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2014-03-26

ツタンカーメンの生涯が壮絶すぎてヤバい

ツタンカーメンすごい、まじすごい。

何がすごいって生まれ育った家庭がまずすごい。

王家なのはいいとしても、お父ちゃんがとち狂っててまじやばい

このお父ちゃん名前アメンホテプ4世って言うんだけど、

ある日、アテン神というよく分からない神様への信仰に目覚めちゃう

今までの宗教全部否定して、アテン神のために都まで遷都

本人も改名して、アクエンアテンアテンに仕える者)みたいな変な名前にしちゃう

今でいうなら、親父が突然新興宗教にハマって、変な名前を名乗り出した挙句修行とか始めちゃう感じ。

そんなお父ちゃん配偶者になった人もまた一味違う。

なんとツタンカーメンのお母ちゃんは、お父ちゃんの妹。

まりツタンカーメン、血濃すぎ。でも、これ古代エジプトでは普通のこと。

結局、そのお父ちゃんは大騒ぎしたあげく、民衆の支持は得られないまま志半ばで憤死。

そして、息子であるツタンカーメンが若干9歳にして王位に着くことに。

さすがに、お父ちゃん奇行を間近で見ていただけはある。

もう新興宗教はやりませんよって言って、昔の信仰を復活させる。

今でいうなら、自分も2世なんだけど親父がはまってた仏教系の新興宗教にはうんざりしちゃって

土着の神様を讃える神道転向する感じ。

ちなみに、ツタンカーメンの奥さんとなったのは、

アンケセナーメンっていう人なんだけど、この人実は、お父ちゃんの前妻。

まりツタンカーメンから見たら、

昔お父ちゃんすったもんだあった人が今の嫁。

ビッチだなおい。

でも、これも古代エジプトでは普通のこと。

そんなツタンカーメン即位してから10周年、19歳のある日ひょんなことから骨折してしまう。

さらに運悪くマラリアにもかかる。

そして、生来虚弱体質が影響してか、なんとそのまま死んじゃう。

これがマジヤバいファラオことツタンカーメンの生涯。

ここでツタンカーメンの不運も終わるかと思いきや話はまだ続く。

ツタンカーメンミイラを作ったミイラ職人は、やたら茶目っ気のある人間だったのか、

よせばいいのにツタンカーメン男性器を90度曲げて天井に向かった状態で固定した。

ツタンカーメンミイラ発見したハワードカーター氏も、

さぞかし驚いたことだろうと思うが、そこはさすがに考古学者。

直立した男性器についてのメモがしっかり残っている。

おかげでツタンカーメンミイラ勃起していたなんていう話が広がるハメに。

後にも先にもそんなミイラなんてツタンカーメンしかいない。

誰かの茶目っ気のせいで後世でまで笑いものにされる。

ツタンカーメン呪いの矛先は、

盗人でもなく考古学者でもなく、もはやツタンカーメン自身に向かっていたんじゃないか。

ツタンカーメン人生、壮絶すぎる。

 
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