いきなりのキスシーン
(NHKだから油断してた)
飲んでたワインが気管に入って
むせる(ボトムズ脳)
恥ずかし!と思ったが
冷え切った関係の家族なので
妻も娘もスルー
良かったのか悪かったのか…
まさか自分がこんな目に合うとは…
マジでやめてください
]]>大みそかといえばボトムズ、餅、そしてむせる…
]]>水出しコーヒーはコストが重い
炭酸水も使いすぎるとボンベが空になる
ジュース類は甘すぎるし体に悪い
なのでお茶、コーヒー、炭酸水のローテーションにリンゴ酢入れた
酸っぱいのも慣れれば別にむせるほどでもない
りんごというだけに甘味がある
これなら健康にも気を遣っているし良いだろう
(過信はしすぎずに…)
]]>看護師からの連絡を受け、搬送許可を出した後に大きくため息をついた。
きっと、また、だ。
物言わぬ患者への輸液を処方してから救急外来へと足を運ぶ。この足取りがこんなに重くなったのはいつからだろう。
患者のカルテはもちろんない。せめて理解力のある親族がいればと願いながら、救急車を待った。
「3ヶ月くらい前から食べなくなっていて、でもなんとなく食べそうな雰囲気はあるんですよ。診療所の先生は年だなんていうけど、あの先生は信頼できないから。ほら先月には誕生日のお祝いもしたんですよ!」
主観と客観の区別ができない介護士からの病歴をまとめると、数ヶ月前から原因不明の食思不振があり、嘱託医は老衰、あるいは認知症の末期症状として、看取りが望ましいと判断していた様子だ。今朝から特に症状を伴わない38℃の発熱があったため、嘱託医は呼ばずに救急要請した、と。
「施設ではこういう人は見れないんですよー」
独居の息子がいるが、老人ホームに入所してからは面会に来たのは2回だけ。他の親族はいない。
ああ、また、だ。
ストレッチャーの上で小さく横になり、ただ穏やかに虚空を見つめている老婆に目をやる。認知症になっても礼節が保たれているようだ。それか、身体を動かす力も残っていないのか。
入院前の説明は介護士にはできない。翌々日に病院に来る、と息子と電話で約束をし、入院の準備を進める。
何も考えない頭に息子の言葉がこだまする。
「延命治療はしなくていいです。ただ、できることはやってください。熱があるとつらいので。あと点滴も」
培養結果を待つまでもなく、抗生剤を処方して、救急外来を離れる。あの膿尿だ、見なくてもわかる。
この人は2ヶ月で帰れるだろうか。そんな考えが無駄なことを思い出して、今日のジムでのメニューに意識を変えた。
発熱の原因は尿路感染症からの菌血症であった。食事も水分も取らないのだからトイレも行かない。すると尿で洗い流していた尿道にも細菌が群がる。当然のことだ。
治療自体は難しくないが、尿が少ない以上、再発は火を見るより明らかだ。また起きることをわかって治療をしている。賽の河原みたいだ。一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため。そうして鬼に崩される。
加齢に伴い食事を取らなくなる高齢者は多い。認知症や脳の異常で食欲そのものが湧かないこともあれば、口や喉の筋力低下で嚥下機能が廃絶し、飲み込めない、飲み込むとむせるから食べないということもある。
急性期病院に運ばれた以上、一通りの検査はやるが、治療可能なものは見つからない。萎縮した海馬が認知症であることを裏付けただけだった。
「でも点滴はしてほしいです」
饐えた臭いの息子からは3度同じ言葉が出てきた。下を向き記録をつける看護師と天を仰いだソーシャルワーカーを見て、ICは終わった。
治療の先に何があるのか、輸液の先に何があるのか、医者が決めていい時代は終わった。パターナリズムと非難され、医者は決定権を患者と家族に手放した。だから、何も言わない。言ってはいけないのだ。
「自宅ではみれません。仕事があるので。昼間ひとりにはできませんよ」
食事を取らず、点滴をする患者の退院先は少ない。自宅が無理だと言われると、療養型病院くらいになってしまう。
ああ、また、だ。
また、あの列に一人加わった。
食べるでもなく、看取られるでもなく、見舞われるでもなく、ただベッドに横になり点滴を受ける患者が病床をひとつ埋めた。
手足も曲がり、物言わぬ患者の脇に毎朝赴く。何も起きていないことを確認するために。虚空を見つめていた穏やかな目が自分に刺さるのを感じる。
これは罰なのだろうか。
これは罪なのだろうか。
足早に病室から抜け出し、ピッチの電話が2度と鳴らないことを祈った。
]]>「肩を赤く塗らないのか」なんて何の意味もないからな
「むせる」は賛辞の言葉と思えない事もない
]]>「むせる」とか「こいつの肩は赤く塗らねぇのか?」「貴様、塗りたいのか!」「へっ、冗談だよ」
とコメントつける人が沸く。名台詞ではあるのだが、今言う意味が分からない。
「お約束の挨拶みたいなもんだ」というが、全然面白くないんだよ。つまらない「ボケ」を振られて「ツッコミ」をやらされたり、読まされるのが苦痛苦痛苦痛
「ヌルポ」「ガッ」だってもう使ってる人あまりいないだろ…
]]>ちゃんと風邪相当に扱ってしっかり栄養とって運動控えて(心拍数上がると喉腫れてむせるので)ってしてるが
これが数週間とか続くと太ってしまう
]]>こしあん派の陰謀は本当におろか
]]>人生で一度も「限界?だが、超えるぜ!どんなに苦しくてもやり遂げる(Gガンダム♪)」したことがねーのよなーそれがやっぱこういざ壁に当たったときに露骨に効いてくるっつーかさーなんかまー徹夜してけばワンチャンはあんなーと思ってもそれで最後に勝利するビジョンが浮かばねーんだよなー
オーラスで跳満ツモか満貫直でまだいけんべーとなっててとりま手慣れでホイホイ進んでま満貫はいけそっすねーみたいな状況でさーじゃあこれどうやって直撃させんねんってのが全然見えん感覚よねー
自分がやり遂げられるビジョンを過去から引っ張ってこれねーというか過去を振り返ると敗北しながらダラダラと参加賞貰ってヘラヘラしつつ死んでないから安いっしょーで誤魔化してきた姿しかねーのよねー
一回でもいいから「激闘の果てッ遂に悲願達成ッ!玖吼理も喜んでいる!勝利の栄冠を君に!」みてーな感覚に浸れてればそのときの勝ち犬モードに向けて魂を過去へとシンクロさせてきゃいいんだが俺にはそれがねー激戦区の隅っこで敗走逃げ恥しかしたことねーよ
脇役として死なねーことは出来ても主役として物語を勝利で終わらせるのは俺には無理だなって負け犬根性染み付いてむせるー
いやマジさー面接官どもが散々ガクチカ的なの聞いてきたのってこれなんだなって今やっと完全に理解した社会人5年目ですわー遅すぎてビビるね
今まで仕事で生き延びてきたのも「コイツに任せる?いや俺がやったほうがいいな」を眼と眼で通じ合ってきただけであってその辺の空気とかもういい加減読まずに谷に突き落としてみっかで結果的に完全にアカン感じっすわ
勝利へのビジョンが見えなすぎ病が発症してるから人に助けを乞うにも「もう全部駄目ですーモウオシマイダー」しか言えねーけど流石にそんな奴に返ってくる言葉は「何を手伝って欲しいかはお前がまとめろ」だよなーでもなー俺にはマジでみえねーんだなーピンチになると脳が呪われて霧がかかるんだよなー余裕があるときは漠然と見えてたはずの霧の向こうの勝ち筋が全部隠れんだなー
やり遂げ経験値だけがこの呪いを弾き飛ばすんだろうなって理解しつつもむしろ俺にあるのは逃げ出し経験値だけなのでーもうこれはー駄目だーこういう所が駄目ーマジ駄目ーなんだこれイマジナリー大槻か?
マジどうにかしたいね。
服を買いに行くための服がないモードに入ってるね
]]>むせる
]]>朝起きたらスマホが見つからず
また忘れたかなと思い
わざわざ車で会社に探しに行ったがない
戻って自宅の電話で掛けたらそばにあったorz
ちょっと前なら朝自宅の時点で電話するだろうが
自分のポンコツぶりを認識しているので
どうせ忘れたんだろうと調べずに出かけたのだった。
もう少し自分を信じるべきなのか?
悩む…そしてむせる
]]>そういうもん?
]]>吸うのはいいけどむせるな
]]>3回目の接種を時間がないからと保留し続けた結果がこれなのだとしたら、かなり重い罰だと思う。
少なくともこれはただの風邪ではないね。
感染・発症する前はよくわからない周りの体験談やネットの情報に流されて、まあかかっても軽症だしオッケー
くらいに思っていたが、考えを改めることになるとは...。
しかしどこで感染したのかは完全に謎。いや、強いて言えばコンビニに行くために外に出たことはあったが、
基本はテレワークオンリーなので家から出ることがない。つまり、感染1日前のコンビニで感染したことになる。
いやいや...まさかそんな...。
これだけ感染者数が爆発している状況では、相談窓口にはほぼ100%電話がつながらない。病院もまず受け付けてくれない。
その上病院で抗原検査頼もうと思ったら、体外診断用医薬品の抗原検査キットが5個買えるくらいの金額を提示されたからね。
とりあえず病院にいかない口実が欲しかっただけで電話したのだが、なんとも言えない気持ちになったよ。
ちなみに病院は何回か電話トライしたらつながった。地域によるだろうけども、まあコロナの疑いのある患者を
見てくれるだけでも、病院としての機能は十分すぎるくらいあるのかな。
結局、コロナにかかったところで自宅療養なのは確実だったので、自分で検査結果を
自治体の登録センターみたいなところにうpして登録する作業も、したところでだから何だって感じだったね。
自分の場合は不備があって再登録してくれって来たんだけど、不備連絡のメールが来たのは
登録から5日後だったんだよね。事務処理が追いつかない程度には忙しいんだろうけど、
こんな状況を体験してしまうと、もう自分の身は自分で守るしか無いね。
もしワクチン接種から日が浅いタイミングで感染していたら、また違ったのかな。
自分の症状はこれでも世間一般からしたら軽症の部類らしいが、正直軽症と言うにはずいぶん重い症状だったよ。
特に喉。過去にかかった病気の中で、比肩するものがない程度には絶望的すぎる痛みだった。
喉に違和感。エアコン効きすぎて喉やられたかもしれない、くらいの感覚。
体が少しだけ重い気もしたが、その日は部屋の掃除など動くことが多かったので疲労と思い気に留めず。
喉が痛い。
熱を測ると38.0度。若干筋肉痛があるが昨日の疲れかもしれない。
コロナを疑い始め、一旦、発熱相談窓口に電話してみるもつながらない。
とりあえず安静にして寝ておく。解熱剤の効果も長く続くわけではないので、熱冷まシートが役に立った。
死ぬほど喉が痛い。喉を動かしたくない。なにかを飲み込む動作をしたくない。
喉を見てみると急性扁桃炎のそれと全く同じ感じの見た目をしている。
とにかく痛すぎる。のど飴も効果は一時的。熱は39度台、解熱剤を飲んで38度台。
さすがにコロナを確信したので常備していた抗原検査キットで検査し、陽性判明。
この頃から頻度が低いが咳が出始める。
喉が死んだ。食欲はあるが喉が痛すぎて食べたくない欲求も凄まじい。
咳が1回1回とても重く、肺と気管支に負担がかかっていることが実感できる。
特にこの咳、ただの風邪でするような咳とは性質が全然違う。
いくら咳をしても咳をしたくなる原因が一切消えない。非常にもどかしい、意味のない咳がでる。
熱は変わらず39度台、解熱剤を飲んで38度。
さすがに熱は引いたのか、解熱剤なしで38度前半。非常に楽。
喉の痛みも慣れたのか治っているのか分からないが、以前よりはマシ。
この頃から咳の頻度が増えた。しかし相変わらず意味のない咳が出る。本当に謎。
たまに咳をすると、むせる、何かを吐くような動作が同時に起こる。すごく精神的にきつい。体力も減る。
熱は完全に治って36度台。喉の痛みもかなり低減され、食事も美味い。
しかし食事に違和感。味覚は有るが、とても味が濃く感じるようになった。
ほぼ咳だけが残るような状態に。しかしこの咳がとてつもなくきつい。本当に意味のない咳。
気管支と肺が悪いのが体感で分かる。呼吸も間違いなく変。
さすがに1週間経って体の調子はもとに戻った。
残ったのは意味のない咳と、まとわりつく不快感しかない謎の痰。
肺と気管支に相当ダメージがあったんだろうなと分かるくらい、呼吸の調子が悪い。素人でも分かる。
]]>もう陰性なのに人と話してるときにむせることが多いから嫌がられてそうで心配
]]>クリスが病院へのクレームを書き込んだ医師へのブログ記事に反論出来るものならしてみろや!
https://mhlworz.blogspot.com/2018/08/blog-post_10.html?m=1
2018年8月10日金曜日
「入院したら最後の●●病院」
2018年4月30日づけで、ブログにコメントを頂いておりました。ありがとうございます。
ある病院に入院したら、不本意な形で家族を失ったことが切々と書かれています。
非常に長文でした。最初はですます調だった文章が、しだいに生々しい感情がほとばしる強い文体になります。
ただ、これはよくある話ですので、取り上げたいと思います。別に私は全国の医者代表ってわけでもないですし、その病院を擁護するつもりも糾弾するつもりもありません。 一個人として好きに書かせていただきます。
●経過
投稿者の身内の高齢者が、インフルエンザ後に「肺炎」と診断されて入院しました。
受診した理由は書かれておらずわかりません。年齢も基礎疾患も不明です。
ただ、もともと元気な方らしく、「まだまだ普通のものも食べられてたし、歩くこともできていた」程度のADLで、普段から「ストレッチや散歩、体操等」のほか、誤嚥しないよう食事に気をつけており、いつも「120歳まで生きて新聞に載ろうね」と話すほどの健康意識の持ち主でした。家族としても、入院の理由が納得いくものではなかったようです。
そんな方が、入院で「医療的な拷問」を受け続けた結果、亡くなったというのです。「元気でまだまだ生きる気力のある人をちゃんと手を尽くしたのではなく、故意にさんざん傷つけ弱らせ弱らせ亡くなるようにされた」と。
病院のみならず、市役所の対応にも不満を訴えます。入院中に要介護認定を受けることとなり、市から認定調査員が来ました。「今の季節は?」と質問され、4月なのに暑い日であったので、本人は「夏」と答えました。そうした木で鼻をくくった対応で、書類を仕上げて出ていった市職員の態度も屈辱的だといいます。
●誤診?
投稿者は肺炎という診断にも懐疑的です。
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おかしいなと思ったがインフルエンザは治ってしまったし、CTの影は上のほうは全く綺麗なものだったのにだから全く延命なんて段階じゃなかったし、
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呼吸器専門医の資格を持つ私としては、肺炎を侮るなということにつきます。
素人目には下肺野だけに異常があったとしても、たちまち悪化することもしばしばです。
<高齢者の死因(平成28年)>
第一位:悪性新生物
第二位:心疾患
第三位:肺炎
第四位:脳血管疾患
第五位:老衰
第六位:不慮の事故
肺炎が堂々3位にランクインです。
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病院の治療に見せかけた殺人行為、入院したら最後の●●病院。
最初にお年寄りというだけで全部一緒にしてすぐに緊急時の延命治療の話である。
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朝、にこにこ家族と面会していた高齢者が、夕方になって呼吸状態がみるみる悪化して今際の際をさまよう、ってことは経験しないとわからないかと思います。緊急時には挿管して人工呼吸管理をするほかないのですが、医者の判断で処置した後で、「こんなこと頼んでない」とか「家族の総意ではない」とか言われると我々も頭を抱えます。こういうわけで、入院したら最初に今後どうするのかを聞く病院も多いでしょう。
たしかに信頼関係もできてない中で、「急変時の対応はどうします?」と医者にいわれたら、「貴様、うちの家族を治す気ねえだろ!」と憤るのもわかりますけどね。
ここからボタンの掛け違いが始まったわけですね。
書かれている「拷問」についてコメントしていきます。
●喀痰吸引
肺炎だと痰が出ます。高齢者で心不全を合併しているとさらに痰が増えます。通常は吸引して気道を開通させます。
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部屋にいると「いきなり痰を取ります」と、「痰を取らないと窒息の危険がある」と管をどんどん突っ込む拷問。それによりまず口封じ。悪くなる種作り。
後は徐々に専門的な医療的拷問で痛めつけられて弱らせていく。
もう手遅れ!葬られるまでの計画が始められてしまった。
アッと気づいた時には管を目いっぱい突っ込んでる。肺や声帯がどれだけ傷つけられてるかもわからない。その後はどんどんどんどん痰がたまってくる。そのたびに痰取りの拷問。患者が何か言えば痰取りの拷問、何か要求すれば拷問で声を出せなくされ、伝わらないようされてる。
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まるで看護師が喀痰を吸引したから痰がたまったか、のような記述です。
「口封じのため」とか「痰取りの拷問」とか穏やかではありません。
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喉から入れる管が入れすぎていないかなどと言うと、鼻から入れてさらに苦しめる。
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コミュニケーションがうまくいかなかったようですね。面会時間帯に張り付いている家族がいたら、医療職はひと声かけてから処置します。無言でゴリゴリ吸引するような看護職はまずいないでしょう。
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(とろみであまり好かないお茶ではあるがあまりに痰取り方法が酷いので)痰をお茶で(胃のほうに)流し込みたいと言った時も、看護師に完全に否定され、また管をつっこんで痰取りの拷問、どうしようもない。
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痰を胃に流し込む、という新提案です。
まず基本的なことがわかっていませんね。
「痰」は口の中にある唾液とは違います。気管や気管支の奥をふさぐ分泌物です。それが口の中に上がってくると、道路でおっさんが「カーッ、ペッ」と吐いているあれになります。この方はそこらへんを取り違えているのでしょうね。
口の中に出てくる前の気道分泌物を吸引するには、相当深くまでサクションカテーテル(いわゆる管)を突っ込む必要があります。介護職が実務者研修で習うのは、せいぜい口の中とか鼻腔の中とかまでですから、そんなに悶絶することはないでしょうが、生き死にがかかった病院だと、奥深くまで容赦なく吸引せざるをえないこともしばしばです。痰づまりを解消したいと思っても、外勤先で気管支鏡が置いてなく、カテを奥深くまで突っ込んで救命したこともありました。
絶食にされているようですので、嚥下機能も相当落ちていたのではないかと思われます。むせることもなく、静かに誤嚥するわけです。お茶を飲めば、胃ではなくて肺に押し込むことになり、肺炎の再発・悪化やむなしとの判断かもしれません。
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息が詰まってはいけないと当たり前のように言われる吸痰ですが、私の親が高齢にもかかわらずもんどりうっていました。入院前は取ってもらったこともないのに急に奥まで突き刺すように入れられて。何か間違っていませんか?
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>入院前は(痰を)取ってもらったことがないのに
それもそのはずで、入院する前は痰の量が多くないのですから、取る必要はありません。
状態が悪いから痰が貯まるのであって、それを放置していたら換気不全→低酸素血症→窒息死でしょう。スタッフとしても吸痰しないほうがよっぽど楽ですよ。夜勤なんか特にそうです。なにより、わざわざ手間のかかる喀痰吸引を「拷問のため」にする医療者がいるとは考えにくいですね。私が看護学校で教えるときには、「1 回の吸引時間は最大でも10秒以内。処置を始めるのと同時に、息を止めてみましょう。相当苦しいのがわかります」と伝えます。むやみやたらと行うわけもなく、モニターを見たり聴診器で呼吸音を聞いて、必要な限りで処置するものです。
吸痰を「必要がない」「納得できない」というのなら、退院すればよいのです。
好きなものを好きなだけ食わせて、誤嚥するならすればよく、そうやって想いのままに人生を閉じるのがよいと考えているのなら、自宅で大往生すればよいわけで、病院をご利用頂く必要はないのです。そういう方こそ、責任を取りたくないのか、文句を言いまくりながら病院にいたりしますが。
●超理論
独自の理論にこだわる身内は、必ずいます。そして私らが説明してもあまり理解を示されません。理解を超えると陰謀論に及ぶことがあります。
うちのじいちゃんは病院に苦しめられている。命を狙われている。
↓
【1】必要性も考えず、ひたすら手を動かすことだけで「やっべ、私すげー仕事してる。超イケてる(死語)」と満足感にひたる看護職がいる
【2】患者を苦しめて喜ぶようなサディスティックな看護職がいる。
【3】患者を苦しめて状態が悪くなると、検査だ処置だと余計な出費ができるので、病院が儲かる。
(1)も(2)も、医療職がずいぶん信用されてないなーと思います。まず(1)ですが、処置やらなにやらをすれば記録したり、物品補充などの手間が増えます。若いうちは仕事を覚えようと必死でしょうが、ある程度の経験を積んだらあまりやりたくないのが本音です。(2)は人間の内面まではわかりませんからなんとも言えませんが、怪しい行動をしていたら組織内でチェックされます。看護師の世界はピラミッドのような序列がありますから、同調圧力も半端なく、そういう人は端々に異常さが見え隠れしますので、まず浮くでしょう。
(3)は、寝たきり老人がいるような療養病床では、パック料金(包括払い、いわゆるマルメ)なので検査や処置をすればするほど赤字ですから誤解です。
実際、こんなコメントもありました。
ーーーーーーーーーー
アホなことをした。バカなことをされた、悔しくて仕方がない。
こっちは治療と思うから病院を信じ医者や看護師の言うことを信じて色々次から次、伺いを立ててきたのに禁止ばかりされてそれがただの拷問だったとは。まだまだ考えられるあらゆる治療とされてきたことが全部病院の策略だったななんて。治るように治療してもらえるはずの専門の技術を持った病院じゃないのか。
ーーーーーーーーーー
そんなことをして一体なんの得があるでしょうか。
ヂアミトールを点滴しまくって「殺戮の天使」になったナースも中にはいますが、我々は基本、患者のためにと仕事する生き物です。心身ともに楽な仕事でもないのに、せっせと人殺しをしていて何のやりがいを感じられましょうか。
●クレーム
思路が独特な方に対しては、何度も何度も説明しても理解が得られないことがあります。それゆえにトラブルになることも多いです。担当医で納得しないと、「院長を出せ、土下座しろ」から始まり、保健所に通報、警察や県などに相談、Google mapに☆1つをつけてコメントで誹謗、ブログやツイッターで書き散らすなどもしばしばです。ベストと思うことをやった上でも、「人殺し」だのと罵られますから、メンタルを保つのはなかなか大変です。
ヂアミトールを点滴した容疑者の心情はまったくわかりません。が、彼女が働いていた終末期医療の現場でも、余命幾ばくもない方を静かに看取るというはずが、忍者屋敷のようにあちこちから思わぬ横槍が飛び出してくるために心身ともに疲弊し、看護職としての仕事に絶望し、倫理観も麻痺し、やってはいけない行動に出てしまったという側面があるのかしれません。
医療職も患者・家族の側も、お互いにリスペクトする間柄になれればいいのですが。
日本でもできる「安楽死」「尊厳死」について、医者として質問に答えます。
聞きたい情報があればこちらからお寄せ下さい。
https://docs.google.com/forms/d/1nwfWK0bg3ILwCWzdYpF1eu4MjgRpuTn5Szb6-uMQo4s
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