はてなキーワード: かき氷とは
https://anond.hatelabo.jp/20180203125454
おはようございます。ガンダムと攻殻が同じに見える彼氏がいる元増田?です。
実は増田に投稿するのは初めてでして、思っていた以上に反応をいただき、有難い限りです。同意、批判、考察、助言、お叱り、励まし、独り言、全部読みました。
こんなふうに追記をするという行為がこの場所に相応しいものか正直よくわかっていないのですが、拙い愚痴に足を止めて心情を吐露してくださった皆さんへの、ささやかで独りよがりな感謝の意として、軽く流してください。
私が増田に件の記事を投稿したのは、これまで彼と一緒にいて、この類いの強いショックを感じたことがなく、そのこと自体に衝撃を受けてしまったといいますか、ともかく私が感じた自然な心を、なるべく嘘をつかないように残しておきたかったからです。この件について第三者がどう感じるのか、本音を聞いてみたいという打算も含んでいます。
おかげさまで、私が考えもしなかったご意見もいただき目から鱗です。何度もハッとさせられました。面白いネタもあってニヤけました。
「誰もが自分の視野の限界を、世界の限界だと思い込んでいる」とは有名な哲学者の言葉ですが、まさにその通りだなあとしみじみ感じています。
あとはこれをどれだけ私の肥やしにできるか、でしょうか。できる限りがんばりたいです。
彼とは、今回書かせていただいた「物語」とは異なる部分で、たくさんのことを共有することができています。共に過ごした時間はもちろん、やっているスポーツだったり、必ず笑ってしまうお笑い芸人のネタだったり、好きなかき氷の味だったり、下らないことから大切なことまでたくさん。
共有できない部分もあります。私は堺雅人さんの演技がとても好きですが、彼は大袈裟に思えて好きではないそうです。彼は大塚製薬の商品パッケージ全般が洗練されていて美しく感じるとのことですが、私にとっては手元に無ければ詳細を思い描けない程度の些末事です。こちらも大小様々です。
私と彼にとって、感性の違いは、既に互いに認識していることです。当然のことです。
なのに、わかっていたはずなのに、この件に関して私はショックを受けた。それが意味するものが何なのか、明確な答えを私は持ち得ない。
だからこれは、彼の問題というより、まず私の問題なのだと思います。
件の記事ははごちゃごちゃした状態で書いてしまったので私の恣意的なフィルターがかかっています。ちょっと狙った狡いタイトルにしてしまいました。ここで私の罪悪感を軽くしておきたい。悪口書いちゃってごめんね。
ちなみに、答えはまだはっきりと出せていません。
わかっていたつもりなだけで、私が何もわかっていなかっただけなのか。彼と何かが違うということに、嫌な気持ちを抱いたのはなぜか。その気持ちの源泉はなにか。
この一件は、他のすべてを帳消しにするほど、私にとって大きなことなのか。私の中から生じた嫌な気持ちを、わたしはどう扱うべきなのか。どう扱うことができるのか。
また、もしかすると、彼にとっての大塚製薬パッケージは、私にとっての物語と同等の存在なのかもしれない。私が感じた気持ちと似たものを、彼も感じていたとしたら。
そして、この件を彼と共有すべきなのか。自分ですら折り合いがつけられていない気持ちを、正しく伝えることができるのか。そもそもなぜ伝えるのか、その必要はあるのか。私は私の問題について、彼に何かを求めているのか。だとしたら、何を求めているのか。
書くことで整理できると思っていたのですが、余計散らかってしまったような気もします。考えすぎと言われてしまえばそこまでですが。自分のことながら難儀なものです。
まあ、ガンダムと攻殻及びパトレイバーの違いと彼の認識について、ちょーっとがっかりしたのは事実なので、いつか興味を持ってもらえた暁には、渾身のパワポでプレゼンでもしようと思います。ボトムズも添えて。
他人と円滑な友人関係を築くために必要なものは何か、それはコミュニケーションである。
出来ないわけではないし、むしろ上手く出来てる方だと思う。しかしこれには問題があって、全て自分の嘘によって成り立っているのだ。
例えば、相手が「今日こんなことがあったんだよ〜!面白くね?w」みたいなことを言ってきたときに、自分は関心が持てないせいで言葉が出てこなくて、反応に困ってしまう。
テンションで察する限り、相手は自分に笑ってくれることを期待してることがわかるが、興味がないため自然な笑顔なんて少しもこぼれないのだ。(他の人がその話を聞くとなぜか大半は爆笑してるので、話自体がつまらないわけではないと思う)
なので、笑えなくて申し訳ないと思いつつ全力で「えっ!?マジ?wそのあとどうなったの!?」と、語彙力ないなーと思いつつ必死で相手に喋らせる方向に持っていくのである。思いつつーって被っちゃった
これが常にできれば問題ないのだが、ボーッとしてるときとか疲れてる時とかに話しかけられると頭が真っ白になってめちゃくちゃ微妙な反応になってしまう。しかもある程度の仲になると安心して微妙な反応しかできなくなる。
そうやって偽物の反応ばっかしてると、たまに人外リアクションしちゃうし、だんだん仲の良い人が自分から離れていって、嫌われてるわけではないのだろうけど、親しい人が減ってしまうのだ。
そんなのなら友達作らなければいいのでは?と思うかもしれないけど、友達がいないのは普通に寂しい。こんな自分に話しかけてくれるのが本当に嬉しくて、めんどくさい話題ふってくる人でもこんな自分に話してくれてありがとう!って気持ちになるくらいには。
でも、つまらない!話すことは楽しいけど、話されてる内容には本当に興味が湧かない。
誰と誰が付き合ってるとか雪にかき氷シロップかけて食べたとか友達が試験に合格したとか、そういうのは全部「ふーん」とか「へー」って感じで済ませたい。
でもやっぱり話しかけてくれるのは嬉しい。嘘をつくのは相手に失礼だし、自分も疲れるからやめたい
そこで思うんだけど、みんなはどうやって他人に関心持ってるの。Twitterとか増田でいろんな人の話聞くのは大好きなのに、肉体と向かい合って話す相手の話がアリの観察以上につまらなく感じるのは何で
【追記と返信】
まあ人に関心を持つ方法なんて聞くものじゃなくて、自然と関心持つものですよね。
これを言わないせいで様々な方に誤解させてしまったのですが、自分は人が怖くて常に線引きをしてしまい本能的に関心が持てないタイプなのでどうしようもなかったですね、誤解させといて反論みたいな返信してしまうかもしれません、本当にごめんなさい。
arnond:20180129234407
合うやつとつるめよ 無理すんな
言及ありがとうございます、友達には恵まれてるし人は選べてますよ(もちろん許容範囲内で妥協してる人もいますが)、合わない人とつるんどいてつまんないって言ってるのはさすがに笑う
自分とは逆だなー。
言及ありがとうございます。人間観察は楽しいですよね、インターネットなら人に興味持つことに抵抗ないからわかります
習慣なのかなあ
横増田さんの質問ですが自分宛のつもりで書いてくださったようなので。
>コミュ力がある方ならそれこそ、その人が持つ面白いとこを引き出すくらいの持っていき方できるんじゃない?
相手が何について一番話したいか、みたいなのは推測して質問はしますね。ただ自分が楽しくないから本心から興味を持って質問したいというのが今回のテーマでした…自分の説明不足のせいでごめんなさい。
>話しかけられるのめっちゃうれしい、けど、リアクションに困ってて、どう返す?みたいな話題を出してみるのも良いと思うんだけどそういうのはどう?
見ました。レポートありがとう。(わりと少なめの文字数でわりと多くの情報を伝えるスキルを感じた)
自然体で楽しめたという感じなんだね。よかったね。
増田は素直な人で、素直であることで誠意を伝えるタイプなのかなって思いました。とても素晴らしいことだと思います。
ただじゃっかん繰り返しで申し訳ないけど、気持ちが溢れてしまってアンバランスにならないように、相手の気持ちの大きさもよく観察してください。
彼に会ってもらってるとか話相手をしてもらってるとかっていう感覚にならないように、あまり下手(したて)に出ないようにしてほしいです。相手も楽しんでくれてるはずだし、感謝もしているはずです多分。基本的には健全な恋愛は対等な相手とするものだと思うので。
適度な間隔で忘れられないように連絡するというのは、相手の好みもあると思うので正解はわからないなー。
なんとなく自分の場合を振り返ると↓な感じですかね。。(恥ずかしいので後で改変するかも)
(1)季節ごとに一緒になにかしようみたいなことを決めておいてそれについての相談をする、みたいな。
初詣→花見→花火→紅葉→イルミネーションとか、それか、おしるこ→桜餅→柏餅→スイカ→かき氷→ビアガーデン→焼きいも→鍋 とかそんな感じ。もっとマニアックなイベントでもよいかも。
2人でブレストして決めたりしたら楽しそう。で季節が近づいてきたら「お花見どこいきますかねー」みたいに連絡できそう。
(2)2人とも好きな映画監督とか俳優とかバンドとか、そういうのの最新情報を交換する、みたいな。
そこからまた映画いこうとかなりそうだよね。最新情報いち早くお届けbotみたいになりそうだからそれだけ気をつけよう
(3)「こんにちは。覚えていますか…?」「元気?今度ご飯いこー!」みたいなノリ
おじさんがやったらウザいやつ。以前、半年にいっかいくらいこういうのくれる女の子がいて、自分的には印象はわるくなかったです
(4)共通の友人知人がいると巻き込むとバリエーション増えそうだけど、いまいないなら難しいですね。無理に作る必要はないです
(5)あとはもう酔っ払った勢いで連絡しちゃうとか。自分は別件で飲んだ帰り道とかにメールしてしまうことが多かった気がします。
そういうときの内容はてきとーです。そこそこ親密なら「さみしくなったのでメールしました/電話しました」みたいなのでも
バイバイのときの別れがたい感じいいよねキュンとする。読んだ感じだと、そのタイミングで挨拶ぽい感じで少し手を握ってバイバイってするのはありなのかもと思った。無理することでもないけど。
次会うのは年明けくらい?クリスマスの約束してもよかったんじゃないかと思ったけど、焦らなくてもいいのかもね。見てないからそのへんの感じはわからないや。
とりあえず振られたのがこの増田じゃなさそうでよかった。
モナカアイスにチョコをいれるなチョコモナカジャンボが王者で間違いないだろ。それとダブルソーダ販売終了になったはずでは。2017/10/17 16:38
「ダブルソーダ販売終了になった」嘘でしょって調べたらマジだったんだけどなんで?
いや、ガリガリ君は食べるけど俺は断然ダブルソーダ派だったのよ。
なにがいいって、ガリガリ君はシャキッとゾーンの中にかき氷ゾーンがあるんだけど、ダブルソーダは全部がシャキッとゾーンなわけだ。なのでサクサクッと食べられる。なので、隠しては居たけど「アンチガリガリ派」活動として「ガリガリ梨やコーラは美味しいけどソーダはダブルソーダだよね」って風評を広めてたんだけど、嘘でしょ…。俺の努力は一体…。確かに今年の夏はファミマのフラッペに浮気してたけど、そんなのってないよ…。
台湾に行って来た。
一人での海外旅行は初めてだ。
台湾であった事、感じた事つらつらと書く事にする。
長いし、起こった順に書いていて、特に脈絡もないので、ドラマは期待しないで欲しい。
取り留めない旅行記だ。
もし文書の中で一文でも、行ってない人の興味を唆れたり、行った事のある人に「あ〜、あるある」って思ってもらえたら嬉しい。
出発前
そもそもなぜ台湾に行こうと思ったかというと、少し前にちょっと凹むを事があり、いつまでも気に病んでも仕方ないし、何か面白い、自分の興味を引かれる事がないかなぁなんて考えてたところ、「そういえば、台湾料理で気になってるものがあるんだけど、実物を食べた事がないんだよなぁ」と思い出し、休暇の予定も決まってなかった事もあって、「じゃあせっかくだから行ってみよう」となった訳である。
初めてなので、ツアーを予約して、飛行機とホテルの世話だけをして貰うつもりだった。
いざ行くと決まれば、何より問題なのは言葉で、元々日本でもコミュ障気味なのに、別の言葉が話されている国で過ごすのは甚だ不安だった。
でも出発当日が来て、フライトをまつ夜の羽田空港国際線ターミナルで、簡単な中国語を暗記していてた時にふと気付いた。
そうだ、俺、イラスト描けるじゃん。
言葉の通じない国に行くんだ、使えるスキルは何でも使わないと。
午前4:50、タイガーエアに乗り込んだ。
ツアーなので、自分の他にも出発する日本人がいるかと思ったが、日本人は少数派のようだった。
ちょっと不思議に思ったのは、機内の台湾人の男性はほぼメガネ。
なんでどいつもこいつも目が悪いんだ。
後から更に不思議だったのは、台北の地に着くと男子メガネ率がむしろ低いのだ。
台湾人は飛行機に乗る時だけメガネをかける決まりでもあるのか?
1
1日目 午前
LCCの狭いシートで変な姿勢に耐えながら3時間のフライトを終え、朝の桃園空港に降り立った。
空港でキョロキョロしてると、いきなり兄ちゃんに現地の言葉で話しかけられた。
バス?とか言ってたので、行き先に迷ったと思われたらしい。
一瞬どう答えていいか迷ったけど、オレンジのベストを着てゲートのすぐそばに立っている女性を指差し、「大丈夫」と言うふうに手を振ったら、彼は「なんだ」という顔をした。
あ、言わなきゃ。
「謝謝」
実はツアーガイドはすぐに見つけていたのだけど、他のツアー参加者が集まってから声をかけようと思っていた。
しかし、誰も集まる気配がない。
機内に日本人が少ない筈だよ。
「すいません」と日本語で言うと、ちょっと訛った日本語で「どこにいたの?すぐに声かけてよ〜」と笑顔で言われた。
より覚えやすくする為に、勝手に「エリーさん」と呼ぶ事にした。ちょっと伸ばしただけだから大きく違わないだろう。
ホテルに向かうミニバンでエリーさんに「何かみたいものある?」と聞かれたので、「九份に行きたい」というと、「どう行くか調べてますか?」
「ざっくり」と答えると、「ざっくりじゃダメよ!」とひどく呆れられた。
エリーさん曰く、九份は凄く人気、今は祝日で台湾人も行くから人でごった返している、行くなら早くいけ、と。
さらにはついでに十分も行くべきで、こんなこんなこんなツアーがあって・・・と説明が止まらない。
「実は蚵仔煎と肉圓を食べに来た。あとお茶も買う予定」と言いうと、彼女は「それだけ?」とまたもや呆れ顔で言った。
「それだけじゃ量が少ないよ!」
さらっと書いているが、この会話の中で、エリーさんは料理の名前を何度も聞き返している。
曰く、「発音がメチャクチャだから何言ってるのかわかんないよ!」
日本人とは随分テイストの違う接客なので思わず笑ってしまった。
夜市にも詳しいエリーさんによると、蚵仔煎の様な夜市料理は行列の店で食べるべきで、それは味の問題というより、回転の早い店の方が素材が新鮮なので、当たる事が少ないからであるとの事だった。
台湾人がよく行列するのは、そういう理由もあったのか。なるほど。
エリーさんの勢いに呑まれかかってたけど、会話が少し止まって、ふと窓の外から街を見れば、台北市は建物が密集しているのに気付く。
その中にセブンイレブン。
漢字もコンビニも人の背格好も一緒なのに、行き交う人は全然別の言葉を話している。
それは不思議な感じだ、と言おうかと思ったけど、それを言うとエリーさんが凄いエネルギーで何かの説明をしそうなので言わないでおいた。
ホテルに着いたらチェックインの15:00まで、荷物を預けて自由観光。
エリーさんは、台湾での見所と注意をまくしたてたあと「わからないことがあったらLineで連絡して!」と事細かに連絡方法を教えてくれた。
「あと折りたたみ傘を持って行って!今の台湾は天気が変わりやすい!」
どうやら手が届く限りは面倒を見ないと気が済まないらしい。
台湾人は親日とよく聞くが、接した感じでは、どうもナショナリズムの問題ではなく、何か人間が親切というか、お節介焼きであるように感じた。
エリーさんと別れてしばらく歩くと、南国の陽射しの下、台湾国旗がはためいている。
そういやエリーさんに「暑いな、さすが南国」と言うと「ここは南国に入らないよ!台南の方が亜熱帯!」って言ってたっけ。
すぐに暑さに耐えかねて、冷房の効いてそうな店に飛び込んだ。台湾で食べたかったものの一つ、豆花を食べていると、店内ラジオからはB'zが流れて来た。
細かい注文が出来ないので、かき氷とピーナッツの甘煮だけをトッピングしてもらった豆花はとてもアッサリしていた。
大通りで信号が青に変わるたび、びっくりするくらいのライダーが駆け抜けて行く。
この台湾的光景を収めようと交差点の歩道でカメラを構えたら、後ろから「前方!」という様な声をかけられた。
「前危ないよ」とでも言われたのだろうか?ひょっとしたらもっと荒っぽい表現なのかもしれない。
台湾人は親切だけど直接的でもある。
1日目 午後
ホテルのチェックインの15:00にはまだ間があったが、台北は午後になって更に気温が上がって来た。
本来は2日目の午前にこなす予定だった、台湾茶の買い出しを前倒す事にした。
エリーさん曰く、祝日の台湾人は勤勉では無いらしく昼頃にようやく起き出すとの事だったので、一抹の不安を抱えてはいたが、しばらく歩くと、お茶のいい香りが漂って来た。
通りに面した倉庫の様な店。
林華泰茶行。
上質なお茶が卸値で買えるとの事で、予め来ると決めていた店だった。
実際に来て見ると、その倉庫の様な空間に微かに漂う不思議で素敵な香りに心が踊る。
ただ、少し計算が狂ったのは、店が思った以上に小ぢんまりとしているし、本来は問屋なので、店員もぶっきら棒。
タンクトップから腹を放り出したオッさんが茶葉のチェックなどしていて、ゆっくり見るのは場違いだった。
そこでは吟味しながら4種類買う予定だったけど、実は到着直後の免税店で、エリーさんの勢いに押されてすでに高山茶を1つ買っていたので、3種類にした。
金萱
蜜香紅茶
20代とおぼしきにいちゃんに、それぞれ「1/4斤」とメモして伝えると、「150?1300元」とぶっきら棒に返して来る。
台湾の店員さんは人がよく、自分の言葉が変でも何とか必死にコミニュケーションを取ろうとしてくれていて、それが返って不甲斐なく、少し凹んでもいたのだけど、さすが問屋のにいちゃんにそんな忖度は無い。
一杯の茶のイラストと
「喜歓的香味(とても好きな薫りです)」
「謝謝。」にいちゃんは微笑んで言った。
初めてエリーさん以外の台湾人とちゃんとコミニュケーションが取れたと思った。
昨日から大して寝ずに動き回ってるので、良い加減疲れて来たけど、ホテルのチェックインにはそれでもまだ時間がある。
台北101に向かう事にした。
地下鉄にのっていたら、博愛席(日本でいうところの優先席)に座ってたばあさまが、乳幼児を抱いている母親に気付いて、手招きして席を譲っていた。
台湾人はほんとうに人が良い。
うっかり降りる駅を間違えて、次の電車を待っていたら、地下鉄のホームでロードバイクを押す人がいた。
曰く、あんな古くさい台湾ではなく、もっと近代的な今の台湾を見てくれ。
でも、実際歩いてみると、やはり台北の街は自分がイメージするアジアのエネルギーとノスタルジーに溢れている。
そうかと思えば、台北101は東京で言うところの押上のソラマチの様に、周囲から浮いて急に出現した近代モールだった。
その地にはその地の食い物が有る。
乾麺のコーナーで、刀削麺と同じ棚に讃岐うどんが並んでるのには何だか笑った。
大して腹も減ってなかったけど、疲れを癒す意味で、ここのフードコートでガソリン補給をする事にした。
加油、俺。
頼んだのは排骨と魯肉飯のセットで排骨には八角の強い風味が有る。
これが中華な味だ。
魯肉飯をかっ込んでふと顔を上げると、半袖シャツを着た対面のにいちゃんの袖から綺麗な花柄が覗いていた。
そういえば林華泰茶行に行きすがら、通りかかった裏路地でも、書き描けの紋紋を背負ったおっちゃんが上半身裸で何かを食っていた。
デパ地下と紋紋に満足したので、人でごった返した展望台には登らなかった。
1日目 夕方〜夜
やっとホテルにチェックインできて、シャワーも浴びてさっぱりできた。
どこで何を食うかは決まっている。
寧夏夜市で蚵仔煎を食べるのだ。
実はエリーさんに、この暑くて食品が傷みやすい時期に牡蠣を食べるのは勧めないと止められていた。
「私たち台湾の人間は胃が大概のものに慣れている。でもあなたたちは違うでしょ」と。
一理あるんだろう。
でもこの旅行の重要な目的の一つが本物の蚵仔煎を食べて、どういうものか知る事だったのだ。これはマストなのだ。
日が落ちて、明かりが灯った台北の街。
道中驚いたのは、街中に野良犬がいた事。
少し遠巻きにしてる人もいたが、同時に野良犬を気にするふうでも無く、すぐ脇で座ってなんか食ってるおっちゃんもいて、日本ではもうない風景が日常なんだなぁと驚いたりもした。
日本で伝え聞く喧噪はちょっと盛ってるんじゃないかなんて疑っていたが、実際に行くと日本の縁日以上の人、人、人。
食習慣が全然違うのを肌で感じる。
夜市を一回りすると、一番行列のできてる店がわかった。
ここに決めた。
朝にエリーさんに酷評された付け焼き刃の台湾語は捨てて、筆談だ。
蚵仔煎を描いたメモを見せて注文する。
やがて店内に通されて、目当ての品が運ばれて来た。
おお、これが蚵仔煎か。
まず写真を一枚。
そして口に運ぶ。
プルプルしている!台湾風にいうとQQだ。
牡蠣オムレツと言いながら、片栗粉ような生地の方が主で、それに卵が絡み、その中に青菜と小粒の牡蠣が旨味を添えていた。
かかっているタレは甘酢か。テーブルに置いてある辛味噌を添えると更に風味が増す。
エリーさんの忠告は忘れてないが、ひょっとしたらヤバいものを食べているのかも知れないというスリルもまたスパイスのようなものだった。
「很好吃!」メモを見せると、店員のお姉さんはサムズアップした。
彼とは友人の紹介で出会った。前情報から趣味も合いそうだし、写真も好みだったし、早く話してみたいなと思ったうえで顔合わせ。
うん、やっぱり好みだった。なんというか、ピンときた。彼の頭のてっぺんからつま先まで全部いいと思ったし、一晩にして惹かれてしまった。人を好きになったのなんて、いつぶりなのか。
彼とは連絡先を交換して何回かデートした。おしゃべりは毎回はずんだ。劇場でミュージカルを観た。おいしいクラフトビールを飲んだ。不思議なかき氷を食べた。少しお高いオムライスとハンバーグを食べた。デミグラスソースかトマトソースかで言い争った。美術館に仏像を観に行った。海辺の花火大会へ行った。終電に2人して駆け込んだ。東京のど真ん中でベロベロに酔っ払った。帰り道に初めて、ほんの少し手をつないだ。
そうして、ひと夏で我々は仲を深めた。両思いだった。お互いそう確信していた。口にはしないけれど。
お互いに20代後半。
私のほうは恋人とか結婚とか諦めてた。でも、こんなふうに突然、こんな恋愛ができるなんて、人生捨てたもんじゃないって思った。毎日楽しかった。彼のことが好きで、彼といるととても楽しくて、知らない自分にも出会えた。
単純なことに、仕事にも張り合いが出て、新しいプロジェクトを任されたり、自分から積極的に手を挙げたりした。何もかも意欲的。うん、人生順風満帆。
しかし、何事も終わりは突然やってくる。
彼とは一緒にいられなくなった。私のとある一言がきっかけで「自分たちはこの先、うまくやっていけないね」と言われた。
意外にもこれは、私も同じ意見であった。そういうところも気が合ってしまうんだなー、と冷静に思う。
私のとある一言はここでは明かさないが、紛うことなき本心であったので、そこで食い違うならばこの先は一緒にいてはいけないと、私も判断した。発言したのは意図的ではない。だからこそまさに本心だったわけだけれど……。
(ここで自分を庇っておくけど、友人いわく「たしかに、どっちが悪いということでもなくて、お互いに譲れない信念なんだろうね……」とのことです。毎年誕生日には100万の指輪くれなきゃイヤ!とか言ってないです)
すごく好きになった相手と、その相手から好きだと思ってもらえても、付き合ったり結婚したり、というわけにはいかないのだと、20代後半にして気づいた(もちろん私が特殊なだけだとは薄々……。好きな人と結婚して幸せそうな人はたくさん見てるし)。
だから?私にはもう恋愛結婚は無理だと諦めて、おととい結婚相談所に登録してきた。担当の方に「一緒にがんばりましょうね!」といわれた。そうだね、がんばらないとね。
正直いうと、未練がいまになってわいてきてしまった。だからここに書いた。「思い出」として昇華してしまいたい。向こうの連絡先はもう全部消したし、共通の友人にも(ぜんぶ終わった後だけど)事の顛末はすべて共有済み。友人には結婚相談所に登録したことも言った。後戻りはできない。彼のことを好きだったことも良き思い出とする。
大人の恋、っていうか自分勝手な私に恋は難しすぎた。まじ無理ゲーだろ。お互いに好きなのに!一緒になれないとか!なんなの!!!頭ではね、わかってますよ!でもね!そんなに簡単に割り切れるかよ!!!あーあ!ばーかばーか!!!
とか思うけど、まだひとこと何か伝えられるなら、
先日、東京に行ってきました。
そんでもって、
フォトジェニックな綿あめ店やかき氷店の前で並んでる感じとか、
「私、良く生きてます」感がプンプンしてた。
テレビ見て、Yahoo!ニュース見て、はてブ見て、GitHub見て、Wikipedia見て、Twitter見て、Facebook見て、YouTube見てるだけの生活。
「これは運営様へのお布施なのだ」と、スマホのゲームへ課金するだけの生活。
私からすれば、彼らの生き方は、背伸びをしているようで、見栄を張っているようで、そんなことにエネルギーを使いたないと思わせた。
そんな「もしもの私」のために、今からちょっと背伸びをするのが良いのかなと思う。
とりあえず、先日はH&Mでお洋服を買ってきた。いつもはユニクロとGUとライトオンでしかお洋服を買わないから、だいぶ頑張ったと思う。
母親が近所の公園でやってる祭りが24時間テレビで紹介されたのを見たので行きたい、と言った。
どうも、うちから近いけど畑とスーパー、郵便局1軒しかないので行ったことのない郊外の住宅街の中に大きい公園があって、
24時間テレビの募金箱も置いているので募金を呼び掛ける中継が入ったようだ。
俺は20年以上この街に住むが、近くにそんな大きい公園があったことも、毎年そこで祭りをしているのも知らなかった。(なんせ、畑しかない郊外の住宅街だから、用がないので一度も行ったことはないのだ。)
車で公園に向かうと、公園から車がひっきり無しに出入りしていて、さすがテレビの効果というか、大盛況だった。
公園に着いたのは夜七時。中では季節外れの盆踊りで子供たちがはしゃぎ、それを囲むようにテントが張られ、24時間テレビのTシャツを着た町内会の人たちがヤキソバやかき氷などを売っていた。
「ハンドスピナーくじ」なんてのもあって、子供の流行はすぐ取り入れるんだなあと感心した。
ペットボトルのドリンクを氷に浸けて売っているテントを見つけたので、早速買おうと思いお茶をふたつ注文した。
この時に気づいたのだが、町内会の人はどうも券を持っており、その券を渡すだけでドリンクやヤキソバなどと交換しているのだが、
こちらが300円ピッタリの現金を手渡しした瞬間、露骨に嫌な顔というか迷惑な顔をして「ありがとうございます」もなくペットボトルを突き出してきた。
何か悪いことでもしただろうか?
気を取り直して、外出嫌いの父親は家で待っているので、おみやげでも買おうと思い
けど、何やらテントの奥で焼き鳥をパック詰めするのにもたついている。
カウンター側には何もせず、ただ突っ立っているオバサンがいる。
カウンターで突っ立っているオバサンの知りあいらしき人が俺の後ろに並んで、声をかけた。
「おつかれー!まだ焼き鳥ある?」
何もせずただ突っ立ってるだけなんだから、
後から並んだ俺に対して「すいません、もう売りきれなんです」の一言くらいあってよくない?
何分も待った俺の番が来てはじめて「売りきれです」って言うつもりだったの?
そして、立て続けに衝撃の一言。
「24時間テレビでやったもんだから、普段は来ない町内会以外の人たちがいっぱい来て食べ物全部無くなっちゃった~本当に迷惑~他のテントも全部売りきれちゃったみたい~」
耳を疑った。24時間テレビのTシャツを着て、焼き鳥を売っているオバサンが
いや、町内会外の客を呼びたくてわざわざ募金箱を設置してまで24時間テレビで中継してもらったんじゃないのか。
動揺していると、やっとパック詰めが終わった焼き鳥を突っ立ってるオバサンへと手渡しされたのだが、それを地面に落としてしまった。
プラスチックの薄いパックに詰められただけの焼き鳥は、半分パックから出てしまっている。
それを突っ立ってただけのオバサンは、拾って詰めなおして当然のように袋に入れ出した。
それを待っている女子高生は、盆踊りを見ていて落としたのに気づいていないようだ。
「ああ、これはないな」と思い並ぶのをやめて、
「24時間テレビを見て来た人」のせいでもう食うものは何も無いんでしょ、
町内会じゃないのに来てどーもすいませんでしたね!
ってなって、ベンチで座って待つ母親の「どうしたの?他の食べ物は買わなくていいの?」という問いかけに対し
「24時間テレビ見て来た外部の人のせいでもう何も売ってないんだって!」と伝え、帰った。
滞在時間は10分くらいか。買ったのはペットボトルのお茶2本だけ。
せっかく24時間テレビの募金テントもあったから、少しくらい募金しようかなとも思ってたけど
誰がテメーラんとこで募金するかクソが。
町内会の身内だけで祭りしたいんだったらな、今すぐ24時間テレビのTシャツなんか破り捨てて外部にアピールすんなボケが。
もう二度と募金箱設置すんなよ。せいぜい身内だけでこじんまりやっとけ。
帰ってすぐに増田にこのこと書こうと思ってたけど、結局帰りにコンビニでおでんとビール買ったんで酔っぱらってすぐ寝ちゃった。
結局昼まで寝ちゃった。
まさか、テレビで取り上げられたお祭りに行ってこんなに気分を害するとは思わなかった、てな話でした。
あ、結局落とした焼き鳥をそのまま女子高生に渡したかどうかは知りません。そこまでは見てないので。
でも、落としたのを詰めなおして袋に入れるの見たらそのまま渡したくさい。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170812-00000006-nkgendai-base
甲子園初出場を果たすも文武両道を否定して前時代的な指導で物議を醸した下関国際だが、自分はこの高校を見て真っ先に「駆けろ!大空」を思い出した。
20年位前のコロコロコミックで連載されていた野球漫画なのだが、漫画はこちらで読めるので、興味があったら読んでみるといい。
https://www.mangaz.com/book/detail/44691
下関国際が駆けろ!大空に似てると思うところとオススメポイントを書く。
「不良たちが一丸となって甲子園を目指す」と聞くと、まっさきにRookiesが出てくると思うが、Rookiesの連載開始は1998年、駆けろ!大空の連載開始は1996年である。自分はこういう「マイナーだけどジャンルの中では一番最初にやってる」みたいな作品にすごく弱い。もしそういう作品を好むなら、それだけでも読む価値はあるだろう。
調べてみたが、この学校の偏差値は36で非常に低い数字だ。所謂進学校と呼ばれる高校はだいたい偏差値60以上で、偏差値36といえば下から数えたほうが早い。自分の地元の高校と比較してみれば、偏差値36がどれだけ低いかより実感できるだろう。
実際にニュース記事などを漁ると、授業妨害はちょいちょいあるし部室は落書きだらけだしでいろいろ問題のある高校だなというのはなんとなく分かる。
https://www.minkou.jp/hischool/school/review/2311/rd_276472/
http://www.asahi.com/koshien/88/chihou/yamaguchi/news/TKY200607110194.html
翻って「駆けろ!大空」の舞台となる博愛高校だが、授業中に校舎内でバイクを乗り回し尾崎豊よろしく窓ガラスを割って回る不良とか、落書きだらけの部室とかが出てきて、今で言うところの教育困難校っぽい感じが冒頭の随所で描写されていた。
偏差値が低いからって実情はそんなに悪くないっていうのはもちろんあるが、少なくとも自分はこういう学校には行きたくない。
メンバーが一通り揃ったところで他校と練習試合をしようとするも不良だらけの学校だからどこも取り合ってくれない。そんななか、練習試合を買って出た高校と練習試合をすることになったが、こいつらがやばい。
こいつらも不良なのだけれど、デッドボールは当たり前、バントすると見せかけてキャッチャーの顔面にバットを当てるわ、ピッチャーの肩にバットを放り投げるわで、終盤はメンバーのほぼ全員が立ってるのもやっとという惨状になる。
「9回までもったのはこいつらが初めてだぜ…」とか相手高校のモブがぼやいてたけど、そういうスポーツじゃねえからこれ!
この、「相手を先に倒したほうが勝ち」みたいな風潮、今のテニプリなら当たり前だけど、それを20年前に先駆けたこの作品はマジすごいと思う。
終盤、地区予選でライバル校と戦うのだけれど、7回まで0-0だったのにメンバーの一人のエラーで失点してしまう(待ちガイルvs待ちガイルでソニックブームをガードしてしまった感じ)
重要なタイミングで致命的なエラーをやっちゃってすごく落ち込んでるところに、「お前にしては上出来だ、これで俺の逆転ホーマーが際立つ」「何言ってんだ、こいつは俺のために見せ場を用意してくれたんだ!」ってうまくフォローしあってるところがすごく好き。
不良に限らず、基本的に世間の落ちこぼれが何者かになろうと何かをめざすストーリーってなんだかすごく良いって思う。個人的には高校野球自体そんなに好きじゃなくてなんで野球部ってみんな坊主なの?とかなんでかき氷禁止なの?とかなんでスマホ禁止なの?とかいろいろ突っ込みたいところはあるし、こんな練習じゃ絶対死人が出るだろうって思うし、生存バイアスに満ち満ちているけど、やっぱり人間って何かそういうサクセスストーリーのようなものが1つでもあればいいんじゃないかなって思うんだ。