はてなキーワード: アタリとは
束で見るってのは、おれも分野の期待値として見るということばで書いてるけど同意。
ただ、金はかかるけど金になる目処が見えない研究分野というのはやはりあって、
そういうマーケットのリターンとしての成果を予測できない領域に税金を出すためには、
アウトプットを客観的に評価する方法がどうしても必要になってくるってのも前に書いたとおり。
難しいのはそういう科学を回すための科学をやってる基礎研究領域の評価だけど、難しいからやらんでも良いってことにはならない。
ある研究分野にまとめて広く薄くお金をばら撒いてプレイヤーを増やし、結果としてアタリを増やすための原理としても求められてる。
ビッグサイエンスでは、金になる研究をやるグループ、金にならない研究をやるグループ、
箱づくりをパッケージ化することで、金にならない研究にも金を出す理由付けに使っている。
それをアカデミア全体でやるためには、各研究分野のアウトプットの種別と研究分野間の関連の可視化してバランス取るを必要があるし、
始めたのは13年の冬。
妻が身ごもり、仕事が少し落ち着き、格安win8タブレットが普及し始めた頃だった。
アーリーアダプターを中心に秋イベの地獄絵図は大いに盛り上がり、そのビックウェーブはクラスタが近い人々を遍く飲み込み、また揺るがした。
ソシャゲやブラゲと言った類は未経験。冬イベが簡単と見聞きしても、出来ることはイオナを使って2-4(序盤~中盤の山場)を突破するのが精々だったか。
調べれば調べるだけ出てくる熱量を持った情報にほだされ、私はどっぷりと嵌っていった。
所謂主力級キャラクターの平均lvが50を超えたころ、初めてのイベントがやってきた。
記憶が曖昧なまま書いているが、イベントと前後して、エクストラオペレーション(EO)が開放され、利根筑摩や神通が改二になった頃だ。
公式Twitterでイベントが告知され、私は初めての備蓄に挑んだ。
キラ付け、遠征、キラ付け、遠征。ネットに出回る戸愚呂提督の言葉を胸に、準備に勤しんだ。
ここであ号を達成する術を覚えた。
潜水艦の絶対数が足りなかったので、ろ号を達成したのはもう少しあとだったろうか。
そうこうして挑んだ初めてのイベント。
最高戦力はlv70~強、主力がlv60~といった所だった気がする。
あの時の充足感は物凄かった。
もともとゲームは好きで、格闘ゲームからRPG、アクション、ネトゲまでそこそこに楽しんでいた。
しかし、対人要素がなく、明確にクリアできたか出来ていないかでここまでやりごたえを感じることが出来たのはそう無かった様に思う。
実際、この頃にはゲームは艦これしかやっていなかったように思う。
以降、次のイベントを見据えた行動が増え、EOクリアによる勲章集め、レベリング、資材備蓄を並行して行っていった。
大型艦建造である。
大型艦建造は多分なコストと引き換えに一定確率で大和や大鳳と言ったレアかつ強力な艦娘が手に入るチャンスを得られるのだ。
だがその頃の私は、大和を手に入れるコストで他の艦娘を育成したほうが良いと判断し、大型艦建造には触れないでいたのである。
しかし、間もなく夏を迎えようとした6月頃だろうか、運営がTwitterで大和型二番艦武蔵を大型艦建造に追加する旨のアナウンスを行った。
私は常々武蔵が欲しいと思っていて、どんな形であれ、開放されれば何としてでも手に入れようと思っていた。
待ち望んでいた私は、メンテナンス終了後に即大型艦建造童貞を捨てた。
開発資材と資材をつぎ込み、所謂ガチャに類するものを回すこと6回。女神は舞い降りた。
悠然たる姿、少し低く落ち着いた声、そして圧倒的な装甲と火力。正しく私が望んでいた武蔵そのものであった。キャラクターは属性てんこ盛りだった。
幸い大型艦建造が6回で終わったため、資材への影響は大きくなかった。
そして迎えた14年夏イベント。AL/MI作戦。連合艦隊システム、悪名高き御札システムが導入されたイベントである。
クリアできたが、クリアするまでゲームに真剣に向き合いすぎて睡眠不足に陥り、私はめでたく父親になった。長期休暇は一瞬で過ぎ去っていった。休みなのに仕事より消耗した。
そしてその頃気づくのである。
自分がクリアできているところで苦しんでいる人が想像以上に多いことに。
私も相当ドツボにハマっているため偉そうなことは何一つ言えないのだが、ゲームを開始して半年、少なくともゲームがローンチしてから半年のビハインドは感じなくなっていた。
それから海域、任務、イベントはクリアすることが当たり前になっていった。
甲勲章システム(難易度任意選択システム)が導入されれば、全てを甲でクリアすることが当然と考え(別に誰かを煽るわけではなく、SNSに投稿するわけでなく)、時折ランカーを目指したりもした。
改修工厰が導入され、新たな任務が導入され、様々なシステムが追加されていった。それらを調べ、理解したつもりだった。
自己顕示欲を満たすため、演習艦としてドロップ艦を揃えるくらいはした。
そんな私に転機が訪れた。
このイベントの最大の目玉はクリア報酬としてアメリカ戦艦アイオワが手に入る事だった。
何としても手に入れたい、当然難易度は甲だ。そう思って私はイベントに臨んだ。
ステージは全7面、順調に進んでいたが、最終面になってその時は訪れた。新システムであった基地航空隊が全く機能しないのである。
(これはゲームを知っている人向けの補足になるが、バグや不具合に起因するものではなく、所謂ダメージの乱数で全く良い結果を引けなかった)
記念すべき3周年の大規模総力戦イベントを前に、資源はみるみる減っていった。あと一発が出れば、あと一発が出れば、と言う気持ちが強まっていき、そして考えてはいけない事が頭をよぎる。
"これはアタリを引くパチンコと一緒だ" "3回に1回の確率で成功するガチャを5回通すだけだ" "基地航空隊や連合艦隊システムでガチャを引く回数が増えた、冗長になった"そんな思いが頭を占めていった。
なんて事は無い、結局私は確率に溺れていて、自分の実力はあくまでも運が良かっただけなのだと否応なしに目の前に押し付けられつつあった。
20万以上あった資源が底を尽きかけていた。一度冷静になろうと思い、1週間備蓄に励み、燃料は10万近く回復させることが出来た。
時間ではなく気力がなくなりつつあったが、それでも最後の10万、吐き出してやろうと思った。
いよいよボスを追い詰め、大淀が連撃で仕留める(そんな記憶がある)、その筈だった。
大淀は連撃を出さなかったのだ。夜戦で一発、パスっと攻撃をミスってくれた。
その瞬間、私の中で、2年間柱にしていた何かが折れた。クリアして当たり前という前提は崩れ去った。
仕事もぼちぼちうまくやり、育児も並の父親くらいには出来ていて、ゲームも充実できている自分はワークライフバランスの組み立て方が上手、そんなちっぽけな優越感が全てぶっ飛んだ。
燃料残り2万。難易度を最低の丙に変更し、ボスを撃破。アイオワを手に入れた。
初めて甲勲章を取り逃した。気持ちは灰色を通し越して真っ黒に近かった。
そこからのイベントが甲で挑みさえすれ、堀り(新キャラ探しガチャの様なもの)もせず、淡々としたものになった。
ただ、良いか悪いか甲勲章は16春イベ以外は全て取ることができてはいた。
一方でモチベーションは上がらず、またじわりと仕事が忙しくなりつつあった。
アホかもしれないが、育てたキャラクターと別れるのが辛いのだ。
そのうち、私はゴールを探し始めた。このゲームにはサービス終了まで恐らくゴールはないだろう、それなら自分でゴールを描き、それを達成したら満足して引退しよう。
私は描いたゴールは以下である。
だ。
もはや義務になった艦これは仕事よりも遥かに大きな心理的負担になっていた。
16年には家族がもうひとり増えている。
仕事も育児もパツパツになり、艦これに割く時間は仕事が終わり、風呂に入り、リラックスして寝付く前の僅かな時間が中心となりつつあった。
ここでひとつ補足となるが、金銭的な意味で艦これは本当にお財布に優しいゲームだ。
この時点で3年程度プレイして、プレイ時間はゆうに1000時間を超えるだろうが、課金額は恐らく5万弱、どう多く見積もっても7万もいっていないはずだ。
言い換えればこのゲームは時間を食いさえすれば課金のウェイトは低いゲームデザインになっている。
友人たちがパズドラやグラブルに1月でウン万溶かしたと聞いた時はゾッとしてしまったことが少なからずある。
そして17年6月頃だろうか。由良改二が実装された頃、私は艦これにログインしなくなった。
未消化の任務は5ページを超えていた。
私の艦これは終わった。
艦これはChromeで、ウェブブラウズはFirefoxで。私はChromeを起動することが無くなった。
タスクバーに並ぶChromeアイコンを見るだけで、プライムビデオのおすすめに艦これアニメが並ぶだけで後ろめたい気持ちになった。
なんでゲームを辞めただけでなにか後ろ暗い気持ちにならなくちゃいけないのか。
そんなことを思いながら、艦これを忘れようと努めていた。努めているうちは駄目なのかもしれない、とも思っていた。
奇しくも、自分が引退する切掛となった16年春以来の大規模イベントが始まった。
twitterのホットワードには昔ほどではないが、艦これ関連のワードが並んだ。
今持っている甲勲章は9。
16年春の勲章を取り返したい。
そして勲章を10個並べてから引退しよう、もし今回全力でイベントに挑んで、それでも駄目ならそれもまた引退理由になる。
そう、一昨日の夜思った。
一ヶ月半ぶりのログイン。ゲームなのに緊張している自分が馬鹿みたいだった。
lvがカンスト寸前の武蔵や加賀が演習メンバーとして待機していた。
(運営twitterを確認したところ、lvキャップが開放され、北上もカンスト状態から開場されてしまったようだ)
キャラクターゲームとしてはこれ以上無い成功を収めている。事実、この夏のコミケでもやや減少傾向にあるが、膨大な数の艦これ同人誌が販売されている。
その本家本元のゲームがどうなっていくのか、それを見極めてやる。
自分の所属するクラスタで、艦これを今もプレイしているのは私だけになった。
今一度、やれるだけやってみよう。
本当に辞める人は、こんなとこにこんな長文を書きはしないだろう。
もう一度、自分が育てに育てたキャラクターとイライラするゲームに挑んでみよう。
最後に
やめるならかってにやめろ、こういうことを書くな、と言う人には申し訳ない。
まだやめてないので許して欲しい。
そしてもうひとつ、私の周辺だけでなく、全体としてアクティブユーザーは減りつつあるように思う。
勢いは緩やかに削がれつつある気がする。これはデータではなく、長年のプレーヤーの感覚としてだ。
攻略を求める声や掲示板での盛り上がりから、感覚として認識しているものだ。
このゲームは答えの記載がない、そして御札システムがあるかぎり、あまり多くのファジーを許さない。
このあたりも、今回本当に引退するかどうかと合わせて、見極めていきたいと思う。
新卒就活だけなら、成績で並べると女が上位にずらっと並ぶ。業種や職種によっても当然違うだろうが傾向として。
自分が新卒で勤めた会社では、学校の成績とペーパーテスト系で機械的に線を引くと、うちは60~75%まで女になってた。
男社会な業界なこともあって総合職に女性の方が多いのは困ると、少し前まで男:女=8:2ぐらいまで調整してた。が元同期と飲んでて聞いた話だとここ数年は男:女=6:4ぐらいに縮まってると。
男社会適用アファーマティブにゲタ履かせて採用した男よりは、有能な女性社員の方が良いということになりつつあるみたい。
超絶男社会の業界のタテ強い体育会体質の会社だったので、すごいビックリした。
女性の総合職が結婚出産なんて夢のまた夢みたいな旧態依然な会社だったのに、今は産休育休どんとこい、
出産育児が大変で予定よりしんどくなったら一般職にクラスチェンジもオッケーとかなり柔軟になったと。何が起こったんだあの会社。
ちょっと話は違うが、今アラサー就職ゆるゆる期に獲ったのはアタリはずれが大きい。売り手市場の時はだいたいそうで昭和の頃もそうだったらしい。
不景気な時は兵隊的に均質なのが多くてそれはそれでつまらないらしいが、
時給と歩合のハイブリッドになってると聞いた
受け持ったセットを配りきったら終わりで帰っていいが、
配りきれなくても決められた時間が来たら終わりになる
さっさと終われれば高時給になる
以上TrySailのTRYangle harmonyで雨宮天さんが言っていた話でした
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20170708030900
結局ここらへんのブコメ見てると童貞に対して気軽にレッテル貼ったりしてる人らがワラワラ溢れてるが
この人らが差別問題とかハラスメント問題とかに目くじらを立てるんだったら、失笑モノでしかないよな。
それともアレか、「童貞非モテに対しては何言ってもハラスメントには成り得るわけがない」ってかあ。しょーもな。
やはり童貞や非モテは「政治的正しさ」によって守られることはないんだよなあ。
「人間としてアタリマエの成熟を問うているだけだ。差別には当たらない」
「これは”いじり”であって差別ではない」
「良薬口に苦し。経験者のアドバイスは黙って聞けないんだからお前はモテない」
…結局「童貞非モテに対する罵倒」を「差別」と分離させる便利な論理が、多数用意されている。
「反差別」というポジションを維持しつつ安心して「童貞非モテ罵倒」が可能なのである。
はあ~あ、これだから、やっぱポリコレとか信用できないんだよな。
「俺は○○と差別が嫌いだ!」「俺が○○を否定するのは差別じゃなく区別だ!」なんてクソ理論が跋扈するだけ
しょーもな。
いまさらなにをアタリマエのことをと言われそうですけど、エビデンスが出たので一例報告までに。増田の96%はおっさんです。
かくいう自分は[音楽]増田。しばらく前、ミニ・アルバム「きみは増田、ぼくも増田」を増田に発表した増田です。
増田に発表したとはいえ実際にはYouTubeに音源があるので、アクセスのデータはYouTubeの管理ページから見ることができます。増田以外には情報は出していないので(誰かが一回Twitterで拡散してくれたらしいことを除けば)アクセス元はまちがいなく増田です。ということは(クリックしたのが平均的な増田とはいえないというバイアスがかかるとはいえ)、その統計は増田の実態を反映しているはず。
25~34 32% 98% 2.1%
35~44 41% 96% 4.4%
45~54 14% 93% 7.2%
55~64 7.3% 99% 0.6%
総計 95.8% 4.2%
すなわち、総再生時間の87%を25歳から54歳までが占め、その年齢層の95%以上が男性。つまり、増田の大部分はおっさん属性。
もちろんGoogleの情報収集能力は完璧ではなく、女子高生がおっさんと誤認されているアカウントもあるでしょう。しかし、Googleが誤認するような行動パターンをとっているような女子高生など本質はおっさんでしかありません。人間の本質を決めるのは、そのひとの生まれもったものでもなく、アイデンティティでもなく、Googleです。
たまに見かける女増田は、この4%であるのか、あるいはおっさんの仮の姿であるのか、そこには議論の余地があると思います。しかし、増田がおっさんであることはほぼ証明されていると思います。いじょ
指名はしない主義、今日はアタリに当たる、お互いいい汗をかく、トークも弾むしで13000円の元は取れたと思う
その後呑みに行く、1店の予算は1000円前後、無事1000円ちょうどでホッピー飲んで退店
思い出して髪を切りに1000円カットの店に行く、1000円なのにシャンプーもしてもらえてビックリ
そして最寄り駅に帰り立ち飲みに行く、ここでも1000円ちょうどでまたホッピー飲んで退店
ついでに家の近くのファミレスで呑む、今回はワイン、やはり900円台後半で退店
家に帰りつべでも見ながら締めの呑み、最近はガキ使見てる、タモリ倶楽部やサンドウィッチマンのコントばかりだったからたまには気分転換で
そして就寝
おやすみなさい
住んでいる場所に合わせて用意する。
行動範囲が制約されることは家から離れられない赤子でいるのと同じ。
安いからって買ったものがたくさんあっても身体は一つしかないから使えないまま終わる。
もしそれが買取価格のつくものだったらためらわずに買ってダメだったら売ればいい。
ショーケースの前でうんうんうなり続けてるよりはマシ。
日記でもインスタでもなんでもいい。
完全に同じ毎日を過ごしてきてしまったという後悔を抱かずに済む。
お前は努力ができない凡人なんだからせめて一つのことに集中しろ。
食べられなくなってからでは遅い。
これから先「あれはもう食べられない」と思いながら暮らしていくのはつらいぞ。
失った歯は絶対に取り返しがつかない。
動悸も吐き気もないうちに多少の無茶な移動を楽しんでおこう。
お前の思考や行動は狂ってる。
自分から進んで誰かを不快にして縁を切られるようなことをしないように。
そういうアタリマエのことに気をつけなきゃ痛い目を見る。
今が一番若くて豊かなタイミングなんだ。
二度と楽しいことはできない。
だから頼む。
遅ればせながら、「亜人ちゃんは語りたい」を全話見終わった。
物語として大オチはなく、単なる日常ものとして「これからも続く――」として終わったのは、悪くなかったものの、別段いいものでもなかった。
個人的に最初に頭に浮かぶ感想は、3人のデミちゃん生徒達よりも、サッキー先生に幸せになってほしい、と思う気持ちが一番強い。
宇垣の回想でサッキーが学生だったころのシーンが挿入されるが、恋愛経験のないサキュバス、学生時代から自己抑制を続けて来た女性、という2つの意味で、他のデミちゃんたちよりも境遇がよくなかった、と感じる。
中の人・日笠さんにはこれまで、よくもわるくも印象に残るキャラを(寡聞にして)知らなかったので、今回このサッキーで少し見方が変わった。気軽に鉄男に話しかけ親密になるデミ生徒ちゃんたちを羨む演技など、違和感なくすんなり受け入れられたし、このアニメでは一番グッときたのがメインの3人ではなくサッキーだった。
1.ヴァンパイア・ひかり。この中の人、たぶん俺は初めて(今期けもフレで改めて自分の中でアニメ熱が再燃した)。失礼だろうが、平野綾っぽいね。元気キャラなので叫ぶシーンが多かったようだが、なんら違和感なく観ていられた。
ただ単純に高校生としては、芯があまりに通り過ぎていて、アニメ中つまづくことすらなかった(あくまで物語の主題になるようなツマヅキとして)ので、そこはデキスギテル感が強かったかな。
2.デュラハン・マッチー。亜人というモン娘に近いジャンル(ちなみにどちらも個人的には忌避感皆無で受け入れられる)をする上では、たしかにデュラハンはビジュアルでアドバンテージはあったのだろう、だが終盤の大学での講義はあまりいらなかったように思う、あと男が女の子デュラハンの頭を抱えるという行為は、少なくともイチ視聴者でありモン娘系にある程度なれてる俺だとフェ○チ○が即想起されるので、下ネタありとしてもちょっとうーんと思わされた(小鳥遊家ハウスハズバンドの親父さんがマッチーの頭を抱えるシーンがあったが、むむむという忌避感は実際少しあった)。巨乳キャラというのはまったくもってけしからんぐらいにイイのだが、逆にいえばそういう追加要素を加えねば独り立ちできないという判断だったのだろう。
3.雪女・雪。この子もマッチーと同じく「ギャグ好き」というアディションなしには独り立ちできないと思われてたのだろうと勝手に察知している。そもそもデミちゃんとしての能力に視覚的にもパワー的にも乏しいので、単にデミちゃん3人衆としてまとまる上では問題ないが、必要だったかと自己内部で考えてみると答えはNOと返ってくるくらいのデミちゃん(あくまで物語を構成する上で。別に嫌いなキャラではない)。
上にある通りなので省略。
基本的にマンガもエロゲもいわゆる「ハーレム」ものは好きなのだが、このアニメは珍しく主人公である鉄男の中の人・諏訪部の声のよさに惚れ惚れし、笑わされた(3話だったかの「セックス…(セックス…セックス…)」のエコーとか)。女性向けって俺は男だから「演らされる男声優は大変だなー」ぐらいに思ってたが、こういう声の使い方できるのはある種の積み重ねなのかもしれんね。
宇垣とクルツは、あまり必要なかったと思う。とくにクルツは1話分しか登場しないし、原作みてる人向けのサービスなんだろうね。
日常もののライトな「亜人(≒モン娘)」系としては、個人的に79/100くらいのアタリだったと思う。
あと自分語りもアレなので最後にしたが、どれくらいモン娘系に慣れてるかというと、Vanadisのゲームはいくつか知ってるぐらいです。
お粗末様でした。
春コミで買った同人誌のいくつかがハズレだった。
10冊買って10冊全部が最高だなんてことはありえないと思っている。
言っちゃ悪いがプロでもなんでもない素人の創作物だ。そういうこともある。というか、そういう事の方が多い。
それを500円、1000円、あるいはもっとの金額を出して買うことを選んだのは自分自身であることもわかっている。
それでも500円あったら安いランチが食べられるし、1000円あったらいろいろできる。
金を払っているんだから私を楽しませろ、とは言わない。同人誌は個人の嗜好の発表会である。
描き手が妄想をかたちにしたものを、買い専の私は金を払って見せてもらっている立場なのだ。
しかし一方で、せっかく金を払ってるのだからその分は楽しみたいと思っている。
今回ハズレだった本は
・表紙こそ好みの絵柄であったが本文はそうでもなかった
・どういう話なのかよくわからなかった
といった具合である。
これをどうやって金額分の元を取るかといえば「よかった探し」をする。
・本文はそうでもなかった=表紙は好みだった
・オチが気に入らない=その直前まではよかった
このように考えるけれど、ネチネチした性格の私は「とかなんとか言ってもハズレはハズレ」という思考は残っている。
その思考をねじ伏せるくらい「ここがよかった」というポイントを羅列していく。
しかし言うほどぽんぽんと出てくるわけがない。出てくるくらい良い本ならそもそもハズレとは言わない。
それでもひねり出すためにどうするかというと、感想を書くのである。
最近は本の奥付に感想用フォームのQRコードを載せているサークルがある。
当然だが「お前の新刊買ったけど表紙に比べて本文が下手!表紙詐欺!」などという内容ではない。
「会場で思わず手に取ってしまうほど素敵な表紙でした!」と書く(この感想がいい感想かどうかは別だ)。
とにかく気に食わない点以外は全部褒める。
絵が好み。線が綺麗。話が上手い。描写が丁寧。タイトル付けが巧み。カラーの色使いが素敵。
ネタがなければ装丁を褒める。PPがかわいい、特殊紙がキャラにぴったり、本文色インクが話の雰囲気にマッチしている、とか。
とにかくほめる。ほめちぎる。目についた要素を全部ほめる。
もちろん自分に嘘はつきたくないので、絵が気に食わないのに「好みの絵柄です!」とは書かない。
感想を書くために目を皿にして長所を探し、実際に文字に起こし、誤字や失礼な言い回しがないかチェックする。
そうすると自分の中で「あれ、この本ハズレじゃなくね?アタリじゃね?」と思えてくる。
時間をかけて感想を書き、送信ボタンを押す頃には、ハズレの本はハズレでなくなっている、ことがある。
最近はTwitterアカウントも奥付に載っているので、鍵付でなければ感想を送ったあとでアカウントを覗きに行く。
すると「感想をもらえた!嬉しい!」とツイートしていることがある。
それを見て「私のようなネチネチした人間が送ったとも知らないで…」とニヤニヤしている。
貼り付けられたチラシを一通り見ていくが、応えてくれるようなものは中々見つからない。
学生の俺でもできるバイトは、時給がどこも似たり寄ったりであった。
それは相場を合わせているからなのだろうけれど、見方を変えれば形態と給料を見て設定しているわけではないということ。
それでは二の舞である。
俺は相談窓口に行くと、担当のタケモトさんに他にいいものがないか尋ねた。
「はあ……頑張れば頑張るほど給料が増えるやつ、ねえ……」
タケモトさんは俺の要求を聞くと怪訝そうな顔をしたが、一応は探すそぶりをしてくれている。
「一応あるけどな……これとか」
給料の項目には、「働きに応じて」と書かれている。
「お、これです。これにします!」
「え、本気か……まあ、若いうちに勉強しとくのもいいかもしれないな」
タケモトさんの言い方が少し気になったが、俺は二つ返事で問い合わせた。
俺は早速そこで働き始めた。
タケモトさんの気になる言い方からブラック企業か何かかと思ったが、実に真っ当な労働形態で問題なく働けた。
嫌な上司や同僚がいるわけでも、特別厄介なトラブルがあるわけでもない。
そろそろビデオ屋のほうのバイトはやめて、こちらに専念してもいいかもしれないな。
そしてしばらく時が経ち、初めての給料日。
お金を稼いだという実感を得るため、ナマで受け取るのが好きなのだ。
うきうきしながら中身を見てみる。
「……んん?」
少ない気がする。
数えてみる。
やはり少ない。
念のため、俺は自分がこれまで働いた総時間と、貰った給料を時給で換算してみる。