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2021-09-08

印象に残った飲食店街

喜多方(福島県)

蔵の街として知られる静かな町並み。

その何気ない住宅街ラーメン屋が点在している。

駅でもらえるマップを片手に、こんなところにもラーメン屋が!と街歩きするのが楽しい

ご当地ラーメン」を売る街は多いが、沢山の店舗が町並みに溶け込んでいるのはここが一番ではないか

いくつか有名店とされる店はあるようだが、私は並ばずすぐに入れるお店へ何店か。

期待通りの太いちぢれ麺。どの店も旨い。


出石(兵庫県)

蕎麦を売りとする街。門前町蕎麦屋が並ぶ街は多いが城下町では珍しいかも。

町並みは本当に蕎麦一色。感心するレベルで。

アクセスの便は良くもなく、周囲に人口の多い地域もない。関西圏以外で知名度ほとんどないのでは。

城下町として古い町並みも整備されているけど、それ単体で観光の売りにするのも他所の有名どころと比較すると厳しいかも。

それでも街にはにぎわいがあり、どのお店も絶え間なく客の出入りがある。

小皿に小分けされて提供される独特のスタイルで、しっかり打たれた蕎麦は間違いなく旨い。

周辺地域の方たちに愛されているのだな、と感じた。


広島市街(広島県)

「お好み村」が有名と聞き訪れたが、どのフロア制服着た学生で大混雑。平日なのに。

期待していたのとちょっと違うかなと立ち退いて繁華街をふらっと歩くと、次々に目につくお好み焼き店

それこそコンビニと同頻度で点在している。これなら有名店でなくても十分。

さな店舗に入ると、カウンターが全面鉄板となった席に通される。

店員さんがすべて焼いてくれるのが新鮮だ。投入が前提となっている麺は、そばうどん選択できるのも良い。

ビールを片手に、カウンター鉄板から直でいただく。

気取らない普段着カップル会社帰りっぽいサラリーマンカウンター奥の広島カープ野球中継

ああ、ここではこれが日常なのだな。その土地日常体験させていただく贅沢よ。


枕崎(鹿児島県)

鄙びた港町。最果て感漂うこじんまりとした街に、街の規模より気持ち多めな料理店・居酒屋が点在する。

鰹を名産として謳う街だがお店では名物!!と押し出される感もなく。定番メニューとして自然に鰹料理が並び、珍しい部位や調理の種類も豊富

一般的生ビールがあるようなドリンクメニューの先頭に、当たり前のように位置する「さつま白波」(枕崎に蔵がある焼酎)

料理手書きメニュー本日おすすめのお刺身を甘い醤油で味わいながら、1杯300円の焼酎を追加オーダーしつつゆったりと。

退店後周囲に目につく鰹節工場看板眺めながら、こういうのがいいなとほろ酔いで小さな街を夜をのんびり歩く。



私の知らない魅力的な街はまだまだたくさんあるのだろう。

長引くコロナ禍でおそらく街も店も様子が変わってしまったはず。

いつかまたどこかへ訪れることが叶ったとき、その街の魅力が保たれていて欲しい。




追記

ここだとあまり需要のない話題だと思っていたので、思いがけず読んでくださった方が多くて嬉しいです。

皆さんのコメントからそれぞれのスタイルや思い出が伺えるのが良いですよね。

 
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