はてなキーワード: ものづくりとは
佐野源次郎は世の中が大嫌いだった。
この世の中のありとあらゆるものを憎んでいた。
それは小学校の頃に図工で描いたオリジナルの絵を、クラスのみんなに「パクリや!」と言われ、
将来大きな事を成し遂げて、復讐しようと思っていた。
しかし佐野は小柄な体格で成績も並程度で、これといって特別な才能が無かった。
高校になってお笑いを目指してみた時期もあったが、その才能がないことに気付いた。
そんなある日の美術の授業中、ふとデザイン雑誌のロゴを真似して描き、提出してみた。
「佐野、このデザインいいよ。お前はデザインの才能があるんじゃないか!」
そのひとことが、彼の人生を決定づけた。
佐野は大学受験もほったらかして、来る日も来る日もデザイン雑誌に載っているデザインの切り貼りを繰り返した。
当時はパソコンを持っていなかった為、雑誌のバックナンバーも大量に取り寄せ、切り貼りをした。
「これだ、俺はこれを究めて日本一になって、馬鹿どもを見返してやる!」
「俺にはゼロから作る才能はない。だが切り貼りをする能力だけは世界一を目指す!」
大学時代も決してゼロからものづくりをすることをせず、常にパクリ続けた。
PCもいち早く導入し、インターネットから効率よく画像を取ってくる術を磨いた。
佐野はデザインをゼロから作ることをハナから放棄していた為、一般的なデザイナーらしからぬ性格になっていた。
つまり、深く物事を突き詰める職人的性格ではなく、あっけらかんとして、自分のデザインの変更も厭わないし、こだわりがなかった。
それが功を奏したのか、はたまた兄のコネなのか、佐野は大手広告代理店にあっさりと就職が決まることとなる。
「俺はゼロから作らない。考えない! そのぶん、営業とパクリを究めるんだ」
佐野の快進撃はすごかった。何せデザインを考える時間はほぼゼロなので、ライバルよりも圧倒的に社内政治に力を注げるのだ。
佐野は先輩に気に入られ、業界内であっという間に有名になっていった。
あたかも順風満帆に見える佐野の人生だったが、佐野は過去の復讐を忘れていなかった。
「世の中の全てに復讐してやる」
その気持ちは忘れていなかった。
数年後、ついにそのチャンスが来た。
東京オリンピックのロゴの選考委員長に、自分とコネのある人物が選ばれたのだ。
佐野はその選考委員長にお願いし、自分の知り合い複数人を選考委員メンバーに入れて貰った。
もちろん、多額の報酬と引き換えに。
選考は建前上製作者の名前が伏せられるため、予め佐野は「俺の作品は棒と▲ふたつのTだから!」と伝えておいた。
自分で作る能力がないため、今回もパクリで提出をせざるを得なかった。
ついに東京オリンピックが開幕間近となった。東京はお祭りムードである。
「ロゴの展開例も、パクリです。僕が作った昔の作品も、全て、すーべてパクリです!」
男はインターネットにすべてのパクリ元を載せ、自らの罪を告白した。
パクられた海外のアーティストたちは激怒し、すぐに訴訟を起こした。
エンブレムを使用していた企業・団体は大混乱に陥り、とんでもない事態となった。
国立競技場も何故か無理矢理エンブレムの形で作っており、もはやすべてが手遅れだった。
日本はものすごい損害賠償を支払うことになり、世界中の信頼を失い、五輪は歴史的に類を見ないお葬式ムードとなった。
罪を告白した男は、すでに海外にとんでおり、そのまま行方がわからなくなった・・・
後日談。
ヨーロッパの山奥に、あるアジア系の世捨て人が住んでいるという。
仙人のようなその男はたまに市場に姿を現し、フランスパンだけを買って行くらしい。
「あの、日本人ですよね?」
「・・・」
「ずっとこの辺に住んでいるんですか?」
「・・・」
「誰かに似てますよね? 言われません? ・・・誰に似てるんだろう」
男は少し考え、ひとことポツリと言った。
「・・・まったく似てないよ」
それから男は山奥に戻っていったという。
終
正義の自警団()が何から何までパクリ認定してものづくりが萎縮する方が先だろ。
そういう批判を意に介さないのは、本当にパクリをやってる奴だけだから、世の中はパクリだらけになってしまうと。
こういう順番だよ。
デザイナーの卵を教えることが多い立場の増田だけれど、今回の件(サノケンというか、世間のデザイナーに対しての無理解に関して)で、美大のデザイン科の学生のモチベーションは大きく下がってるよね。
「この職業(デザイナー)は、こんなに世間に理解されてないものなのか」という言説はよく聞く。
そんな中、客観的に状況を分析し、統デに対して、デザインに対してあくまでポジティブな姿勢である元増田は偉いな〜と思う。
数日前に別の増田が、「ものづくりに対する無理解とリスペクションの無さが問題」と言ってたが、まさにその通りで、今デザインを学んでいる学生さんたちを取り巻いている状況は決していいものではないと思うんだけれど、是非未来の日本のために頑張って欲しい。
歳出のほとんどを 国債24% (23兆円) 、地方交付税16%(15兆円)、社会保障33% (32兆円) が占めています。
社会保障の内訳は2009 年度のものですがこちらにまとめられていました。
一方、文教及び科学振興は 6%(5兆円) です。これは小中高大学全部合わせた額です。
平成21年度の資料によると
です。(資料8 p10より)
科研費全体で2000億円。まず半分を生物系が取って行きます。残り40%をその他理系分野が取り合います。(資料8 p10 左上の3色に色分けされた図)
人文社会系は残りの14%。280億円ですね。
運営交付金 + 科研費 = 2700億円。 歳出の0.3%程度。
このくらいが浮くかもしれませんね。
でもそれよりは医療費35兆円を 1% 削減した方が効果的ではないでしょうか。
まず僕たちにできそうな簡単な事は
この辺りでしょうかね。
(医療費の負担割合を変えるというと叩かれそうなのでこの辺りで)
ついでなので研究費の話をもう少しします。文系の方はどうか読んでください。
お金のある分野は
の重点推進 4 + 4分野です。
それ以外の分野は文系とそうかわりません。
仕分けのときも今回の騒動でも理系の役に立たない代表例として純粋数学(特に初等整数論など)や素粒子理論(特に弦理論など)あたりが引き合いに出されることがあるのですが
これはあなたにエンジニアとしての適正があるかを調べるテストです。
全てクリアできれば適正ありです。
2. 今までに機械にやらせた単純作業を年齢x10個挙げてください
3. あらゆることの問題を自発的に探し解決方法を探ることができる性格ですか?
4. 今までに自発的に見つけた問題とその解決方法を年齢×100個挙げてください
3. 問題解決に必要なことやより便利になると思うことならなんでも自発的に学ぶことができる性格ですか?
4. 今までに自発的に学んだことを年齢x1000個挙げてください
5. 何か失敗してもそれを次に活かすことができる性格ですか?
6. 今まで次に活かした失敗を年齢x10000個挙げてください
7. 誰かが抱えている問題を一緒に解決することができる性格ですか?
化学メーカー、素材メーカーの発展には機電系の研究開発、製品開発のエンジニアが今後は必要になる。
プラントエンジニア、生産技術で、機電系が化学メーカーで足りないのは間違いないが
今後は研究開発、製品開発の場面でも多くの機電系エンジニアが必要になってくる。
素材をそのまま売るのでは付加価値を生み出せず
自動車樹脂部品として部品として加工したり、エレクトロニクス製品として出荷していく必要がでてくるからである。
なので、今後は今まで採用することはなかった金型などの機械技術者も必要になってくるし、電子回路技術者も必要になってくる。
すでに予兆はあり
ダイセルはエアバック発生装置の機電系技術者の採用を始めており、これはプラントエンジニアというよりはものづくりの開発エンジニアに近い。
http://www.diagnostics.jp.tosohbioscience.com/
JSRも電池を開発するために組み込み技術者を募集し続けている。
https://career.nikkei.co.jp/company/jsr/jobdetail35322/
日本化薬も自動車部品設計経験ある機械系技術者を求めています。
http://www.nipponkayaku.co.jp/saiyou/career/
回路設計者や金型技術者を雇う傾向は続くだろうし、電子素材には必要である。
昨日金曜ロードショーでやってましたね。
上映当時も映画館で見て、なんじゃこりゃって思ったんですけど。
まあ内容云々はひとまず置いておいて、
なのでツイッターでフォローしあってるのもオタクが多いんだけど。
オタクなのでとりあえず話題のアニメ映画、っていうか宮崎作品見ておこうか、みたいな人も多い。
私は見て、あんま好きじゃないと思い。それも当時ツイートしました。
今回もそんな感じのスタンスで、まあ好きな人は好きなんだろうなあと。、
今回の放送も好きな人が楽しんで見てるんだろうし、って思って、いちいちあーだーこーだ文句いうのも無粋だって思って、何も言わず黙ってた。
当時劇場で見てあんま合わなかったな~って思った人もそういう人多かったんじゃないかな?
だけど、放送が終わった後に初見で「ちょっと合わなかったかなあ。」って人がいようもんなら
別に全部が全部ダメだと思ったわけじゃない。結婚式のシーンとか素敵だなって思うし、女性陣はみんな素敵だったと思う。
この映画は素晴らしい!この映画がわからないなんてクソ!この映画がわからないなんてものづくりする資格がない!
くらいの勢い。ええー?!
あとずっと風立ちぬについての豆知識や考察やらここはこう!わからない人はアホ!みたいな内容をRTしてくる。うんざり・・・。
映画や作品の好き嫌いなんてそれこそ食べ物の好き嫌いに似たようなものんだから、
趣味が合わない人にそんなに力説して口に詰め込もうとしたって、さらに無理になるだけだよ・・・。
エゴを描いた映画だったから、二郎の生き様をよしとし、感情移入しすぎた結果、
私は自分が手で作るものを世の中に販売して生計を立てているクリエイターである。
会社に属しているわけでもなく、クライアントから仕事をもらうわけでもないので、
作り出すものを売りださなければ一銭のお金も入らない仕事である。
約4年の妊活(不妊治療)を経て、4年前に第一子、2年前に第二子を高齢出産した。
初めての妊娠時、お腹の中でわりと順調に育ってくれたため、産む前日まで仕事をした。
活動場所を自宅にすることで、産後も働き続けることは可能だと思っていた。
もっと言えば、子供を見ながらでも仕事ができると思っていた。大馬鹿者であった。
「妊娠している間、歌詞がまったく書けなくなった」「作風が変化した」云々とママ雑誌で語るのを「花畑脳乙」と鼻でせせら笑っていたのだが、
花畑脳どころか、産後の私の脳味噌は一本のシワのなくなってツルツルの風船にでもなってしまったのではないかと思うほど、
赤ん坊以外のことは、まったく蓄積されない状態になってしまった。
心底驚いた。
そしてじりじりと焦った。
とても辛かった。
実は今もとても辛い。
なぜなら、脳味噌が風船の状態は、第二子が2歳になった今も続いているからである。
「全力で仕事がしたい!」と渇望しながらも、
「全力で作りたい!」と思うものが、まったく自分の中から湧き出てこないのである。
これはものを作ることを生業にしている者にとって、いわゆる「スランプ」と言われるものなのかもしれないが、
子育てをはじめてから今日に至るまで丸4年、私は心底作りたいと思えるものがまるで出てこない。
産前からのアイデアを元に、どうにかこうにか滲み出てくる…くらいのものをかき集めて、なんとかやっている。
でも産前の仕事量(売り上げ)から考えれば、10分の1ぐらいに激減した。
産前は当たり前に都心で過ごし、買い物をし、飲み食べして、好きなことばかりやって、
好きなことを仕事にして、好きなことで食べていけていることが本当に幸せだった。
なんのストレスもなかった。
不妊治療は確かにストレスではあったが、そこから逃げるというより、
それを上回るだけのやりがいが仕事自体にあったのは幸運だったと思う。
「もし子供ができなくても、この楽しい仕事さえあればいい」とどこかで思いながら不妊治療で削がれそうになる精神を保っていた。
(匿名ダイアリーだから書けることだが「仕事ができなくても、こどもさえいればいい」とは心の底からは思えないので、
逆説的にやはり、子供を諦めることはできなかっただろうと思う)
今現在、巷の雑誌を見ても「いまってこんな感じなんだ…」と思うだけで、
小説などは文字が脳から滑り落ちていくがごとく、まったく内容が頭に入ってこない。
いつ保育園から呼び出しがあるかと思うと、携帯の電源を切ることもできないので映画を2時間集中して観ることもできず、
常に何者か(まぁ、それはこどもたち)の目の届く場所手の届く場所すぐに駆けつけられる距離に居なければならないという感覚が
どうしてもどうしてもどうしてもどうしてもどうしてもどうしても薄くなってくれない。
美容室へ行く頻度も激減して、自由に使えるお金も少なくなってきて、着る服もファストファッションがほとんどになってきた。
なんだか自分がどんどんみすぼらしくなっているように感じる。
こんな私がものづくりをして人様にお金をもらえるようなものを作り出せるのだろうか、という不安が頭から離れない。
私の中の「ものづくりをする人」はどこへ行ってしまったのだろうか。
クリエイターやデザイナー、アーティストと呼ばれる類の職業をしている者は、
時代の空気やその感覚をつかまねばより良いものは作れないと思う。
インプットはネットや本だけではなく、目で見て、耳で聞いて、香りを嗅いで、手で触り、肌で感じることを続けるうちに
ひらめきやアイデアや素晴らしいデザインが「降りて」きていた。
自分が心底作りたいと思える良いものがアウトプットできていたのは、
間違いなくあの無意識にインプットし放題な時間があったからなのだと今ならわかる。
今、私は子供の健康を維持するための情報や、子供に対するより良い情報以外のことをまったくインプットできないまま、
仕事ではカラカラの体からさらに何かを絞り出しているだけの状態だ。
針でさせば弾け飛ぶくらい、あらゆる情報と感覚を体内と脳内に満ち満ちさせたい。
出産後、私からあのデザインが降りてくる『ギフト感』が、失われた、と感じている。
そして「それ」が戻ってくることを心底望んでいる。
しかしそれは望んだからやってくるものではないことも、わかっている。
「仕事人」としての自分が死んでしまうような気がして、諦められない。
ああ、なんだこれは。
赤ちゃんを望んでいた時と同じじゃないか。
私は赤ちゃんを手に抱けたじゃないか。
それでいいじゃないか。
なにが不満なものか。
不満?ええ不満だらけですよ!自分に!!
もっと、きちんと「ギフト」に頼らなくてもいい方法で、お金になるような仕事の仕方を構築しなさいよ!!
私は母親になった。もうなっちゃった。戻れないし、子供達のいない生活に戻りたいとは思わない。
もう好き放題やってていい人間じゃなくなったのは確かなんだから、
働き方を変えて、効率の良いインプットの仕方に変えるしかないじゃないの。
やろう。
やるしかないんだわ。
クリエイターは、自分の仕事を自分で作り出せる職業なんだから。
愚痴るつもりで初めて匿名ダイアリーを書いてみたら、なんか元気が出てきた。
:::追記:::1月16日
こんな私の自分勝手な独り言に、たくさんのヒントやアドバイスや応援、共感いただいたことに驚き、
そうすると「ネット上でたくさんの目に触れたいだけの虚構の話」と思われるのだと知り、
匿名の良いところは、名もなき自分が自由に思いを吐き出せるところでしたが、
匿名が故にどこにも信憑性はないのですから、仕方のないことですね。
それでもやはりこれを書いた時の私の気持ちは
間違いなく本当に思っていたことで、本当にこういう状態で。
短い間に私は十分、いろんな言葉もらえました
もしも今後どこかで誰かがここを見て、自分も頑張ろうと思うことがあるかもしれない
私もまたここを見て自分の糧にしたい
なので、このまま残します
話を聞いたところ、社内で力量をなかなか認めてもらえない(体よく利用される)かららしい。
制作・技術面でも公的にも顔出しもしていて、いわゆる要(かなめ)と言うべき人材だったので、
会社が総出で引き止めなかった(留まらせられなかった)のはかなりの損失だと思う。
しかも、そのポストに座らせられるような後任の人材育成を一切していなかったので、
その後どうしていくのか、対策はたてているのか全く見えない状況でもある。
傍から見ている限り、正社員レベルでのスキルが高い人材確保・教育のところが
どうにもなっていないようなので、今後もどうにもならないんだろう。
よほど高額積まないと来てくれないだろうし、職場との相性もあるから
そんな最中、新規商談を取って業績(売上)を伸ばすとか言っているけど、
技術の土台が無くなっていく現状をどう思っているんだろう。
見渡すとコンサルタント的な業務をする人は残っているけど、
ものづくりをするところ(ルール決め含む)の人材は不足しているままなのは
どうにかならないものか。
え、お前はどうなんだって?
ワタクシがフォローするなんて無理に決まってるじゃないですか。やだー。
そもそも過密スケジュールの業務で無理をしすぎて何度も休職しているような身分なんで、
クビにならない程度に最低限のお給料をもらって生き延びていこうと思っていますよ。
まあリストラされるなら優先順位は高いでしょうね。それも仕方なしと思いますよ。
ぶっちゃけ、働きたくないでござる!働きたくないでござる!
★消えた「ハイスコアガール」…スクエニ、著作権“なあなあ認識”のツケ
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6129635
巧妙に訴えられないように仕組みができている。
まず、オリジナルの考案者が、決裁権を持っているスポンサーなりTOPの人に元ネタを提出する。
スポンサー&TOPの人は、自己の利益を最大化する為に、ゼロイチの考案者を省こうとする。
下請けと自分とこの会社は一切関係ないようにして利益だけを折半する。
発案者は、自分とそっくりな製品・作品が世に出回ってしまうんだけど、
且つ、巧妙に改変されているので、
(自分の商品と限りなく似ているというだけで)パクられていると訴える事が出来ない。
「たまたま、類似してしまっただけだろ」と言われてしまうから。
こういうことが日本社会で、横行しているのだけど、
この問題点としては、ゼロイチの人が関与しないと大きく製品が育たないということ。
ゼロイチの人が商品に関与していれば、100→500というように、製品を育てられただろうに、
ゼロイチの人を抜かすから、ちょっと話題になって不発に終わる。大きく製品が育たない。
繰り返すけど、
広告に金かけて、腕のいい下請けに回すので、ちょっとは話題になるんだけど、大ヒットしない。
少し話題にもなって大きな金が動いたのに、不発に終わるやつは、たいてい発案者不在案件とみていいかもしれない。
http://anond.hatelabo.jp/20140826195632
>自分が木材から自分で調達して、自分で切り出してあまりきれいにならかった椅子を夏休みの自由課題で提出して何の賞も得られず、
>その隣でショッピングセンターで売ってる椅子組み立てキットを組み立てて作った椅子が隣に置かれて組み立てキットの椅子が評価高くされてたのを思い出した。
最強の北教組の根城だったせいなのか知らんけど、自分の学校から、誰かの作品がコンクールに出されたことは在学中一度もない。
自分でものを作ることの楽しみは、必要なもの、遊びたいものをゼロからデザインしたり、工夫したりしてつくることにあると思うんだけど。
ようは世界一顧客の要求を忠実に再現してくれるオーダーメイド。いや、100%じゃなくても作ってるうちに愛着わくしね。
ショッピングセンターで買ったキットで作った椅子に座りたいなら別にキット使っても良いと思うし。
でも、基本的に「物」を作るわけだから、他人に評価されるためにはもう一工夫必要だと思う。
これは大人になって気付いたことだけど。
椅子だったら、木材選びから、切り出しの時の写真を記録に残すとか、
自分で考えた工夫とか、技術で木工やる前なら釘の使い方の注意点とかをノートにまとめて添えたりしたら、ちょっと評価も変わるかも。
ただ作っただけじゃないんだぞ! という。努力って目に見えないから。
というようなアドバイスを大人がしてくれると子供は助かるよね。
あと、「自分が使いたいものの関連物で、自分の使いたいタイプのものが市販されていない」場合に「よっしゃ作ろう」と思えるようになったことは良かった。
自分が木材から自分で調達して、自分で切り出してあまりきれいにならかった椅子を夏休みの自由課題で提出して何の賞も得られず、
その隣でショッピングセンターで売ってる椅子組み立てキットを組み立てて作った椅子が隣に置かれて組み立てキットの椅子が評価高くされてたのを思い出した。
http://anond.hatelabo.jp/20140825071636
こういう記事があったけどさ、本州の学校の夏休みの自由課題って「自由研究」固定なの?
あ、全部自分語りというかブコメの拡張なので無視してください。
いや、自分の通ってた学校は、自由研究も、工作や書なんかのアート作品でもよかったからさ。
小学生だったのもう14年も前だから、今の学校の状況はわからないんだけど。
「研究」もいいけど、ゼロから物を作る(これも研究?なのか)のもすてきだよ。
そういうのを楽しめる子なら、子どものパトスにまかせるのも良いと思うんだけどなあ。
自分は作ることが大好きだったので、とにかくめっちゃ楽しんでた。
宿題(ドリル)は全く無計画なのに自由課題はスケジュール立てて計画を練るくらい。
ちょっと覚えてる限り回想する。
①工作キットは使わない。
②コンセプトとアイデアと実際の作業は親に頼らない。やり方は教えてもらう。アドバイスももらう。
③おもちゃとして遊べる&普段使いできるものを作る(小6で見事に破った。理由は後述、というより読めばわかる的な)
水族館に行ったので、絵日記と連動して水族館のペーパークラフトを作った。
お菓子の空き箱の内側に色を塗り、背景の魚や海藻、サンゴを作って貼る。
厚紙に魚を書いて切り抜き、糸を貼り付けて箱内部に吊るす。
透明なセロファンの一部に、青色のマジックで波模様を描き、箱に貼ってふさぐ(水色のセロファンが売ってなかった)
親からはセロファンに霧吹きで水をかけてピンと張る方法を教えてもらいました。
仕上がりは水族館じゃなくて海じゃねーか、とつっこまれまし。
小2冬 おべんとう入れ
なかよしの懸賞でソーイングセットが当たったのではっちゃけて母親に縫い物を教えろと要求。
キルティングの布を買い、裁ちばさみを借りて、お弁当入れを作った。
型紙不要の巾着にマチをつけただけ、裏地もなし。
でもこれが結構丈夫で、いまでも買い物袋入れとして使っている。
小3夏 リコーダー入れ
小3でリコーダーを習ったのではっちゃけてリコーダー入れを作る。
冬のキルティングのあまりで、長い巾着&スナップボタンで止めるタイプの2種類を制作。
小3冬 マスコット
手芸にはまる時期。かがり縫いをマスターしたのでフェルトマスコットを作った。
猫とウサギ。綿が入ってるのは頭と胴体だけで、耳や手足はぺらぺらだった。
小4の秋くらいにウサギの首が取れておおいにへこむ。
小4夏 ドールハウス
小3の時に作ったマスコットであそぶための家。空き箱を悪魔合体して紙造、2階、延べ800㎠くらいの家を作る。
一階は広めで、そこに2つに区切った箱を立てれば1階の壁と2階のできあがりである。
展示から持ち帰った際に派手にぶっこわれる。
マスコットとドールハウスを失った私を哀れみ、サンタさんが、シルバニアファミリーの人形2体、「おとぎの国のおかしのおうち」をくれる
しかし、お菓子の家になぞ住んでられるか! と再度ドールハウスに挑戦。シルバニアスケールで作る。(親ごめん)
家具には一部木などを使用。かまぼこ板、割り箸、彫刻刀でベッドを作ろうとして指を削る。
人形あそびに飽き、従姉妹(今思えば同人便せんとか作ってたんだなあの人)の影響で元々趣味だった絵描きの技術(カラー彩色)を覚えた私は、全部イラストのトランプを作ろうと試みる。
大きめの厚紙製プライスカードを購入し、イラストを描く計画。しかし、デザイン段階で枚数の多さに挫折し、絵札のみ絵を記入。ほかはマークで済ました。
にもかかわらず、12回の自由研究で一番面倒臭かった気がする。
絵を描いただけじゃねえか、といわれそうだったので、トランプゲームを多少調べてノートに書いて添えた。
小5冬 着せ替え人形
もう絵なんか描くか!と思って手芸に戻る。ちょうど小5で本格的な裁縫セットも買ったし。
本体をフェルト、服は春夏秋冬それぞれの服を布で作った。ちなみに、瞳をカラーフェルト、まぶたやまつげのラインを刺繍で再現した、完全にアニメ調の顔である。たぶんゼノギアスにはまってたせいだと思う。
小6夏 なべしきになる鍋つかみ
正方形に切ったキルティングに、正方形の角を一つ切り落とした5角形を重ねて、ループを挟んで縫った。
いまでも実家で使用している。端の処理にバイアステープを使用しており、自分的には完全にロストテクノロジーである。
そして問題の小6冬。
どういうわけか自 作 小 説 を 提 出 。
いや、夢水清志郎シリーズとか、2、3年前に見ていたスレイヤーズの原作本に手を出したりとか、アルセーヌルパンにはまったりとか、シャーマンキングとか東京ミュウミュウにはまったりとかしたもので。
たしか美少女怪盗もの。プロットというか話しの運び方はコナンのキッド回とルパンスペシャル&一応本家ルパンから学んだ。
ミステリというより犯罪エンターテイメント。というよりラノベ。
主人公は洋菓子をひらがなにした名前(ミュウミュウの影響)。猫耳である。
猫 耳 で あ る。(付け耳)
原稿用紙にペン書きしたものを袋とじで製本。自作絵の表紙をつけた。吐血。
この前帰省した際に今読み返してみた(どういう訳か本文のコピーをとってある)ところ、まあひどかったが良い意味で今では書けない勢いがあった。
日本語もままならないまま文字を書く仕事に就いてしまった今となっては、家に帰って文字を打つだけでも苦痛だと言うに。
というわけで絵を描いたり黒歴史作ったり、黒歴史作ったり、して楽しいので、もっと創作系自由研究は増えるべきだと思うね!(苦笑い)
ちなみに中学時代は文化系が「文化部」しかなく、文化祭の時に展示することが主な活動だったので、中1の時は例の小説の続編を晒したよ!(喀血)
今年になってスタッフ増員が決まって、機材やらソフトやら用意でいろいろ準備が忙しいが、
入れただけのリターンは得られているのだろうか・・・。
なぜこんなことを言い出すかというと、こんな状況があるからだ。
計画や監督している人間の話を聞いてみたところ、一応、即戦力の人間を引き入れたらしいが、
そういう人ほど自分の流儀が強すぎて、なかなか会社の風土や流儀を受け入れてくれない
(コントロールが難しい)と嘆いていた。
例えばでいうと、プログラマー系の人材だと、自分の使い勝手のいいという
よくわからないメーカーのソフトを許可なく勝手に入れて使おうとするし、
ディレクター系の人材だと、会社のしきたりみたいな部分がなかなか飲み込めないようで、
かなり苦労しているし、だからと言って飲み込めない期間が長いと見切りを付けられた人もいた。
要は即戦力になってくれないわけ。
そりゃあ、いくら優秀だったとしても所詮は中途採用の派遣スタッフなので、
長期と言ってもいてくれる期間に限度はあるし、職場になじむまでの期間の教育も、
とにかく時間がかかるし、優秀な人ほどなかなか居ついてくれない。
そして実際に現場で行われているのは、ものづくりの人員増強というよりも、
受注が増えそうな案件対応用の流れ作業担当を増やしているだけだし
そのあたりって上の人たち(役員・幹部クラス)はサッパリ見てくれていないんだなーと感じる。
そんな話を諸先輩方にしてみると、
「(自分が作った)教育マニュアルがあるから、新しいスタッフが来ても大丈夫!」と豪語する人もいたが、
別にその人はマニュアルを作るところだけやって、以後その人がつきっきりで教育することはないわけで。
・・・と、そんなこともあって、上の人たちが、
会社の方針は「コミュニケーションをデザインすることだ!」とか
「うちのクリエイティブがドコソコの業界ではトップクラスだ!!」とか言っているのを聞いていると、
むずがゆくてしょうがない。
だって、ものづくりができる正規従業員なんて数えるほどしかいないんだもの。
というわけで、今後どうなるんだろなーと思って今は様子を見ている。