はてなキーワード: このミスとは
あのさ、
腕に謎の青アザとかかすり傷とかがあって謎なんですけどー。
いつの間にそんなのできたっけ?って
昨今呑みに行ける感じでもないから、
呑んでぶつけて傷つけた感じではないんだけど、
じゃ?家で?事務所で?ってなるのね。
まったく記憶にないわ。
分からないけどでもたまに紙とかを扱うときに切っちゃうときあるじゃない。
でも肘と手首の間のその箇所擦り傷なるかなーって思いながら
だから何?ってなるんだけど、
まるでザイマンみたいな出だしの様でもあるし。
結局のところよく分からないわ。
私は早くにランチに行きたいんだけど、
今日は何にしようかな~って悩むところがいいところ。
でね、
そのお昼休みの楽しみってランチの他に本屋さん巡りってあるじゃない。
文房具とかも買えて便利なのに、
これも全部アーマーゾーン!の影響なのかしら?
でもいざ本屋さんで本を買うときレジに長蛇の列の並びが長く出来ていたら、
もう秒で諦められる自信があるの私!私!私!って大腕を挙げて言えるぐらい自信あるわ。
もう買い物買うもの少なくてもカートにカゴ入れてって言うスタイルが私の流行。
片腕に重たいカゴをぶら下げながら辛いそうさでグルコサミンなほど辛いことはないわ。
最近はカート使うようにして時間を秒無駄にしない生き方を生きる丁寧さって良くない?
秒は金なりって言うほど、
秒は大切にしたいものだし、
みんなもアフリカでは1分間に60秒もの時が過ぎていると言うことを考えると
そりゃ恐ろしいわよ。
一度は憧れるなんかあのハイジ的なアニメの鍋にてチーズ的な乳製品を作るって憧れるじゃない。
結局あの鍋煮込みチーズ的な料理って何を作っているのか私たちはよく分かってないのよ。
意外とそんなものなのかも知れないわね。
あれはあれで湯葉作ってたりして、
私はこの目で見て確かめるまでは
ドーバー海峡の下に英仏海峡トンネルが通ってるなんて信じないんだかんね!
そんなまだ見ぬ謎よりも
私の腕に出来た青アザやかすり傷の謎をランチの前に解きたいものね。
はて?いったいどこで?って
謎が謎を深めているわ。
うふふ。
たまにはおにぎりもいいけど、
そう思わない?
味気ないけど、
ゆっくりふーふーして飲めば
何の味も付いてないけど、
「甘い」とか「柔らかい」って言っておけば成立するように、
水が甘く感じたら気を付けてね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
「ゆゆっ! ゆっくりいそぐよ!」
ここは駐車場。
東京のベッドタウンであるこの湯栗市ではよく見られる、比較的広い駐車場を持つ総合スーパーの駐車場である。
とうに秋は終わり、冬の寒気が辺りを覆っている。
その一角、乾いたアスファルトの上を小汚い饅頭がエッサエッサと動いていた。
冬はゆっくりにとって死の季節。
よほどの無能でない限り巣穴にこもって春の訪れを待つ。
そう、よほどの無能でない限りは……。
「ゆっ! こんなところにくそにんげんがいるよ! れいむがはしってるんだからどいてね!」
溜まっていた有給を一日だけ取ったが、既に半分以上を無為に過ごしていた。
せめて酒でも買い足しておこう。そんな軽い気持ちで家を出る。
と、視界の隅に動くものが。
「どいてねって……俺に言ってるのか?」
それなのに突っ込んでくる饅頭。
そう思い直して、饅頭を見下ろす。
薄汚れたボディ、ボサボサでカピカピの髪の毛、生ゴミよりもみすぼらしいリボン。
それでも血色は良い。スーパーの周辺を縄張りとしているのなら、冬でもそれなりに良いものを食べているのだろう。
ぽいんぽいんと、人間がゆっくり歩くほどのペースで跳ねてくる。
先程「どけ」と言っていたが、このままの進行方向ならそもそもぶつかることもない。
彼は、立ち止まったまま行き過ぎるのを待つことにした。
数秒が経過し、ようやく饅頭が通り過ぎようとした、その時だった。
「ゆゆっ! やっぱりくそにんげんにはゆずりあいっのせいしんさんがないんだね! れいむはゆっくりよけるよ! れいむやさしくってごめーんグエッッッ!!!」
急に方向転換した饅頭が、鬼威氏にぶつかってきた。
吹き飛ぶ饅頭。れいむの口から漏れた餡が、鬼威氏のスニーカーに付着する。
ハッと我に帰った鬼威氏をよそに、件のゆっくりは上を下への大騒ぎをしていた。
「い゛た゛い゛ィィィィ―――!! れいむのようきひっさんもしっとするうつくしいおかおがあああ!!! くそにんげんにけられたあああ!!!」
お気に入りのスニーカーが、汚物による生物化学攻撃を受けていた。
鬼威氏の血圧が上がり、血管が浮き出た。
「おいクソ饅頭、お前、なんてことを……」
そう言いつつ、深呼吸をする。
アンガーコントロール。文明国に生きる人間なら当たり前のスキルを試みる。
まず靴を拭いて、れいむが落ち着いたら一言二言文句を言おう。それでいい。相手はゆっくりだ。
「くそにんげんンンン!! あやまってね!!!!! ばいっしょうはあまあまさんやまもりでいいよ!! れいむやさしくってごめーんね!」
いくら下等ナマモノといっても、許されない限度というものがある。
いやしかし、鬼威氏の理性はなんとか持ちこたえた。
「ゆっ、なんのさわぎなのぜ? れいむ、どこいってたのぜ?」
「まりさ!!」
そこに突如として現れた第三者。
今まで気付かなかったが、鬼威氏が車を止めたすぐ隣にみすぼらしい段ボールが置かれていた。
クソ饅頭はこれで勝ったと思ったのか、さらに横柄な態度になった。
一方まりさは鬼威氏を見てとると、目を丸くして驚いた。
「ゆゆっ、にんげんさん!? ま、まりさなにもしてないのぜ! えっと、えっと、ゆっくりしていってね!」
くすんだ銅のバッジが帽子に付いている。元飼いゆっくりだろうか?
なんにせよ、多少は話が通じそうだ。目元にも怯え以外に、知性の光が見える。
「ゆっくりしていってね、まりさ。このゆっくりがぶつかってきたんだ。僕の靴が汚れたんだけど、何故か逆に謝罪を求められて困っているんだ」
まりさは鬼威氏が指差す先を見た。白玉の瞳に、番のれいむが映る。
いや、もう既に死は確定しているかもしれない。
そう思えるだけの知性を、まりさは保持していた。
だからこそ
「ごめんっなさいなのぜ! そのれいむはまりさのおくさんっなのぜ! まりさはたらくのぜ! おくつをべんっしょうするのぜ? だからいのちだけはゆるしてほしいのぜ!」
全力で頭を下げる。ゆっくりの生命など、人間の前では塵も同じ。
「なにあやまってるのおおおおお!! ばかなの? しぬの? このくそにんげんをせいっさいしてね!! いますぐでいいよ!!」
自分を守り、戦い、そしてこのゆっくりしていないクソ人間をぶち殺してくれる存在。
「別に生命までは取る気はないよ。ただ、れいむには謝ってほしかったんだけど、もういいよ。君が謝ったしね」
鬼威氏はまりさの俊敏性に驚きつつ、そう答えた。
「そういうわけにはいかないのぜ! いま、れいむにもあやまらせるのぜ! すこしだけまっていてほしいのぜ?」
「いいよ。じゃあ、ここで待っているから、話がついたら教えてくれ」
鬼威氏は今日、特段やることもない。
それに今真っ先にやることは靴をきれいにすることだ。
ドア裏のポケットからウェッティを取り出して、慎重に餡を除去し始めた。
一方、こちらは巣穴の中。
「なんでおそとにいったのぜ? えっとうできるたべものはあるのぜ! ふゆさんはさむいさむいであぶないのぜ? あとおちびはどこなのぜ?」
まりさが詰め寄る。
まずは時系列に沿って説明させ、頭を冷やさせようという戦略だ。
「れいむはくささんなんかたべたくないから、おちびちゃんとかりさんにいってあげたんだよ! かんしゃしてね!」
「おちびと? で、おちびはどこなのぜ?」
「そうだよ! おちびちゃんがうんうんもらして、あにゃるさんがくさいくさいだからまりさをよびにきたんだよ! おちびちゃんのあにゃるさんをきれいきれいしにいってあげてね! いますぐでいいよ!」
まりさにはそこまでの情はなかった。
「そんなのじぶんでやればよかったのぜ。まりさはさむいさむいのなか、でかけたくはないのぜ」
冷たく言い放つ。
「どぼじでそんなこというのおおお! れいむはこんっそめさんをたべたかったのになかったんだよ? ぼせいあふれてるんだよ?」
コンソメを見つけられなかったことは今なんの関係があるのだろう?
「わかったのぜ。まりさにさくせんさんがあるのぜ。れいむがあやまったら、そのすきにまりさがにんげんさんをせいっさいするのぜ?」
れいむの顔がパアッと輝く。
置き去りにされたまりちゃがぽつねんと立ち尽くしていた。
当然見つかるはずもなく、無為に時間を浪費した後、ここに置き去りにされたというわけだ。
「あにゃるさんくちゃいくちゃいなのじぇ……ぽんぽんさんぺこぺこなのじぇ……さむいのじぇ……くるしいのじぇ……? おとーしゃ、おかーしゃ、どこなのじぇ?」
寒さ、空腹、それから孤独と心細さがまりちゃの身体を蝕んでいた。
冬になってから外になんて出たことはない。それも一人でなんて。
寒空の下乾いた風が吹き抜け、甘やかされたまりちゃの身体を震え上がらせる。
そして寒風は悪魔をも運んできた。
それも小学3年生くらいの。
即殺ではなく、嬲ることの面白さを知る年頃。
500円玉を握りしめ、お使いに来たのだろう。
なんにせよ、ゆっくりにとって最悪の相手が目の前に立っていた。
「ゆ! ちびにんげん! ちょうどよかったのじぇ! まりちゃのどれいにしてやるのじぇ!」
決まった。完璧に。
まりちゃの威厳ある宣言に、人間の子供は震え上がり、威儀を正して土下座をしていることだろう。
その姿を想像するだけでしーしーがもれる。
まりちゃは想像と現実の一致を確かめるようにゆっくりと目を開く……。
「ゆじぇああああああ!? いたいのじぇええええ!!!?!?!?」
小学生は指先ほどの小石を拾い上げると、まりちゃの額に押し込んでいた。
いとも簡単に肌を切り裂き、餡へと至る。
が、
「おぼうしさん! かえしてええ!!」
ゆっくりにとって命よりも大切なお飾り。
それを小学生は持ち上げる。
そして、ビリビリと引きちぎる。
「おぼうしさん!? ゆっくりなおってね!? ぺーろぺーろ……? ぺーろ…ぺーろ……?」
ぼろぼろになったお飾りを治そうと舐めるが、そんなことでは当然治りはしない。
もう二度とゆっくり出来ない。
そう悟った時、まりちゃの餡子の底から、悲しみ、絶望、それから怒りがこみ上げる。
「ゆるさないのじぇ……ぜったいゆるさないのじぇ……! ないてもゆるさないのじぇ? ぶっころしてやるのじぇ……おそらっ!?」
まりちゃを掴む手が離れる。
「まりちゃはとりしゃん!」
その衝撃で、真っ二つになった眼球がポロリとまろび出た。
「どちらかというと、恨むべきなのはここに一人にした親じゃない?」
小学生とは思えないような慧眼。
「どぼじで……こんなことをするのじぇ? まりちゃだって……ゆっくりだって……いきてるのに!!」
ドン!!
そんな効果音を心のなかで響かせて、まりちゃの決め台詞が炸裂する。
これで、このクソ人間も改心しただろう。
まりちゃの目を潰した罪を背負い自らの目を潰して、まりちゃに献上するに違いない。
一生かけて罪を償うに違いない!
そんな期待を込めて、再び目を開ける。
「ねえ、まりちゃ? ゆっくりを自転車で引っ張ったら……どうなるかな?」
が、まだまりちゃには奥義——ぷっくー——がある。まだ勝つシナリオはある。
その希望がある限り、まりちゃは非ゆっくり症という救いを得ることは出来ない。
場面は再び戻って駐車場。
「ほられいむ……あやまるのぜ?」
れいむはまりさが後ろ手に聖剣えくすかりばーさんを持っていることを確認すると、頷いた。
このクソ人間の終わりは確定した。
「にんげんさん……にんげんさん……」
「なんだい、れいむ?」
鬼威氏はニコリと微笑みかける。
幸いなことに、スニーカーの人工革の部分に餡子が付着していたため、きれいに取ることが出来た。
もう許すも許さないもないのだが、まあ謝罪を受けたほうが収まりが良いだろう。
「しねえ! このくそにんげん!! まりさ! いまだよ!このくそにんげんをせいっさいしてね!!」
「……わかったのぜ」
「ゆんやああああああああ!! れいむのかもしかっさんのようなあんよさんがああああ!!!! い゛た゛い゛いいいいいいい!!!!」
「まりさ……どうしてそんなことを?」
「れいむは、もうにどとおうちからでないのぜ……。だからいのちさんだけはゆるしてあげてほしいのぜ……! まりさはどうなってもいいのぜ」
それを聞き、鬼威氏はまりさに微笑みかけた。
「わかったのぜ……」
迫りくる巨大な手。
が、感じたのは柔らかな感触だった。
「ああ、やっぱり! まりさ、お前汚れているだけで金バッジじゃないか!」
鬼威氏の手にはウェッティがあり、それでまりさのくすんだバッジを拭ったのだった。
「お前、迷いゆっくりじゃないか? このスーパーで張り紙見たぞ」
「えっ……?」
「だから、お前の家、湯ン矢町じゃないのか?」
「そうだよ……! でも、まりさは捨てゆっくりなのぜ。帰る家なんて」
「捨てられたわけじゃないみたいだぞ? お前の飼い主は、お前を探してる」
「そう……なのぜ……?」
鬼威氏の穏やかな目に嘘はなかった。
「家まで送って行ってやるよ。助手席に乗りな! 安全運転でGOだ!」
「わ、わかったのぜ!」
鬼威氏がドアを開ける。
「まりさ……! なにやってるの? れいむをおいていかないでね?」
「ごめん……なのぜ!」
「よっしゃ出発だ!」
だからこそ陽気に、鬼威氏はエンジンをかけると、オンボロの軽自動車をゆっくりと湯ン矢町へと向けた。
彼は酒を買い忘れた事に気付いていない。
このミスから野良ちぇんに出会うことになるのだが、それはまた別のお話。
今はただ、まりさの心だけを……。
夏の終わり。
「あついのぜ……まりさは……じぬのぜ?」
「ゆ! おみずさんあげるよ?」
まりさはひといきに飲み干すと、少しだけ息を整えた。
「ありがとうなのぜ……きみはだれなのぜ?」
「ゆん! のんだね? いまのはけっこんのちかいのおみずだよ!」
後光が指す。
捨てられたと思い込んでいたまりさは、それを受け入れた。
冬の審判の日は、まだ遠い。
「ゆ……ゆ……」
3日前より少しだけボロボロになった段ボールの中に、不気味な影が一つ。
なんとか這い戻ったれいむが力なく横たわる。
まりさは手加減をしていた。
それは致命傷にはならなかった。
が、二度と歩くことは出来ない。
「れいむはにんげんをせいっさいしてやったよ……! にんげんをあやまらせてやったよ……!」
うわ言が響く。
死のうにも、まりさが冬ごもりのために蓄えた食物は三匹分ある。
人間を吹き飛ばしたこと。人間に謝罪させたこと。人間からあまあまをぶんどったこと。人間を奴隷にしたこと。
少しでもゆっくりするために、書き換える。
(元FOXニュースのカイル・ベッカーのTwitterを日本語訳にしてくれたものがあった。Togetterに仕立て直したいのだが、やり方が分からない。代わりにここに投稿する。)
元FOXニュースのカイル・ベッカーによる仔細な選挙考察。不正否定派に是非読んで欲しい。
わたしがずっと抱えてきた疑問の多くが網羅されている。個人的に検証不可能なドミニオン疑惑よりも、不可思議な数字と統計の方が頭を悩ませる。
Kyle Becker @kylenabecker
READ THIS: "I am a pollster and I find this election to be deeply puzzling."
1. "President Trump received more votes than any previous incumbent seeking reelection. He got 11 million more votes than in 2016, the third largest rise in support ever for an incumbent." [Thread 1/13]
これを読んでくれ、「わたしは世論調査員だが今回の選挙は非常に不可解だ」
1:トランプ大統領は再戦を狙ったかつての現職大統領の内誰より多く票を獲得した。彼は2016年時より1100万票多く獲得したが、これは現職として史上三番目に大きな支持票の増加だ。
2:出口調査によればいくつもの重要な人口分布帯で大きく支持を得たことがトランプの獲得票の躍進に繋がった。95%の共和党はトランプに投票した。
3:彼は1960年以降最多のマイノリティ票を共和党にもたらした。トランプは黒人有権者の支持を2016年と比べ50%増やし…ジョー・バイデンの黒人支持率は軽く90%以下に下落、これは民主党の大統領立候補者なら大抵落選するレベルだ。
4:トランプは全米のヒスパニックによる支持を35%に押し上げた。計算上60%以下のヒスパニック支持率で民主党の大統領立候補者がフロリダ、アリゾナ、ネヴァダ、ニューメキシコを勝ち取るのは不可能である。
5:勝敗の指標となる(Bellwether)州は2016年と比べても更にトランプ寄りに振れた。フロリダ、オハイオ、アイオワは全て米国メディアの予想に反し大きな勝利をトランプにもたらした。1852年以降この3州を手中に収めながら選挙人の数で敗北したのはリチャード・ニクソンだけだ。
6:中西部のミシガン、ペンシルバニア、ウィスコンシンは常に彼らの御近所仲間のオハイオとアイオワと同じ方向に振れる。オハイオもフロリダと同様だ。現在の得票記録を見ると小都市の例外を除きラストベルトはトランプ側に揺れ動いた。
7:しかし雪崩れ込むようなデトロイト、フィラデルフィア、ミルウォーキーの黒人票によりバイデンはミシガン、ペンシルバニア、ウィスコンシンでリードを収めたことになっている。バイデンの”勝ち要因”はほぼこれらの都市の有権者によりもたらされた…
8:…あたかも勝利に不可欠なこれらの場所においてのみ、偶然バイデン支持の黒人有権者が爆増したとでも言うように。これらの都市と似たような人口分布の地域と比較しても、バイデンは同様の支持率を得ておらず、このことは大統領選の勝者においては非常にまれだ。
9:我々はバイデンがかつての大統領候補者と比べ全米史上最大の票数を獲得したと聞かされた。しかし彼が勝利した郡数は全体の17%と記録的に低い。彼は524の郡で勝利を収めた一方、2008年のオバマは873郡を勝ち取っている。しかしどういうわけかバイデンはオバマを超えたわけだ。
10:大統領選の勝者、特に現職大統領に挑み当選した候補者にはdown-ballot(*一枚の投票用紙で上から大統領、上院、下院を選ぶ。したがって上下院)の連帯勝利がある;バイデンは違うようだ。共和党は上院議席を守り、下院では27の接戦で全て勝利し大きく議席数を伸ばして「共和党の赤い波」に乗った。
11:トランプの共和党は州議会を一つも失わず国レベルで躍進した。
12:他にもおかしな点としては世論調査やそれ以外の数字がある。党派別有権者登録数、予備選の数字、各候補者の人気、SNSのフォロワー数、各メディア媒体の視聴率、ネットの検索数などが後者に当たるだろう。
更にこのミステリーに付随するのは滝のようになだれ込んでくるいかにおかしなやり方で大量の票が集められ加算されたかという情報だ。
(1)
まず導入として岡村に「1人でずっと謝罪を続ける」という明らかに無理なことをやらせる
(2)
これにより「岡村は何を言われても受け入れるしかない」舞台が完成
(3)
・ デリケートな既往歴に触れる
・ 人格批判("天然"というぼかし方が天才的。多分今後パワハラ上司の間で流行る)
これらはパワハラに関する教育を受けたことのある人なら分かるだろうけど全てアウト
(4)
最後ネタコーナーをねじ込み、「終わりよければ全て良し」感を出してまとめる
岡村を仕事で失敗した部下、矢部を上司、ラジオ関連の記載を会社の仕事に置き換えれば
で、こう書くと
「結婚は矢部自身の経験から岡村個人に出されたアドバイスだからハラスメントとして一般化できない」
「岡村自身の問題点まで深堀りしたのだから失言以外の落ち度が出てくるのは展開上仕方ない」
「今回は岡村への批判がエスカレートしていたので『公開説教』は外野を納得させるためにも仕方なかった」
「愛があるから許される」
みたいな擁護が出てくるんだけど
この世のあらゆるパワハラ(演出)は「理由」を理由に許したらあかん!!!!
一つでも例外を認めてしまえば拡大解釈に拡大解釈が重なって全てのパワハラが許されちゃうから!
これはお前のためを思ってやっているんだ きちんと理由がある パワハラではない
ようやく政府が「これらはハラスメントだよ絶対駄目だよ」と指針を出したのに
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html
わざわざ地雷を全部踏み抜くような演出、どんな理由をつけてもあかんって!!
おそらく岡村・スタッフ・矢部が一丸となってみっちり話し込んだのだろうけど、それで出てきた演出がコレというのは凄く残念
結局岡村だけじゃなくて、スタッフも矢部さえも価値観をアップデートしきれていない、これに尽きる
一世代前の古い考えを0.5世代前の古い考えでねじ伏せたに過ぎない 最新にしないとあかん
矢部の説教は岡村にとって良いものだったかもしれないけどそこは切り分けて考えないと駄目
ラジオの激詰めに感動した全国のクソ上司が猿真似しだしたらたまらねえわ
どうも、大学で論理学をかじったマンです。あなたの話には論理的な誤りがあるので解説します。あまり知られていないことですが、「AイコールB」を証明するには実は、「AならばB」かつ「BならばA」を示す必要があります。
だったからと言って
とは言えない。フェイジョアかもしれない。
なるほど確かに、「殺人が多い」ならば「軽犯罪・性犯罪が多い」の説明は見事なものでしたが、厳密にはさらに、「軽犯罪・性犯罪が多い」ならば「殺人が多い」の説得が必要で、これは必ずしもそうとは言えない訳です。
論理学に通じていない一般の方は、特によくこのミスを犯します。「明日は晴れの日」は、「明日ならば晴れの日」という意味で「明日以外は晴れの日ではない」という意味ではありません。しかし「今回の犯人はコナンだ」は、「今回の犯人イコール、コナン」の意味です。「コナン以外の人は今回の犯人ではない」のです。本質的な問題はここにあります。"~は~"が本当は論理学上で二種類の意味を持っていて、区別せずにカジュアルに使われているために、混乱をもたらしているのです。私は親に大学に入れて貰えたお陰で高等教育の恩恵に預かることができて、誤りを判別する特殊スキルを身につけられました。しかし誤謬は友人との会話の最中にさえ顔を出し、その度に弁明しなければと思うのですが、訂正できたためしがありません。
1月になってから特にここ1~2週でコロナウイルスによる新型肺炎の感染はさかんに報じられるようになった。
有用なものから差別的なものまで日々おびただしい情報がネットにあふれている。
ただ気になっているのはコロナウイルスによる肺炎の感染者数やその症状については頻繁に報じられるものの、
なぜ
というのもインフルエンザの感染者の方が多いだの、風邪と同じだの、致死率が低いから大丈夫だの
自分の観測範囲が狭いだけで周知もされているし、重大な課題でもなければ勝手に知ったかしてろで終わる話だけれど
周知するべき内容であればぜひ専門家からしっかりとした情報提供と周知をしてほしいと思う。
・専門家でもなんでもない自分が考えるに問題は感染力でも致死性の高さでもなく変異性の高さではないかと感じている。
この点への言及は自分が目にした中では以下の記事しかなかった。
新型ウイルス肺炎 封じ込めはできるのか - NHK クローズアップ現代+
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4377/index.html
ウイルスは人の体内に入ると細胞内で増殖します。このとき、自らの遺伝子を全く同じ情報にコピーします。ところが、コロナウイルスは増殖の際、遺伝子のコピーミスを起こしやすい特徴があります。このミスこそが、ウイルスの変異。変異の仕方によっては感染力が増し、世に放たれます。
コピーミスを起こしやすい理由は、コロナウイルスが持つ遺伝子の長さです。ウイルスの中でも最長クラスで、インフルエンザの15倍もあります。そのため、コピーをミスする確率が高く、頻繁に変異が起こると神谷教授は考えています。
「他の短いウイルスに比べると、変異が入っていきやすい場所は確率論で増えていくので、(感染力が)強いウイルスが出てくれば、人から人へさらに広がっていくことはある。」
この記事では変異のベクトルが感染力の強化として述べられてるが致死性の強化に向かわないとも限らないはずで、だからこそ感染の封じ込めが重要だと思うのである。
また変異性が高いということは有効なワクチンが作りずらいということではないのだろうか・・・
世界のどこかで空気感染する致死性のウイルスへ変異したらリアルPlagueの出来上がりである。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59069 より 1/21、武漢の医師がアップしたと言われているメッセージ。
私は現在、もう2週間も残業づけの日々を送っている。昨日からようやく、世論は少し緊張しだした。だがわれわれが了解している状況は、一般の人々が最悪の事態と考えているものよりも、さらに深刻なのだ。
私の個人的な感触では、実際の感染規模は、2003年のSARSをすでに超えている。致死率のデータも曖昧になってしまっているようだ。いまは病毒が、さらに突然変異しないことを願うばかりだ
みたいなことを大真面目に言っていた友達がいたが、俺も「全て」は言いすぎにしても一定程度同意できると思った。
正確には「完成度の高い物語は全てミステリの文法に則っている」というのが俺の主張。
たとえばラノベやなろう系であっても、人気のものは基本的にミステリの文法に則っている。
最初にそれを感じたのは「灼眼のシャナ」1巻で相手の作戦を打ち破るために主人公が起死回生の一言を発するシーン。
それまでの話に出てきた要素や説明を全て踏まえて、ちゃんと考えなければ出てこない解決策だった。
「ハルヒ」も「禁書目録」も「サクラダリセット」も「はたらく魔王さま!」も「ロウきゅーぶ!」も「りゅうおうのおしごと!」も、章ごとの核となる部分でしばしばミステリの文法が使われる。
すなわちミステリの文法とは、【物語の転換点に出てくる困難な障害を、それまでの物語に散りばめられた情報だけを使って解決する】ような話作りのことだ。
これに対してその場で急に出てくる設定や、根気と努力、謎パワーなどで乗り越えてしまうのは、ミステリの文法ではない。ファンタジーの文法とでもいうべきか。
俺が思うに、面白い、また読みたいと思うような話は、基本的にこのミステリの文法に則って作られている。
漫画でもそれは変わらない。
「バーテンダー」は1話構成で、毎回異なる客の悩みをマスターが酒や話術さりげなく解決する運びだが、
マスターの使う、客の素性の推理、客が自分からは言わない悩みの突き止め方、その解決方法などは完全にミステリであり、ホームズを彷彿とさせるところがある。
「ドラえもん」もひみつ道具の使い方がミステリじみていることがしばしばある。大長編ドラえもんなどはその典型で、基本的に終盤でぽっと出の道具が問題を解決することはない。
序中盤にさりげなく出てきたなんてことない道具が、最後のカタルシスを導いたりする。これも完全にミステリの話運びだと言えよう。
「五等分の花嫁」は、零奈が五人のうちの誰かという謎の解決が、物語の主軸となる。伏線をしっかり張った謎と解決は、ミステリの文法だ。
ジョジョやハンタの能力戦で、相手の能力や相性を考えて、どうすれば勝てるのか、単に力比べでない解決を導くところも、もちろんミステリ。
一般小説でも、なおさらミステリの文法は重視される。作例はありすぎるのでいちいち挙げたりはしないが。
何にだって謎があるのだから、ジャンルによらず、それをしっかりと伏線を貼って回収すべきだ。
これをきっちりやっている作品が面白くて、逆に、全てがファンタジーの文法だけで作られた物語は、完成度に欠けるよね、と、そういう話。
(追記)
当然ミステリは読んでるしどちらかというと生粋のミステリ読みに近いよ俺は
でも全ての物語はミステリであるって言う時に本当のミステリの話をしたって意味がないでしょう
それに一般小説は書いたら書ききれないしここじゃ反応も微妙だろうから省略しただけで、中高時代はともかく今はラノベより一般小説の方ばっかり読んでる人間だよ
基本的に忙しい人で年がら年中会議だの何だので駆けずりまわっており、なかなか席にいない。
そのわりには報告事項をメールで送ったりすると「直接コミュニケーションするのが大事だ」とか言って口頭で報告するように言う。何度もあんたの部屋覗いているかいないか確認するのが手間だし、私は次々仕事が来ると古い仕事を忘れていくシンプルな頭の持ち主なので、忘れないうちにメールで連絡しておいた方が間違いがなくて良いと思うんだが。
そもそも私の担当業務をどうでもいい雑用として認識しており、「書類にハンコください」と言うとすごいスピードで押してくれるが、書類の中身はほとんど見ていない。そのわりには私のしでかしたミスはよく覚えており、「このミスは○回目だよね」などと指摘する。
それでも私は事務室や上司の部屋でこそっと注意されるのでましな方で、職場のほとんどが出席する会議の場で、「△△さんのところでは上手く仕事が回ってないので、いろいろなところにヘルプを頼んで改善しているところです」などと△△さんの能力を否定するような発言を平気でする。
△△さんの能力も微妙なところはあるようだけど、わざわざみんなの前で言わなくても関係者だけに伝えておけば良いだろうと思う。ご本人は健気に普通に出勤してなるべく笑顔も絶やさないようにしてはいるが、あの上司にダメ判定を食らうとさぞかし辛いだろうと思う。私が△△さんの立場だったらいつ何を言われたか記録しておいて、自分が病みそうになったらパワハラで訴えてやりたいと思う。
だいたいコミュニケーションが大事とか言いながら、楽しげに雑談などしているところを見たことがない。重要と思われる案件についてはまめに打ち合わせなどやっているようだが、そういうのが多すぎて、私のような下っ端が相談を持ちかける余地がない。
仕事はできる方なんだろうと思うけど、どうでもいいと思った仕事に対する扱いが手荒で、人に対する判断が減点法だ。大勢の前でスピーチするようなときは「人の良いところを見つけてほめるようにしましょう」などと言っているが、実践できてないのはお前だ。
これだったらもう少しボーッとした人で良いから、おおらかで人当たりの良い上司の方が良いなと思う。みんな何かしら上司に不満を持っているとは思うが今まであまり出会わなかったタイプなので書いてみた。
半期に1度、1人3000円の寸志がもらえる
数十人がもらえなくなると考えると数万円になって大きい
会社の言い分としては
「みんなで気をつけようよってなるでしょ」
ということらしい
いくら給料と関係ないからって、ずっと『ミスしませんよーに』とすごいプレッシャーだった
これまた先輩がミスしないから、後輩は余計プレッシャーがのしかかるだけ
もうね、足がずっと震えてるの、小鹿のようにw
とりあえず、私のこのミスで3000円がもらえなくなるみなさんには謝った
だれも怒ることはなく優しく接してくれたよ
でも、こんな風にお金がからんだ連帯責任ってどこの会社でもあるもの?
「それぐらい責任を負え!」っていうなら、
まだ罰金してもらう方が気分的には楽だわー
今更ながら「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」を見た。
1作目は個人的に割と良かったと思っていて、新しく始まった魔法ワールドの更なる展開に胸を弾ませながら2作目を見たのだが…
な ん だ こ の 駄 作 は
私、子供の頃に何十回本を読み映画を見たかわからないほどのハリポタ好きで、知識量は並ではないという自負があるのだが、
この私でもついていけなかった…
これ、ハリポタは映画だけしか知らないって人、絶対ついていけてないでしょ。
いや、本読んでても絶対無理こんなの。
ファンタビ2はクリーデンス君の出生の秘密というのがメインテーマ。
これだけならいい。
待て待て。
あなたは今日初めて出会った人の親や家系などを短時間で説明されて理解できますか?
私はできない。
しかもこの二人の登場人物、クリーデンス君の出生の秘密には実は 一 切 関 係 な い(多分)
は?????
この映画の尺にミスリードなんて入れる余裕があったのか、ローリング女史にはもう一度考え直してもらいたい。
いや、これから活躍するのかもだしナギニちゃんかわいかったけれどさ、
あと、一番闇落ちして欲しくないキャラが闇落ちしちゃったのがなあ…
白黒はっきりつけて自分につかなかった奴は全員56す、というスタンスだったヴォルデモートに対して、
グレーゾーンを限りなく広げて我々は味方だと誘うグリンデルバルドの手法は良かったし、
あの演説に賛同する魔法使いがいてもおかしくないとは思ったのだが…
ローリング女史は、社会が不安定になると人は簡単な理由で誤った道を選択してしまうのよ、的な感じでやったのかもだけれど、
もちろん良かった点ももちろんある。
特に冒頭のグリンデルバルド脱走シーンは凄かった。そこから落ちていく一方だったが。
ま、まだ2作目であと3作もあるのだからいくらでも挽回できる(はず)
今作は間違いなく駄作だったけど、子供の頃から好きだったシリーズの続編が今でも出るって本当に幸せなことなんよ…
だから次は期待してまっせ。
こんにちは。id:lispmemo です。
いまごろ2ヶ月以上も前のエントリを話題にするのもアレかもしれないけど、らくからちゃ(id:lacucaracha)さんが妙ちきりんな簿記(というか、仕訳)の解説をしてますね。話題にならなかったので、気づいていませんでした。
今回のエントリでは、おそらく簿記3級を学んでいる方向けに仕訳の話を書きたかったのでしょうが、複式簿記のシステム上ありえない図(勘定)が出てきます。(簿記の教師役がこのミスを犯すのは非常に恥ずかしいというか、まあそれ以上は言いませんが)
他にも、
と、挙げればいろいろあり、いずれも恥ずかしい間違いですが、最初に挙げた点はとんでもない間違いです。タイトルから「仕訳の理屈」を説明したいのでしょうが、これでは理屈が通らない。もし理屈を完全に理解していれば、書いている途中で間違いに気づくはずなので。
簿記を知らない方に向けて喩えて言うならば「自動車教習所の教官が『左側通行です』と言いながら(日本国内で)右側通行するようなもの」です。いくらなんでも無茶でしょ?と思いませんか?
というわけで、簿記3級を今学んでいる方はぜひ↑のURLの説明を読んで「どこが間違っているか」を考えてみてください。少ししたら修正されて正しくなっているかもしれませんので魚拓を見たほうが良いかも。良い思考訓練になるでしょう。2級やそれ以上の方はすぐにわかるはず(たぶん)。
簿記を全然知らない方はわからないと思いますので、「間違っている」ことを前提に置いてならば読んでも良いかもね。
それでは。
私が敬愛して止まない、ふみふみこさんという漫画家さんがいる。
その方が本日twitterで下記のような事をおっしゃっていた。
発行部数が少なく、書店にあまりおいてない上、Amazon楽天もずっと欠品状態ですが、重版かからないと打ち切りという謎の状況です。ははは(乾いた笑い)どうぞみなさまご協力ください。としかいえません。まずは一話お試し読みを読んで下さい→https://t.co/QhCOic31uS— ふみふみこ@3/25『qtμt①』発売 (@fumifumiko23235) 2017年4月13日
本日はこの
「書店にあまりおいてない上、Amazon楽天もずっと欠品状態ですが、重版かからないと打ち切りという謎の状況」
漫画家(作家)が本を作って中身が完成してそれが世に出る事になった時、
同時進行で出版社内で行われているのが「部数の決定」です。
この本はどれだけ売れるだろう。
我が社の本はどれくらい売れるだろう。
この作者にファンはどれくらいいるだろう。
類書はどれくらい売れているだろう。
カバーの出来はどうだろう。
中身の出来はどうだろう。
事前の評判はどうだろう。
どんな人が買うだろう。
などなどなどなど、
まあ、いろいろ考えるわけですよ。
毎月たくさんの本を扱っているから、
数字のことはおおよそ分かる。
でも、作品のことは実はそんなに詳しくない。
当然だ。毎月かなりの量の本が出ているんだから、
そんなわけで部数はだいたい
・同一作者の過去実績
・類書の実績
さて、部数が決まったら営業は
これを「配本」って言います。
これを決めるのは営業部だったり、
でもわかりにくいのでその辺はスルーしてね。
全国で書店はだいたい13,000店くらいあるので、
この部数が多いのか少ないのかは、なんとも言えないですね。
ケースバイケース。分かりやすくするための数なので気にしないでね。
さーて、ではここで配本をするわけですが、
めちゃくちゃざっくり言って、
・実績配本
・均等配本
・傾斜配本
名前の付け方は仮です。
【実績配本】
その名の通り、実績で配本します。
シリーズ続刊だったら
「前の本が何冊売れたか」
4巻が2冊しか売れなかったのに、
5巻で50冊の注文を出しても2冊しかくれないよ。
読んで字の如く実績で配本するので、
続刊の時がだいたいこれです。
【均等配本】
全部のお店に均等に入れよう。という配本です。
今回のケースで言えば、
13,000店で13,000なので、
全部のお店に1冊ずつ送ろう!
でも、こんなやり方、ほぼ絶対にやりません。
売れる本が同じだなんてことは無いでしょう。
それぞれ得意不得意があるわけです。
じゃあ、得意なところにたくさん入れて、
不得意なところに入れるのやめようぜ。
というのが、三つ目です。
【傾斜配本】
もう、さっきほとんど全部書いちゃいました。
要するに、お店や地域によって配本数を変えるのです。
13,000部の本だけど、秋葉原でめっちゃ人気ある人の本だから、
秋葉原のオタク向けのお店4店舗にそれぞれ100冊ずつ置いてもらおう。
オタク向けのお店は全国展開していて、
それぞれのお店には15冊ずつ送ろう。
1冊か、送らなくてもいいや。仕方ないよね。
的なことをするわけです。
買いたい人と売りたい人のマッチングを考えるとこれがベターですね。
ん?
全部のお店に最低2冊は入れて、その上で秋葉原とかの量を増やせ?
刷って売れなきゃ赤字。
売れても刷った部数の5割は売れなきゃ赤字。
5割売れても5割じゃ続刊も無理。
って話だから、諦めてね?
さーて、そんなわけでいよいよ発売になった本。
当初の予想と少し違って、売ってみたら一般店で売れました。
なんかね、イオンの中に入ってる本屋さんで主婦が買ってるんだって。
ということは往々にしてあります。
でも、配本した時は秋葉原に傾斜をかけていたせいで、
イオンの中の本屋さんには2~4冊くらいしか入ってなくて、どこも完売。
「どこにも売ってないよー」の声があがりはじめます。
「売れてるし買えない人がいる。重版して!」
ところがどっこい。重版はできないのです。
読んで字の如く「市場に出回っているまだ買われていない在庫」です。
実は2,000部くらいになっていました。
池袋とか、大阪の日本橋とか、そのほか色々にも多めに送っているので、
13,000部のうち4,000部がそれらのお店に置いてあるのです。
もちろん、他にも置いているけれど売れていないお店はたくさんあります。
全部合わせて、2,000部くらい売れ残っているとしましょう。
するとどうでしょう。
世の中には「まだ6,000部の売れていない本がある」のです。
んで、これは「売れずに出版社に戻ってくるかもしれない本」なのです。
その状況で追加の重版はできないですよね……。
これが
「発行部数が少なく、書店にあまりおいてない上、Amazon楽天もずっと欠品状態ですが、重版かからないと打ち切りという謎の状況」
の正体です。
では傾向と対策。
そんなこと、言えるはずがないですよね。
「このお店で買うと栞がもらえるよ」
「このお店で買うと描きおろし冊子がもらえるよ」
「このお店で買うとサイン色紙がもらえるよ」
というのは、要するに
「このお店にたくさん本置いてもらうからそのお礼にいいものを付けるよ」
特典が付くお店には他のお店よりたくさん置いてある
=そのお店に行けば本を買える可能性が高い
のです。
この事実を知ってもらって、
店舗特典情報をきちんと出してもらうことがいちばん効果的です。
あと、例えば
「イオンに入れた4冊が1週間で3冊売れた」
と
「秋葉原入れた100冊が1週間で75冊売れた」
やばいです。100冊入れて75冊売れたら、即重版検討案件です。
しかも、秋葉原で売れたのであれば他のオタク街でも売れるのでは。
なので、オタク向けの本を描いていて、それを売りたいのであれば、
是が非でも「秋葉原で買え」というのがいちばんの効果を生むのです。
そうなんですよね。
読者にそこまで負担を強いるの、下の下ですよね。
買ってくれる人になぜ負担を強いるのか。ぷんぷん。
次善の策として、よく言われるのが「予約」です。
効果的な予約は、発売1ヶ月以上前にしないと、ほぼ無意味なのです。
本屋さんで売り切れてる本を予約して
「2ヶ月待ち」と言われたことありませんか?
あれ要するに
「出版社の手元に在庫無いから重版するか売れ残ったのが戻ってきたら送るね」
という状況なんです。
発売前の予約だと、配本時にその分の冊数が優先されます。
実は思われているほど冊数が極端に売れるわけではありません。
300とか500冊くらいで売れている方だと思われます。
なので、在庫切れは頻繁に起こるんですよね……。
みんなで秋葉原に行こう!
ちなみに重版については
http://anond.hatelabo.jp/20161218163305
を参考にするといいんじゃないかな。
今でも同じビデオ屋で働いている。
俺の意気消沈ぶりから、周りのバイト仲間たちは事情を察していたらしく、変な距離のとり方をしてくる。
「おい、マスダ。そこ棚が違う」
自分で思っていた以上にダメージが大きかったようで、つまらないミスをしてしまう。
指摘されてやっと気づくとは、我ながら呆れる。
やばい。
ここでの給料すら減らされる。
「て、店長、このミスは取り返すので、時給減らさないでください」
「何をテンパってんだ。取り返さなくても、ちょっとしたミスくらいで別に減らしたりはせんよ」
俺のその時の顔はかなり強張っていたらしい。
ただ事ではないと感じたが、いつも以上に店長は口調を穏かにして話した。
「なあ、マスダよ。確かにオレんところは、2倍頑張ったからといって2倍の給料を貰えるってわけじゃない。
だがな、0.5倍頑張ったら0.5倍になるわけでもないんだ。
お前より優秀な人間がいても、お前が必要以上に頑張らなくても、多少の個人差があっても時給980円なんだ。
調子が悪くて、平均以下のパフォーマンスしかできない時でも、よほどのことがない限り時給980円なんだ。
それは確かに“相応の報酬”ではないけれども、案外悪いことじゃないってのを分かってくれ」
まあ、俺は社会をそんなに俯瞰して見ることも、そのつもりもない。
別に頑張りを認めて欲しいわけではなく、お金が貰えればそれでいいんだ。
けど、このバイトの時給980円の重さを、俺は軽んじていることは改めようと思った。
もし、それが当たり前の世の中になったとき、自分の給料は今より増えると無邪気に喜べるだろうか。
実際問題、その“頑張り”を正当に評価できるかなんてことは分からない。
でも、仮にできたとして給料が増えるかどうかはまた別の話だ。
下手をしたら減るかもしれない。
しかも、その原因は自身の頑張りだけではなく、他人の頑張りも相対的に加味されて、配分されているとしたら。
他の人たちはどうだろう。
それとも俺みたいに減る方?
まあ、いずれにしろ、それは“相応の報酬”ではあるんだけどね。
いまだに十戒や二十則を「踏むべき手順」として持ち出してくるって、うみねこでミステリ知識止まってる人か?
それはともかくファンタジーとミステリの相性が悪いというのはあながち間違ってないし、
ループもの×ミステリはミステリ史的には「SFミステリ」に分類されるものだったと思う。
ミステリ読者には事件や探偵の前に「厳格なルールづくり」にプライオリティを置く人が多くて
そういう人たちが「ファンタジーミステリはなんでもありだからダメなんだ」と言う
こういう人たちの主張にも一理ある
ファンタジーとミステリをかけ合わせた作品には「ルール設定」をぼかしているものが多い
あんまりその世界独自のルールをカチカチに固めちゃうと読んでる読者の方が「お前の決めたルールやんけ」と白けてきちゃうし
じゃあ逆に現実世界の物理法則やロジックにそった解決へもっていくと「ファンタジーの世界観にした理由がわからない」と文句がつく。
どっちにしろ、負け戦なわけだ。
しかしその困難を乗り越えてファンタジーミステリを書いてる人は多いわけで
魔法が発達してヴィクトリア朝以前の宮廷文化が保持された並行世界のイギリスで密室殺人が起きる。
当然「犯人は魔法を使って殺したのでは?」みたいな疑惑が持ち上がるわけだけれど……。
このミステリで使われた「魔法世界でミステリをやるときのメソッド」は良くも悪くもその後のファンタジー・ミステリの規範になった。
西澤保彦『七回死んだ男』
主人公である少年の偏屈な金持ちの祖父が殺された……と思ったら次の日に何事もなかったかように殺害日の朝に逆戻り。
少年はなんとか祖父を助けようとするんだけどその度にバリエーション豊かに殺されていく。
どうやったら殺人を防ぐことができるのか? そもそもなぜループするのか。
魔法使い版『11人いる!』というか『そして誰もいなくなった』というか
魔法世界で起こる殺人を扱った作品としては『魔術師が多すぎる』を彷彿とさせるが
アニメ化もされたんだっけ?
割合「剣と魔法」系ファンタジーミステリとしては最高傑作の部類に入るとおもう
特筆すべきは「その世界でのロジック」にちゃんと拘っているにもかかわらず
ちゃんと読んでて納得させられるというか、「お前の決めたルールやんけ」感が少ないこと
物理法則をファンタジー寄りに、ロジックを現実世界よりに構築したのが成功の原因ではないかな
いわゆるスチームパンクの世界観でミステリやるやつで分類的にはSFミステリでもある
「おまえの胸先三寸やんけ」にやや傾きがちなところもあって、それで批判されがちだけど
『人間の顔は食べづらい』は『ソイレント・グリーン』、『東京結合人間』は『ムカデ人間』と
みもふたもない……もとい親しみのあるホラー設定の世界でガチ本格を作る若手随一の実力派。
異世界本格のロジックは今後、この人の作品を基礎にしていくとおもう。
設定のセンセーショナルさに反していまいち弾けきれない部分があったが、最近刊『人間の顔は食べづらい』でネクストステージへ到達
「剣と魔法」でもホラーでもSFでもない、童話ファンタジー風の世界観を基礎にしたガチ本格が特徴。
みためはかわいらしいが、倫理のタガが外れたヤバいキャラや話が多い
マストリードは『スノーホワイト』。『白雪姫』に出てくる鏡がもし現実に存在したら……を天のはてまで突き詰めた傑作だ。
吸血鬼や狼男の存在する20世紀初頭のイギリスで繰り広げられる大活劇
ミステリとファンタジーとアクションのバランスがとれていて、わりあい読みやすい
残りの190数冊はどこかって?
ふふ、それは君たちの頭のなかに眠っているのさ。。。