はてなキーワード: ちょっといい話とは
その人は、高校卒業して最初は自動車整備のお仕事をされていましたが
現場ではなく営業に配置換えがあり(リストラ目的の異動でもあったらしい)
退職されて関西のとある家電メーカーに中途入社されたそうです。
最初はブラウン管テレビの生産ラインの組立て工程での採用でしたが
自動車会社で培われた技術でもって機械の修理・メンテナンスが得意ということで
その後、開発部門の所属になられたそうです。
とはいえ、ブラウン管テレビの中身は組立ててたけど改めてじっくりみる機会は初めて。
と、いうわけで見てたらエンジニアの血が騒いだ。
「…ここのスペースって、こうしたらもうちょっと小さくていいんちゃう?」
それを聞いた周りの人は有名な大学・院を卒業した専門家ばかり。
みんな口々に、「それでは熱が逃げなくてダメになっちゃうんですよ」と言う。
最初は頭いい人等がそう言うならと思ったけど
やっぱり製品をじっと見てたら自分の考えを試してみたくなる。
コッソリと整備工場時代からの友人や会社の別の部署の人に頼んで
自分がイメージしてた部品を作ってもらった。そして組み合わせてみたら…
何と、
ちゃんと思った通りにテレビとして映るし、従来よりコンパクト。
もちろん排熱もうまくいくし、問題なく動きます。
ご本人はすごい鼻高々。
私もその製品、電気屋さんでみたことがありますが本当に他社に比べて薄かったです。
当時は液晶プラズマの薄型テレビもほとんど市場には出てない時期。
さすがに、うちは買ってはいないんですけどね。
「でもな、、、」
彼は自慢話だけに終わらずに言葉を続けます。
「アイディアは自分のできる範囲で形にできた…」
でも、それを製品として作っていくには、まず図面にしないといけない。
俺はそれはすぐにテキパキできひんねん、できひんねんけど
俺の周りには本当に優秀な人に恵まれてるからそれをしてもらえるんや。
特許かって申請しないといかんやんか。
その書類だっていっぱい書くのが俺は苦手やねん。
俺一人が考えたかって、そいつらがいてくれなできひん。
できひんことあるから、俺は俺のできることやるんや。
お互いできることをやっていくから高卒でも何も引け目感じることない。
その方は、大企業やから自慢するとかじゃなくて、本当に心から仕事を楽しんでいて
会社という組織のよさを十分に分かってて、周りを尊敬しつつ自分を卑下することもないんです。
社会人になりたての時にこういう人に出会えて本当によかったと今は思います。
時々、「もっとエリートが社会を引っ張って行くべき」という意見を時々聞くと
この人の顔が頭に浮かんで、エリートだけじゃない方が絶対世の中上手く行くし!って反論したくなるんです。
追記
id:narwhal さん、
「engineering, 教育, 労働, 社会, ネタ 前半のみコメント。なんかアバウトな熱設計…。こわいなあ。で、この手の話を無批判に美談化するのはいかがなものか。試してみたらたまたま動いたではなく、動くべくして動くように設計するのがエンジニアの仕事。」
というコメントいただいたのでちょっと追記。
で、われらがオッチャンは自動車のエンジン触ってたことがあるから
「この素材ならもうちょっとイケるんちゃうの」という点くわしかったんです。
オッチャンの試作品からマッシュアップするときにはやっぱりその人らの専門知識がすごかったらしいです。
何人かお話したことあるけど、ほんまに頭の中計算機入ってるみたいでした。
だから、id:xeverさんのコメントもちょっと当てはまらないかなと思います。
このオッチャンだけじゃなくて、他にも同じぐらいの年代の人たちと話したら
「あの工場のラインの効率化の提案、ほとんどわしがやってんで」とか
そういうちょっといい話は誰からでも聞けます。
一番華やかな例をここに書かせていただきましたけれども。
元増田です。
仕事初日休んで、二日行って、その後結局二日間休んでしまいました。
だれにでもできる簡単な仕事で暇そのもの。居なくても業務に差し支えない空気のような仕事。
なんでそれで行けないんだろう。
2日の休み明けで明日行く事を考えると不安で眠れず、緊張して冷や汗をかく。
あれがいけなかったのか。着任の挨拶で他の職員がちょっといい話を10分位してたのに、僕ときたらしどろもどろで何をしゃべったのかさえ覚えていない。あのときはパニックになった。
あと4時間で6時だ。
薬が全く効いてない感じで、思考や認知がネガティブ側に大きく歪んでるのに、時々それに気がつかない。と言うか、ネガティブなそれが真実ねようにも思える。
うつ病って何なのだろう。3ヶ月で治る病気じゃなかったのか。それとも、医師の診断ミスで回避性人格障害とか。
それとも、ただの引きこもりの社会不安が高じているだけのただのへたれなのか。
他のうつ病の人はどうしてるんだろう。どうやったらちゃんと生きることができるんだろう。
精神を病んだ知り合いは悉く連絡が取れなくなっている。生きているのかわからない。
http://anond.hatelabo.jp/20071230175412
も少しはあるんだけど、都市配本じゃないわけよ。
可処分所得が少ないのでコンビニで本を買わないのさ。
だから一時期客寄せのために重宝されたコンビニ本棚は都市部では縮小される一方。
でも地方ではむしろコンビニ本棚は拡大傾向で書籍まで置いてある。
そのへんのコンビニは客層が大人なのさ。
大人は地方に書店が減ったせいもあって、コンビ二でも本を買うのさ。
街道筋店とかの客筋はおのずとわかるよね。周囲は住宅地、道路はトラック類&ドライブする人だから
実際のところ少子化で、地方にそれらの姿は減っている。
面白いデータがあってさ。
業界ベスト5に入るコンビニの仕入れが女性になったことがあって
そのとき本人の強い意向もあったんだけどエロ本を全部はずしてみたんだ。
そしたら、弁当の売れ行きがものすごく下がった。総売れ行きも下がった。
つまり、弁当を買う主力って男性、しかもブルーカラーとかだよね。
男性客を無視した構成をしたら、駄目だと。明白にPOSデータがそう言っていた。
だからその後、その業界ベスト5くらいのところはそれらエロ本をそれなりには
重宝するようになった。
多分熟女本のニーズも、かつての劇画誌の代わりとして存在しているんだろうけど