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2024-10-15

夫婦関係は結局、夜の営み次第

夫婦関係には夜の営みが大事だと思いはじめた話。

今、未婚の人は、結婚する際は夜の相性か趣味の一致を真剣に気にした方が良いというアドバイスになるだろう体験

そして、既婚の人からは何か助言が欲しい。

自分たち場合、7、8年くらい交際して結婚した。

いまは結婚5年目の30代夫婦

結婚たころにはもうレス気味だった。

こちらは向こうに性的な魅力を大して感じてないから誘わないし、向こうも大して誘ってはこない。

ただ、それでお互い大きな不満はなかったのだと思う。

少なくともこちらに不満は無かった。


結婚後、妊活期間があった。

そして子供に恵まれた。

妊活のために一時的レスは解消されたが、妊娠を機にまた止めておこうとなった。

そして、出産以降は女性身体は大きな負担がかかった後だし、なにより新生児育児が大変で、こちらもそんな気持ちにはならなかった。

そうして、またレスに戻った。

子供が生まれると、仕事家事育児に追われるようになった。

乳幼児がいると家事が数倍に増えるが、子供相手をしながらになるので、能率は急激に低下する。

1人暮らし比較すると、家事は3倍程度に増えるが、能率が半分以下になる感じか。

そして、10kgを超える子供の抱っこやおんぶのせいで、肩こり腰痛をかかえることになる。

夜も子供が泣いたり、寝返りで顔や腹を蹴られたりして、十分に休めない。

土日が休める訳でもない。

昔は一緒にテレビYoutubeを見たりして、それを和気あいあいと話したりしてたが、そんな時間も無くなる。

時間もないが、それ以上に夜は早々に子供が寝るので、出来る限り夫婦で静かに過ごすようになる。

すると、夫婦の会話は子供の成長か、互いの家事の至らなさの指摘ばかりになる。

自分たちフルタイム共働きなので、互いに家事を分担するから、互いに不満がある。

仕事が終わるのがこちらの方が早く、家事育児負担こちらが多い。8:2くらいだ。

せめて、共通趣味でもあれば違ったのだろうが、うちはそういう夫婦ではない。

まり、俺たち夫婦は、特に一緒に何かをすることもないし、話すこともない。

家事育児関連で溜まった押し付け合いで、喧嘩だけは随時勃発する。

すると、時間を経るごとに夫婦関係が冷めていくのが分かる。

ふと、「もし夜の営みを維持してたら、もう少し違ったのか?」という考えがよぎった。

ただ、自分別に相手とヤりたい訳ではないし、夜の営み一度で夫婦関係改善する根拠もない。

互いに忙しいし、ムード関係なく無理やり誘うことになると思う。

そこまでして、誘う気になれない。

から夜の相性が良い夫婦は良いなと羨ましく思う。

結局、男女関係にとって、夜の営みは切っても切れないものじゃないかと思いはじめた。

このままだと、二人とも不幸になる気がしているし、何より子供のためにも良くないように思っている。

先人たちはどうやって夫婦関係を維持しているんだ?

良好とまではいかずとも、悪くない夫婦関係にしたい。

何か良いコツや知恵があれば教えてほしい。

2024-10-14

anond:20241014215546

人身攻撃(じんしんこうげきラテン語: ad hominem、argumentum ad hominem)は、ある論証や事実の主張に対して、その主張自体に具体的に反論するのではなく、主張した人の個性や信念を攻撃すること、またそのような論法[1]。論点をすりかえる作用をもたらす。人格攻撃論法ともいわれる[1]。論理性や合理性を持って判断するクリティカル・シンキングにおける論理的な誤りである誤謬ひとつ[1]。

anond:20241014200320

育児手当とかふるさと納税とか、つかえるもの何でも申請してそれなんかなぁ。

生活保護やら子ども食堂も、稼ぎや持ち家があっても文化的でない生活してたら検討すべきだよ。

少子化の中で子ども元気に育ててるだけで偉い。

偉い親なんだから行政にもまだ出来ることがありそうだけどな。https://x.com/hiiragi2280/status/1841581435746230499

2024-10-12

著名人が亡くなると著作権侵害の遵法意識がガクッと下がるよな

大山のぶ代さんのテレビ番組ドラえもん無断転載が溢れかえるTLにいいねを押して悼んだ気分になって問題ないんなら、君の嫌いな政治家芸能人テレビ番組無断転載をした時も同じように黙っていてくれよな!

2024-10-09

24年夏アニメの雑な感想

前回

https://anond.hatelabo.jp/20240708120148

異世界スーサイド・スクワッド

DCヴィラン達が異世界奮戦する。資源確保のために政府から送り込まれる、というのがアメリカンな感じがして良い。

正直、DC全然詳しくないので、ジョーカーとハーレイくらいしか登場人物が分からないのが残念。

インキャラ達が全員ヴィランであるため、破天荒な行動ばかりで楽しい

EDは彼らを送り込んだ長官がフィーチャーされていて、ちょっと面白い

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

ちょっとツンとした態度のアーリャが分からないと思ってロシア語でデレるけれど、主人公の政近は実はロシア語分かるので意味が筒抜け、という話。

この手の話はヒロイン恋愛感情があらかじめ視聴者提示されていると安心感があると思ってて(高木さん1話消しゴムとか)、そういう意味ではこの話も安心視聴者どころか、本人にも伝わってしまっているが。

ほのぼのすれ違いラブコメかと思いきや、生徒会活動生徒会選挙が話としては主軸で、結構ばちばちにやり合う。ただ、中盤の学生議会茶番感があってちょっと萎え

主人公は幼少期にロシア女の子と遊んでいたかロシア語が分かるんだけれど、その相手が誰か?という爆弾はすっかり放置されたまま一期は終了。二期でその辺やるかな?本命、姉のマーシャさんだけど、どうか。

俺は全てを【パリィ】する

様々な職業訓練を受けたけれど才能に恵まれなかった主人公ノールが、各職業の初期スキルだけで無双する話。特にタイトルにあるパリィが特徴的。

本人の自己評価が著しく低く、認識の誤りも微妙に正されないまま話が進む。

流石にドラゴン対峙したり、一国の軍隊相手にしたりすれば、改まりそうなものであるが……

各話タイトルが俺は○○をパリィする、になっていて、ちゃんと毎話、ノールの活躍が見られる。だいたいパリィでなんとかなるので、安心感がある

ラーメン赤猫

猫だけで営むラーメン店にブラック企業を辞めた珠子が雇われる。

猫が喋ったりすること自体はそんなに驚かれず普通のことらしい。良い世界だ。

結構、嫌な客がちょこちょこ出てくるので、その点は見る人を選ぶかも?ただ、長期に渡ってストレスがかかることはなく、周りの人や製麺虎のクリシュナがなんとかしてくれる。普段は気弱な虎のクリシュナちゃんかわいい

VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた

タイトルが全てを説明してくれている。デビューしたもののいま一歩冴えなかったVTuber心音淡雪が、切り忘れ後、飲酒したうえで、同期配信見ながら下ネタかます、などしたら大バズする。

VTuber事務所舞台にしていて、登場Vは全て女性主人公ほか、女性好きのVが多く、百合要素あるけど、ガチ恋愛ものではない(と思う)。

live2d活用した配信画面や、許諾をとった定番配信ゲームなど、実際に配信を見てる気分になれる。個人的には最近にじさんじ見始めたので大分理解度上がった

しかのこのこのここしたんたん

中毒性の高いOPで放映前の話題をかっさらったアニメガールミーツシカカオスギャグちょっと百合

一応、シカ部という部活舞台にした謎部活ものなんだけれど、たぶんそこはどうでも良い。Don't think. feel.

実写の鹿を多用した演出に面食らうが、だんだん慣れてくる。慣れって怖ろしい。

最終回せんとくんが出てきたのはびっくり

エルフさんは痩せられない。

ぽっちゃり好き大歓喜人間界に来てフライドポテトにはまり、太ってしまったエルフの絵留札が人間サポートのもと、頑張って痩せる話。エルフ以外にも様々な種族が出てくるので、モン娘好きにも嬉しい。

何かと服が破け、肌が露わになる。AT-X規制なし版拝めるかと思ったが、そんなことはなかった。残念

新米オッサン冒険者、最強パーティ死ぬほど鍛えられて無敵になる。

タイトル通り。夢を諦めきれず冒険者を目指すアラサーギルド職員リックが、Sランクパーティ死ぬほど鍛えられ(実際、何回か死んで蘇生されてる)、冒険者を目指す。

物語修行終わって冒険者登録するところからなので、初手無双状態

最初期は自分が弱いと思い込んでいるけれど、こちらはすぐに認識是正され、そのうち手加減とか言い始める。

話的には闘技大会が最終的にはメイン。サブヒロインの成長とか、リーダーがなぜ主人公を育成していたかとか、熱い話が多くて良かった。あとOP串田アキラで、こちらも熱くて良かった

恋は双子で割り切れない

二卵性双生児の幼馴染み姉妹とのラブコメ

舞台の整え方が秀逸。主人公の純が双子とだらだら三角関係、ではなく、姉の琉実と付き合う→琉実が身を引く→妹の那織と付き合う→と思いきや実は付き合ってない、までやって初期設定完了。まぁ、そこからはだらだら三角関係だし、お前たちが俺の翼だとか言っちゃうわけだけど(言ってない)

純と那織を含め、文学とか映画とか造詣の深いキャラクターが多くて、そういった作品引用がたびたび出てくる。そういう会話劇みたいなのが好きだと楽しめるかも(逆に苦手だと無理かも)

攻め攻めな那織に対して、琉実は純情バスケ少女、頑張ってほしい。でも琉実は脳を破壊してくる。私は那織派です

疑似ハーレム

高校演劇部舞台大道具北浜先輩と、役者の後輩七倉の恋愛を描く。北浜先輩がハーレムかいいよねと言ったばかりに、七倉が一人何役かで、擬似的にハーレムにしてあげる話。なお、言うほどハーレム感はない。早見沙織の演技を楽しもう。

この手の話には珍しく途中で先輩が卒業して、大学生高校生のカップルになる。卒業前に廊下出会い再現をするシーンが良かった。

などと、思っていたら、最終回で急にアクセルふかして物語完結してた。馴れ初めから人生の転機まで見られて満足です

ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

クラス丸ごと異世界転移主人公の灯河が与えられたのは使えないとされる状態異常スキルだった。クソ女神に高難易度ダンジョンに廃棄され、復讐を誓いながらも、なんとか生き残るすべを探す。

ありがちな追放側のざまぁ展開とかまでは行かず、仲間が揃って、重要っぽい人物に会ったところまで。

クリーチャーデザインがわりとキモくて良い。屋外とかで影の色に違和感があったけど、毎回だから演出かな?

2.5次元の誘惑(リリサ

三次元には興味のない奥村と、二次元キャラになりたいコスプレ女子リサラブコメ

露出通り高めのコスプレが好きな女子との高校生活とか羨ましすぎる。なぜ、自分はそういった青春を送れなかったのか。

ラブコメ要素ももちろん強いけど、わりとスポ根というか、ぶつかりながら分かり合っていく話が多い。あと、周りの大人が良い人たちすぎる。素晴らしい。

ハーレム要素も少しあり、幼馴染みとかトップレイヤーとかよりどりみどりだけれど、主人公にその気がないので、あまりそういう話にならない。というか、幼馴染み出番少なすぎて可愛そうだった。なむさん

転生したらスライムだった件 第3期

第3期の2クール目。今回は開国祭が物語の中心のため、わりと心穏やかに見ることができた。

勇者マサユキもギャグよりのキャラかなと思ったけど、最終回、急に不穏だったな。いいぞ、どんどんやれ。

クール会議するけど、前クールよりは控えめ?各国の要人とかたくさん出てくる。転スラも登場人物が多くて、把握難しい

ダンジョンの中のひと

原作既読。ひょんなことからダンジョンで働くことになったシーフのクレイダンジョン管理人ベルを中心とした作品。ほんのり百合

ベルキャラクターもあって、基本的にはほんわかした雰囲気コメディなんだけど、急にシビアな面が見えたりするのが面白い死生観の違う超常存在って言うと言い過ぎか。

クレイ自身も強いし、ベルは頭抜けた強さなので、荒事展開になっても安心して見ていられるのも良い。ダンジョン運営の意外な裏側を楽しむアニメ

負けヒロインが多すぎる!

タイトル通り、負けヒロインヒロイン作品文芸部の温水のもとに続々と負けヒロインが集う青春部活もの

もちろん恋愛物ではあるんだけど、フラレたあとの思いの行く末みたいな感じで、温水がもてもてーみたいにはならない。妹には好意を寄せられてそうではある。

ヒロインたちが多種多様でわちゃわちゃ見てるだけでも楽しかった。破天荒保険医先生ちょっと好き

ファブ

2クール目。原作既読

変わらず手堅くアニメ化していて良い。ヒナコというか宇津保編は好きなシーン多くて嬉しい。

クリスマス会残して終了、惜しい。社長の人柄が見えるシーン見たかった。二期あるかな

逃げ上手の若君

性癖破壊若様1話目のインパクトが強すぎる。

歴史モノの常として、TLに史実バレが溢れかえるのは悲しい。せっかく歴史いから、新鮮な気持ちで楽しみたいのに。

登場キャラクターがみんな癖ありまくりなのが面白い

キン肉マン 完璧超人始祖編

キン肉マンの令和最新作。微妙世代ではないので、あまり詳しくないんだけれど、本編中で超人過去の経緯とか触れてくれる。初見にも優しい。

いわゆる正義超人はだいたい回復のため眠りについていてあまり出てこない。今期は悪魔超人完璧超人の対戦カードが多かった。

キン肉マン宮野真守で、ちょっと演技が過剰な感じするから、合う合わないはあるかも

黄昏アウトフォーカス

高校映画部を舞台にしたBL

1カップルの話かと思ったら群像劇でお得感。各カップルの話を集中してやってくれるから視聴者にも優しい。

高校男子からしっかり性欲があり、カップル成立したら即ベッドシーンだぜ、やったね。

最初の方にちょっとだけ、成人が未成年関係を持つ話があるから、苦手な人は避けると良いかも。がっつり、そういう話をするわけではないけど

0歳児スタートダッシュ物語

異世界転生した女子が赤子の頃から鍛えて、スタートダッシュを決める領地運営+精霊愛されチートなのかな?

5分枠のボイスコミック(?)、あんまり動かない。物語テンポは良いけど、実質1話2分くらいなので、1クールやっても通常アニメ1話分くらいなのが惜しいところ。本編はやっとヒーローが登場したくらいで終了。

気楽に見ることができるから細く長く続けて欲しかったけど、1クールで終わりっぽい。残念

伊藤潤二マニアック

伊藤潤二の名作ホラー漫画オムニバス形式アニメ化したもの。もともとホラー苦手であんまり見ないけど、最近ホラーアニメって対抗できるものが多いから、ただただ理不尽押し付けられるホラーは新鮮。

ぶつ切りな後味悪い話が多いけど、双一とかちょっとコメディテイストのあるものもあって癒し

魔導具師ダリヤうつむかない

水虫対策アニメ異世界転生したダリヤ現代知識も使いながら、魔導具師として生きていく。若干の婚約破棄要素もあり。

後半の作画崩壊がひどくて、ちょっとしかった。もったいないED疾走感が好き

真夜中ぱんチ

問題を起こしてグループ脱退したYouTuberの真咲がヴァンパイアのりぶと出会って、裏方として再起する話。

りぶが真咲に対して全力で性的に見ているのが良。あれだな、発情しているやべぇ女子を見るのが好きなんだな。

色々なキャラクターエピソード入れたけれど、使いきれなかった感ある。ちょっと残念。最後、真咲の動画復帰で終わるんだからもっとそこにフォーカスしても良かったように思う。登録者数100万人が目標として分かりやす過ぎたか

菜なれ花なれ

チア部でイップス発症して飛べなくなったかなたが、女子6人でグループを結成して、動画を通して応援していく。

ぱっと見きららっぽいが、PA worksだけあって、話はわりとシリアスめ。

これもキャラクター多くて話が発散していた印象。涼葉が最後アイドルになるって旅立ってたけど、その辺もエピソード薄くて、唐突感が強い

SHY

2期、東京奪還編。恥ずかしがり屋のヒーローシャイが人々の心の闇を利用するアマラリルクと戦う。

ヒーロー物だけれど、相手が心に傷を抱えているから、バトルもともかく、心に寄り添うところが重視されてる。東京結構な状況になってたけど、今後どうなるんだろうか。

1期からあるけど、Aパート終わりのアイキャッチAパートの主要キャラがそのままの流れ、感情で「SHY」って言う演出がかなり好き

狼と香辛料

2クール目。

相変わらずの綱渡り感で胃がきりきりする。この世界商人ハードモード過ぎないか

黄鉄鉱のエピソード終わってから、二人の間に流れる空気がより艶っぽくなって、そこは後方腕組みしてにやにやしてた。

かつて魔法少女と悪は敵対していた。

悪の参謀ミラと薄幸魔法少女白夜の敵同士による甘酸っぱいラブコメ

魔法少女についている御使い様が悪徳過ぎて、複雑な気持ちになる。逆に悪の組織の悪さは全然見えない。

原作完結済みということで、最後くっつくかと思ったけど、そんなこともなかった。早く結婚しろ

異世界失格

異世界太宰。愛人心中しようとした"先生"のもとにトラック突っ込み異世界転移、同じく転移しているであろう愛人さっちゃんを探して心中をすることが目的

何が起きても常にダウナー系の先生と周りのギャップ楽しい先生基本的にやる気なさげだけれども、物語を紡ぐことには真摯だし、締めるところは締める。そうありたいものです

杖と剣のウィストリア

魔法至上主義世界魔法の使えない主人公が……と書くとほぼマッシュルなんだけど、あちらがコメディに振ってるのに対して、ロマンス側に振ってる。

とにかく動きがすごい、戦闘ももちろん、ちょっとした演技が素晴らしい。

ウィルクライマックスの回転ロングカット多用したシーンはまじで良かったし、その後のエルフィが恥ずかしがるポイントも良かった。

幼馴染との約束という動機が明確で良いよね

よあそびぐらしっ!

僧侶枠。今回は男女。カメラマン挫折した円人の家に、モデルになった幼馴染の弥生が転がり込む。夜勤中に弥生が男を連れ込んでると思ったら……という話。プレミア版は見てないから明確には分からないけど、僧侶枠には珍しくおせっせするのに話数がかかる。

ラジオ風の総集編が結構良かった

先輩はおとこのこ

女装男子まことと、まこと女子だと思って告白した咲と、まことの幼馴染みでまことのことが好きな竜二の三角関係ラブコメ

各々が生き辛さを抱えていて、それとどう向き合ってくか、みたいな話で重くなりがちだけれど、コメディ要素も多くてそこまで落ち込まずに見られる。

まこと母親だけはかなり毒親っぽくてげんなりしていたけど、バックグラウンドを知ると、うーん、難しい。若干、納得してしまった。

続きは映画でらしい。映画かー

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?

人間と他種族の抗争に人間勝利した世界から勝利してない世界転移?して他種族と戦いながら世界の謎に迫っていく話。

第一部完!みたいなとこで終わった。OPハイトーンが好き

続く

2024-10-04

一瞬の過ちを後悔してる


業界までは言えないが、観光仕事をしている。イベント行事をこなしていく感じの仕事である

今日ちょっと悩みがある。ちょっと、どころではないかもしれないが。罪悪感がある。

私は役職でいうと、係長とかリーダーとかその辺である40代前後なので、まあこんなものだろうか?

今の部署は5年目だ。ちょうど2年前、つまり部署3年目だった時の話をする。ちょっと長いけど読んでほしい。適宜フェイクを入れるが、本質は残したつもりである

後で読み直したんだが、表現がなんか小説みたいになってる。これは、私個人が精いっぱい思い出そうとした結果である。ご容赦願いたい。

イベントや定例行事、式典の数が多すぎて辟易していた。係メンバーが私を含めて6人いて、その過半数イベント関係仕事を持っている。

かくいう私は、うちの会社が直接やるイベントはもちろん、関係組織のものまで含めて課長クラスと一緒に出る必要があった。土日祝日の出勤になる。正直、休暇日数は少なかった。有給は使い切れず、年間休日は110日を割っていた。

会社直営イベントだと時間外手当が出るが、関係組織のものは顔を出して談笑するのが主で、接待を受けることもあったからか、勤務日とはみなされなかった。話の相手方は全員年長者で、けっこう気を遣うにもかかわらずこの扱いだった。

勤務日にしてくれてもいいのに、という愚痴は置いといて。私をよく手伝ってくれる女性がいた。私と同じ部署3年目の子で、Sさんとしようか。Sさん仕事ができる系の女子だった。彼女担当する仕事イベントはもちろん、ほかの仲間が担当イベントで人が足りない時とか、人が足りている時ですら休日に出てくれた。私が出るイベントは、おそらくすべて出てくれている。

の子はまだ20代半ばで、一応結婚はしてるけど……遊びたい盛りのはずだ。それを、こんなに休日犠牲にしてくれて。振替休日もまともに取ってなかった。私の上司としての甲斐性がないせいでもある。

クールキャラで、そんなに感情を出さない子だった。いつも黙々と働いていた。あ、でも笑う時はすごく笑う。でもあの子は、きっと我慢していたと思う。職場仕事初心者とか、働かない年長者の代わりによくがんばっていたし、体力のいる仕事だって身長小さめなのによくやっていた。

この年はしんどかった。イベントの数も多かったが、とある特大行事があった。うちの部の責任者ゴリ押しで進めていたもので、そのうえ役員連中が政治力開催地を勝ち取ってきた。

ざっくり言うと、昔プロ野球で大活躍した選手を何十人も集めて、地元チームと試合をしたり、少年少女野球を教えたりするものだ。

で、その準備がまた大変だった。係総動員で挑んでも人手が足りないほどだったが、結局私とSさんがほぼメインで毎日残業して取り組んだ。そんな月日が三ヶ月以上は続いた。



あれは……開催まであと1週間というところだった。時期は6~7月かな。

その日は、開催場所(地元野球場)まで2人で車に乗って行って、選手観客の導線に無理がないか確認したのと、台本に合わせて実際の全体の動きをデモンズソウルしていった。いくつかの問題点を見つけて、ああしたらこうしたらとまとめていって、終わる頃には日が傾いていた。

社用車で急いで職場に帰った。夜8時頃に事務所に入ると、その日にやろうとしていたグッズの数確認(検査検収)が全く終わってないのを確認した。私の仕事なので、終わらせて帰ろうとしてたら、Sさんが手伝いを申し出てくれた。

一緒に雑談しながら、しんみりとした疲労感の中でカウントしていった。何を数えていたかはもはや覚えてない。スタッフ用の記念Tシャツだったと思う。

今もそのクソダサTシャツは自宅の箪笥仕舞ってある。正直クソダサTシャツではあるが、ぺこーらとかヒカキンとか、その他の著名Youtuberが着用したら一周回ってアリなのかもしれない。

結局、終わったのは夜9時過ぎだった。さあ帰ろうかとなったが、段ボールに入ったグッズを真っ暗闇の印刷室兼倉庫に運ぶ必要があった。

作業自体10分も要らなかった。Sさんが手伝ってくれていた。印刷室の入口電気を点けてない。廊下の明かりがちょっと漏れていたので。私の分が何往復かして終わって、あとはSさんの1箱分だけだった。

その時、Sさんから段ボール箱を受け取るところで、私が疲労のあまり躓いて、Sさんにぶつかってしまい、一緒に転びかけた。それで、気が付いたらSさんの手が私の肘のところにあって、段ボール箱は床に落ちた。

私が拾おうとしていると、ほぼ暗闇の中でSさんと目が合った。パッチリと合ったのだ。

私もSさんも疲れていた。私が「フフッ」と笑うと、Sさん笑顔吹き出した。私は気が付くと、Sさんの両手を握っていた。

「「あ……」」

そういう雰囲気だった。

Sさんの目をまっすぐに見て、一歩足を踏み出して、頭の後ろと肩のあたりをグイっと抱きしめた。Sさんの後頭部のあたりが汗臭かった記憶がある。私もおそらく臭かった。

Sさんが両手で、私の脇腹のあたりを猫の手みたいにして握りしめた。Sさんの胸部の感じが、私のみぞおちにあった。

やがて、抱きしめるのをやめると、暗闇の中にSさんの顔が間近にあった。

「ごめんね」というと、「なにが……? 何も嫌なことないですよ」って、震えた声が返ってきた。

それから印刷室で段ボール箱の整理を終えると職場に帰った。Sさんが後ろから付いてきてる。PCシャットダウンして、天井の明かりを切る前にSさんに「帰りは?」と聞いたところ、「自転車です」だって

「もう暗いぞ。車で送っていこう」

「ほんとに。送ってくれるんですか?」

明日電車になるけどいい?」

「いいです」

お腹空いたな」

「空きました」

「何か奢るよ。国道沿いのラーメン屋でいい?」

ラーメン!? やった、おごられます!!」

こんなやり取りだった。あと三行くらいはあったろうが、記憶はとうに消えている。

それからは、会社から離れた国道沿いのラーメン屋ご飯食べて、帰りの駐車場で車に乗ろうとする時、Sさん運転席の辺りまで来て、私をずっと見詰めていて、それから……「どっか寄る?」「いいですよ」みたいなやり取りがあった……そして、駅前シティホテルに車を停めて、罪悪感と一緒に……Sさんと一緒に部屋に入った。



どんな行為だったかな。ぎこちなかったと思うけど、意外と相性がいいところもあった。

ダブルルームに入ったら、すぐに扉を閉めて、Sさんキスをした。扉に押し付けるようにして、ずっと長い間していた。Sさんはやや小柄な方だった。唇の位置を合わせるのがちょっとしんどかった。胸が思ったより大きくて、それがキス障害になることもあったが、構うことなく続けた。

終わったら、Sさんの手を引いてベッドまで連れて行った。明かりをつけてわかったけど、Sさんはほぼメイクをしてなかった。「現場仕事からか」と思いながら、ベッドの前でもう一度キスをした。今度は、何度も何度も、しつこく舌を入れて、ディープキスを堪能してから、そのまま行為に及んだ。

シャワーは事後だけ浴びた。深夜が近くて時間に余裕がなかった

ベッドの中では……Sさんはすごく甘えてきた。お互いにいろんなところにキスをしあったけど、Sさん前戯の時も、本番の時も、私のことをギュッと抱くようにしていた。昔ダッコちゃん人形というのを実家で見たことがあるけど、あんな感じだった。

私がSさんの上にいる時も、Sさんが上になってる時も、どっちかの手で、あるいは両手で私の体に触れていた。

やはり胸が大きかった。私も舐めたり、触ったりしたけど、なんだか固い感じがした。でも、ベッドの中で女性の体に触れるのは数年ぶりだったから、ずっと胸を攻めていた気がする。太腿とかも舐めたり触ったりしたけど、柔らかさより筋肉質な感じがした。

どんな体位をやったかは、鮮明に覚えてる。Sさんは基本、挿れている時はずっと同じ態度だった。よく言うと甘えるような面持ちで、悪く言うとマグロだった。

正常位の時も、バックの時も、対面での座位の時も、後ろから背中とか胸を攻めてる時もそうだった。甘えるような声はたくさん出すけど、そんなに動くことはない。

最後はベッドのすみっコぐらしで、Sさんを正面から抱きかかえると、ベッドの端でゆっくりゆっくりと、お互いに座位で振動しあっていた。動きにくい態勢だったけど、それがよかった。もし私がAV男優だったら、よいしょっと持ち上げて、入口の扉あたりまで移動して行為をするのだろうか。私にそんな体力はない。

行為最後に、Sさんと顔を近づけてる時、「愛してます」と伝えた。Sさんは、その場で大笑いしていた。「そういうものかと思って……」と伝えると、さらに笑っていた。

キスをして口を塞ぐと、Sさんも合わせてくれた。Sさんの涙かもしれない液体が、私の頬のあたりを伝ったのを覚えてる。

全てが終わった後、私がベッドの端に座って、付けていたゴムを取ろうとしていると、Sさんがベッドのすぐ下でしゃがんだ恰好になった。私のゴムを手でちょっと握ったと思うと、口を使って取り外してくれた。

それからSさんは、私のを舐めて綺麗にしてくれた。本当に、すべて綺麗になるまで舐め取ってくれた。終わった後で、私の汚い液体がSさんの顔とか乳房にくっついているのを見た。

「付いてるよ。拭かないと。私が拭いてあげる」と言ったら、Sさん自分乳房を動かして、自分の舌で汚いものを舐め取っていた。

その時、私はベッドの上からSさんを見下ろしていた。Sさんの体を覗き込んでいた。若々しい身体で、シミなどは一切なかった女性男性よりも美の努力をしてるだけかもしれない。

その後、一緒にシャワーを浴びた。名残惜しいと感じて、シャワーを浴びながら、Sさんを真横から抱きしめるようにしていた。お互いに頭の横をくっつけあって、シャワーを浴びてた――私の記憶はそこで終わりだ。

帰り道のことはあまり覚えてない。Sさん旦那さんと暮らしてる新築の家の付近に車を停めて、深夜にSさんを見送ったシーンは辛うじて記憶に留めている。



野球イベントは無事に終わった。あれからSさんとは普段どおりの関係に戻った。誰の目から見ても、普段通りの上司と部下だった。Sさん仕事ができるクールキャラで、たまに大笑いをしていた。それも変わらなかった。

冬前になると、Sさん産休に入ると言った。青天の霹靂だったけど、以前から覚悟はしていた。結婚してるんだし、そういうこともあると思っていた。Sさんの代わりとして、臨時雇いの人が来ることになったが、それから残業が嵩むようになり……あれはキツい日々だった。

でも、Sさん職場に帰ってきた時のことを思うと、此処を維持するためにがんばろうと思えた。

結局、Sさんが戻ってくるのに一年以上かかった。出産後、産後休暇を取得して子育てに専念したことによる。

今年に入っていつだったかSさん乳幼児の子どもを職場に連れてきた。ベビーカーに乗っていた。1才くらいかな?

其処に集まった女性陣の後ろから、ヨイショッとその子の顔を覗いてみた。Sさんがみんなに見えやすいように抱っこしていた。

その時ほど戦慄したことはなかった。あんな感じは、人生で初めてだった。後悔とは違う。自分が後悔してないのはわかっているけど、それでも恐ろしい感じ。感情名前が思い浮かばない。

Sさんが私の方を見ようとした時、私はちょうど目を逸らして、デスクに戻るところだった。もうちょっとSさんと目が合っていたかもしれない。

あの女の子、私と目の感じが似ている。鼻もそうだ。そのあたりから下のパーツも似ている。一目でわかるくらい、それほど似ていた。

これって、もし、あの子が私の子どもだとしたら、バレるんだろうか? 旦那さんがDNA検査するとか言わなくても、病院提供したデータでバレるんだろうか?

ここまで読んでくれた増田の人は、人生経験が豊かなのではないか? 私はまだ40前後である。どうしたらいいのかわからない。

私はどうすればいいのだろう。どういう心持ちでいればいいのか? 不安しょうがない。どなたか、なんでもいいのでアドバイスがおありでしたら、何卒ご教示願いたい。

2024-09-29

ノイローゼわかる

https://anond.hatelabo.jp/20240928222937

増田トランス女性男性全般内のミソジニスト率とリベラル男性内のトランス差別率と女性内のトランス差別率が体感同じ。Xで女叩きポストが溢れかえるなか、女叩きポストをしてる奴と批判してる奴がトランス叩きポストは一緒になって広めたりしてて、地獄

2024-09-25

anond:20240925010050

あなたは多分、これからAIがどれだけ良い絵を作れるようになっても売れ続けると思う

顧客あなたが描いた”絵”じゃなくて、あなたが描いたという”情報”にお金を払っているか

多分今のAI技術でもあなたの絵を学習さえさせれば同じような絵は出てくる。だけど、あなたが描いたという情報はどれだけAIが発展しようと代替されることはない

絵を通して”人”に対してのファンをつけなければいけない。ただの良い絵はそこら中に溢れかえるだろう

anond:20240924165939

頭がいい人が居るなら人口増を食い止めるよりも老人が溢れかえる社会の方をなんとかすべきだった

体だけ動く元人間みたいな人達のための席が、いつまでも用意されているのが現状

老人ばっかの世界になるなら、老人で自活出来る社会に変革しないといけないのに

「体が動かない」「頭が動かない」なんて状態は許されず死ぬまで働き続けなければいけないと思う

医療的・技術的にそれを可能にしないといけない

頭がいい人が全力で取り組むべきことはソレ

でないと社会崩壊する

ものすごいボリュームの「団塊」を抱えているのだから

彼等をなんとかするのは喫緊課題

2024-09-24

anond:20240923155652

残念ながら絵が下手すぎる

同人商業溢れかえる現代ではこの時点で弱い

2024-09-23

anond:20240923012145

犯罪スレスレ生活を強いられている彼らにとって、「マッチングによる結婚」は最後の頼みの綱となっていた。

これに参加しなければさら社会底辺に押し込まれるという暗黙の圧力存在していた。

タケルとミサキ――希望なきマッチング

タケルはそのプレッシャーを感じながらも、特別な期待を抱くことなくこのマッチングに参加することを決めた。

参加しなければ仕事人間関係ますます行き詰まり、どこにも居場所がないまま犯罪と失敗を繰り返すしかないという現実が目の前にあったからだ。

彼のマッチング相手ミサキという女性だった。

彼女もまた、家庭崩壊経済的困窮の中で育ち、社会の隅に追いやられた一人であった。

ミサキ最初結婚には興味がなかったが、周囲の空気や、もはや他に選択肢がないという感覚に押され、タケルとの結婚を受け入れることにした。

二人は特別感情もなく、ただ「お互いにこれしかない」と思い込んだまま、形式的結婚を進めた。

社会に溢れる「形式的家族

この新たなマッチング制度のもとタケルとミサキのような家庭は次々と作られていった。

しか実質的支援愛情が欠如しているままのこの結婚制度はかつてのカズキたちの時代と同様に、愛情共感のある家族関係を築くことがほとんどなかった。

結婚することで「何かが変わる」という期待は、早々に裏切られる

社会には形式的結婚した夫婦が増え続け表面的には家族という形が保たれているが、その裏には感情的な空白が広がっていた。

貧困孤立の中で結婚を強いられた若者たち経済的にも感情的にも余裕がなく、ただ日々の生活をやり過ごすだけだった。

愛情や信頼を築く時間はなく育った環境そのままに、次世代にも同じ無感情絶望が受け継がれていく。

子どもたちの犯罪スレスレ生活

タケルとミサキの間にもやがて子どもが生まれた。しかし、この子どもたちが育つ環境さら悪化していた。

タケルもミサキ仕事を見つけることはできず収入が少なくなる一方で、家族を支えることができない状況が続いていた。

子どもたちは物心がつく前から経済的困難にさらされ、親から愛情支援ほとんど受けることなく育っていった。

彼らが成長すると、学校にも通わなくなり、友達も作れず、社会との接点を失ったまま犯罪スレスレ生活突入していった。

盗みや詐欺闇市場での売買などに手を染めるが、時代さらに厳しくすべてがうまくいくわけではなかった。

成功を期待して計画した犯罪がことごとく失敗し、追いつめられる彼ら。社会底辺にいる多くの若者が同じ状況にあり、競争は激化し、成功ますます遠のいていった。

社会に溢れる絶望

タケルとミサキの子どもたちのような人々が社会に溢れ、街には犯罪と失敗が日常の一部となっていた。

犯罪すらうまくいか無力感絶望感が蔓延している。この社会では、形式的結婚によって新たな世代が生まれるたびに、さらに深刻な問題が積み重なり、底辺の層は広がる一方だった。

人々は次第に「結婚さえすれば未来が変わる」という幻想を捨て、ただ生き延びるために無感情日常を繰り返すだけの存在となりつつあった。

家族という形があるにもかかわらず、誰もが孤独で、社会全体が崩壊の一歩手前にあるような不安定な状況が続いていた。

この未来社会は、犯罪と失敗で溢れるだけでなく、希望のない結婚生活と無感情人間関係が続き、次世代にわたって繰り返される運命にあった。

スラムに響く「マッチングによる結婚」の喧伝

スラムは、かつて活気に満ちた都市一角朽ち果て放置された区域だった。

ボロボロアパートが密集し街のあちこちゴミが風に舞い、人々は疲れ果てた顔をして道端に座り込んでいた。

タケルとミサキの子どもたちのような若者や、その親たちが溢れかえるこの街には、希望などかけらもない。

犯罪に手を染めるも失敗し日々の生活に追われる人々の間では、もう将来への期待を語る者はほとんどいなかった。

仕事もなく、金もなく、社会の中での居場所もない。彼らはただ、目の前の苦しみを紛らわせるために酒を飲み時には薬物に頼り、現実から逃避しようとするがその努力すら無駄に終わることが多かった。

そんな絶望の中、街角の大きなスクリーンが再び輝きだす。

政府広告が流れ、きれいなスーツを着たアナウンサー笑顔で語りかける。

未来をつかみましょう。マッチングによる結婚が、あなたに新たな道を開くかもしれません。お互いを支え合い、明日をともに作るパートナーを見つけましょう。」

明るい音楽が背景に流れ、完璧家族笑顔スクリーンに映し出されている。

この喧伝は、スラム街の人々にとって既に耳慣れたものだった。何度も聞かされ、何度も信じては裏切られた言葉

マッチングによる結婚」という響きは、もはや希望ではなく、虚無感を伴ったものしかない。

彼らの多くがその制度に従い、形式的結婚をしてきたが、待っていたのはさらなる絶望貧困だった。

若者たち視線スクリーンに向けられるが、そこにはかつてのような期待はない。

結婚によって何も変わらなかった過去が、彼らの心に刻まれている。

タケルの子どもたちのように、犯罪すら成功しない無力感に押しつぶされている人々にとって、この広告はただの幻想しかなかった。

それでも、別の選択肢存在しないという現実が、彼らを再びその「希望」に誘い込む。

結婚すれば、少しは楽になるんだろうか…」誰かがぼそっとつぶやいた。

しかし、その声には信じる気持ちは感じられない。ただ、何も変わらない日常をどうにかするために、また同じ道を歩むしかないという諦めだけがそこにあった。

スラム街は暗く沈み、スクリーンの光だけがその一角を照らしている。

絶望の中にいる人々の顔には何の表情もなく、彼らはただ同じ日々を繰り返しながら、そのまま虚無の未来に流れ込んでいく。

マッチングによる結婚という虚像が再び喧伝され続けるこの世界で、救いの光はどこにも見つからなかった。

弱者男性弱者女性マッチングして6年が経った

失われた時間

夜9時、カズキが眠りについた後、家の中には静寂が訪れた。

しかし、その静けさの中で、リビングにはスマホの画面をタップする音が断続的に響いている。

夫はソファに横たわり、スマホ操作している。妻もまた、ダイニングテーブル椅子に座り、同じようにスマホ凝視していた。

彼女視線は画面の中のSNSに釘付けだ。友人たちの投稿コメント、次々と流れる他人生活に触れ、時間を忘れてスクロールし続ける。

そこで彼女現実の不満や孤独一時的に忘れられるのだ。

母親として、妻としての役割を一旦棚に上げ、ただ画面の中で過ぎ去る時間に身を任せる。育児という責任はすでに頭の片隅に追いやられ、彼女虚構世界に浸る。

カズキが泣き声をあげても、彼女は反応が鈍い。夜中に子どもが寝室からさな足音を立ててやってきたときも、彼女スマホの画面から目を離さない。

父親は、ちらりと子どもを見ただけで、何も言わずにまた画面に目を戻す。結局、カズキは二人の間に挟まれ、静かにソファに座って彼らの顔を見上げたが、誰も何も声をかけることはなかった。

家族としての絆はもはや形骸化しており、親子の間には実際の対話交流ほとんど存在しない。

ただ、スマホの明かりに照らされる無言の時間が過ぎていく。それはまるで、彼らが現実から逃げるために自ら作り出した、無感情牢獄のようだった。

弱者マッチングの始まり

数年前、彼らが「マッチング」された日のことを思い出す。

政府主導の新たな社会政策が大々的に発表された時、孤立し、結婚を諦めていた弱者男性と女性が、一度に大量にマッチングされ、結婚を促進されるというプログラムだった。

そこには理想未来が描かれ、少子化対策経済的な安定・社会全体の調和を目指すという美辞麗句が並べられていた。

彼女はその時、仕事に追われ、将来の見通しに不安を抱いていた。

孤独生活の中で、社会の期待や周囲からの無言のプレッシャーに押されるようにして、参加を決めた。

彼もまた、社会的に疎外され、職場での孤立感に耐えきれず、希望が薄れていく中でこのプログラムに乗り込んだ。

彼らが最初出会ったのは、淡々としたマッチングイベントの会場だった。まるで品定めされるように、テーブル越しに数分間だけの会話を交わした。

しかし、そこでのやり取りは極めて表面的なものだった。互いに特別な印象を持つこともなく、ただ社会的な期待に応えるための形式的時間が流れた。

彼女は彼に対して特別な魅力を感じることはなかったが、経済的な安定や社会的な孤立を避けるためには「結婚」が必要だという思いに駆られていた。

彼も同様に自分未来に対する不安孤立から、この結婚が何かの救いになるかもしれないと考えていた。

結婚という名の契約

彼らの結婚は、愛情感情的なつながりを伴わないまま始まった。

結婚式は小規模なものだったが、それでも形式的に行われ、家族や親しい友人たちが集まった。

笑顔を作り、記念写真を撮り、社会的には「成功」と見なされた。しかし、二人の間にはほとんど会話がなく、結婚という大きな決断に対する感情曖昧なままだった。

彼らは新婚生活を始めたもの感情的な絆は深まることなく、時間が経つごとにお互いの存在が重荷になっていった。

子どもが生まれることで何かが変わるかもしれないという淡い期待もあったが、実際には彼らの関係さらに複雑にするだけだった。

子どもは彼らの生活に新たな責任をもたらしたもののその責任を共有する意識希薄だった。

互いに育児負担押し付け合い、疲れ切った日々の中で、二人とも現実逃避にスマホ世界に没頭するようになっていった。

崩れかけた家族

こうして、建前だけで作られた家族の絆は、日に日に薄れていった。

子どもが何を感じているのか、何を求めているのかに対して、二人は気づこうとしない。

育児という責任あくまで「社会的な役割」であり、愛情を注ぐことはなく、ただ義務感だけが残っていた。

カズキは、そんな家庭の中で日々を過ごしながら、両親の愛情を感じることなく成長していく。

無言の時間と無関心の中で、彼の心の中に小さな孤独の種が静かに芽吹いていた。

孤独クラスルーム

カズキは5歳になり、ついに小さなランドセルを背負って学校に通い始めた。

彼が通う学校は、政府弱者マッチング政策によって生まれ子どもたちが集まる場所でもあった。

同じように、家庭の中で愛情や関心を受けることなく育った子どもたちが大勢まり学校教室には独特の空気が漂っていた。

教室一見すると普通小学校と変わらない。先生が黒板に向かい子どもたちは机に座り、ランドセルを下ろして教科書を開く。

しかし、そこにあるのは静かな孤独空気だった。クラスメートの多くは、家庭での愛情ケアを十分に受けておらず、どこか無感情で無表情。誰も他人積極的に話すことはなく、ただ時間が過ぎるのを待っているような雰囲気が漂っている。

カズキもまた、その一人だった。教室の隅に座り、他の子どもたちとあまり目を合わせることなく、無表情で机に向かっている。

先生が何かを質問しても彼はただ小さくうなずくか、返事をすることな視線を落とすだけだった。彼にとって学校もまた家と同じように、感情のない無機質な場所になっていた。

クラスの子どもたち

クラスメートたちも同様に、家庭での愛情を知らず、感情を抑圧されたまま育った子どもたちだった。

友達同士の会話はほとんどなく、遊び時間ですら誰かが楽しそうに笑うことはほとんどない。まるで、大勢の子どもたちがそれぞれの小さな殻に閉じこもっているかのようだ。

授業中、カズキ先生の話をぼんやりと聞いているが、心の中では何かが欠けていることを感じていた。

家では両親から十分な会話や接触を受けていないため、彼にとって他人との交流信頼関係の築き方がわからない。クラスメートもまた、同じように孤独存在であり、互いに心を開くことができないため、自然と静寂が教室支配していた。

休みになっても、誰かと遊ぼうとする子は少ない。カズキは、ランドセルの中に入っているお弁当を一人で静かに食べる。誰も彼に話しかけず、彼もまた、誰かに声をかけることはない。彼の周りでは、他の子どもたちも同じように無言で食事をしている。カズキはその無表情な顔のまま、スプーン一口ずつ弁当を口に運んでいく。

カズキの心の中

家でも学校でも、カズキ孤独を感じているが、それを言葉にすることはできない。

彼の心の中には常に空虚さがあり、何かが足りないという感覚が消えることはない。しかし、彼にはその感情表現する手段がなく、ただそれを胸の奥に押し込めるだけだ。

学校友達を作る方法も知らず家では両親と感情的なつながりがないまま育ったカズキにとって、周囲の世界はどこか冷たく、無意味に感じられることが多い。

クラスメートも同様に自分たちの孤独を抱えており、互いに心を開くことができない。

それは、家庭の中での愛情不足が原因となり、感情表現信頼関係の築き方を学べなかった子どもたちに共通する問題だった。

放課後になると、カズキランドセルを背負って黙って帰り道を歩く。

家に帰っても両親との交流は期待できず、ただまた同じ日々が繰り返されるだけだ。

彼の頭の中には、誰とも交わらない日々が続き、心の中にある小さな孤独の種が、静かに大きく育っていくのだった。

カズキ学校では彼のような子どもたちが多数を占めているため、クラス全体がどこか感情のない機械的集団のように見える。

彼らは互いに関心を持つことなく、先生が指示するままに動き、誰も積極的自分意思表現しようとはしない。

孤独感や無力感が漂う教室では、笑顔や楽しさ、友情といった感情希薄で、日常淡々と過ぎ去る。

成長したカズキ未来

カズキは15歳になり中学卒業して高校に進学するか、あるいは早々に働きに出るかという選択を迫られる年齢に差し掛かっていた。

しかし彼の中には将来に対する明確なビジョン目標ほとんどなく、家族との感情的な疎遠さや学校での無感情な日々が彼の意欲をすっかり失わせていた。

家庭環境も依然として冷え切ったままで、両親から進路についてのアドバイスや励ましがあるわけでもない。

父親は今も不定期な仕事を続け、母親も相変わらずパート仕事を掛け持ちしている。

彼らの生活経済的に安定しておらず毎月ギリギリ生活費でやりくりしている。

家族全体が経済的な困難に直面していることは、カズキにとっても避けられない現実だった。

働くことへの不安

カズキ学校での成績も特に優秀ではなく、勉強に対する興味を持つこともなかった。

周囲の同級生たちも同じように、家庭や社会からサポートほとんど受けることなく育ってきたため、将来について真剣に考える者は少なかった。

クラスほとんどの生徒は、進学よりも早く働いて家計を助けることを選ぶか、非正規仕事に流れていくのが現実だった。

カズキもその例外ではなく社会に出ることに対する不安と無関心が入り混じった状態だった。

彼の家族は彼がすぐに働きに出ることを期待していたが、それは経済的理由からであって、カズキの将来を心配してのことではなかった。

両親は息子がどのような仕事に就くかに関心を示すことはなく、ただ「家計の足しになるならそれで良い」という態度だった。

カズキ自身も、将来の夢や目標がないまま、やがては自分も両親と同じように、不安定な職に就いて日々をやり過ごす未来ぼんやりと受け入れていた。彼の心には「どうせ自分は何も変えられない」という諦めの感情が根強く存在していた。

経済的問題現実

成長したカズキ社会に出たとき、彼が直面する最も大きな問題は、まさに経済的不安定さだった。

彼は学校卒業してすぐに安定した職に就くことができず、非正規雇用やアルバイト転々とする生活が始まった。

日本全体では弱者男性や女性社会の周縁に押しやられ、正規雇用に就くことが難しい状況が続いており、カズキもその波に飲み込まれていた。

カズキ収入は低く生活費を賄うのがやっとで、将来的な貯蓄や投資などは夢のまた夢だった。

家賃光熱費、食費、そして時には両親から経済的支援を求められることもあり、彼の手元にはほとんど何も残らない。

彼の労働は、社会必要とされるが正当に報われることのない単純作業が多く、心身の疲労が募る一方だった。

また、カズキ家族から社会からも十分なサポートを受けることなく育ったため、将来に対する不安経済的問題対処する力を持っていなかった。

彼は、経済的問題だけでなく、感情的な孤独自己肯定感の欠如にも苦しみ続け、ストレスが重なっていく。

社会との断絶と孤立

カズキが直面するもう一つの大きな問題は、社会との断絶感だった。

彼は家庭でも学校でも十分な愛情支援を受けられなかったため、人間関係の構築やコミュニケーションに対して強い抵抗感を抱いていた。

仕事でも職場人間関係にうまく溶け込めず、孤立したまま日々を過ごしていた。

こうした孤立感はカズキにとって大きなストレスとなり、結果として職場でのモチベーションパフォーマンスにも悪影響を及ぼしていた。

彼は仕事に対する満足感を得られず、ただ生きるために働くという消極的姿勢に陥っていた。

彼のような若者たち社会全体に増え続けており、同じように家庭環境経済的な困難、そして社会的なサポート不足に苦しんでいる。

多くの人々が非正規雇用に追いやられ、低賃金で働くことを余儀なくされ、将来に希望を見出すことができないまま、現実と戦い続けている。

カズキの早期結婚――無感情未来

カズキは、社会との断絶感に押しつぶされながらも、弱者男性と弱者女性マッチング政策によって20代前半でユウコという女性結婚した。

両者とも愛情幸福を求めることなく、ただ社会の仕組みに従い自分たちの未来に対して諦めを抱いていた。

彼らの結婚生活形式的感情的なつながりは希薄で、ただ「結婚している」という事実けが彼らを繋ぎ止めていた。

ユウコカズキと同様に愛情のない家庭で育ち、社会との接点をほとんど持たない女性だった。

彼女もまた孤独を抱えたまま仕事に就き、カズキとともに経済的不安を分かち合うことなくただそれぞれが生きるために必死で働いていた。

カズキ低賃金非正規雇用に押し込まれユウコもまたパートタイムの仕事を掛け持ちする日々。二人の間に交わされる会話は少なく、家の中には沈黙が漂っていた。

カズキの子ども――犯罪の縁で生きる

カズキユウコの間に早くも子どもが生まれ、彼らはその子を「タケル」と名付けた。

しかカズキ自身経験した孤立経済的困難は、さらに厳しい形でタケルに受け継がれることになった。

タケルは幼少期から十分な食事も満足な環境も与えられずに育った。

家には物が溢れ乱雑なままで整理されることはなく、学校では友達を作ることもできなかった。

カズキユウコはどちらも仕事に追われタケルの世話をする時間がなく、彼は放任されるように育っていった。

タケルが中学卒業する頃にはすでに家庭での居場所を見失い、社会からも完全に疎外された存在となっていた。

彼は学校卒業しても就職先が見つからず、社会の隅に追いやられるようにして犯罪スレスレ生活に足を踏み入れていた。

タケルのような若者はこの時代には増え続けており、彼らは生き延びるために小さな詐欺や盗み闇市場での売買に手を染めていたが、それらすらもうまくいかないことが多かった。

犯罪の失敗と絶望

タケルは盗みや詐欺を何度か試みたが、成功することはほとんどなかった。

彼が属する社会底辺は同じような境遇の人々で溢れており、競争は激化していた。

彼が盗もうとした小さな金品はすでに別の誰かに奪われていたり、詐欺を試みる相手もまた騙され慣れていたりするためうまくいかず、むしろ危険さらされることの方が多かった。

ある日、タケルは仲間とともにコンビニ強盗計画したが、あっけなく警察に察知され失敗に終わる。

彼の仲間の一人は逮捕されタケル自身はかろうじて逃れたものの、失敗の連続で心身ともに疲れ果てていた。

彼は犯罪ですら成功しない自分の無力さに絶望し、社会の中で何の価値も持たない存在だと感じていた。

社会に溢れる「タケルたち」

タケルのような若者は、もはや社会の一部を構成する主要な層となっていた。

経済的な困難や家庭崩壊教育の欠如がもたらす無気力若者たち犯罪に手を染め、失敗を重ねながらもその場しのぎで生き延びていた。

街には、そうした「タケルたち」が溢れ、どこに行っても犯罪が起こりそうな張り詰めた空気が漂っているが、実際には成功する犯罪すら少ない。

仕事の機会は減り、低賃金非正規雇用や闇市場での労働を強いられる若者たち

犯罪に走るがすべてがうまくいかず、どんどん貧困の深みにはまり込んでいく。彼らは家庭でも社会でも愛情を受けることなく、常に孤独無力感に苛まれながら、社会底辺で苦しみ続けていた。

タケルはその典型的な一人であり彼もまた未来希望を持てず、犯罪の失敗と絶望の中で、ただ何とかその日を生き延びるだけの生活を続ける。

カズキが直面した孤立感や経済的困難は、さら悪化し、次世代にわたって連鎖的に続いていた。

弱者男性・弱者女性マッチングの再導入

タケルが20代に入った頃、彼が育った社会には新たな「弱者男性・弱者女性マッチング」の仕組みが再び広まっていた。

この制度は表面的には自由意志による選択として進められていたが、実際には経済的不安社会的な孤立に直面する多くの若者にとって、結婚を通じて「安定」を得る以外の選択肢がほとんど残されていなかった。

政府はこのマッチングを「未来への一歩」「パートナーと共に新たな人生を切り開くためのチャンス」として宣伝し、若者たち積極的に参加を促した。

制度のもの強制ではなく形式的には自由参加であったが、現実的には低賃金非正規雇用や Permalink | 記事への反応(1) | 01:21

2024-09-20

[]

きょうは定時なったらさっとかえる

6時10分から団地のふたり再放送あるらしーから

今週キョンキョンがはてぶでばずててドラマみてみたくなった

途中からだけどまあ流してラジオみたいに聞くしいいだろう

うんちたべてしにたい

2024-09-18

anond:20240917172809

かえるのがっしょうは「ケロケロケロケロ」でも「ゲロゲロゲロゲロ」でもなく「ケケケケケケケケ」

2024-09-16

弱い人はずるい

『弱い人はずるい』

そのような感覚を一生涯拗らせて生きていくような気がする。

まれてこの方、めちゃくちゃ恵まれて生きてきた。

ガチャSSR

まぁ片親ではあるんだけど、シンプルにこのような人になりたいと素直に吐ける位には母親のこと尊敬してるし好きだし、祖父母若いから幼い頃はしょっちゅう送り迎えだのしてもらったし、現在進行形実家であったかい世話を受けながらぬくぬく生活している。

友人もいるし、なんだったら恋人までいる。めちゃくちゃ順風満帆生活してるし、仕事もまぁブラック寄りではあるけど世を嘆くほどじゃない。いや世の中はメチャクチャなんだけど、私には、なとりキタタツヤと米津玄師がついてるし。

なのに、弱い人は常々ずるいなぁと思ってしまうのだ。

私は恵まれてる。あったかい家の中で、優しさに包まれて生きてきた。

弱い人は、悲惨だ。

寒空の下とまでは行かなくても、親同士が仲が悪いとか、徹底的な監視下の元の教育とか、さぞかし生きづらくて生きづらくて生きづらくてしょうがないような家庭環境で生き抜いてきたんだろう。私には想像もつかない。だって、私は不幸で哀れな人間だなんて口が裂けても言えないくらいには恵まれてるから

ないものねだりなのはわかってる。私のこの強さとズルさが恵まれて生きてきた幸福人間暴力なんだってわかってる。わかってても。

不幸ぶって可哀想がられて生きていくズルさが羨ましい。

いからって他人に甘えて他人を食い物にするその姿が羨ましい。

いか特別配慮してもらうのを当然の顔して受け取るその態度が羨ましい。

いから、弱いから、弱いから。

いから、守ってもらえるのが、すごく羨ましい。

私はだって強いんだもん。1人で立ててしまうんだもん。

他人の助けを借りなくても1人でなんとかしようとしてなんとかなったりするし、眠剤に頼らなくても夜は眠れるし、精神安定剤なんてなくても仕事に行けるし、働けるし、頑張れる。

から、弱い人が守ってもらってる姿を見ると許せなくなってしまう。なんで、私は頑張ってるのにお前は頑張らないんだって思ってしまう。口には出さない。だって私とお前は違う人間から。それぞれに違うものを抱えて生きてきて、お前の方が大変なんだろうことは目に見えてるから

思ってしまうのが嫌だ。

それで、弱いのはずるいって思考になって行ってしま自分の幼稚さと暴力性が嫌だ。

弱い人間が溢れかえるこの世の中で、自分加虐性を抑えながら生きていくの、しんどいよ。

みんな強くなってよ。弱いところばっかり見せないで。言いがかりをつけて、追い詰めて、快感に酔いしれて、悪びれもなく開き直っていたい。

ここから懺悔なんだけど、実際、友達自分の中の暴力性を大いに奮ってしまって10年来の友人を3人ほど無くした。それに寂しがってしま自分がいるのがとんでもなく悍ましい人間であることの証左すぎてマジでつらい。

なぁ、加害者はやり直せない世界なんだよ。

いじめ加害者なんて人生ぶっ壊れて当たり前って論調の世の中で、私が生きていける余地なんてない。

弱い人間は、ずるい。

どんどんと数を増やして、マイノリティになっていく。多数派暴力で殴っていることに気づかないままずっと不幸せそうな顔して人生謳歌するんだろう。

早く、それになりたい。

2024-09-13

anond:20240912230806

こいつフランスエアプ🇫🇷

パリ外国人ボンジュールなんて言わなくておk

逆にポンジュース〜♪

って言わないとたけしの挑戦状よろすくいきなり麻袋で殴られる

パリは汚いんじゃない?完全に同意

アホか

パリは薄汚いんだろうが

ハナが高い男もデブおばさんもみんな自分が1番大事MANブラザーズで気に入らない奴を睨む

全身が街のうんこと一体化してんだよ!

うんこバゲット(フランスパン)の焼き立ての匂いが混じってジョーダンじゃない

からひろゆきにもいきなりつっかかえる

何がすごい嫌な女がいるだ

最悪な女しかいねえよ

DQNDQNをあわせたDDQQNNみたいな女しかいない

何がおフランス

パリ休日パリの落日だっつーの

あんなんパリが滅びた後の出来事だぞ

わかったかエアプ

俺様パリ暦千年リング

エアプがあやまれ

2024-09-12

たとえば3時20の電車にのったとして

3時半着

そんでカフェかどっかにいって

午後4時40前のにの

午後5時前にアソコにつく

自転車かえる

5時過ぎ着?

最初が4時前となると

帰宅が5時半すぎ?

(滞在時間=約1時間、まあ妥当な線)

いそいでもしかたないけど

現地でやることなくて、・・・

それもさけたい

anond:20240912081314

婚姻による改姓に文句言ってる垢、ほぼ女なんだけど 」

そりゃ95%が男性側の姓になるんだから女性文句いうでしょ

「じゃあ旦那説得して自分苗字に変えたらええがな」

問題名前かえるコストが高すぎることなんだよ。一度やってみるといい。公的機関を含めてかなりの手間だぞ。

そいつ夫婦別姓賛成してるけど、子供ができたらどっちの苗字にするんでしょうね~」

ほぼ「結婚時に筆頭者を選んでそれが子供苗字になる」が決まっているから、この「子供ができたらどっちにするんだよ」議論ほとんどは意味ないよ。もっと調べてから書いたほうがいい。反対者のほとんどがこのレベルから馬鹿にされてるんだよ

2024-09-06

anond:20240906053646

引きこもりという視点で言うと、齋藤環は、

i)安心して引きこもれる環境を作る

ii)たわいのない対話を繰り返す

iii)引きこもり生活を支える現実的限界説明する

といったことを家族対応としてすすめてた。

そのうえで家族が、引きこもり支援の窓口とつながるとよいと。昔と違って、支援の窓口は充実しているので、都道府県精神保健福祉センター保健所などで送電してみるとよいか

母が隷属してい(るように見え)て、お金自由に使えることが心配であれば、iii)を実施したうえでお小遣い制を導入するとかどうだろう。全く金銭を与えないと、長期的には欲が減って、外に出るモチベーションを減らしてしまう。(これも齋藤

安心して立ち上がれる足場がないと、次の一歩は踏み出せない。逆説的だけど、引きこもることを許されて初めて、外に向かえることは、よくある。元増田の、弟を心配して、色々話しかける姿勢は良いと思うな。

臨床的にはそう簡単ではなくて、不登校場合であれば、登校刺激は控えるのがセオリーだけど、そればかりでは難しいことも多く、どこかで背中を押してあげることが必要だったりするので、タイミングが難しい。

自殺をほのめかすのは、自分の命を人質にしたテロ行為だと思う。周囲にとっては迷惑で怖いけど、ほおっても置けない。ただ、責めても改善しないから、要望として「私は、自殺はやめてほしい」ことは伝え、何か感情があれば、それも主観性を明示したメッセージとして伝える感じが良いかもしれない。「自殺したら、私は悲しいから」とか。いわゆるアイ・メッセージ技法

2024-09-03

自炊増田だよ

茄子、ちっちゃいほうが高い。

皮やわらかいからしょうがないとおもって5個入り369円くらいの買った。ちょっとした贅沢。

ちなみにでかいほうは子ども用・応援用のバットくらいで一本200円弱かな。

 

でもいま五十肩腱鞘炎からちまちま計量やりたくない。

麻婆茄子材料なすだけで肉もいらないと書いてあって、しかも値段が安い。

だとすると逆にまずそうだったから、

茄子の肉みそ炒め」というソースを買った。

ところがこいつの作成欄がおどろきだ。

茄子 中3本(200g)」

ちっちゃいほうの茄子2本で200gいったぞ。首都圏茄子ちいさすぎ問題

豚肉コマ 150g」

1200kg入りのをかってるからちょびっとしかないように感じる……

 

あいいや 肉きりおとし(クソ長い)を細切れにかえるためにキッチン鋏に活躍してもらおう

およそ3切れとって150gを15切れくらいにかえる

 

でなに、肉から中火でいためて茄子いれろとな

うちのコンロの中火は強火だからよわめてっと

油と肉いれて茄子いれて

その時間じゃさすがの茄子もやわらかくならんのではないかね?

首都圏どんだけ茄子ベビーを中で売ってるんだ?

ナスだろそれ

あいい蓋をして弱火延長。強引にやわらかくして

 

ようやく肉味噌をにゅるー

う~ん まぜまぜするのはいいけど

これ一人分じゃない?(三人分とかいてあったのだが)

丼によそったらやっぱり一人分にみえるね!

はいいまいち!!

普通にしぎ焼きでよかったような……、まあにんじんが入ってるのはほめどころだな

  

のこりの茄子は先週ずっとNHK鶏肉トマトがうまかったけど。さすがにあきたからなあ

あとオイスターソースがどこいってもうってない(台風のせいなのか)

焼き茄子か、肉を必死で(右手を庇いながら)刻んでリアルな麻婆茄子にするか。

どうしようかね

楽はできないのぅ

30代男性、妻から感謝されない生活に疲れてきた

30代男性結婚して10年弱。子供二人(上が小学生、下が幼稚園年中くらい)。

年収X000万円くらい。手取りで言うと月90万円前後ボーナス月は別)。


家計一馬力でやってきた。新居、車、旅行、あらゆる金銭負担自分負担している。全て妻が望むような条件のものを買っている。

女性にとって出産は大変なのでそのくらいは当然のことだろうと思う。


以前から家族カードを渡しており、お互い好きにお金を使えるようにしている。

自分の出費を見せないように邪な考えをもち、お互いの明細が見えない家族カードにしたところ、妻が毎月X0万円前後使うので、ローン等々で自分貯金が増えることはあまりない。

しろ想定外の浪費っぷりに、下手すると毎月赤字になることもある。ここ2年くらいようやく妻がバイトを始めて、おこずかいなどもあげなくなったが、カードの消費は変わらなかった。


普段の買い物は自分が行く、子供の送り迎えも自分だ。毎日ご飯洗濯も、仕事をやりながら、全部自分がやっている。

妻はバイトから帰ってきたら疲れてソファーで横に寝ている。週2-3のバイトで、バイト休みでもご飯が準備されていたことはほぼない。

休みの日もソファーゴロゴロしながら携帯をいじり、お腹がすいた、アレ食べたいこれ食べたいと言われたら、自分子供の迎えのついでにスーパー食材を買って、料理する。

そして、料理をしながら洗濯をしたり、風呂を洗ったり、食器を洗ったりする。

こないだは、自分調理している横で、妻がお腹が減ったといいながら出来上がった料理とハシを自分自身の分だけ準備して食べ始めていた。子供の分も当然用意をしない。


妻は月に数回平日・週末問わず遊びにいく。自分も行くが会社飲み会くらいでそれよりも頻度は低い。妻がいない方がいろんな手間が減ってありがたい。

自分飲み会の日は、さすがに妻が子供のお迎えやご飯をやってくれるので、そこは感謝している。ただ、自分が帰ってきた時に、あらゆる食器が出しっぱなしで、洗濯なども行われていないので、夜中に後始末をしないといけないのがわかっているので、飲み会から帰る気力がでない。それ以外にも、出かけるときや夜寝る前などに出したコップなどは妻はそのままで片付けることもあまりない。


妻は、低血圧で寝起きが悪く、朝子供が騒いでいたり、妻のものをいじったりすると、普通にキレる。

数ヶ月前に、子供昼ごはんを食べさせている途中で、妻が起きてきて切れたので、さすがにそれはいかがなものかと怒り返したら、臍を曲げる。

それからは会話はするが、性行為どころか身体接触すらなくなった。


まあつらつら文句かいたが、そんな細かいことはどうでもいいことだ。そういう相手結婚したのだからそんなものなのだろう。


ただ虚しいのは、ご飯を作って出しても、妻からありがとうと言われないことだ

仕事毎日して、家計100%支えて、(ブランド物とかを好きにかえるわけではないが、)ある程度自由お金を使えて、子供家事を9割くらいやって(もちろん全部完璧ではないが)、

なかなかこんな男は少ないと思っている。

しかし、いつも仕事頑張ってくれてありがとう、とか一度もない。ご飯おいしいありがとう、と言われることもない。

妻が飲んで帰ってくるときお腹ちょっと空いているわーと言われたら、夜食も準備してお風呂も沸かしているが、それに対してありがとうといわれたことすらない。

そして、邪魔からあっちに行ってといわれる。


そして自分はこんな雑文を書いている。ただひとこと、ありがとうと妻から言われたいだけなのに。

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