレギュラーの脇役にダウン症少女がいるのか。

ダウン症っつっても色々だろうが、青春ドラマのようだから

おおむね楽しく活動してるところが描かれていそうだな。

重い精神病登場人物とかはどうなんだろうな。

大体中学高校発症するやつ。

それっぽい人もアニメだと出てくるけど。

キャプテンアースの敵の写真が上手い人とアイドルとか。

マイリトルポニーピンキーパイが少なくとも二回明確な精神病体験をしているな。

一回はディスコードだかいう悪役の影響によるけど。

そこまで重くないのだとヴァルヴレイヴの悠木さんの役の恐怖症とか

ソードアートオンラインの沢城さんの役の銃の世界の人とかか。

最近だとディヴァインゲートの最後から2話目の人は

病気だか性格だかの微妙なやつだな。

2016-04-13

二匹目の泥鰌アニメ

アニメ製作ってのは金の掛かる仕事から確実に儲かる企画を通していきたいのか

ある程度売れた作品と同じジャンル、あるいは同じ原作者とか同じスタッフ露骨二匹目の泥鰌って感じのアニメってあるよね

ビビッドレッド・オペレーションストライクウィッチーズの二匹目

ZETMANタイバニの二匹目

キャプテンアース―スタドラの二匹目

まじかるるるも―弱ペダの二匹目

あいまいみーてーきゅうの二匹目

キズナイーバーキルラキルの二匹目

甲鉄城のカバネリ進撃の巨人の二匹目

ハイスクール・フリート艦これガルパンの二匹目

ざっと思いつくとこでこんなとこなんだけど

今期は何だかそんなアニメが多い気がする

売れるか売れないか面白い面白く無いかは作品によるけど正直どうかと思います

2016-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20160318091609

等高線もそうだけど、鳥瞰図がGoogleアースじゃなくてブラウザで見れればなと思う。

2016-02-04

OAタップお勧め

anond:20160204004100

ま、うちはアースつき4口を一部屋3つ、全部屋有線LAN(とテレビアンテナ線+ブースタ)でたてたけど。

あと無停電電源かますのもいいヨ

2015-12-12

[]2015/12/12

昼寝の数十分で見た夢で覚えてるとこ。

実家リビングにいて、妹が塾に行くっつってでかけた

でも傘忘れてるっつって渡しにいかないとってなった

んで俺が行こうとしたら、母親あん全裸でしょって言われて脱衣所でパンツはきに戻った

そしたら脱衣所の洗面台の上に網戸が干してあって、そこにでっかいカメムシがいた

慌ててアースジェットしようとしたけどカラでものすごくはがゆかった

東京の俺の部屋ならカラじゃないアースジェットあるのにって

ここまでが夢。

あと前から思ってたけど、寝るときに暗闇で目をつむってると、暗闇で目がなれて周りが見えるような感じで、まぶた閉じてるのに今自分が見てる方向の、例えば壁とかキッチンとかが見えてる気がしてくるんだよね。

多分脳内イメージを補完してるんだな。

そんでそれが夢につながっていくと。

まり夢に入りかけてる状態ってことなんだなって。

まあそんだけなんだけど。

2015-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20151116121822

元増田的に途中までは政府敵対的ものでゴチャゴチャしてたけど、アースちゃん回はわかりやすく良かったです。

2015-10-18

皆さん、阿部洋一という漫画家を御存知でしょうか

阿部洋一という漫画家がいる。

彼の独特な作風は間違いなく評価されるべき才能であると思うのだが、ものすごい不遇。圧倒的に不遇。

地味な作家ならいろいろ打ち切られても当然だと思わなくはないのだが、彼に関しては間違いなく光る何かを持っている。それでいて埋もれている。

グーグル画像検索してみれば独特なのはすぐにわかる。


まずデビュー作の「少女奇談まこら」という作品があるのだが、これは未だ完結していない。

この作品原作付きで、原作平野俊貴魔法騎士レイアースなどの監督植竹美男アニメ脚本家)の2人。

ゲゲゲの鬼太郎」をオマージュした妖怪漫画で、妖怪皇の血を引く少女まこらが、お供の妖怪と共に父母を探す旅に出るお話

2006年リイド社月刊少年ファングで連載を開始したのだが、1年後にその雑誌休刊

作品自体は好評だったようで、その後、講談社ピテカントロプスというウェブコミック誌で「まこら〜ひひひ怪々伝」に改題して連載再開したのだが、これも08年の終わりあたりに突然の更新終了。無念。

その後、しばらく「まこら」は音沙汰がなく打ち切り状態に。

その間に、講談社別冊少年マガジンで「バニラスパイダー」が連載開始(2009年)。

別冊少年マガジン創刊号の連載陣としてラインナップされ、そのおどろおどろしい世界観SF的なストーリーでそこそこ注目された。

原作無しの完全オリジナルの連載は初めてだが、きちんとストーリーも書けることを証明してみせたわけだ。

だが、別マガには他に同じようなおどろおどろしい雰囲気を持った怪物的な作品があった。

そう、「進撃の巨人である

こちらの作品は瞬く間に注目され、あっという間に人気作に。

一方バニラスパイダーの方は一部で話題に出るもの特にブレイクはせず、地道に連載を続けていたのだが、結局3巻で打ち切られることになった。

別に巨人」に何の罪もないのだが、完全に陰に隠れてしまった感がある。

実はこの作品、3巻でものすごくきれいにまとまった傑作なので、最初から3巻の予定だったのでは?という疑問も浮かぶのだが、

序盤に出された伏線が回収できていないことと、3巻での作者のコメントを見る限り「打ち切り」だったのは間違いないと見ていい。


とまあここまでならありきたりな話だが、阿部洋一の不遇はまだ続く。


バニラスパイダー終了後、2010年末に今度はアスキー・メディアワークス電子コミック誌電撃コミックジャパンで「血潜り林檎と金魚鉢男」を連載開始。

コミックジャパンという名が付いてる時点で嫌な予感がするのだが(過去に短命に終わった同名の雑誌が2つある)、先に言ってしまおう。これも休刊する。

しかも、こともあろうに阿部洋一はこの雑誌で2つの連載をしていたのだ。

1つは前述の「血潜り~」、そしてもう1つはなんと連載を休止していた「少女奇談まこら」だったのである

「まこら」連載再開時には大きく「復活」と取り上げられ、それまで発表された話数に加筆修正を加えた「完全版」の刊行、そして最後まで連載するという宣言もあり、ファンを歓喜させた。

そして「血潜り」と並行して連載されることになったのだが、結果は御存知の通り休刊で連載中断である。ひどい。

「血潜り~」は奇抜な設定の漫画で、第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれたりとなかなかの高評価を得ていた。

「まこら」も連載再開後のエピソード「夢華族」が傑作中の傑作で、この作品はもう名作になること間違いなしだな、と勝手に思っていた。

それが休刊で2つ同時に中断である。「まこら」に関してはぬか喜びもいいところである

休刊時の発表では、打ち切りではなく今後の動向は追ってお知らせするとなっていたが、いつまで経っても発表はされず、ついにはサイトまで消滅してしまった。


1つの連載作品で3つも休刊経験するなんてなかなか無いことで、よくわからない称号を得たような感じすらある。

その後はまた別マガで2013年に「橙は、半透明に二度寝する」を連載開始したり(2015年中に完結予定、打ち切りかは定かでない。既刊1巻)、

集英社ウルトラジャンプで短期連載の「オニクジョ」を含め読切が複数回掲載され、短編集が発売されたり、

デジタル版に完全移行したコミックアーススターで「新・血潜り林檎と金魚鉢男」として連載が復活したり(これまた新装版が発売されるようだ)(雑誌雑誌なだけにまた休刊するんじゃないかとの声もある)

と、なんとか漫画家を続けてこられている。(しかし「まこら」は音沙汰なし)

これはもはや逆に考えて幸運なのか・・・

とにかく阿部洋一という漫画家もっと知られてもいい。

ネット上でオススメ漫画とか紹介するのが流行ってたりするみたいだが、そこにもほとんど顔を出さない。

完全に主観だが、間違いなく才能ある漫画家なのよホントに。

少女奇談まこら」はマジで傑作。「橙は、半透明に二度寝する」もとてつもない怪作。オムニバスなんでとりあえず1話だけでも。(http://www.shonenmagazine.com/bmaga/daidaiha


というわけで、皆さん是非読んでみてね。(わざわざ言わなくてもいいと思うけど、本人じゃないよ)


(追記)

ブコメに「総合マンガキッチュの話はしないのかい?」とありましたが、はい

キッチュ」は同人誌に近いマンガ誌で、編集長阿部洋一氏と同じく京都精華大学マンガ学科ストーリーマンガコースの一期生であるという繋がりからか、作品がよく掲載されています

しかし残念ながらまだこの雑誌を読めていないんですよね。

「それはただの先輩のチンコ」とかいタイトルだけで気になる作品とかもあったりするんですが。

http://studiokitsch.info/about.html

2015-09-29

http://anond.hatelabo.jp/20150929231856

セミがベランダ排水口で死んでるけどセミってこんな臭くないよな

あとベランダハエ止まってたかアースジェットかけてもびくともしなくてビビったらベランダにくっついて死んでた・・・

ハエ自然死してるの初めて見たわ・・

2015-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20150802204742

お前の目に入らなかっただけで、蚊取りアースノーマットを設置してました

2015-07-26

逆向きに考えられない人って多いよね

まず、感電事故の重軽傷者の皆様の一刻も早い回復と、不幸にして亡くなられてしまった方のご冥福とをお祈りいたします。

で、感電事故の話を聞いてて思ったんだけど、逆向きに考えられない人ってすごい多いよね。

なんで漏電遮断機入れてないんだ?

ソレは多分、発想が逆なんだと思うなあ。

フツーの電気柵の話

まず、法律上の「電気さく」って、結構厳しい規制がかかってる。

なぜならば、食害を防ぐ柵ってすんごい勢いで普及してるし、農家生命線だったりするから

まり、うっかり事故って使えなくなると、すごく不便。とても困る。だから事故らないように注意してる。

で、フツーに設置しようとすると、市販品を買うことになって、アースの設置で手間取ることはあっても、危険な事にはならない。

ちなみに、漏電遮断機の設置が義務付けられるのは、常時通電式もフォローできるように&安全側に倒して運用してるから、だね。

(まあ数千ボルトパルス式が壊れても流れっぱなしにはならんし、100V式で裸電線に万一通電したらマズイからだと思うな)

んで、100mサイズだと、まあ3万円~5万円くらいでフツーに買える。

違法電気柵の話

さて、フツーの市販品って、100万も200万もするわけじゃない。

まあ、パルス(定期的にピッピって電気流れるヤツね)式が主流で、単一電池かソーラーが多いけど、せいぜい3万ってトコロ。

まり、3万で2個設置して6万とかを、「モッタイナイ」と思う人が、違法電気柵っていうか、自作電気柵作るわけだ。

この「なぜ自作をするのか」という動機が大抵の場合全てで、それは「安く上がるから」だったりするわけだ。

からこの事故で「教訓として次に活かすために、漏電遮断機を入れておけば」という議論には意味が無い。

だって安全な市販品が十分に安価に手に入るんだもの

なんで漏電遮断機入れなかったのか?

というわけで、

  • 高い&めんどう

だったんじゃないかな、という身も蓋もない話。一応、より酷い話にはなるが、以下の可能性もある。

  1. フツーに100V流そうとしたらコンセント側の漏電遮断機で落ちたんで、昇圧回路入れて落ちないようにした
  2. フツーに漏電遮断機入れてみたら、(構造上モリモリ漏電するし)ガンガン落ちるので、外した

まあ妄想だけど、落ちないように400Vに昇圧してたんじゃないかなーって気がする。だって何故にそんな半端な上げ方するのか。

間違いなく実験してない(してたら100Vでも死ぬ)し、コンセントから取った時に問題起きないように挟んだって可能性が高いのでは。

こたえ

安く楽するのが目的なので、入れる理由がないから

ほんのちょっとでも電気の知識があれば、常時通電した400Vに人間が触れたらどうなるか考えなくても判る。

そもそも漏電遮断機入れようと考える人なら、市販品買ってきたほうが圧倒的に安全で楽。

まり、考えてもわからない or そのリスク無視する人が、電気柵を設置してたから。

田舎によくあるDIY事故って言うと身も蓋もないけど、啓蒙しか無いのかもな……

蛇足

http://anond.hatelabo.jp/20150725130125

原理的に動物相手に地絡(漏電)を起こして追っ払う装置なんだから人間相手の漏電事故区別できない」ってのはその通りで、なので、たいてい根っこの方に漏電遮断機ついてるよ。電気牧柵器に供給する側ね。

で、書いてて思ったんだけど、100Vの交流常時通電式の自作電気柵って、地絡が発生しない限り電気代かからないのかな。

普通は漏電してモリモリ電気代掛かりそうなもんだけど、意外にうまく施工できるもんなのだろうか)

そうすると、この手の裸電線を直接家庭用コンセントツッコむみたいな野良電気柵って、結構な数が存在したり、しない?

2015-07-25

電技解釈と漏電遮断器の話

元増田です。多少情報が増えたので、面倒臭いので逃げていた漏電遮断器の話を多少書いてみます。長いので読んでも特にためにはなりません

ざっくりしたまとめ

今回の事件一部報道とかで『電気柵の電源部分に漏電遮断器を設置しておけば防げた事件だった』という言い方をする人がいるが、これはある意味では正しいが間違ってもいるし、今回の事件にとっては本質的な要素ではない。

最初に電技解釈の話

電技解釈第4節「特殊施設」の第224条で[電気さくの施設]についての規定があり、

田畑牧場、その他これに類する場所のうち、人が容易に立ち入る場所電気さくを施設する場合にあっては、電気さく用電源装置電気供給する電路には、電気用品安全法の摘要を受ける漏電遮断器(定格感度電流が15mA以下、動作時間が0.1秒以下の電流動作形の物に限る。)を施設すること』

と書いてあるが、この規定は今回の事件とは関係ない。

漏電遮断器の話

下の方に書いてます

かい

http://anond.hatelabo.jp/20150724092101がよくまとまっているのでそれへの返事です。読んでも電気の知識のない人には意味不明です。

そもそも電流差で作動する漏電遮断機はこの例のように漏電させてナンボな用途には不適切じゃなかろうか。

2次端子A→(A)→電柵

2次端子B→(B)→アース

たぶんこんな接続をしていたんだろうから、仮に(A)(B)点の2線に漏電遮断機を入れていたとしても、

電柵から人体に流れた電流は、ほぼアースに回収されて(A)-(B)間の電流差は出ず、反応しないはず。

普通はこれで正解ですが、間違いの可能性もあります。仮に

トランス2次端子A→漏電遮断器(の左側の端子)→(A)→電柵

トランス2次端子B→漏電遮断器(の右側の端子)→(B)→アース

という回路を作った場合アースに繋いだ瞬間に漏電遮断器が落ちる可能性があるせいです。

例の、送電勉強したときに出て来る静電容量の関係です。ちゃんと計算してはいませんが、それなりの長さで電線引っ張っていった場合電線と地面の間をコンデンサが延々と繋いでる例の図っぽいものが再現されることになり、いきなり漏電判定される可能性があります、というかどっかの現場で似たようなことがあって原因に気付くまで大変でした(遠い目)。

保護回路いれるのなら、トランス2次側端子Aと電柵の間に電流制限する何か、

例えば mA で反応する高感度遮断機なりポリスイッチっぽい素子のような物を挟むのが正解なはず。

(それぞれ一般に売っているかは知らない)

これは現実的ではないでしょう。先述の静電容量による誤作動問題クリアできていたとしても、別の問題、というかより本質的問題があります

まり電気さくは、人間常時監視せずとも、ほったらかしでも動物を寄せ付けないのが最大のメリットです。高感度・高速型漏電遮断器を設置した場合動物(や飛んできたゴミやら植物やら人間やら)が触る度に手動で再始動させてやる必要があります

今回のような違法施工を行った設置主がそんな不便な装置に満足すると思いますか?

まり、「漏電遮断器を設置していれば」というのは、「ちゃんとした電気柵用の電源装置を使っていれば」とか「専門の業者施工を依頼していれば」とか「あんな高電圧を流してなければ」とか「あじさいぐらい鹿に食われてもええやん」と言ってるのと大差ないです。

ポリスイッチも、動作特性的に感電から人間保護できるほど反応の速度の速い物があるかは疑問です。

ちゃんとした電気さく用電源装置はそんな面倒なことはせず、

「毎回の放電の度に、それこそ高速型漏電遮断器が動作した場合よりもさらに高速で電源を遮断している」

的な回路になっています電流値を監視して一定値より大きかったら遮断しようとか何とか、そういうややこしい判断は挟まず、毎回毎回止める方が確実でしょう。

何にせよ2次側は2次側で閉じた系になるはずだから、1次側上流に漏電遮断機が入っていても反応し

ないんじゃなかろうか、ってのには同意

この点はその通りです。と言いたいところですが、単巻トランス(一部ブコメで出ていたスライダックも単巻です)とか1次側2次側が非絶縁のトランスだと、縁切りできてないので、先ほど書いた「アース接続した瞬間に静電容量のせいで漏電遮断器トリップする」もあるんじゃないかと思います。まあよっぽど敏感でない限り作動しないとは思いますが、一応。

再び、電技解釈の話

というわけで「漏電遮断器電気さくの話はあまり関係ない」というのが結論になります

電気解釈に書いてるとおりの場所に漏電遮断器を設置した場合目的とは、

電気さく用電源装置故障して、装置から漏電していた場合事故を防ぐ」

ということになると思われます(ここはちょっと自信なし。識者の解説希望)。

市販品の電気さく用電源装置は(ごくごく短時間動作の繰り返しとはいえ)、数千ボルトの高電圧を発生させています。こういう装置については、漏電遮断器を設置すべしと定めるのは、たしかに理に適っています

電技解釈で漏電遮断器について書いてるのは第40条[地絡遮断装置等の施設]なんですが、これだけでは電気さく用電源装置が該当するかしないか分かりにくいので、第224条に明記しておくという方針理解できます


以上が本題です。以下は余談です。やる気がなくなったら書くの止めるし対象読者特に決めずに書き始めるので尻切れトンボになってたらお前ら察しろ


漏電遮断器って何?

遮断器の一種です。漏電(electric leakage)が起きたときに、回路を遮断する機器(circuit breaker)です。一般的な略号はELB。

現場で「漏電ブレーカー」という言い方もしますが、大変紛らわしいことに「漏電警報付きブレーカー」というもの世界には存在しており、それもよく「漏電ブレーカー」と呼んでる人がいます。間違えると困る場面ではちゃんと確認しましょう(電気屋以外そんな場面に遭遇しねえよ)。

漏電って何?

基本的に電源というのは端子が二つ(以上)ついており、一方の端子から送り出した電気がもう一方の端子から戻ってくる、という形で電気が流れます

それ以外の経路で流れなければ、基本的危険はありません。

※嘘です。送り出し端子と戻り端子に同時に触ると普通感電してとても危ないです。

で、送り出した電気が、そのまま戻ってこないで、どこか違う場所に流れるのが「漏電」です。

「どこか違う場所」と書きましたが、漏電の場合には実際流れる場所はほぼ決まっており、アース、つまり「地面」へと流れ出すのがほとんどです。

これを「地絡」と言います

慣用的に「漏電」と呼んでるものは「地絡」、つまり本来電気が通る道(電路)の途中で電気の一部が漏れて、地面に流れ出してしまうことです。

地面と電路との間に人間がいると、感電事故になります

送り出しの電路と戻りの電路に同時に触った事による感電事故ももちろんたくさんあるのですが、今回の事故、そして日常的にもよく発生するのは、こっちの漏電による感電事故の方です。

なんで地面に電気が流れるのか、という話を次項でします。

接地の話

さて、先ほど書いたとおり、電源というのは端子が2つ(以上)ついてて、送り出しと戻りとがあって、両方を繋ぐことで初めて電気が流れます

ですので、電気が流れ出さない状態であれば、たとえば裸電線に素手で触っても電気は流れず、感電しません。

「地面には無限電気が流れ込むから漏電(地絡)が起きる」と考えている人がいるかも知れませんが、そういうものでもありません。

たとえば、バッテリーを用意して、一方の極だけを地面に繋いでやって、もう一方の極は何も繋がない状態にしても、電流はほぼ流れません。

じゃあどうして地絡が起きるのかというと、電源の一方の極が、実際には地面に繋がっているからです。

さて普通交流電源は、極の一つが接地、つまり地面に接続した状態で供給されています。家庭で普通に使うコンセント供給される電源も同じです。

電源プラグコンセント差し込むときに、左右の向きを気にする人はあまりいないと思いますが、実際には左右で電気的な意味は大きく違っていて、普通は一方が接地側極、もう一方は電圧側極と呼ばれる物になっています(左右どっちがどっちかは本当は規定があるんですが、間違って繋がれてることが割とあるのでここでは書きません。調べるとすぐに分かりますし)。

接地側極に素手で触っても、普通感電しません。一方、電圧側極に素手で触ると…感電しないことも実はたまにはあるのですが、普通感電します。

電源の電圧側極→電線コンセント電圧側極→人体→(家とか床とか何か地面まで繋がっているもの)→地面→電源の接地線→電源の接地側極

という経路で電気が流れます。途中の家とか床とかの絶縁が完璧であれば、たぶん感電しないで済みます

逆に地面の上に直接立ってる状態だと激しくびりびりします。この事故を防ぐのが漏電遮断器の役目です。

漏電遮断器の動作について

漏電遮断器(ELB)を入れた回路が正常に動作している場合

電源の電圧側極→電線→ELB(慣習的には左側端子)→電線コンセント電圧側極→何かの電気器具→コンセントの接地側極→電線→ELB(の右側端子)→電線→電源の接地側極

という経路で電気が流れています。ELBを通って流れた電気は、ELBを通って電源に戻っています。このとき、ELBは何もしません。

ここで地絡事故が起きると(話を簡単にするために地面の上に立っていたとします)、

電源の電圧側極→電線→ELB(慣習的には左側端子)→電線コンセント電圧側極→人体→地面→電源の接地線→電源の接地側極

という経路で流れます。先ほどと違って、ELBの右側端子を通らずに電気が流れていますね。そうするとELBは

「あ、左側端子を通っている電気と右側端子を通っている電気の量が違う! これは漏電だ、ヤバい!」

判断して電源を遮断します(これをトリップするとか飛ぶとか言います)。

当然、停電するので、懐中電灯を用意して漏電遮断器の設置してある分電盤まで出掛けて

「あ、やっぱりトリップしてる」

と言いながら手作業で復旧動作しないといけません(で、漏電原因が取り除けてなくてすぐにまたトリップする、というのもよくある話です)。

電気さくの場合

ざっくり言うと、普通電気柵は「地絡事故を起こしてその時の電気ショック動物を追い払う装置」です。

ですので、漏電遮断器を直接繋いだ場合に起きることとは普通は「電気は流れっぱなしで漏電遮断器作動せず、保護の役を果たさない」か「動物が触ると毎回毎回停電して手動で復旧しないといけない」のいずれかになります

電気さくには稀に「裸電線aと裸電線bに同時に触れると感電事故が起きてその時の電気ショック以下同文」というものもあるらしいですが、とりあえず今回の話には関係しない、と思われます

動作しない場合

上の方に書いた

トランス2次端子A→漏電遮断器(の左側の端子)→(A)→電柵

トランス2次端子B→漏電遮断器(の右側の端子)→(B)→アース

接続したとします。電柵に触ると、トランス2次端子Aから出た電気アースを通ってトランス2次端子Bに戻ります。当然、漏電遮断器は「左側端子を通っている電気と右側端子を通っている電気の量が同じだ。これは漏電ではない」となります。役に立ちませんね。

動作する場合例外的なケース)

さて、こう書きましたが、この漏電遮断器が実際には動作する可能性も少しはあります。なぜかというとアースに繋がれているのはトランスの2次側端子Bだけではなく、さらに上流の電源についても言えることです。この場合

(略)→電柵→動物→地面→(略)トランス2次端子Bの経路以外に、

(略)→電柵→動物→地面→地面→大元の電源の接地線→大元の電源の接地側極、

という経路でも電気が流れる可能性があるためです。実際にどういう条件だとどうなるかは面倒で計算していませんが、そっちの別ルートで十分な量の電気が流れた場合、漏電遮断器トリップして手動復旧する必要があります

トランスを入れると漏電遮断器が働かない話

で、さっきまで書いたのは「電気さくに漏電遮断器を直接繋いだ場合」の話です。

次はツッコミ記事の時にも少し書いた「1次側の漏電遮断器」の話です。

といっても実際に起きることは9割方「動作しない場合」と同じです。

今回は電気さくという「人工的に地絡を起こす装置」が相手なので、絶縁トランスの有無は実際にはほぼ関係ありません。




…あれ、関係ないなら書く必要ないのか。

2015-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20150723115625

そもそも電流差で作動する漏電遮断機はこの例のように漏電させてナンボな用途には不適切じゃなかろうか。

2次端子A→(A)→電柵

2次端子B→(B)→アース

たぶんこんな接続をしていたんだろうから、仮に(A)(B)点の2線に漏電遮断機を入れていたとしても、

電柵から人体に流れた電流は、ほぼアースに回収されて(A)-(B)間の電流差は出ず、反応しないはず。

保護回路いれるのなら、トランス2次側端子Aと電柵の間に電流制限する何か、

例えば mA で反応する高感度遮断機なりポリスイッチっぽい素子のような物を挟むのが正解なはず。

(それぞれ一般に売っているかは知らない)

何にせよ2次側は2次側で閉じた系になるはずだから、1次側上流に漏電遮断機が入っていても反応し

ないんじゃなかろうか、ってのには同意

(むしろこういう場合の正しい2次側漏電遮断方法を教えてくだしあ……)

2015-07-20

西伊豆感電事故憶測してみる

状況がはっきりしなので、現時点での報道、主に以下の二つのソース依存

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150720/CK2015072002000095.html

http://www.47news.jp/CN/201507/CN2015072001001513.html

感電の状況

47NEWS共同通信)の記事にははっきりしない点もあるが、『川遊び中に倒れた小学生男児左手に重いやけどを負っていた』は気になる。火傷を負ったから相当な電気が流れたはずだが、この男児は死亡していない。

さて、死亡せずに火傷するような電気を浴びようと思ったら、一番簡単方法は火傷する部位に限定して電気を流すことである

まり、この男児左手電線を握った状態で倒れた、と考えると一応辻褄は合う。

電気というのは極が最低2つないと流れない。理科時間にやったように、直流場合は+極と-極。電気柵の場合電線側とアース側となる。アースって何かと疑問に思う人もいるかも知れないが、文字通り大地、地面のことである。地面は電気をよく通す導体である

電気さくの原理は、電線電気を流しておくと、動物がそれに触ったときに、

電源装置電線側端子~電線~《動物の体》~地面~電源装置アース側端子

という経路で電気が流れてビリっと来て「うわっ」とびびって動物は近寄らなくなる、というもの

参考:http://www.getter.co.jp/electric_fence1.htmlイラストかわいい

参考:http://kitaharadenboku.com/cyoujyuu/power.html記述が詳しい)

まり、空中浮遊して移動する動物がいたら、体が地面に触れてないので電気は流れず、電気さくでは防げないことになる。

閑話休題最初から電線が水中にあったのか、陸上にあったのを掴んで水中に転落したのか、はたまたもっと違う状況だったか不明なので立ち入らないが、とりあえず火傷した男児電線を掴んだ状態で倒れていたとすると、

という経路で電気流れることになる。これはこれで危険だが、人間感電死する場合、胸部を通過した電流が心筋を誤作動させて心臓を止める、というのが圧倒的1位である。この経路なら、手の火傷で済んで命に別状なかったとしても説明は付く。

で、大人二人が亡くなっているのは、たとえばこの男児を助け起こそうとしたときに、

という経路で電気が流れて、この際に運悪く心臓近くを十分な量の電流が流れてしまった、という状況や、もしくは男児が掴んでいる電線をはずそうとしたとか、電線を踏んでしまったとか(この場合の経路はなんとも言えないが、こういうのでたまたま心臓近くまで電気が通ったというパターンも考えられる)、そうやって感電した、と考えれば辻褄は合う。

一応補足しておくと、

人間の体、特に皮膚は絶縁度が高く、乾燥していれば1万Ω程度はあり、これなら仮に100V電源に触れても流れる電流10ミリアンペア程度で命に別状ないことがほとんどである

参考:https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1999/00268/contents/039.htm

ところが、この絶縁機能は水濡れで簡単に低下する。今回のような水遊びをしていたケースでは皮膚の電気抵抗はほぼ期待できないレベルまで下がっていたと推測される。人体内部の抵抗は慣習的に500Ωで計算することになっているので、皮膚の電気抵抗ゼロだった場合100Vでも200mA(とても危険)が流れることになる。

本当に100Vが流れていたの?

平成21年淡路島で起きた死亡事故は、法令上の電気さくでなく、「100Vの電気が剥き身で流れている電線」の事故で、電気的に言えば家庭用コンセント金属製ドライバー突っ込んで感電死した、と大差ないぐらいの危険行動だった。

電気さくメーカー各社はそんな危ないものではなく、感電死などの事故をさけられるように工夫した電源装置を作っている。

今回、中日新聞100Vが流れていたと書いているが、これはまず考えられない。記者現場に到着した時点で電気が流れていたとは考えにくいし、流れていても近寄って電圧を測定できたとも思えない。もちろん、たまたまテスターをもった記者現場近くにいて、警察が駆けつけて現場保全する前に到着し、修羅場となっている事件現場をガン無視して電気さくの電線をわざわざ測定したら100Vだった、という可能性もゼロではないが。

また、47news記事に『家庭用コンセント電圧100ボルト)と変圧器を介してつながっていたことも判明』とあるので、これは普通は「電気さくには100Vは流れていなかった」というニュースである

変圧器というのは電圧を変えるための装置であり、電圧を上げるものも下げるものもある。この文章は、例えば充電中の携帯電話バッテリーが発火した事件報道する時に「充電器の電源が100Vだった」と書くのと大差ないレベルで「いや報道すべき事は他にあるだろ」としか突っ込みようがない。

例えば使用状況が悪くてコンセント側(1次側)の電気がそのまま電気さく側(2次側)に流れる、という事態もあり得なくもないが、なかなか考えにくい。

じゃあ本当は何ボルトだったの?

分かりません、としか答えようがない。47news記事にある「変圧器」が何か分からいかである

電気屋が「変圧器」と言ったらそれは普通変圧器トランス)単体のことなのだが、この記事は訂正前は『変圧器は付けられていたが、作動していなかった可能性もあるとみられる』という、電気屋的には謎としか言いようのない一文が入っていたので、執筆した記者にあまり電気素養が無いことはほぼ確定している。

よって、

などの場合が考えられる。もっと言うと、コンセントでも200V用とかあるので、警察の人や記者が誤解していて、100Vでなく200Vだった可能性すらゼロではない。

お手上げであり、続報を待つしか無い。

なぜ何人も感電してるのに電気は止まらなかったの?

これも分かりません、としか答えようがない。上記の状況のいずれかが不明なためである。その他、この家の受電状況とか漏電ブレーカーが付いてるのか付いてないのか故障していたのか否か等、分からないことが多すぎるためである

お手上げであり、続報を待つしか無い。

2015-07-07

今期のアニメ

すごくおもしろい続きが気になるアニメ

うしおととら

作画は古臭い女の子かわいい

原作が人気作なので期待

六花の勇者

作画がすごい、ヒロインかわいい

描画が丁寧で引き込まれ

話の流れもいい

GANGSTA. (ギャングスタ)

ハードボイルド

銃社会日本刀という組み合わせがイカス

Charlotte (シャーロット)

主人公間抜けルルーシュ

出だしがすごく興味を引かれる話の作り方でおもしろそう

GATE 自衛隊、彼の地にて斯く戦えり

現代日本ファンタジーの組み合わせが巧い

リアリティがあって世界観に引き込まれ

主人公オタク設定の必要性については疑問

赤髪の白雪姫

王道ファンタジーアトリエシリーズっぽさある

話の最後ヒーローが登場してきれいに決着がつく展開に好印象

世界観キャラ名のミスマッチ感はちょっと微妙

てーきゅう5期

安定

しょっぱなからぶっ飛んでておもしろい話

そこそこおもしろい、今後に期待したいアニメ

ドラゴンボール超

しばらくgdgd日常パートが続きそう

子供騙し

本当にストーリー鳥山明か?という感じ

Classroom☆Crisis

キャプテンアースっぽい

森久保祥太郎ミニ四ファイターっぽくて好印象

乱歩奇譚 Game of Laplace

良くも悪くもにじみ出るノイタミナ

クールで頭のいい主人公に好印象、ウザい同級生には悪印象

まだ最初事件が解決していないので様子見

下ネタという概念が存在しない退屈な世界

いい意味で頭の悪い作品

ここからどういう感じになるのか、不安しかない

ナるどマ

わかりやすい、よくある FLASHアニメ

ワカコ酒

なんかい

うーん・・・?なアニメ

ガッチャマン クラウズ インサイト

1期は主人公に馴染めず1話で切ったが・・・

WORKING!!!

展開がイライラする

城下町のダンデライオン

謎の超能力もの意味不明

わかば*ガール

よくある日常モノでどうということはない

To LOVEる-とらぶる- ダークネス 2nd

エロアニメ

光が眩しい

がっかりアニメ

ケイオスドラゴン

程度の低い不条理ファンタジー

当たると思ってるのだろうか

アクエリオンロゴス

キャラデザメカニックデザインが受け付けない

主人公感情移入ができない

ミリオンドール

OP (ライブパート) のクオリティが低すぎてヤバイ

青春×機関銃

痛々しい

まだ見てないアニメ

戦姫絶唱シンフォギアGX

1期に3話くらいで切ったのでそれっきり

デュラララ!!x2転

1期から興味湧かなかったのでそのまま

実は私は

よくわからないけど録画されてたのであとで見る


まだ放映されていない監獄学園が早く見たいが、PV作画微妙だったので不安

シュタゲ再放送見ると安心する

2015-06-17

キャプテンアース面白かったところは、敵の覚醒(あるいは発病)のところだな。

撮った写真評価された人とアイドルは双極性の重いやつって感じで。

彼らが「知った」ことはこの話のなかでは事実なんだろうけど、内容が誇大妄想ぽいんだよな。

レスラーの人もしらふで人類とか世界とか滅んでもかまわないひとっぽくていい感じ。

2015-05-26

ムカデが出た

部屋でパソコンをカタカタしていたらカーテンに黒いうにょうにょしたやつが視界の隅に入ってきた

見やると、ムカデ!!!

急いで、殺虫剤を探したが、アースジェットしかみつからない!!!

ハエ用だけど効くんだろうか?と思いながら、どこかに逃げこんでしまう前に、必死アースジェットをかけ続けた

しばらくかけ続けていると、のた打ち回りだしたので、動かなくなるのを待って、ティッシュで恐る恐る掴んでゴミ箱に捨てた

ああ、寿命縮んだわ

ほんと、ムカデとかGとか絶滅すればいいのに!!!

2015-03-31

今でも知的財産高裁とかには神が居るんだよな

1

平成27年3月11日判決言渡

平成26年(行ケ)第10187号 審決取消請求事件

口頭弁論終結日 平成27年2月25日

判 決

原 告 東芝ライフスタイル株式会社

訴訟代理弁護士 三 山 峻 司

同 松 田 誠 司

同 清 原 直 己

訴訟代理弁理士 蔦 田 正 人

同 中 村 哲 士

同 富 田 克 幸

同 夫 世 進

同 有 近 康 臣

同 前 澤 龍

同 蔦 田 璋 子

被 告 パ ナ ソ ニ ッ ク 株 式 会 社

訴訟代理弁護士 岩 坪 哲

同 速 見 禎 祥

主 文

1 原告の請求を棄却する。

訴訟費用は原告の負担とする。

事 実 及 び 理 由

2

第1 請求

特許庁無効2012-800008号事件について平成26年6月24日

にした審決を取り消す。

第2 事案の概要

特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)

被告は,平成22年8月10日に出願(特願2010-179294号。

平成15年12月22日に出願された特願2003-425862号の分割

出願。優先日同年8月5日)(以下,この優先日を「本件優先日」という。)

され,平成23年12月9日に設定登録された,発明名称を「帯電微粒子

水による不活性化方法及び不活性化装置」とする特許第4877410号

(以下「本件特許」という。設定登録時の請求項の数は6である。)の特許

権者である

原告は,平成24年1月31日,特許庁に対し,本件特許の請求項全部に

ついて無効にすることを求めて審判の請求(無効2012-800008号

事件)をした。上記請求に対し,特許庁が,同年8月2日,無効審決をした

ため,被告は,同年9月10日,審決取消訴訟を提起した(知的財産高等裁

判所平成24年(行ケ)第10319号)。その後,被告が,同年12月7

日,特許庁に対し,訂正審判請求をしたことから知的財産高等裁判所は,

平成25年1月29日,平成23年法律第68号による改正前の特許法18

1条2項に基づき,上記審決を取り消す旨の決定をした。

被告は,平成25年2月18日,本件特許の請求項1及び4を削除し,請

求項2を請求項1と,請求項3を請求項2と,請求項5を請求項3と,請求

項6を請求項4とした上で各請求項につき特許請求の範囲の訂正を請求した

(以下「本件訂正」という。)。特許庁は,同年5月8日,本件訂正を認めた

上で無効審決をしたため,被告は,同年6月14日,審決取消訴訟を提起し

知的財産高等裁判所平成25年(行ケ)第10163号),知的財産高等

3

裁判所は,平成26年1月30日,上記審決を取り消す旨の判決をした。特

許庁は,同年6月24日,「訂正を認める。本件審判の請求は,成り立たな

い。」との審決をし,その謄本を,同年7月3日,原告に送達した。

原告は,同年7月31日,上記審決の取消しを求めて,本件訴えを提起し

た。

特許請求の範囲の記載

本件訂正後の本件特許特許請求の範囲の記載は,次のとおりである(甲3

4,39,40。以下,請求項1に係る発明を「本件訂正特許発明1」,請求

項2に係る発明を「本件訂正特許発明2」などといい,これらを総称して「本

件訂正特許発明」という。また,本件特許の明細書及び図面をまとめて「本件

特許明細書」という。)。

請求項1

大気中で水を静電霧化して,粒子径が3~50nmの帯電微粒子水を生成

し,花粉抗原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,

菌,ウイルスの何れかを不活性化することを特徴とする帯電微粒子水による

活性化方法であって,前記帯電微粒子水は,室内に放出されることを特徴

とし,さらに,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,スーパーオキサ

イド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか1つ以上のラジ

カルを含んでいることを特徴とする帯電微粒子水による不活性化方法。」

請求項2

大気中で水を静電霧化して,粒子径が3~50nmの帯電微粒子水を生成

し,花粉抗原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,

菌,ウイルスの何れかを不活性化することを特徴とする帯電微粒子水による

活性化方法であって,前記帯電微粒子水は,大気中に放出されることを特

徴とし,さらに,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,スーパーオキ

サイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか1つ以上のラ

4

ジカルを含んでおり,前記帯電微粒子水は,粒子径3nm未満の帯電微粒子

水よりも長寿であることを特徴とする帯電微粒子水による不活性化

法。」

請求項3

「霧化部に位置する水が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加部を備

え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,大気中で水を静電霧化して,

粒子径が3~50nmであり,花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかと反応

させて,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかを不活性化するための帯

電微粒子水を生成し,前記帯電微粒子水は,室内に放出されることを特徴と

する不活性化装置であって,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,ス

ーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか1

つ以上のラジカルを含んでいることを特徴とする不活性化装置。」

請求項4

「霧化部に位置する水が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加部を備

え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,大気中で水を静電霧化して,

粒子径が3~50nmであり,花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかと反応

させて,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかを不活性化するための帯

電微粒子水を生成し,前記帯電微粒子水は,大気中に放出されることを特徴

とする不活性化装置であって,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか

1つ以上のラジカルを含んでおり,前記帯電微粒子水は,3nm未満の帯電

微粒子水と比較して長寿であることを特徴とする不活性化装置。」

3 審決の理由

審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。本件訴訟の争点となる部

分の要旨は,① 本件訂正特許発明の粒子径の記載はいずれも明確である

特許法36条6項2号の要件を満たす。),② 本件訂正特許発明の粒子径

5

に関し,発明の詳細な説明に記載されていないとすることはできない(同項

1号の要件を満たす。),③ 本件訂正特許発明の静電霧化の意味は明確であ

るほか,本件訂正特許発明の静電霧化手段に関し,発明の詳細な説明に記載

されていないとすることはできないし,発明の詳細な説明には,当業者が本

件訂正特許発明実施ができる程度に明確かつ十分な記載がなされていない

とすることもできない(同項1号及び2号並びに同条4項1号の要件を満た

す。),④ 本件訂正特許発明1及び3はいずれも,I.Wuled LEN

GGOROら「静電噴霧法による液滴およびイオンの発生」粉体工学会誌V

ol.37,No.10(日本,2000年),753~760頁(甲10。

以下「甲10」という。)記載の発明(以下,審決が本件訂正特許発明1と

対比するに当たり認定した甲10記載の発明を「甲10発明1」と,本件訂

特許発明3と対比するに当たり認定した甲10記載の発明を「甲10発明

2」という。)に,特開平11-155540号公報(甲5。以下「甲5」

という。),特開平7-135945号公報(甲6。以下「甲6」という。)

及び「ラジカル反応・活性種・プラズマによる脱臭空気清浄技術マイナ

空気イオンの生体への影響と応用」(株)エヌ・ティー・エス発行,20

02年10月15日,218~231頁,363~367頁,389~39

2頁(甲7。以下「甲7」という。)に記載の技術を組み合わせても,当業

者が容易に発明できたものではない(同法29条2項の規定に反しない。),

⑤ 本件訂正特許発明1及び3はいずれも,特開2002-203657号

公報(甲11。以下「甲11」という。)記載の発明(以下,審決が本件訂

特許発明1と対比するに当たり認定した甲11記載の発明を「甲11発明

1」と,本件訂正特許発明3と対比するに当たり認定した甲11記載の発明

を「甲11発明2」という。)に,甲5ないし7記載の技術を組み合わせて

も,当業者が容易に発明できたものではない(同上),というものである

上記 ④の結論を導くに当たり,審決が認定した甲10発明1及び2の内

6

容,甲10発明1と本件訂正特許発明1及び甲10発明2と本件訂正特許

明3との一致点及び相違点は以下のとおりである

ア 甲10発明1及び2の内容

甲10発明

「液体を静電噴霧して,粒子径が数nmで幾何標準偏差が1.1程度の

イオンを含む液滴を生成する方法

甲10発明

「導電性の細管の先端に位置する液体が静電噴霧を起こす高電圧を印加

する高圧電源を備え,当該高圧電源の高電圧の印加によって,液体を静

電噴霧して,液滴径が数nmで幾何標準偏差が1.1程度のイオンを含

む液滴を生成する静電噴霧装置

イ 本件訂正特許発明1と甲10発明1について

一致点

「液体を静電霧化して,粒子径が3~50nmの帯電微粒子の液滴を生

成する工程を含む方法

相違点

a 相違点10a

「本件訂正特許発明1は,水を静電霧化して帯電微粒子水を生成し,

帯電微粒子水を花粉抗原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応させ,

当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかを不活性化する不活性化

であるのに対して,甲10発明1は,帯電微粒子の液滴が,花粉

原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応し,それらの何れかを不活性

化するか不明である点」

b 相違点10b

「本件訂正特許発明1では,大気中で水を静電霧化し,帯電微粒子水

は,室内に放出されるのに対し,甲10発明1では,大気中で液体を

7

静電霧化するのか,また,液滴が室内に放出されるのか明らかでない

点」

c 相違点10c

「本件訂正特許発明1では,帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対して,甲10発明1で

は,帯電微粒子の液滴が,そのようなラジカルを含んでいるか不明

ある点」

ウ 本件訂正特許発明3と甲10発明2について

一致点

「霧化部に位置する液体が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加

部を備え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,水を静電霧化して,

粒子径が3~50nmである帯電微粒子の液滴を生成する装置

相違点

a 相違点10d

「本件訂正特許発明3は,水を静電霧化して帯電微粒子水を生成し,

花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかと反応させ,当該花粉抗原,黴,

菌,ウイルスの何れかを不活性化する帯電微粒子水による不活性化

であるのに対し,甲10発明2は,帯電微粒子の液滴が,花粉抗原,

黴,菌,ウイルスのいずれかと反応し,それらの何れかを不活性化

るか不明である点」

b 相違点10e

「本件訂正特許発明3では,大気中で水を静電噴霧し,帯電微粒子水

は,室内に放出されるのに対し,甲10発明2では,大気中で液体を

静電霧化するのか,また,液滴が室内に放出されるのか明らかでない

点」

8

c 相違点10f

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対し,甲10発明2では,

帯電微粒子の液滴が,そのようなものであるか明らかでない点」

前記 ⑤の結論を導くに当たり,審決が認定した甲11発明1及び2の内

容,甲11発明1と本件訂正特許発明1及び甲11発明2と本件訂正特許

明3との一致点及び相違点は以下のとおりである

ア 甲11発明1及び2の内容

甲11発明

空気中で水を静電霧化して,0.001μm(1nm)程度の大きさ

である,小イオンを生成し,集塵する方法であって,前記小イオンは,

室内に供給され,さらに,前記小イオンは,水の分子に極小イオンが結

合して水分子クラスターを核としている,小イオンによる集塵方法

甲11発明

放電電極を兼ねる水管の先端から滴下する水滴がコロナ放電により微

細な水滴となって霧散する高電圧を印加する高圧電源とを備え,該高電

圧の印加によって,空気中で水を静電霧化して,0.001μm(1n

m)程度の大きさである,集塵するための小イオンを生成し,前記小イ

オンは室内に供給される装置

イ 本件訂正特許発明1と甲11発明1について

一致点

大気中で水を静電霧化して,帯電微粒子水を生成し,室内の空気を清

浄化する帯電微粒子水による方法であって,前記帯電微粒子水は,室内

放出される方法

相違点

9

a 相違点11a

「本件訂正特許発明1は,帯電微粒子水の粒子径が3~50nmであ

るのに対して,甲11発明1は,小イオンの大きさが1nm程度であ

る点」

b 相違点11b

「本件訂正特許発明1は,帯電微粒子水を花粉抗原,黴,菌,ウイル

スのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れか

を不活性化する不活性化方法であるのに対して,甲11発明1は,小

イオンによって集塵する方法である点」

c 相違点11c

「本件訂正特許発明1では,帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対して,甲11発明1で

は,小イオンがそのようなラジカルを含んでいるか不明である点」

ウ 本件訂正特許発明3と甲11発明2について

一致点

「霧化部に位置する水が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加部

を備え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,大気中で水を静電霧

化して空気清浄化するための帯電微粒子水を生成し,前記帯電微粒子

水は,室内に放出される装置

相違点

a 相違点11d

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水の粒子径が,3~50nm

であるのに対して,甲11発明2では,小イオンの大きさが1nm程

である点」

b 相違点11e

10

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水が,花粉抗原,黴,菌,ウ

イルスのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何

れかを不活性化するためのものであるのに対して,甲11発明2は,

イオンが集塵するためのものである点」

c 相違点11f

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水が,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対して,甲11発明2で

は,小イオンがそのようなラジカルを含んでいるか不明である点」

第3 原告主張の取消事由

以下のとおり,審決には,粒子径に関する明確性要件判断の誤り(取消事

由1),粒子径に関するサポート要件判断の誤り(取消事由2),静電霧化手

段に関するサポート要件及び実施可能要件判断の誤り(取消事由3),甲1

0を主引例とする進歩性の判断の誤り(取消事由4)及び甲11を主引例とす

進歩性の判断の誤り(取消事由5)があり,これらの誤りは審決の結論に影

響を及ぼすものであるから,審決は取り消されるべきである

1 取消事由1(粒子径に関する明確性要件判断の誤り)

審決は,本件訂正特許発明における「粒子径が3~50nm」とは,凝集

していない個々の粒子のほぼ全てが粒子径3~50nmの範囲分布してい

ることを意味することが明確である判断した。

しかし,審決は,甲10において静電霧化により生成する液滴の粒径分布

が非常に狭く単分散性が高いことを前提としているが,本件特許特許請求

範囲には,粒子のほぼ全てが上記範囲内にあるか否かは何ら記載されてい

ない。

そして,「粒子径が3~50nm」と幅をもって表現された場合に,その

上限,下限の値が,平均粒子径の幅を示しているのか,D50(頻度の累積

11

が50%になる粒子径〔メジアン径〕)の幅を示しているのか,ピーク値

(最大ピークとなる最頻出値)の幅を示しているのか,様々な解釈があり得

るところ,本件特許明細書には,どのような幅を示しているのかの説明はさ

れておらず,本件特許明細書の記載を参酌しても,上記の幅は不明である

現に,本件特許明細書の記載を参酌した場合,粒子径の範囲解釈につい

ては,その記載箇所に応じて,ピーク値の幅と解釈したり(【0024】,粒

子のほぼ全てが範囲内にあると解釈したり(【0038】)する余地があり,

特許請求の範囲画一的に把握することができない。

そうすると,「粒子径が3~50nm」との記載については,本件特許

細書の記載を参酌しても,複数意味解釈される余地があるから,本件特

許の特許請求の範囲は明確とはいえない。

よって,審決の前記判断は誤りである

2 取消事由2(粒子径に関するサポート要件判断の誤り)

審決は,本件特許明細書【0013】,【0024】及び【0052】の記

載等から,帯電微粒子水の粒子径の上限は,粒子の空間内への拡散性や人の

肌への浸透性の観点から100nmが好ましく,抗原の不活性化の作用や空

気中の湿度に影響を与えないという観点から,50nmが好ましいこと,ま

た,粒子径の下限は,粒子の寿命と抗原の不活性化の作用の観点から3nm

が好ましいことが把握されるから,本件特許明細書に実施例として示された

ものが,20nm付近をピークとして,10~30nmに分布を持つ帯電微

粒子水のみであったとしても,粒子のほぼ全てが粒子径10~30nmの範

囲に分布している帯電微粒子水であれば,室内への拡散性が良いことや,長

寿命であること,抗原の不活性化の作用を奏しつつ,空気中の湿度調整に影

響を与えない等の作用効果を奏することは,当業者が明細書及び図面の記載

に基づいて理解できる事項である,と認定判断した。

しかし,審決の判断

12

上記判断は誤りである

そして,「粒子径が3~50nm」の意味はピーク値の幅と解釈する余地

が十分にあり,そのように解釈した場合,本件特許明細書には3~50nm

のうちの20nm付近の粒子径についてしか長寿命化と不活性化効果が示さ

れていないのであるから(【0042】,【0045】~【0048】),かか

実施例を本件訂正特許発明の全体まで拡張ないし一般化することはできな

い。

「粒子径が3~50

nm」との数値は,本件訂正特許発明課題を解決する作用効果に直結する

重要な数値であるところ,本件特許明細書の実施例には,粒子径3~10n

m未満の部分と粒子径30nm~50nmの部分のいずれについても,長寿

命化という効果裏付けデータの記載はない。また,3nm及び50nm

をそれぞれ下限値及び上限値とする不活性化効果については記載されている

ものの,それを裏付けデータも記載されていないし,帯電微粒子水の長寿

命化についても記載されていない。

したがって,本件特許明細書の具体的な実施例をもって,「粒子径が3~

50nm」の全体についてまで長寿命化と不活性化の各効果存在するもの

理解することはできない。

よって,審決の前記判断は誤りである

被告は,粒子径3~50nmという数値限定につき,帯電微粒子水の粒子

径を本件発明課題目的に沿って最適化したものであって,当該上限,下限

値が課題目的を達成し,顕著な作用効果を奏する臨界的意義を有する数値と

いうわけでないから,具体的な測定結果をもって裏付けられている必要はな

い旨主張する。

しかし,本件訂正特許発明の出願時の技術常識に照らすと,本件訂正特許

発明の特徴的な部分は,静電霧化で発生させて殺菌等に用いるラジカルとし

13

て,粒子径が3~50nmの帯電微粒子水に含まれたラジカルを用いる点に

あり,かつ,上記粒子径は,長寿命化と不活性化の双方の技術課題達成の

ために不可欠な特徴であるから,粒子径3~50nmの数値限定は,単に望

ましい数値 Permalink | 記事への反応(0) | 14:35

2015-02-18

決定版! サルでもシェイクスピアが打てる! 初心者向けSF映画10

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.kotaku.jp/2015/02/25-sf-movies-everyone-should-watch.html

良い子のみんな! SF映画を語るにあたって一番信用できない人間は「『ガタカ』はすばらしい」と抜かす輩だぞ! 本質的には『プラン9フロムアウター・スペース』をススめてくるやつと変わらないぞ!

1. スタンリー・キューブリック2001年宇宙への旅』(1968)

 ほのぼのファミリー映画シャイニング』でおなじみの巨匠がどたばたスペース・オペラに挑戦! 宇宙シーンは、現在SFXゴテゴテ作品とは違い、完全ミニチュアによる特撮で、とってもあたたかみを感じられるぞ!

2. アンドレイ・タルコフスキー惑星ソラリス』(1972)

 純愛SF映画金字塔! 時間の流れが非常にゆるやかな作品から、ついちょっとウトウトしてしまったとしても作品把握に影響はないぞ!

3. 石井聰互『狂い咲きサンダーロード』(1980)

 オーストラリアには『マッドマックス』があるかもしれない、だが、日本には『狂い咲きサンダーロード』がある! 青春SFバイク映画金字塔だ! 小林稔侍薔薇も見られるぞ!

4. リチャード・カーティス『アバウト・タイム 愛おしい時間について』(2013)

 タイムパラドックス? 親殺しのパラドックス? 気にするな! 時間ループもの本質ロマンスの純化にあるのであり、わけのわからない制約を設定して観客を混乱させることではない! ルール無用! 愛 is 最強! 『ラブ・アクチュアリー』の監督がてがける時間SFロマンスの新しい金字塔だ!

 

5. ゲオルギー・ダネリア『不思議惑星キン・ザ・ザ』(1986)

 とってもキュートな異世界惑星観光SF! 崩壊前夜のソ連ランドスケープのものSFだったんだ! という彼我の圧倒的な差をおもい知らされるぞ!

6. ガース・ジェニングス『銀河ヒッチハイクガイド』(2005)

 世界秘密の答えがわかるぞ!

7. テリー・ギリアム12モンキーズ』(1995)

 SF映画ウィンプどもが理屈ばっかり並べる作品ばっかりで疲れるよ〜もっと筋肉が見たいよ〜と嘆くマッチョあなたオススメ! 主演はあのブルース・ウィリス! 肉体ひとつ因果律をぶち壊すぞ! ブラピも出てくるし超大作っぽいルックスだ!

8. ポール・ヴァーホーヴェンスターシップ・トゥルーパーズ』(1997)

 卑劣で醜悪な異星人たちから地球防衛すべく、戦場に赴く若者たちのアツい生き様友情を描いた戦争SF映画の大傑作だ! 原作者ロバート・A・ハインラインメッセージをかぎりなく忠実に脚色してるぞ! 『バトル・フィールドアース』となんとなく間違えやすタイトルなので要注意だ!

9. デヴィッド・クローネンバーグクラッシュ』(1996)

 原作者のJGバラード辞書をひけば「SF作家」と記されている人なので、彼が書いたもの映画化した本作も当然SFだ! オトナの恋愛SF映画最高峰だぞ!

10. チャーリー・カウフマン脳内ニューヨーク』(2008)

 ガジェット舞台けがSFではない! 世にはスペキュレイティブ・フィクション思弁SF)と呼ばれるジャンルもある! カウフマンの『脳内ニューヨーク』はメタフィクションが大好きなオトナたちにオススメの最強のメタメタ映画だ! 「いくら複雑って言ってもクリストファー・ノーランなんてなんだかんだで一回観ただけでわかるじゃん」とつねづね同僚に愚痴って迷惑顔をされている人も何回でも楽しめるぞ!

2014-12-13

サムライスピリッツ ―― 2014年現在最もネット対戦に適した格闘ゲーム

最もネット対戦に適したゲームをたった1つだけ挙げろと言われれば、真サムライスピリッツを推す。レイテンシ耐性が高い事に加え、スト2並かそれ以上の立ち合いのルールであり、さらにダッシュ投げや登り大斬りが実質的必殺技となっている点、コマンド必殺技ほとんど使わない点、そして連続技がほとんど存在しない点など、特筆すべき点が多い。ビジュアルエフェクトも美しく、特に大斬り命中時の時間制御演出(ヒットストップ&ヒットスロー)による重さの表現は、同シリーズの後続作品にも見られない出色の出来。キャラクタバランスはお世辞にも良いとは言えず、不特定多数プレイするなら右京地獄が避けられないところだが、身内対戦ならその事は特に問題にはならないだろう。

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推奨される入力設定

A+Bの大斬り、C+Dの大蹴りを出せないとゲームにならないので、同時押しに不安がある入力デバイスを使う場合は、同時押しボタンの設定をしておく。またこれに加え、ズィーガーをはじめとする一部キャラはB+C、忍者はB+C+Dの設定が必要

基本的な動き方

立ち合いでは小/中の斬りまたは蹴りの先端を当てるようにして相手を押さえ込み、同時にダッシュ投げを併用する。ダッシュ投げはダッシュ後相手に隣接しそうになったらレバーを前に入れたまま中/大の斬りまたは蹴りボタンを連打する事で簡単に出せる。斬りと投げは一対になっており、積極的にダッシュ投げを仕掛けないと、相手はガードで安定するので斬りも当たらなくなる。ジャンプ攻撃後出しの登り斬りで撃墜されやすいので積極的には仕掛けない。逆に相手が飛んできた場合は登り大斬りで撃墜に行って大ダメージを狙う。地上大斬りはほとんどの場合先撃ちはせず、相手が大きな隙を見せた時に使う。

相手を画面端に追い詰める事は、多くの格闘ゲームで有利に働くが、このゲームにおいてはマイナスの面が多い。このゲームでは端を背負った相手は攻撃を食らったりガードした時の硬直が短くなるので、普通なら当てれば反撃されない打撃が相手が端にいると当てても反撃されたり、ジャンプ攻撃をガードさせた次の瞬間着地で投げられたり、三連殺が絶対に繋がらなかったりする。そのためなるべく相手を端に追い詰めないで戦った方が有利となる。

推奨される試合形式

クレジット無限からと言ってダラダラとプレイすると、格闘ゲームというのは全く面白くない。またこのゲームに限った話ではないが、大抵のゲームキャラ性能のバランスが良くないので、単に勝ち抜き戦にすると強いキャラが延々と居座る事になり、やはり面白くない。これを避ける方法は色々あるが、とりあえず例として、このゲームをやる時に個人的に使っているルールを書いておく。

5戦を1単位とする。3勝したら勝ち越し

5戦の中で最低3キャラ以上使用する。

勝ち抜き戦ではなく、勝っても負けてもリセットして次の試合に行く。

幻庵はバグ寒いので使用禁止。

0. 十兵衛 : ナコルル

1. 狂死郎 : ナコルル

2. 半蔵 : 幻十郎

3. 十兵衛 : 右京

4. 半蔵 : シャルロット

使用キャラを登録して対戦表を作る過程自作IRC Bot自動化している。

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漠然としたキャラ性能と低レベル考察

S 右京、幻庵

A 狂死郎、シャルロットチャムチャム

B 十兵衛、アースクエイク、ズィーガー、ガルフォード、半蔵、幻十郎、覇王丸王虎、和狆

C ナコルル

基本的に「斬り合いが強い→斬り自体が当たる可能性が高く、さらに相手を黙らせられるのでいつでもダッシュ投げに行ける」という図式が成り立つ。

B以下は優劣付けがたいが、上位5人は確実に頭一つ抜けてキャラ性能が高い。B以下のキャラでA以上のキャラに勝つのはなかなか困難。

幻庵は純粋な性能だけなら「若干強い」ぐらいだが、致命的なバグ持ち。

このゲームではダッシュ投げが非常に強いため、飛び込みからの当て投げしかガードを崩す選択肢がないキャラは不利。

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右京

ほぼ上下中斬りのみで斬り合いは最強の部類。右京の中斬りは非常に長いリーチのまま一般的キャラの小斬りの速度で出ている。戻りも速い。ツバメ返しは出始めにも出終わりにも隙がなく、このゲーム最強の飛び道具。残像踏み込み斬りも連続技用・裏落ち用として便利。ツバメ残像共に命中すると転倒し、その度に選択攻撃になって、読み負けるとまた転ぶ。性能面での弱点は、突然死しやすい事と、幻庵を投げれない事ぐらい。怒り時の攻撃力上昇幅が全キャラ中1位。

幻庵

上下小中斬り及び中大スラで斬り合いが強い上、しゃがんでいると大半のキャラクタに投げを食らわないという致命的なバグがある(しゃがんだ幻庵を投げられるのは、シャルロット、ズィーガー、覇王丸、半蔵、和狆のみ)。それでいて自分の投げは全キャラ中最強の威力(26)。近大斬りがズィーガーの対空パンチをさらに強化したような超威力の対空技なので飛び込みにも強い。空蝉は本家忍者の物より高性能で連続技は食らわない。気絶もしない。しゃがみを投げられないキャラを相手に本気で待つと完全なクソゲーになる。このゲームの汚点の1つ。

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狂死郎

上下小/大斬り、中足払いなどで斬り合いはトップクラス。他キャラの中斬りと同じ速度で大斬りが出て、威力はちゃんと大斬りクラス。登り大斬りは十兵衛の中斬りに似ており、登り対空としては最強の部類。投げの威力23で安定。弱点は攻めにくさで、ジャンプが驚異的に山なりなせいで攻撃の基点がダッシュに限られ、動きがワンパターンになりやすい。

シャルロット

上下小中斬り、下小蹴り、下大斬りなどで斬り合いは最強の部類。ジャンプが全キャラ中で最も速く、相手の中斬りと同時に跳ねればほぼ命中確定。弱点は投げの威力が全キャラ中最低(14)だという事で、そのせいでダッシュもジャンプも投げの圧力に欠け、削り能力が皆無である事もあって、ガードで固まられると非常に崩しにくい。左右が入れ替わった瞬間にパワーグラデーションが暴発しやすいのも無視できない弱点。これをやらかすとほぼ死ぬ武器破壊技はガードされても怒りが消えるという特殊仕様考慮しても五光斬と1・2を争う強さ。しゃがんだ幻庵を投げられる唯一の上位キャラだが、前述の通り投げの威力が低い事に加え、しゃがみ前進している幻庵にしゃがみ突きが当たらないという大きな問題があるので、有利ではない。

チャムチャム

ほぼ下中蹴りと大スラのみで上位と斬り合える。大スラの強さが異常で、ダメージがでかく(17)、移動距離が長く、最後最後まで判定が残っていて、埋まるように出さなければほとんど反撃は受けない。投げの威力も全キャラ中第4位(24)で、ダッシュも速い。さらに大スラ/投げ共に命中するたびに起き上がりをいちいちガブルで削る事ができる。特に画面端での削り量は洒落にならない。あと何気に大斬りのリーチもかなり長い。弱点は、幻庵を投げられない事、全キャラ中で最も気絶しやすい事、千葉麗子の声がウザい事、そしてズィーガー。

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ここから下の連中は上位の連中とまともに斬り合うと死ぬので、個々のツールでそれをどうカバーするか、という戦い方になる。

十兵衛

このゲームで一番標準的な位置にいるキャラ。下位グループの中では最も斬り合いが強く、同じ下位グループ相手なら小斬りと上下中斬り及びJ中斬りで優位に立てる。また前後垂直J中斬り、遠大斬り、近中斬りの併用による対空がかなり強く、どういう位置関係で飛ばれてもほとんど一方的に落とせる。プレッシャーを与えるツールとして水月刀もまあまあ便利。ダッシュも速い。全体的に安定しているが、攻撃ほとんど中斬り及び威力の低い投げ(威力17)となるため、一気に勝負を決めたり一気に逆転したりする事ができず、誰と戦っても長時間削り合う事になる。また上位に対しては斬り合いで不利なため、心眼刀なしに優位を取る事は難しい(チャムチャムは取らせてもくれないが…)。怒り時の攻撃力上昇幅が全キャラ中2位。

アースクエイク

色物っぽい見た目に反して意外と普通。動きの鈍重さのわりに技の出し入れは速く、遠大斬り、下中斬り、遠小斬りを距離に応じて使い分ければ斬り合いは強い。ジャンプも素早く尻が出っぱなしなので飛び込みも強い。と、ここまでは強そうだが、相手がガードで固まると尻投げぐらいしか選択肢がなくなるのを代表として、身長が高すぎる&対空技がしょぼいので飛び込みに弱い、食らい判定がでかいのでツバメ待ちが地獄アース専用で中段になる登り攻撃がある、アース専用の痛い連続技を食らう、密着した相手に向かって感覚的に武器を振っても当たらない、斬りを連打するとファットチェーンソーに化けて死ぬレバーを入れたまま尻を出すとファットバウンドに化けて死ぬ、しゃがみ状態から立ち上がって斬りを出すとファットブレスに化けて死ぬ等、弱点も山盛り。

覇王丸

主人公っぽく見えて斬り合いが弱い。遠中斬りは十兵衛の中斬りに見た目が似ているが、食らい判定が前に出すぎる傾向があり、上位と斬り合うとやたらに潰される。実際にはもっと遠い間合いの方が有利だが、そこまで行くと一足でダッシュ投げに行くには遠くなってしまうので、結局どの距離でも決め手を欠く。決め手を得るにはそれこそダッシュ前転伏せ下大斬りとかダッシュ弧月斬が必要。烈震斬は2回(威力4)削って反撃は受けにくいので削り技としては優秀。また後出しで容易に水月刀を飛び越すため十兵衛キラーとして使える。怒り効率が良いので全体的に怒っている時間が長いのは利点。

幻十郎

遠小斬り、上下中斬り、垂直J大斬りのお陰で斬り合いはまあまあ強い。ただしこの中で一番強い下中斬りは出の速さに比して戻りが非常に遅く、キャンセルしないと当ててもリーチの長い攻撃(一部キャラは大斬り)で反撃を受ける上、キャンセルタイミングが変なせいでキャンセルミスやすいため注意が必要ツールは三連殺で、中間距離から走り込んでガードを崩すという点ではダッシュ投げと役割が被っているが、投げと違って気絶を狙えるのが強み(大斬りが当たった直後に三連殺で命中を取れば大抵のキャラは気絶)。ただし格闘ゲーム史上最も入力シビアな3連技となっており、本当に当たった瞬間にキャンセルして次を出して行かないと途中からガードされ、大斬りクラスの反撃を1.5倍のカウンターダメージと共に受けて、場合によっては一発で気絶して吹っ飛ぶ。また、画面端の相手には絶対に繋がらない、小刻みに牽制技を出している相手には当たらない、跳ね回られても当たらない等、繋がりやすさ以前の問題も多い。総じて敵のアクションと衝突した場合の当たり強さはダッシュ投げに大きく劣る。入力ミスで中以上の光翼陣が暴発するのもネックで、これが出たら死を覚悟せねばならない。もう1つの特徴としては、上位グループの5名に対してのみ、近下大斬り→大斬り、及び中足払い→大斬りといった危険連続技が入るという、偶然にしては出来すぎた事実があり、キャラ性能で不利な相手に対して高い逆転性を持つ。五光斬は当たり判定発生が速い上に上半身無敵でガードされても隙がなく、おそらくこのゲームで最強の武器破壊技。あと覇王丸と同じく怒り効率が良い。

ズィーガー

斬り合いは忍者並の弱さ。一番マシな遠中斬りと中足払いも他キャラの通常技に比べて見劣りする。ダッシュも遅く、ジャンプ攻撃もロクな物がない。それをカバーするためにヴルカーンを使う事になる。削りを嫌って飛び込んできた相手を落とすのが主ダメージ源で、その象徴近大斬り1段目による相打ち対空だが、ちゃんと出してもジャンプ攻撃タイミング次第では一方的に負ける上、絶対に返せない飛び込みを持っているキャラも約半数いるため、それらに対してはヴルカーンリスクだけを背負い込む形になって非常に辛い。起き上がりへのヴルカーン削りは決まれば中斬りクリーンヒット程度のダメージを与えるが、確定ではなく、レバー上入れっぱなしで逃げられるので、削ると見せかけて登り大斬りを出して相手が飛んだ瞬間殴り落とす等の選択攻撃必要。通常技のクソさを必殺技カバーしてプレッシャーを与え、飛ばせて落とすという事で、スタイルとしてはスト2初期のリュウ/ケンに似ている。チャムの大スラガード後に中足払いからコップ3段が入るという理由でチャムキラーとして有名。

王虎

斬り合いは並以下。マシなのは立ち小蹴り、下大蹴り、立ち中斬り辺り。尻飛び込みが非常に強いので、主たるダメージ源はそこからの当て投げと、当て投げに見せかけた再ジャンプ、及び尻が当たった時の下大蹴り(連続技。遠下大斬りも行ける場合があるが近下に化けてガードされやすい)。要するにほとんど当て投げキャラジャンプが速いのはいいのだが、低すぎて空中衝突に弱いので、飛ぶ時は尻オンリーではなく大斬りとの併用が必要。蹴りによる投げの威力は幻庵に次いで全キャラ中第2位。

ガルフォード

斬り合いは最低クラスナコルル以外の誰と斬り合っても余裕で負けると考えて良い。最長リーチの中斬りが戻り速度の面で腐っているので、長さで頼りになる技は大足払い。下大斬りは減りがでかく出も速いが、リーチがないので普通の斬り合いでは届かないし、根元を当てないと中斬り並みの威力しか出ない。斬り合いのクソさをカバーするツール豊富で、最速のダッシュ投げ、ぶっ放しダッシュ大斬りからの気絶択一モズキャンセル、犬、K斬りバックスタブ等色々揃っており、やっていて楽しいキャラではある。

半蔵

ガルフォードコンパチで斬り合いは糞、そしてツールが減少。近大斬りは使い道のない糞技になっているし、犬はいない。爆炎龍も弱体化されすぎて使っても不利になる事が多い。代わりに得られた物は大モズ1発で40持って行けるという点と地斬の2つ。もはや完全な投げキャラであり、投げで転倒を取ったあと起き上がりモズ択一(起き上がりを大モズで吸う or 登り大斬り)でダメージを稼げないと、他で何をやってもまず勝てない。ダッシュ投げはモズを狙うとボタン連打で出せなくなる上、専用の糞モズ(威力28)に化けやすいので、自信がなければ普通の蹴り投げが無難。地斬は基本的に使えないが、一部の連続技(三連殺の2→3段目、及び中斬り→水月刀)を見てから抜けられるため、その時だけ有用

ナコルル

さらツールが減った忍者牽制はダッシュ投げ、主力もダッシュ投げ。マゾい。下位相手は何とかなるが上位は…

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リーチが長く出の速い大斬り所有の有無

◎ 右京(下)、幻庵、狂死郎、覇王丸

チャムチャム(2段)、アースクエイク(2段)、幻十郎(少し遅い)、ズィーガー(短い)、シャルロット(威力19)

× 十兵衛、ガルフォード、半蔵、王虎ナコルル

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投げ威力

25以上 幻庵、和狆大P投げ、王虎K投げ

20以上 チャムチャム、狂死郎大K投げ、ズィーガーP投げ

15以上 大半

15未満 シャルロットナコルルK投げ

一般的な大斬りの威力は30程度、強い大斬りで35程度、一般的な中斬りの威力は15程度。基本的に蹴りで出した方が外した時の隙が少ないので、どれで投げても威力が変わらない場合は中蹴りで安定。問題になるのは和狆、ズィーガー、ナコルルで、蹴りで投げると前者2人は16、ナコルルは14まで威力が下がってしまうので、他のキャラに比べて外した時のリスクが大きめ

2014-08-17

少しだけ後悔して反省してる

セミがクッソうるさくて目の前の網戸にくっついてたのにアースジェットかけようとしたら逃げられて畜生と思ってた。

そしたらそいつ玄関すぐそばのひさしでまた鳴いてた。声が同じだからすぐわかった。セミにも個性がある。

今度こそと思ってソロソロリと近づいて下からアースジェット噴射!

慌てたように飛んで逃げてったwwww

でも夜になってセミがみんな静かになって、短い命で昼間はうるさいけど夜はちゃんと静かにしてるんだから、少しくらい我慢してやるべきだったかなあと思った。

そんで暗く静かになった目の前の網戸に、さっきセミがぶつかってきた。

あいつが死なずに復讐しに来たのかもしれない。

やっぱり反省はやめた。

2014-06-15

その昔、マクドナルドロッテリアを指して「ファーストフード」と言っていた人が相当数いたような気がするんだけど、

意味を熟考するようになったのか、「ファストフード」と呼ぶ人が増えた。

阪神タイガース選手掛布さんなら「ホアーストフード」だったんだろう。どうでもいいけど。

でもビックカメラは、ビッグカメラに改める気配はない。

かいカメラが何なんだよ、というだけで電気屋の店舗としても意味が何かアレだし。

2014-05-17

バーサスアース

これチャンピオンマンガだろうなと思ったらやっぱりチャンピオンマンガだった。

チャンピオンマンガって芋っぽさが絶対どっかににじみ出てると思う。

囚人リクもそうだったけど。

ダサいんだよね致命的に。

2014-05-08

やべえ

今期アニメでまともに見てるのプリキュアだけだわ。

4月は艦これイベントに備えたレベリングばっかやってたし、5月になってからイベント艦これに嫌気がさして艦これから一時離れたはいいけどちょうどそのタイミングランス9が発売されちゃったかランス9をずっとやってたし。

あとキャプテンアースを2話くらいまで見た。

っつーわけで今期オススメアニメ教えてエロい人!

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