はてなキーワード: もみあげとは
去年の10月ごろから、今は8か月目くらい。
生活が良い方向に変わった。
珍毛ボーボーのお前らに、脱毛を勧めたくなった。
なので書く。
俺の以前の毛スペックはこんな感じ。
・全体的に剛毛。
・ヒゲは昼頃には真っ青。
・スネ毛はボーボー
・珍下もボーボー
・アナル周りもボーボー
・ギャランドーもボーボー
・ワキ毛もボーボー
・びーちくも少量だが2cmくらいに育つ
・頭髪は天パで量も多くて剛毛
まあ、いうなれば全身毛むくじゃらな感じ。
ただ、腕周りだけは、なぜか毛が少ない(運が良いことに)
なので、夏であっても長ズボンさえ履けば、さほど毛を気にする事もなかった。
そうしたこともあり、40歳の今まで脱毛にはほぼ無関心だった。
大きな理由がセックスレスであり、「毛が生理的に受け付けない」とのことだった。
そんなこともあり毛を何とかしたくなった。
久しぶりに恋愛もしてみたい。
ということで、脱毛を始めることにした。
これが去年10月の話。
で、本題。
脱毛には大きく2つある。
店か、セルフか。
最初は店を考えた。
ただ、調べているうちに気が変わった。
なぜなら、むっちゃ痛いらしい(麻酔をしても)
髭の濃いアナウンサーが、脱毛に5年通ってようやく卒業するという話だった。
そのアナウンサーは、髭がほぼ消えていた。
けど俺には無理だと思った(痛みに敏感なため。。。)
(ちな俺はケノンという一番有名商品を買った)
これを「効果がない」と思う人は多い(俺もそうだった)
まず毛の薄い部分は、1か月~くらいで効果が出る。
例えば、俺の指毛は、結構薄めなのだが、1回でほぼ生えなくなった。
胸毛は、少量かつヒョロ毛だったのだが、1か月くらいで、生えなくなった。
ビーチクも1か月くらい。
ギャランドーは2ヵ月くらい。
脇毛も2か月くらい。
すね毛は半年くらい。
モモ毛は、だいぶ薄くなった。
唯一、髭だけはまだまだといった感じ。
それでも生える速度はかなり遅くなっている。
例えば俺の場合は、もみあげ(余分な部分)は、ほぼ生えなくなった(ルパンを卒業)
珍下は残しておきたい(温泉には行きたい)。
アナル周辺は脱毛したい(💩が付くし、将来介護されるときに備えて)
しかもめちょくちょ痛い😂
髭以外は、ほぼ毛が無くなった。
髭に関しても時間をかければ、無くなりそうな気がする。
毛がなくなった生活の変化として。
例えば、半ズボンが履けるように!(スネ毛が公害レベルだったため)
あとタンクトップ系も着れるように!
あと、脇汗でシャツの脇ジミもできにくくなった。
汗はかくんだけど、毛がなくなったことにより、下に流れるようになったから(たぶん)
他には女性ウケはやっぱり良い気がする(たぶん)
あと気分的にも、ムダ毛というコンプレックスを解消できたのも大きい。
脱毛やってよかったよ。
まず面倒。
内訳は両足3時間、その他30分という感じ。
とにかく足の面積が広くて時間がかかる。
これを10日ごとにやる。
月に3回くらい。
俺の例でいえば、髭以外は月1になった(足がなくなっただけでむっちゃ楽)
他には、白髪には効かない。
俺はムダ毛も白髪がチラホラとあり、そうした白髪だけが長々と育ってしまう。
他にもデメリットとして、慣れないと火傷する。
俺は最初甘く見てて火傷した。
セルフ脱毛器は、光の熱で毛根をつぶすんだけど、しっかりと冷やす処理が必要。
参考にしてたyoutuberが冷やす処理なしでバンバン光を打ってたので、俺も真似したら、足が真っ赤に腫れあがった。
(皮膚が強い人は、大丈夫だろうけど)
他にも、脱毛したその日に風呂に浸かって、水ぶくれになったり(むっちゃかゆい)
ヒゲ周りが毛嚢炎(もうのうえん、ニキビの亜種)でいっぱいになったり。
コツとしては、しっかり冷やしながらやる事(当たり前か)
俺はこれでほぼトラブル無しになった。
この質問は、ここ知恵袋だけでも、すでに21回出されています。これまでの回答を見るには「チャリンコ 語源」で検索してください。
以前私が2回答えた回答を手直ししたのが次のものです。
「チャリンコ」という言葉自体は、本来「子どものスリ」を意味する日本語で、江戸時代からある言葉です。60年代のやくざ映画でも「子どものスリ」の意味で使われているのを見たので、かなり最近まで「現代語」だったようです。
「ちゃり」には「ふざけた」の意味があり、「ちゃりげ」(もみあげ)もそうですが、もとは歌舞伎の滑稽な場面の「ちゃりば」、おどけた声の「ちゃりごえ」、おどけた女「ちゃりめ」>「おちゃめ」。ふざけたがきが「ちゃりんこ」で、これが「子どものスリ」や「子どものかっぱらい」の意味になりました。
私は1969年には大阪で友人が自転車をチャリンコと呼ぶのを耳にしています。
語源は、朝鮮語済州島方言の自転車「チャルンケ」、朝鮮語標準語の自転車「チャジョンゴ」がベルの「ちゃりんちゃりん」と合わさって、古くからある子どもスリの「チャリンコ」の言葉にかけてできた洒落言葉だったと思われます。
私の推定では、発生は1960年代初頭、発生地は、済州島出身の在日朝鮮人韓国人の多い大阪生野区あたり(ですが確証はなし)。
【閲覧注意】
抜毛症は呪いだと思っている。この記事を読むと、抜毛症が発症するかもしれない。よって閲覧注意である。
先日実家に帰って机の引き出しを開けると、まつ毛が大量に入ったプラスチックのカードケースを見つけた。それを見て俺は抜毛症の原体験を思い出した。
高校生の頃、化学の授業中に「まつ毛を引っ張るとまつ毛が抜ける」という至極当たり前のことに気づいた。
面白いくらい抜けるので、抜いて抜いて抜きまくった。抜くまつ毛がなくなり、抜ける毛はないかと髪の毛を梳いていると、もみあげ、襟足、耳の後ろが特に抜けることに気づいた。
それ以来、抜毛症から抜け出せないでいる。
抜毛症は、集中力の著しい低下を招く。抜くことに夢中で他のことに意識が向かなくなる。そして、毛の抜きすぎは痛みを伴う。まつ毛を抜くと目が痛くなるし、襟足を抜くと襟足がじんじんと痛くなる。全く授業に集中できなくなった。
宿題をやろうとノートを開いて、10分考えてわからないとなると襟足を抜いてしまっている。抜いた毛をノートに並べだして、気づくと1時間が経過していて、俺は一体何を…という時間を過ごしたことは一度や二度ではなかった。
ある日いつものように家で抜いていて、抜いた毛をノートの上に並べて眺めていた。ふと引き出しからヴァイスシュヴァルツのカードを入れていた透明のプラスチックのカードケースを取り出すと、そこからカードを抜き取り、ノートの上に並べたまつ毛をピンセットでひとつひとつ、そのカードケースに移していった。まつ毛は数が少なく貴重だったので、捨てたくなかったのだ。
抜ける毛には、「良い毛」と「良くない毛」がある。
抜いた毛の先に白くて丸いのが付いてるのは、健康で新鮮な良い毛である。
白くて丸いのがついていない、黒くてねちゃっとしているのは、疲れて後味の悪い良くない毛である。
抜き始めは良い毛が抜けて気持ちいいのだが、次第に良くない毛が抜け出す。良くない毛が抜け出すと、「抜きすぎ注意」のサインである。痛みが伴いだす。
良い毛が抜けるときは音もなく抜ける。抜き続けていると、たまに「ピンッ」という小気味いい音で抜けるものも出てくる。このあたりから痛みが出てくる。そして抜き続けていると、「ブチブチブチッ」という引きちぎれるような音が出るようになる。このとき良くない毛が抜けだす。こうなると辞め時なのでやめたいのだが、このときは本当に軽くつまむ程度の力でも何本も抜けるので、フィーバータイムでもありやめられない。最後は、抜毛の念を断ち切るために思い切り立ち上がって、顔を洗ったり別のことをしているうちに抜毛のことを忘れる。たまに机に戻ってみると、ティッシュの上に広がった大量の抜け毛が放置されていて、「キモすぎ!?」となることもある。
もちろん今でも抜いている。仕事をしていて行き詰まったりイライラしたり、そうでなくても手持ち無沙汰になると、襟足かまつ毛を抜いてしまう。
何気なく襟足を引っ張って1本でも抜けてしまうと最後、「抜けなくなるまで引っ張る」という行動がやめられなくなり、実際には「抜けるまで引っ張る」ということを繰り返している。「抜ける毛は要らない毛」という考えが染み付いている。
襟足を一回引っ張って、戦果を見る。同時に4本くらい抜けていると、「大漁じゃないか…」と嬉しくなる。1本でも普通に嬉しい。0本だと、「いやまだ抜けるはずやねんけどな…」といろんな所を試す。基本的に一度やりはじめるとやめることはない。
会議中も、自分の発言のとき以外は襟足を触っている。抜いた毛はそのまま床に捨てるときもあるが、大量に抜いてしまったときは、ポケットに入れておいて、あとでティッシュにくるんでゴミ箱に捨てる。
イライラしたときは、まつ毛を抜いてしまう。引っ張ったらぶちぶちと抜けるのが快感で、イライラしてなくても定期的に抜いてしまっている。「今月は抜いてないな」と思ったら月末に抜いてしまっている。
まつ毛が無性に痒くなり熱くなる日があり、その日は「抜ける日」で、実際軽く引っ張っただけでめちゃくちゃ抜ける。たくさん抜けるのが楽しくて、「抜ける毛は要らない毛」なので、抜けなくなるまで抜き続けてしまう。というかまつ毛がなくなるまで抜く。
インターネットで「抜毛症」で調べると、抜きすぎてハゲてる人の写真が出てくる。
幸い(?)、俺が抜くのは襟足とまつ毛がメインなので、そこまで目立つわけでもなく、あそこまで悲惨な状態ではない(集中力の低下という意味では悲惨だが)。それに抜いても全然また生えてくる。
とはいえ父母の家系の男衆が全員ハゲているので、俺もいずれハゲてしまうことは確定している。「抜ける毛は要らない毛」のはずなのだが、前髪と頭頂部は全く別の話だ。ハゲたくはない。
タイトルどおり。
なぜか時折無性にみたくなるのだ。大体寝る前に見て、そのまま寝落ちしてる。見るとぞわぞわ謎の快感がある。私がどMだからか。
他にも、ここで叩かれているような女にはならないぞ、という戒めだったり、男に対する接し方の参考にするため。あとは、単純に男が女に対して何を考えてるのか見られるのは面白い。
ちなみによく見るのはニコニコ大百科の荒れてるページ(インセルとか)、トゥギャッター、アフィ系まとめブログの「まんさん」「ま〜ん」「女さん」がタイトルについてるページ。
釣りタイトルでまとめ内ではそんなに女叩きしてなくても、コメント欄は大体良質の叩きコメがある。もみあげチャーシューなんか女憎しが溢れていてオススメ。
おられるならば理由を聞いてみたいです。
4年かけて髭をほぼ撲滅したので、その体験談を備忘録を兼ねて共有する(※個人の感想です)。
自分は男性であるが、もともと女性に憧れていて、髭を無くしたいと思っていた。
定期的に毛抜きとかで抜いていたが、手間がかかることと、一定頻度で埋没毛→炎症のコンボを喰らうのが嫌になった。
一時期自宅で脱毛器を使って処理していたが、うまくいかずに頓挫していたので、
インターネットで検索して情報収集した。事前に得られたのは以下の情報だった。
これらの情報から、費用よりも効果を重視し、医療用脱毛にすることにした。
来院して、一通りの説明を受けたのち、契約書への記入と支払い(前払い)を行った。
自分が契約したコースは、口周り+あご+もみあげ周りの4年間無制限コースであり、約12万円だった。
無制限と言っても、照射から2ヶ月は空けないと次の照射ができないので、実質的に最大24回のコースであった。
・電話またはウェブで予約する。いずれも大体1ヶ月先くらいまでは予約で埋まっていた。
・番号で呼ばれて(名前では呼ばれない)個室で施術を受けるという流れである
・男性と女性は待合室から別々であり、受付以外で顔を合わせることはない。他の男性とは待合室で顔を合わせることはある。
・隣の部屋とはカーテンで仕切られているだけなので、隣の個室の音は聞こえてくる
・髭周りの脱毛だと、1回15分くらいで終わる
・保湿を十分に行うよう指示される
・日焼けはNG、日焼けしていることはもちろん、日焼けの予定がある場合も照射できなくなるケースがある
・脱毛のレーザーは毛根の色素を攻撃するので、毛抜きなどで抜いている毛根には効果がない
・自分が通ったクリニックの場合、施術する看護師は全て女性であった。肌が綺麗ですねと褒められたのが嬉しかった
・痛みは口周り、特に上唇の周りが最も痛い。輪ゴムをバチン!とされる感じである。あまりの痛みに涙が出てくる
・照射後一週間ほど経つと毛がスルッと抜ける、この時点で照射した部位の毛はほぼ全て抜ける。見かけ上は毛が撲滅したように見える。少し気持ち良い瞬間である。しかし一ヶ月くらい経つとまた毛が生えてくる。
・というのも、一回の照射で完全に処理(もう生えてこなくなる)できるのは全体の1割にも満たないようである。無数のベロリンマンを相手するようなものである。ほぼ完全に脱毛するには何回も照射しなければならない
・不十分な出力で連日照射することは、ただ痛いだけで脱毛効果はほぼないということになる。自宅でやっていた脱毛に挫折したのは、このことと前項のことを知らなかったからである
・しばらくは上記のサイクルを繰り返していて、見かけ上変化はなかったが、1年を過ぎた頃から段々と生えにくく、また薄くなってくる
・照射開始後2年くらいで、顎下の毛はほぼ根絶に成功した。一方でもみあげ周りはしぶとく、4年経っても薄い毛は残っていた。口髭周りもほぼ絶滅できたが、数本は最後まで残ったままだった
先に言っておきます、これは長いただの吐き出しです。
2020年大晦日のFate特番、最後の最後に月姫リメイクのPVが流れた。
PVが流れ始めた瞬間は素直にうれしかった、キャラ紹介が始まるまでは。
PV見終わった時の感情は失望だった。タイトルへの失望とTYPE-MOONへの失望の両方。
FGOの初期ですら信頼してたTYPE-MOONというメーカーへの信頼は0になったよ。
TYPE-MOONというメーカーは奈須きのこ氏の(凝り性な)シナリオによる
学生時代に「Fate/stay night」を初めてプレイした時はシナリオと
キャラクターの魅力に夢中になったし、友人から借りた月姫と歌月十夜も同人とは
思えない魅力が満載でそれ以降追っかけ続けるメーカーになった。
一方でTYPE-MOONは自社作品が別媒体になるとき、余計なことをして「コレジャナイ」と
思うことが多い。
DEEN版Fateアニメでは桜がボンテージで出てきて「ええ・・・?」と困惑した。
出番が少ないからといって元々評価のいいシナリオを改変しなくてもよくない?
ufo版UBWでは1期ラストでLisaさんの「THIS ILLUSION」が流れた時。
なんで原作OP版じゃないんだ?「ドラゴンボールZ 神と神」でEDにFLOW版の
「CHA-LA HEAD-CHA-LA」聞いた時と同じがっかりした気分だったよ。私が聞いて
盛り上がるのは影山ヒロノブ版だよ。急にカバー版流されても思い入れあるわけないでしょ。
Extraのアニメが放映された時。
せっかく現状気軽にプレイできないPSP版Extraの代わりになったのに、なんで
設定も展開も変えちゃったの?ネロメインなのはわかってたんだからゲームの
どおりの展開そのままで良かったでしょ。
・・・でもこの「やらかし」はTYPE-MOON自身が製作しているゲームの話じゃない。
本職であるTYPE-MOONが作っているゲームではFGOの初期の不具合祭りくらいで、
少し疑念が生まれたのは月姫リメイクのビジュアルが公開された時だった。
アルクェイドの代名詞だった「特徴的な四角い髪形」「紫のロングスカート」、
リメイクの発表自体は本当にうれしかったが、正直ビジュアルにはがっかりした。
どうしてぱっと見でそのキャラと判断できる貴重な特徴を消すのか。特に髪形。
ぶっちゃけ前の方が特別感あってよくない?みんなその特別感出すために
リメイクでキャラデザ変更して不評を買っている作品は多々あるのに。
疑念は晴れなかったが、そもそも原作がプレミア化している「月姫」だし、
TYPE-MOONへの信頼もあって「まあ、もしかしたらパッチで旧作っぽい感じのとか
実装されるかもしれないし・・・。」と淡い希望で自分をだましていた。まあ
労力やばすぎて実現性0だけど。
正直FGO完結までは動きがないだろうなと思っていた。
けど2020年12月で月姫は20周年であり「Fate特番だけどなんかあるかも・・・。」
と番組を見ていた。月姫のことは期待しないで(村正実装はうれしかった)。そしてPVの放送。
前述の通り、PVの序盤、見覚えのあるテキストが出てきた時は画面に釘付けになった。
鼓動は早くなり感情は高ぶった。
「月姫リメイク声優変わってるんだけど。きちー。これはひどい。」
私は声優オタクというわけではないし、声優が変わったことでよくなる作品もあるし、
リメイクだから声優変わることも・・・。と思う人がいることは理解できる。
しかしながら「設定やキャラクターを売りにしている」TYPE-MOONを追いかけていた私は看過できなかった。
月姫は2000年に同人ゲームとして頒布され、2003年に関連作品がまとめられたベスト版「月箱」が
しかし、実際のところそれよりも長く月姫のコンテンツは続いていた。
それを担ったのが漫画版「真月譚月姫」、そして2002年に同人ゲームとして
現フランスパンから頒布された「MELTY BLOOD」シリーズだったと記憶している。
特に格闘ゲームとして頒布された「MELTY BLOOD」シリーズは2010年まで続編が作られ、2011年の
続編のアプデで新キャラが追加されパッチが終了するまで月姫のキャラクターコンテンツの
供給元となっていた。
同人からアーケードへ移植された際も当時の新規タイトルとしては異例のヒットを記録していた。
さらに2016年まで漫画版、そしてその続編も連載されていた。
直近まで引っ張ってくれていたのは「MELTY BLOOD」シリーズだった。
そして現在の月姫キャラクターの声が固定されたのも「MELTY BLOOD」シリーズだった。
当時からしても同人ゲームとは思えない声優陣にて構成されていたし、何よりも
どれも完璧なキャスティングだった(奈須きのこ氏も絶賛してた記憶がある)。
でもファン(私)にとっては悩ましい状況になった。
なぜなら「MELTY BLOOD」シリーズはあくまで「月姫」の外伝的立ち位置の作品であり、月姫本編は
既に完結していたためボイスがない。
さらに「MELTY BLOOD」が同人からアーケードへ移植されたあたりから、
「MELTY BLOOD」からキャラクターに興味を持っても「月姫」自体がすでにプレミア化しており
勧めづらい状況になっていたからだ(漫画版はあったが当時は連載途中かつ内容は一部しかわからない)。
こういった状況と、当時TYPE-MOONが手掛けていた「Fate/hollow ataraxia」後の奈須きのこ氏から
「次は月姫をリメイクしたい」と発言もあったので(そのあとも事あるごとに言っている)、
「MELTY BLOOD」の声優陣でプレイできる月姫のリメイクをずっと熱望していた。
TYPE-MOONは2012年の自身の10周年フェスで「MELTY BLOOD」シリーズの声優の目の前で
「月姫リメイク」の新規PVをお披露目していたし(サプライズで声優さんもすごく喜んでた)。
「本編が完結した以降も、長年月姫のコンテンツに貢献してくれていた
外伝で、長年演じてくれていた声優陣を前に、月姫リメイクの製作を発表していたにもかかわらず、
そしてその変更に対しての奈須きのこ氏の声明が知りたくて、同氏が書いているブログを見に行った。
そこでの声優陣へのコメントが「なにより20年間、先だってキャラクターたちに命を吹き込み、
イメージを作り上げてくれた今までのキャストさんのおかげです。」これだけ。
アホかと言いたい。
正直これでキャラクターを大切にしてますと言われても信じられない。
せめて声優変更について公開と同時に公式サイトでもなんでもいいから意図や説明を出してよ。
やむを得ない事情や声優さんが辞退したから一部変更、とからならまだ納得する。
TYPE-MOONエースで月姫声優にこのキャラはあなたしかいない!とか特集記事作ってたのは何だったんだ。
年明けの1月30日にFateの劇場版BDの座談会であった声優の選定などの質問に対して
「(声優が)一度決定してしまえば、キャラクターは半分その人のものです。」とか声優変更した後に言うか普通?
これが昔、一回月姫をリメイクしていて、今回再始動します!なら理解できる。
でもこのリメイクはFateシリーズが「hollow ataraxia」で一区切りついた後も言及されただけで
展開されることがなく、本当にやっと動いた待ち望んでいたリメイクだった。
正直月姫のリメイクについて、私は過度な期待は当時からしてない。
「MELTY BLOOD」で使用されているキャラクター絵くらいのグラフィックで、
演出は「Fate/stay night」くらいのクオリティで、
同人版として頒布された月姫のシナリオは販売できなそうな問題あるとこだけ修正して、
ボイスは「MELTY BLOOD」の声優陣で収録して、
今でもこれだけでいいと思ってる。これでさっさと出してほしかった。
これだけでよかったのにもう叶うことはない。
マジで原作側自身が一番余計なことをしてくれた。正直しんどい。
15年以上信じて待っていたのに。
なんでこんなにリメイクの成功例が多々ある世の中でこんな選択をしたのか理解できない。
いや、おそらくTYPE-MOONはもう、昔のファンを切りたいんだと思う。
FGOからの新規ファンの方がもう母体が大きいし、過去作品との設定の矛盾や
キャラクターの扱いに突っ込みを入れたりしないファンしかいらないんだろう。
でもそもそも設定やキャラクターを売りにしているのはTYPE-MOON自身だ。
そういう緻密で凝り性なところが受けた要因の一つでしょ。
あと声を出さないだけで、古いファン思ったよりまだいっぱいいると思うよ。
そして同じように感じた人もまあまあいると思うよ。
あとこうなったら自分がTYPE-MOONにハマるきっかけになったFateシリーズでも
警戒しなきゃいけないこともしんどい。
stay nightのアニメはHeaven's Feelで一応完結したし、「MELTY BLOOD」の声優陣と
Fate20周年、いや25周年?どこかで声優変更もあり得ない話ではないことを月姫が証明してしまった。
魅力的なキャラクターも大切にしてくれてたから、設定とかも調べたくて
今まで書籍やグッズとかもいろいろ買ってたけど、もういいかな。
万に一つの可能性としてTYPE-MOONが古参向けにクラウドファンディングとかで資金を集めて、
同人版月姫を全年齢用にちょっと手直しして現行PC用に移植して「MELTY BLOOD」声優陣の
ボイス入れるくらいしか残された道はなさそうだけど無理だろう。
もし万が一PC版出るなら痕リニューアル版みたいに原作収録くらいはしてくれるかもしれない。
まあだいたいのキャラデザ変わるリメイクとか出たら、リメイク前は関連商品含め、
触っちゃいけない腫れ物みたいな扱いになるけど。
なんか最後とっちらかったけど許して。
文章に起こすと多少気がまぎれるね。
最後にこれを読んでくれた人へ
読んでくれてどうもありがとう。
某霊長目クリニックが68800円で6回髭脱毛出来て、7回目から3年間100円で受けられます!っていうからやっす!って思ってカウンセリング行ってきたんだよ。
そしたら頬もみあげと首はまた別料金で、麻酔代金も別料金、その挙句、7回目から100円っていうのは平日の11:00~15:00までしか受けられなくて、その時間制限を解除するには20000円払う必要あんだってよ!んなの大半の会社員無理じゃねえか!!!
んで、見積もり見ておったまげたね、合計300,000円超えてた。お前、当初大文字で掲げてた68.800円ってどこ行ったんだよ。
ただ女性スタッフがマジで美人ばっかりだから、これ見栄はって契約しちゃう奴いるんだろうなぁ。俺は「持ち帰って検討します」って伝えて家帰ってパンフレットと見積書ゴミ箱に捨てて女性スタッフ思い出しながらおかずにして抜きまくったわ。年末になにしてんだろなほんと。
髭脱毛経験者ってどこで髭脱毛してんだ?俺はステマ扱いしないから経験者いたらどこでやったのか聞かせてくれ。
それじゃ、楽しみに待ってるぞ。お前ら、よいお年を。
上は禿げ上がってるのに、もみあげの生え方が独特すぎる
「ゆゆっ! ゆっくりいそぐよ!」
ここは駐車場。
東京のベッドタウンであるこの湯栗市ではよく見られる、比較的広い駐車場を持つ総合スーパーの駐車場である。
とうに秋は終わり、冬の寒気が辺りを覆っている。
その一角、乾いたアスファルトの上を小汚い饅頭がエッサエッサと動いていた。
冬はゆっくりにとって死の季節。
よほどの無能でない限り巣穴にこもって春の訪れを待つ。
そう、よほどの無能でない限りは……。
「ゆっ! こんなところにくそにんげんがいるよ! れいむがはしってるんだからどいてね!」
溜まっていた有給を一日だけ取ったが、既に半分以上を無為に過ごしていた。
せめて酒でも買い足しておこう。そんな軽い気持ちで家を出る。
と、視界の隅に動くものが。
「どいてねって……俺に言ってるのか?」
それなのに突っ込んでくる饅頭。
そう思い直して、饅頭を見下ろす。
薄汚れたボディ、ボサボサでカピカピの髪の毛、生ゴミよりもみすぼらしいリボン。
それでも血色は良い。スーパーの周辺を縄張りとしているのなら、冬でもそれなりに良いものを食べているのだろう。
ぽいんぽいんと、人間がゆっくり歩くほどのペースで跳ねてくる。
先程「どけ」と言っていたが、このままの進行方向ならそもそもぶつかることもない。
彼は、立ち止まったまま行き過ぎるのを待つことにした。
数秒が経過し、ようやく饅頭が通り過ぎようとした、その時だった。
「ゆゆっ! やっぱりくそにんげんにはゆずりあいっのせいしんさんがないんだね! れいむはゆっくりよけるよ! れいむやさしくってごめーんグエッッッ!!!」
急に方向転換した饅頭が、鬼威氏にぶつかってきた。
吹き飛ぶ饅頭。れいむの口から漏れた餡が、鬼威氏のスニーカーに付着する。
ハッと我に帰った鬼威氏をよそに、件のゆっくりは上を下への大騒ぎをしていた。
「い゛た゛い゛ィィィィ―――!! れいむのようきひっさんもしっとするうつくしいおかおがあああ!!! くそにんげんにけられたあああ!!!」
お気に入りのスニーカーが、汚物による生物化学攻撃を受けていた。
鬼威氏の血圧が上がり、血管が浮き出た。
「おいクソ饅頭、お前、なんてことを……」
そう言いつつ、深呼吸をする。
アンガーコントロール。文明国に生きる人間なら当たり前のスキルを試みる。
まず靴を拭いて、れいむが落ち着いたら一言二言文句を言おう。それでいい。相手はゆっくりだ。
「くそにんげんンンン!! あやまってね!!!!! ばいっしょうはあまあまさんやまもりでいいよ!! れいむやさしくってごめーんね!」
いくら下等ナマモノといっても、許されない限度というものがある。
いやしかし、鬼威氏の理性はなんとか持ちこたえた。
「ゆっ、なんのさわぎなのぜ? れいむ、どこいってたのぜ?」
「まりさ!!」
そこに突如として現れた第三者。
今まで気付かなかったが、鬼威氏が車を止めたすぐ隣にみすぼらしい段ボールが置かれていた。
クソ饅頭はこれで勝ったと思ったのか、さらに横柄な態度になった。
一方まりさは鬼威氏を見てとると、目を丸くして驚いた。
「ゆゆっ、にんげんさん!? ま、まりさなにもしてないのぜ! えっと、えっと、ゆっくりしていってね!」
くすんだ銅のバッジが帽子に付いている。元飼いゆっくりだろうか?
なんにせよ、多少は話が通じそうだ。目元にも怯え以外に、知性の光が見える。
「ゆっくりしていってね、まりさ。このゆっくりがぶつかってきたんだ。僕の靴が汚れたんだけど、何故か逆に謝罪を求められて困っているんだ」
まりさは鬼威氏が指差す先を見た。白玉の瞳に、番のれいむが映る。
いや、もう既に死は確定しているかもしれない。
そう思えるだけの知性を、まりさは保持していた。
だからこそ
「ごめんっなさいなのぜ! そのれいむはまりさのおくさんっなのぜ! まりさはたらくのぜ! おくつをべんっしょうするのぜ? だからいのちだけはゆるしてほしいのぜ!」
全力で頭を下げる。ゆっくりの生命など、人間の前では塵も同じ。
「なにあやまってるのおおおおお!! ばかなの? しぬの? このくそにんげんをせいっさいしてね!! いますぐでいいよ!!」
自分を守り、戦い、そしてこのゆっくりしていないクソ人間をぶち殺してくれる存在。
「別に生命までは取る気はないよ。ただ、れいむには謝ってほしかったんだけど、もういいよ。君が謝ったしね」
鬼威氏はまりさの俊敏性に驚きつつ、そう答えた。
「そういうわけにはいかないのぜ! いま、れいむにもあやまらせるのぜ! すこしだけまっていてほしいのぜ?」
「いいよ。じゃあ、ここで待っているから、話がついたら教えてくれ」
鬼威氏は今日、特段やることもない。
それに今真っ先にやることは靴をきれいにすることだ。
ドア裏のポケットからウェッティを取り出して、慎重に餡を除去し始めた。
一方、こちらは巣穴の中。
「なんでおそとにいったのぜ? えっとうできるたべものはあるのぜ! ふゆさんはさむいさむいであぶないのぜ? あとおちびはどこなのぜ?」
まりさが詰め寄る。
まずは時系列に沿って説明させ、頭を冷やさせようという戦略だ。
「れいむはくささんなんかたべたくないから、おちびちゃんとかりさんにいってあげたんだよ! かんしゃしてね!」
「おちびと? で、おちびはどこなのぜ?」
「そうだよ! おちびちゃんがうんうんもらして、あにゃるさんがくさいくさいだからまりさをよびにきたんだよ! おちびちゃんのあにゃるさんをきれいきれいしにいってあげてね! いますぐでいいよ!」
まりさにはそこまでの情はなかった。
「そんなのじぶんでやればよかったのぜ。まりさはさむいさむいのなか、でかけたくはないのぜ」
冷たく言い放つ。
「どぼじでそんなこというのおおお! れいむはこんっそめさんをたべたかったのになかったんだよ? ぼせいあふれてるんだよ?」
コンソメを見つけられなかったことは今なんの関係があるのだろう?
「わかったのぜ。まりさにさくせんさんがあるのぜ。れいむがあやまったら、そのすきにまりさがにんげんさんをせいっさいするのぜ?」
れいむの顔がパアッと輝く。
置き去りにされたまりちゃがぽつねんと立ち尽くしていた。
当然見つかるはずもなく、無為に時間を浪費した後、ここに置き去りにされたというわけだ。
「あにゃるさんくちゃいくちゃいなのじぇ……ぽんぽんさんぺこぺこなのじぇ……さむいのじぇ……くるしいのじぇ……? おとーしゃ、おかーしゃ、どこなのじぇ?」
寒さ、空腹、それから孤独と心細さがまりちゃの身体を蝕んでいた。
冬になってから外になんて出たことはない。それも一人でなんて。
寒空の下乾いた風が吹き抜け、甘やかされたまりちゃの身体を震え上がらせる。
そして寒風は悪魔をも運んできた。
それも小学3年生くらいの。
即殺ではなく、嬲ることの面白さを知る年頃。
500円玉を握りしめ、お使いに来たのだろう。
なんにせよ、ゆっくりにとって最悪の相手が目の前に立っていた。
「ゆ! ちびにんげん! ちょうどよかったのじぇ! まりちゃのどれいにしてやるのじぇ!」
決まった。完璧に。
まりちゃの威厳ある宣言に、人間の子供は震え上がり、威儀を正して土下座をしていることだろう。
その姿を想像するだけでしーしーがもれる。
まりちゃは想像と現実の一致を確かめるようにゆっくりと目を開く……。
「ゆじぇああああああ!? いたいのじぇええええ!!!?!?!?」
小学生は指先ほどの小石を拾い上げると、まりちゃの額に押し込んでいた。
いとも簡単に肌を切り裂き、餡へと至る。
が、
「おぼうしさん! かえしてええ!!」
ゆっくりにとって命よりも大切なお飾り。
それを小学生は持ち上げる。
そして、ビリビリと引きちぎる。
「おぼうしさん!? ゆっくりなおってね!? ぺーろぺーろ……? ぺーろ…ぺーろ……?」
ぼろぼろになったお飾りを治そうと舐めるが、そんなことでは当然治りはしない。
もう二度とゆっくり出来ない。
そう悟った時、まりちゃの餡子の底から、悲しみ、絶望、それから怒りがこみ上げる。
「ゆるさないのじぇ……ぜったいゆるさないのじぇ……! ないてもゆるさないのじぇ? ぶっころしてやるのじぇ……おそらっ!?」
まりちゃを掴む手が離れる。
「まりちゃはとりしゃん!」
その衝撃で、真っ二つになった眼球がポロリとまろび出た。
「どちらかというと、恨むべきなのはここに一人にした親じゃない?」
小学生とは思えないような慧眼。
「どぼじで……こんなことをするのじぇ? まりちゃだって……ゆっくりだって……いきてるのに!!」
ドン!!
そんな効果音を心のなかで響かせて、まりちゃの決め台詞が炸裂する。
これで、このクソ人間も改心しただろう。
まりちゃの目を潰した罪を背負い自らの目を潰して、まりちゃに献上するに違いない。
一生かけて罪を償うに違いない!
そんな期待を込めて、再び目を開ける。
「ねえ、まりちゃ? ゆっくりを自転車で引っ張ったら……どうなるかな?」
が、まだまりちゃには奥義——ぷっくー——がある。まだ勝つシナリオはある。
その希望がある限り、まりちゃは非ゆっくり症という救いを得ることは出来ない。
場面は再び戻って駐車場。
「ほられいむ……あやまるのぜ?」
れいむはまりさが後ろ手に聖剣えくすかりばーさんを持っていることを確認すると、頷いた。
このクソ人間の終わりは確定した。
「にんげんさん……にんげんさん……」
「なんだい、れいむ?」
鬼威氏はニコリと微笑みかける。
幸いなことに、スニーカーの人工革の部分に餡子が付着していたため、きれいに取ることが出来た。
もう許すも許さないもないのだが、まあ謝罪を受けたほうが収まりが良いだろう。
「しねえ! このくそにんげん!! まりさ! いまだよ!このくそにんげんをせいっさいしてね!!」
「……わかったのぜ」
「ゆんやああああああああ!! れいむのかもしかっさんのようなあんよさんがああああ!!!! い゛た゛い゛いいいいいいい!!!!」
「まりさ……どうしてそんなことを?」
「れいむは、もうにどとおうちからでないのぜ……。だからいのちさんだけはゆるしてあげてほしいのぜ……! まりさはどうなってもいいのぜ」
それを聞き、鬼威氏はまりさに微笑みかけた。
「わかったのぜ……」
迫りくる巨大な手。
が、感じたのは柔らかな感触だった。
「ああ、やっぱり! まりさ、お前汚れているだけで金バッジじゃないか!」
鬼威氏の手にはウェッティがあり、それでまりさのくすんだバッジを拭ったのだった。
「お前、迷いゆっくりじゃないか? このスーパーで張り紙見たぞ」
「えっ……?」
「だから、お前の家、湯ン矢町じゃないのか?」
「そうだよ……! でも、まりさは捨てゆっくりなのぜ。帰る家なんて」
「捨てられたわけじゃないみたいだぞ? お前の飼い主は、お前を探してる」
「そう……なのぜ……?」
鬼威氏の穏やかな目に嘘はなかった。
「家まで送って行ってやるよ。助手席に乗りな! 安全運転でGOだ!」
「わ、わかったのぜ!」
鬼威氏がドアを開ける。
「まりさ……! なにやってるの? れいむをおいていかないでね?」
「ごめん……なのぜ!」
「よっしゃ出発だ!」
だからこそ陽気に、鬼威氏はエンジンをかけると、オンボロの軽自動車をゆっくりと湯ン矢町へと向けた。
彼は酒を買い忘れた事に気付いていない。
このミスから野良ちぇんに出会うことになるのだが、それはまた別のお話。
今はただ、まりさの心だけを……。
夏の終わり。
「あついのぜ……まりさは……じぬのぜ?」
「ゆ! おみずさんあげるよ?」
まりさはひといきに飲み干すと、少しだけ息を整えた。
「ありがとうなのぜ……きみはだれなのぜ?」
「ゆん! のんだね? いまのはけっこんのちかいのおみずだよ!」
後光が指す。
捨てられたと思い込んでいたまりさは、それを受け入れた。
冬の審判の日は、まだ遠い。
「ゆ……ゆ……」
3日前より少しだけボロボロになった段ボールの中に、不気味な影が一つ。
なんとか這い戻ったれいむが力なく横たわる。
まりさは手加減をしていた。
それは致命傷にはならなかった。
が、二度と歩くことは出来ない。
「れいむはにんげんをせいっさいしてやったよ……! にんげんをあやまらせてやったよ……!」
うわ言が響く。
死のうにも、まりさが冬ごもりのために蓄えた食物は三匹分ある。
人間を吹き飛ばしたこと。人間に謝罪させたこと。人間からあまあまをぶんどったこと。人間を奴隷にしたこと。
少しでもゆっくりするために、書き換える。