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2023-12-28

虐待されてる子に初めて遭った

追記:伸ばすつもりはなかったので念のため半分以上削除しました。

ーーー

 

児童相談所に対する期待が地に落ちた

虐待されてるなら児童相談所行けよ」と思ってた

評判悪いのは分かってたけど、言うて令和やぞと思ってた

でも話聞くと、評判より更に悪かった

一時保護刑務所よりキツイらしい(3人くらいに聞いたけど皆同じ意見だった、別の地区で)

今その子児相虐待を感づかれないようにしている

あざとか傷とか見えないように隠してる

地獄だよね

 

児相も悪気があるわけではないんだろうけど、週に数回ヒアリングされて

ダメなら一時保護or施設送りで一家離散

上で書いたとおりなので、気分は仮釈放中の犯罪者よりしんどいだろうと思う

親が色んなことしてくれないので自分でやるしかなくて(例えば学校手続きとか、学費の援助申請とか)

忙しい上に児相時間を奪ってくる

一時保護されたら勉強できなくなるので詰み

どうやって抜け出すんだこの状況

 

施設に入りたくなり理由

兄弟がばらばらになる

・他県の施設になるから友達ともお別れ

私物も何も持っていけない

から嫌だとのこと

かにこれは生きるか死ぬかの状況にでもならなきゃ選択しないね

何で近くの施設に入れないのかと言うと、空きがないかららしい

年齢・性別で振り分けられてるのだとか

 

片親のほうがまだまし

両親どっちもクズというパターンが一番キツイと思った

片親虐待っ子はまだ何とかなってる

両親どっちも働いてないから、片親支援すら受けられない

(なお片方が消えたら自動的施設行きらしい、かなりギリギリのところに居る、拒否権はない)

 

給食があまりにも重要

給食くらいしかまともに食べてないとか

食べてるとしても炭水化物だけとかそういう感じ

の子兄弟全員よりにもよって痩せの大食いらしく、ご飯と塩だけとか、パスタに塩と油だけで食べてるらしい

 

何とかギリギリ死んでないのは結局周りの人間

近所のおばさん(他人)がちょいちょい助けてくれるらしい

逆に助けたり手伝ったりということもあるとか、日本でもそういうのまだあったんだな

あと何人か事情を知ってる友達も助けてくれるらしい

昔は学童保育も助けてくれたとか

それでもギリギリ、正直周囲の助けって何人か居ないと無理なんだと思う、まるっきり面倒見るわけにも行かないし

 

18歳未満の権利の弱さが人権を疑うレベル

中学生はともかく高校生が自立できない国になってしまった

18歳で成人にしたのにね

特に高校生が意外としんどい中学生義務教育からね、高校生義務教育でもないのに人権がないっていう意味分からん存在になってる

家出もできない、知ってると思うけど家出して誰か大人の家に無断で泊まったらその人は誘拐罪になる(虐待親は気まぐれで過干渉になるらしい)

そりゃあ「親ガチャ」なんて言葉流行るわな

 

文化がない

クリスマス無し、正月無し、誕生日無し、お盆無し

世の中がキラキラするほど憂鬱になるのは非モテだけじゃないらしい

 

全体的に国も自治体も冷たい

児相の評判が悪いのは人手不足

施設が足りないのは予算不足

この国は相変わらずだなと思う

まあ人のこと言えないけどね

 

日本の子ども支援シングルマザー支援が薄いのは、その対象になる割合が少ないかららしい

海外もっと割合が多いから、その分手厚い

と言うか日本って「最も不幸な1割」に厳しいイメージが有る

基本無視してると言うか

 

本人の努力だけでどうにもならんのだなっていう感想

 

____

 

一時保護施設の話を何人かからいたことがあるんだけど

そもそも不良の子虐待の子を一緒に入れておくのが違和感あった

問題児たちを集めておく施設」と捉えるとしんどさはわかるでしょう、昭和初期の学校みたいな状態

私語厳禁でトイレ自由に行けず学校にすら行かせない、ずっと自習

これはNHK取材だけど、他でもあまり変わらない様子

https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230414a.html

https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230414b.html

人手不足なのもわかるし、子供を何人も預かるならそうなるしかないというのはわかる

わかるけど経験者は「刑務所みたい」「もう行きたくない」という場所になっている

けっして避難所ではないから、虐待の気がある人に安易に「児相相談しろ」って言えなくなった

 

施設に入りたくない理由そんなにわからないか

3つ隣の県とかになる可能性とかもあるんだよ

しか一人ぼっち

例えば両親がいなくなったとか、一人っ子とか、いじめられてるとか、友達がいないとかならともかく

弟妹が居て、友達がいて、近所と仲いいとかなら回避しようとするでしょ

高校だと転校も簡単ではないからね

子持ち攻撃エグいよな

キティちゃんキティちゃんと言って楽しみにしてる子供の目の前でキティハッピーセット全部買い占めてお盆一つキティちゃんで埋め尽くされてる状態で持ちきれないんだけどwって笑って売り切れで子供泣いてって話では、個数制限もないのに何が悪いルール守ってるんだから問題ない!!子供に何で譲らないといけないんだハッピーセット子どものためのものではない!!!とか騒いで、そういう人って子持ちはスープストック行くな迷惑、自宅の庭でビニールプールで遊ぶな迷惑電車に乗るなタクシー使え迷惑ベビーカーカルディ行くな迷惑、何ならマクドファミレスですら静かに食事したいのに子供が来るの迷惑非常識許せない!ってルールには何ら違反してない子持ちを私が不愉快からって理由で叩くじゃん。

幼児には静かに座って騒がない大人レベルマナー要求するくせに、大人子供の目の前で子供おもちゃ買い占めて泣かせても問題ないってさ、嫌な世の中だなと思う。

2023-12-27

はじめてのプレゼント

母は猫を飼いだした。俺の一人暮らしきっかけに。

そいつは人懐っこい性格なのか、たまの帰省でやってくる見知らぬ俺にも触らせてくれるいいやつだった。

猫を挟んだ母との会話も自然、その子の話が中心となり、母は楽しそうで。俺の代わりというよりはもはやかつての俺以上に猫中心で暮らしているんじゃないかと羨ましかったり、母を頼んだぞといった気持ちでいた。

 

そんな愛の独占者からはじめてプレゼントをもらったのは数年前のお盆だった。

まだ暑い季節。築50年は超えてると思うボロい実家。猫類から人類への贈り物はGだった。Gの死体だった。

フィクションだけの話だと思っていたが、まさか本当にGを咥える猫がいるとは!

俺はGが大嫌いで、ボロ屋で毎年Gが出ても一目散に逃げて母に退治を依頼する軟弱ボーイだった。視界から外れることの方が恐いがそれでも目視も耐え難いので丸投げ一択。依頼して外出だ。一人暮らしをするときも何が一番不安だってGが出たときに一人で対処しないといけないことで恐怖に震えていた。まあガチガチ対策してなんとかシャットアウトしているのだが、毎年夏は憂鬱になる。

閑話休題

当然俺は飛び起き距離を取り母に報告して玄関で爆発物処理を待ったのだった。

 

また余談なのだが、俺にもわずかながら彼女といふものが居た期間がある。軟弱学生ボーイだったころだ。そして軟弱学生独りよがりボーイでもあった。

今でも4℃やピケ、ダサピンクサイゼリヤ問題などの話題が盛り上がるとチクりと胸が痛むのだが、そう、俺は初めてプレゼントでどう考えても喜ばれないアクセサリープレゼントしてしまったのだった。当時はそれが彼女に似合うと思っていたんだ。本気で。俺は頭がわいていた。舞い上がっていた。独りよがりボーイだった。

当時これはイケると思ったプレゼントは思ったより喜ばれず(露骨に嫌がられなかったのは感謝しかない)、それが原因じゃないにしろなんだかんだで別れてしまった。

 

Gをくれた、人の心がわからない哺乳類モンスター。それでも俺はあのキャットが嫌いではなかった。なんせ猫は猫であるだけで愛らしいのである

一方、人間やらかしプレゼント被害甚大だ。俺がGの死体笑顔プレゼントしたらその人は俺と絶交を返礼してくれるだろう。あ、爬虫類飼ってる友達はGが餌とか言ってたけど。それでも人to人じゃ喜ばないだろう。

Gを贈られても愛される。猫ってすっごくズルくないか?あるいは人が猫に寛大すぎないか

俺が猫にはなれないのか?彼女ネコミミ贈ってもダメだろ?

人が喜ばないプレゼントを贈っても苦笑されつつ許されるような、そんな猫のような人に私はなりたい。できればついでにあのときに戻ってプレゼントを選びなおしたい……。

 

なんてことをつらつら考えていた。なぜ今そんなエピソードを書いているかというと、明後日帰省ときにはもうそいつは居ないからなんだな。Gをプレゼントしたあいつが居ない実家は寂しいなと感じているので、やっぱり猫はズルいよな。

2023-12-26

anond:20231226222813

お盆いっぱい✖️2とのことたから多くて6つくらい?

似た話anond:20231226174124

お盆に、親父と長野の親戚の家にいった。

伯父(高卒市議)も来ていた。

伯父「○○君も大学生か!小さい頃よくだっこしてやったんだぞ!がっはっはー」

俺 「覚えていますよ」 伯父「どこの大学に行っているんだ?」

俺 「東工大、あっ、東京工業大学です」

伯父「そうか、工業大か!高校時代遊びすぎたんだろ!でも浪人しなくてよかったな!」

「お前と同じ年の息子の××覚えているだろ!深志から信大工学部だぞ!(勝利者宣言)」

親父「無言・・・(瞳が潤んでいた)」

伯父「おい、信大生こっちこい(息子の××を呼ぶ)」

「○○も大学生だ。○○と昔よく遊んだだろ!」

向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。

××「(馴れ馴れしく)○○、久しぶりー、元気!」

「あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年から大学生になりました。」

親父「そうか、大きくなったな」

××「信大に行っているんですよー(勝利者宣言)○○君はどこに行ったの?」

俺 「東工大w」

ニヤついている伯父を尻目に、一瞬にして××の顔色が変わった。

伯父「○○に勉強教えてやれよw」

××「(しばし、絶句・・・みっともないからやめてくれよ親父」

伯父「?」

動揺しまくりの××は伯父を速攻連れだした。

以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。

久しぶりに無口な親父の晴れ晴れとした顔をみた。

帰り際、充血した目をした伯父と目があった。

2023-12-12

生成AI撲滅派の話をさせてくれ

ここ1年くらいChatGPTやお絵描きAI面白くて触っている。

その中で故あって知る事があったので聞いてくれ。

イラストAI界隈では、イラストレーターがAI画像生成を滅ぼそうと、AI絵師叩きが行われている

Twitterで追いかけていると、AI絵師として熱心に調べては情報発信をしている様な人は、無償興味本位にやっている人であっても、誹謗中傷で消耗している様子だった。

AI絵師側の感想としては

あいつらは理屈が通じない

論破しても論破しても、無限湧きしてくる

と、何度も対応しているうちに、消耗して感情的になっているように見えてき始めている。

そこで、どういう状態なのかちょっとTLを追いかけてみたけど「確かになぁ…」と思った。

まず、ここからの話をする前に、お絵描きAIモデルを作るも公開するのも、法的に基本的問題はない。

著作権だと、著作物を多数集め情報解析することが法律で認められているのでモデル合法的に作れる。

そして、出てきた画像に関しても、AIの生成結果を著作権でどう扱うかは人間に準ずるのが国の方針なので、「人間がやったらダメレベルものAIやらせても駄目」になる。

例えば、誰かの肖像権に触れたり、あからさまにトレスにあたるようなものはアウトになる。

これに関して、法律を変えようと動いている絵師もいるのだけれども、結局は

1.翻訳AIなどで既に行われている様な収集活用が、お絵描きだけで何が違うのかを説明し、世間に納得させる

2.各手団体連携して、既に活用されているAIも含め、全ての学習禁止させる様動く

このどちらかをするしかない。

そして自分には、そのどちらも無理筋議論に見えた。

一縷の望みをかけて勝負をしてもいいけど、基本的にこの議論は決着しているのだと思う。


ただ、今回言いたいのはその事ではなくて、何故、翻訳AIやChatGPTなどではそこまで見かけないような過激AI排斥論議が、イラスト界隈では1年以上たった今でも燃え続けているのか。その点であったりする。

TLをある日追いかけて、自分なりに2、3晩うんうん唸って考えてみたけれども、

これは、結局は「絵を書く事はとても楽しい」という事に尽きるのだという結論に至った。

例えば他の分野だと、「翻訳」を仕事にしていた人等というのは、翻訳という行為が一番好きなのではなくて、実は「違う国の言葉で違う国の人とコミニュケーションだ取りたい」のが一番したいのだと思う。

そして、その中で自分が覚えたスキル仕事に生かしたいと思って翻訳仕事にする人が多いのだと思う。

でも、イラストは、イラストが描きたい人が割合として多い。

そして文章音楽と違って、出てきたものが良いかいか判断が一瞬で出来てしまう。

そういう中で、長年憧れてきて、仕事にしたいと夢見た業界の席が、今急速に萎んでいく様に見えるのが耐えられない。

それが、既に仕事にしている人であれば危機感はそれ以上だ。


そういう人達が、AIクォリティ絶望して、ついに誰かや何かを悪者に仕立て上げないと精神の均衡を保てないで、

青葉容疑者の様な精神状態になってしまって

特定の悪例だけど抜き取って技術のすべてを悪と断じるような、

あらゆる画像生成AIを撲滅する活動SNSで行って悪目立ちする状態になってしまっていたりする。

※ 単に絵描き社会性の低い人の割合が高い部分もあるだろうけど、先述の理由は越えないと思うので触れないでおく。

大変のイラストレーターは将来に戦々恐々としながらも、正当な技術の発展であれば受け入れていくべきだと考えているのだろうけど、

直面した危機感の前に、理屈も何もなく暴れる人が出るのを攻めきれない感情もある。

自分も少しは絵を書いてみた経験はあるので、仕事としてやっていけそうな所まで磨いた腕への矜持想像は出来る

けど、だからこそ、反転して魔女化してしまっているのは、なんというか、見かけるに、辛い。

なので、現状を吐露したくて文章にしたためた。





※ 余談だけど、個人的に触った感想としては、結局イラストAIは一流の人の技能に追いつく目途は経っていないので、ゲームであればキャラデザをやる様な人達仕事がなくなるような事は無くて、その人の下の方で色んな変化があるんだろ思う。

ただ、AIポーズ違いが量産できるようになれば「このウェイトレスヒロイン。街で合った時も文章で走っているってあるときも、右手お盆パフェ持ってるよな」とか「本当は遊園地デートのシーン入れたかったろうけど背景用意できないか時間ワープしたんだろうな」とかが無くなって、ディレクターシナリオライターがよりやりたかった形でゲームが作れる様になって、それでゲーム面白と感じるようになるなら、それが世の中が良くなるって事なんだと思う。

活投してみて、有効局面活用されて、やっぱり人の手で書いた方がいい部分は奇麗に残る様になっていくと思う。

あと生成AIは誰でも覚えられるとは言わないけど、現状の難易度は、HTML手書きで書いてホームページを作れるようになるくらいの難易度で、ControlNetなども含めて使えるようになっているし、イラスト技術的成長に関して割と天井が見え始めている。

生成AIでも、一番鍛えるのが難しいのが何がおかしいかを見抜く「目」なので、手書き修正可能スキルも含めて考えて、グラフィック担当の人の大部分の雇用は守られていく様に見えている。

ただ、一枚絵をSNSにあげていた人は、これまでのやり方では厳しいので、連作ストーリーを出したり、動かして見せたり、AI活用しつつ次の価値を見せないと難しくなるので、そういう人達AI撲滅に熱心な層の柱になっているのだろうと思う。

※余談2

ちなみに、特定の悪例というのが

実名女優のLoRAを作って公開

AI生成のフェイ画像を公開

等の事だ。

ただ、私も問題と思うようなこのような目に余る例は、現行の法律裁判をしたら勝てるものであったりする、なので現状の国の方針で概ね正しいのだろう。

あとは誰か通報して裁判判例を通じてはっきりと境目が出てくることになると思う。

2023-12-10

から30年ほど前、ど田舎小学生だった頃、小学校から500メートルくらいのところにある公民館に人力餅つき見学しに行くという校外学習があった。

小学校は30段ほどの階段の上にあり、秋になると階段両脇の土手が彼岸花で真っ赤になった。小学校の隣(下)には農協、真向かい倉庫野菜直売所公民館農協の間は水田という具合で、通学の際にはいつも田んぼ道路の境目の50センチくらいの土手の上に駆け登って平均台の様にして通るのが好きだった。

餅つきの話に戻るが、地元年寄が臼と杵で餅をつき、まとまったのを手で素早くちぎり取って丸め、餅とり粉を敷いた木の四角いお盆?箱?にぽんぽんと置いていくのを皆で見学していたのだが、臼の底にぺちょっと餅の塊が残っているのが食べれそうだなーと思って「その残ったのはどうするの?」と作業していたおばあちゃんに聞いたら、おばあちゃんニコッとして無言でその残りを掬い取り、私の手を取り掌を上にさせ、そこにぺとっ!と乗せてくれた。ありがとう!とおばあちゃんに言っていると、周囲の同級生達がちょうだい!ちょうだい!と、わっ!と手を伸ばして手の上にある餅を少しずつ摘んでぱくぱくと食べた。私も慌てて残りを口に運んだ。つきたての餅はあたたかくやわらかく、何も付けなくても餅米の風味がしてとてもおいしかったように思う。先生がいいよとか駄目だよとか言う暇もないくらいのあっという間のことで、叱られも咎められもしなかった。

いい思い出ばかりではない小学校だったが、その記憶は懐かしい良い思い出として今も覚えている。

これは30年前の話で、食品衛生管理等誰も気にしなかった頃の事なのでそのあたりは緩めに見て欲しい。人によっては不衛生で不潔で有り得ない、となるとは思うが。自分にとっては、のんきでおおらかでのどかないい時代だった。

2023-12-05

祖父のような人が、昨日死んだ。

祖父のような人が、昨日死んだ。

血の繋がった祖父は、自分の生まれる前に亡くなっていた、少なくとも父方の祖父は、割と早くに亡くなったらしかった。

母方の祖父は、母親子供の頃に祖母離婚しており、多分早くに亡くなったのだと思うが、仮に生きていても会うことはなかった。自分がいつそんなことを聞いたのかは確かではないが、物心ついた自分が、血の繋がった祖父、というもの意識した時にはどうやら亡くなっていたらしいのは確かだ。

祖父のような人」は、僕が生まれるずっと前から祖母と一緒に暮らしていた。多くの人が誰しも持つ思い出のように、自分子どもの頃、祖母と彼の住む家に遊びに行き、甘やかされ、小遣いをもらい、トランプやら野球やら将棋やらをして、思う存分に遊んだ

将棋ルール司馬遼太郎池波正太郎、他にもいろいろと、今ではどれが彼に教わったものか一々思い出せない程、いろいろなことを彼は教えてくれた。

しろ祖母と彼には、高級旅館に何度も旅行に連れて行ってもらったり、高級料理を食べたり、普通の人よりも随分いい思いをさせてもらった、祖母お金だったのか、彼のお金だったのか分からないが。

祖父、おじいちゃん、適切な言葉は分からないが、彼は自分にとって唯一のそういった存在だった。彼は無責任で、冗談と嘘をよく話し、調子のいい軽口を叩き、良い人間とも思えないが、憎めない人だった。

陽気に昔の自慢話を語り、祖母や叔母に返す刀で昔の失敗をからかわれると、機嫌を損ねて無口になり、眠ければ眠り、食事の時は誰よりも早く食卓について料理が出てくるのをやたらと祖母に急かした。彼は一言で言えば、「簡単」な人だった。読書好きで、色んな経験をしてきたらしい割に難しいことは考えず、毎日似たようなことをして気楽な生活を送っていた。

祖母が彼と暮らし始めたのは、離婚した直後のようだった。母や叔母(母の姉、祖母の娘)は、彼のことを時折「おとうさん」と呼んだし、祖母、叔母、母、彼の四人で暮らしていた時や旅行をした話を聞くことも稀にあった。

ただ、彼は、外に出れば家族ではなかった。彼の苗字は一人だけ違った。祖母が「田中」(仮名、でもそれくらいありふれた苗字だった)と彼の苗字を口に出す時、聞いてはいけないタブーに踏み込んでいるようで、胸がざわついた。今でも克明にそのざわつきを思い出すことができる。

父方の家族に会う時、彼がその場に来ることは当然なく、それどころか、彼のことを口に出してはいけない、そんな人はいないものとして話さないといけないことは、子ども自分にもいつの間にか十分過ぎるくらい分かっていた。

父は自分や兄や母とともに、母方の祖母の家に行くこともあったが、彼のことを嫌っており、彼と会ってもまともに話さず、彼の話を自分や兄から聞くと不機嫌になった。自分も兄も馬鹿じゃなかったので、幼い頃から、彼の話を父の前でしてはいけないことは分かっていたが、父は、祖母の家から帰ってくるたびに普段の落ち着いた様子からは考えられない程ぶっきらぼうに「田中はいたんか」と自分に聞いて、「うん」とだけ自分が答えると、より一層不機嫌になった。

母は、自分たち兄弟を育てながら、よく酒を飲み、よく荒れた。父は単身赴任で平日ほとんどおらず、母は毎晩のように台所で酒を飲み酔っ払って、自分や兄を理不尽に怒鳴って手を挙げ、警察学校や塾にやたらと電話をかけてほとんど脅迫に近いようなクレームを怒鳴り散らかした。たまに帰ってきた父がそれを制止すると、コンクリートで出来た平成生まれの一軒家ですら、簡単に壊れてしまうのではないかという程の暴れ方で反抗した。酒を飲んだ母は、怪物だった。

母は、素面の時、神経質で、常に他人の目を気にしていた。タクシー運転手にも、ずいぶん年下の店員にも、学校先生にも、息子の同級生の親にも、そこまで丁寧に話さなくてもいいのにという程、丁寧に低姿勢に話した。素面の時も、酒を飲んで暴れる時も、母は「正しい社会から向けられる目に怯え、苦しみ、酒を飲んだ時だけ、自分の正しさを暴力的に吐き出すことで、何とか自分という存在を保とうとしていた。

自分中学生高校生くらいの頃、彼には今は離れて住む子供がいることを知った。思えば「いない」とも聞かされたことはなかったが、はっきりとそれを聞いた時は、ただ胸の内で「そうだったんだな」とショックを受けたのを何となく覚えている。

それくらいの頃、叔母が離婚し、一人暮らしを始め、段々と精神病み、盗聴されている、組織に狙われてるなどと、典型的統合失調症の症状が出始めた。

この頃から父はよく自分にもはっきりと言い始めた。母が酒に荒れ、叔母が病んだのは、家庭環境のせいだ、母、叔母の親である祖母と、彼が不倫をして、母や叔母の実の父親を追い出したからだ、と。きっと母や叔母は、「外で言ってはいけない」ことを家の中で強く教えられ、世間の目を気にして怯えて生きてきたのだと。

それはある意味で納得のいく説明だった。祖母は、離婚理由を、相手、僕の実の祖父の賭け事のせいと言っていたが、どこまで本当かよく分からなかった。

知り合い、昔からの友人である大学同級生と会う時も、祖母は、「娘が二人いて、孫もいる独り身」として話しており、彼のことを誰にも言っていないようだった。

お盆、お坊さんがお経を唱えに祖母の家に訪ねてくる時、彼は訪ねてくる少し前に外出し、お坊さんが帰ってもういないことを電話で聞くと、すぐに帰ってきた。用事があって出かけるのではなかったから、すぐ近くにいたのだろう。祖母は、お坊さんが来る時間をいつも気にして、去年は遅かったとか今年は早過ぎるとか言っていたが、後ろめたさと面倒なことへの苛立ちが入り混じっていたのだと思う。

彼は、彼の子供とは長年会っていないようだった。彼の子供は、僕の父や母と同年齢程度のはずだが、彼の子供や、家庭のことを思うと、僕に罪はないのに申し訳ないというか、複雑な気分になった。彼の家族が彼のことをどう思っていたかからないが、少なくとも誇りには思っていなかったのではないかと思う。

祖母と彼は、僕が知る身近な家族の中で最も夫婦らしい二人だった。時に自分の子どもたちを犠牲にしてまでも二人の時間を過ごし、お互い喧嘩し、お互い気ままに生きて、美味しいご飯を食べ、よく酒を飲み、一緒になってから数十年間を死ぬまで共に暮らした。

この一年程、彼はほぼ寝たきりになり、祖母は、彼の子供のところへ帰って欲しいと伝えていたようだが、結局最後まで彼が聞き入れることはなかったようだった。

彼とのことで一番はっきりと思い出せるのは、大学落研に入った自分に、彼が帯をくれたことだった。自分の着ていた着物は、桃色で、当時自分が持っていた水色の帯とは合っていなかった。祖母がその写真を見て、「合う帯があったら、おじいさんにもらい、おじいさん、呉服屋社長をやってたから」と言った。彼は昔の仕事の話をされるのが少し気まずいのか、「ええの残ってるか分からんで」と言っていたが、次会った時に、自分着物によく合う、濃紺の帯をくれた。とても気に入った帯だったし、締める時は不思議気合が入った。他人に言えない自分の生まれを、言葉に出さずとも身に纏って話しているようだった。

思えば彼について知らないことも多い。下の名前も一度くらいは聞いたことはある気もするが思い出せない。思い出すのは、人となりと、「田中」と呼ばれているのを聞いた時の、あのばつの悪さだ。彼がくれた帯も、彼がどこにしまっていたのか分からない。少なくとも祖母と彼が暮らしていたマンションには、彼の私物しまうスペースはほとんどなかったはずだった。彼は、祖母マンション以外にも一応自分の部屋を借りていたらしいが、ほとんど帰っていなかったし、何を残して、何を捨ててきたのか、いつから祖母暮らし始めたのかも、本当のところはよく分からなかった。

彼が死んで、母から僕に電話が来た。

「二日前くらいか入院してもう危ないとは聞いてたんやけどな、おばあちゃん病院行かはったんやけど、内縁の妻、言うんかな、死んでも詳しくは教えてくれへんのやて。ほら、おじいちゃんて、"田中"さんやんか、息子と娘さんがお葬式とかお通夜はるから、心の中で弔ってあげてな」

母は冷静に話すようにつとめているようだったが、その話し振りは、まだ状況が飲み込めない子どものようでもあった。

母にとって、彼がどんな存在だったのか分からない。少なくとも、幼少期ともに過ごし、自分の血の繋がった親である祖母暮らし続けていた「彼」のお葬式にもお通夜にも出れないことは、やはりショックな出来事であり、何を悲しんでいいのか、すぐには整理がつかないようだった。

きっと、親である祖母離婚して、その後すぐ彼が家に来て、そこからずっと母は、同じように色んなことを飲み込めないまま生きてきたのだと思った。

もう高齢で、ボケかけの祖母は、すぐには状況が完全に理解できなかったらしく、母からLINEが入っていた。

母は気持ちの整理がつかないのか、若干文章ががおかしかったが、「やはり 悲しいことと思います。」と書かれていた。

彼が死んだら、お葬式にもお通夜にも、自分はおろか、「田中」以外の人間が出ないことは、ずっと前から、僕が生まれるよりも前から分かっていたことだった。

別に祖母がそのことをどうにかしようとする素振りもなかった。祖母と彼はただ一緒に暮らして、おそらく楽しい思い出をつくり、何かを片付けることもないまま、彼は死んだ。

残された人はみんな、この悲しみをどう受け止めていいかも、怒っていいのかも、誰に話していいのかも、どう弔えばいいのかも、分からないままだ。

祖父のような人が、昨日死んだ。このことを上手く話せる日が、いつか僕に来るだろうか。

2023-12-03

田舎に転勤になって死ぬほど辛い

当方20代後半、都下(いわゆる23区外の多摩)に生まれ、22歳で都内大学文系学部卒業し、ストレート大手メーカー総合職として就職。配属は社内情シス

その俺が、入社数年して突如地方転勤を言い渡された。

転勤先は東海道新幹線とある駅まで数km田舎工場で、工場情シスということで仕事の内容自体東京本社とあまり変わらない。サポートデスク的なあまり難しくない仕事だ。

が、転勤して半年ほどたって耐えられなくなってきた。本当につらいし、地方転勤を心の底から舐めていた。東京生活できることのすばらしさを舐めていた。住環境というもの過小評価していた。

就活してる時に戻れるなら、地方転勤があり得るメーカーなんて絶対に受けない。なまじ偏差値高い大学だったため、同期も大手企業バンバン内定を決めていることが焦りにつながり、俺もブランド重視で大手メーカーを選んでしまったが激しく後悔している。面接で「地方転勤もあるかもしれないけど、いい?」と聞かれ、都会の生活に飽きが来ていたと思っていた自分は「地方生活経験してみたい、東京以外の生活面白そうだ」というぼんやりした理由で承諾してしまった。今は転職エージェントを使って全力で転職活動している。

俺と同じように実家東京でずっと東京生活していて地方生活も悪くないかもと考えている都内大学生は多いと思う。そいつらに全力で警告したい。

ぼんやりした理由地方転勤を絶対承諾するな。

東京生活に飽きたか地方生活してみたい、は絶対後悔する

そもそも地方転勤がある会社を受けるな。もし受けるなら40歳平均年収が1000万円以上のところだけにしておけ。平均年収600万円程度の会社地方転勤させられたら都内勤務で平均年収600万円の会社絶対勝てないし自分の愚かさを心の底から呪う羽目になる。

地方転勤は年収換算マイナス300~500万円くらいだと覚えておけ。つまり年収300万円上乗せするから地方に転勤してくれない?と言われて初めてフェアな交渉になるという意味だ。給料据え置きで地方転勤を打診されたら速攻で転職活動しろ。でないとニトリ家具に囲まれ地方うんこ製造するしかなくなる。

新幹線から見える工場

これを読んでいる都内在住の人は、新幹線に乗って遠出したことが一度はあると思う。東京から新幹線に乗車し、富士山を眺めつつ、新大阪名古屋に到着し、旅行を楽しむ。ありふれた旅行の一つだ。

都会から都会を結ぶ線路の途中でふと窓の外を見ることもあると思う。眠くなるような代り映えのない田んぼだらけの景色

そう、そこに田舎工場がある。

想像できるだろうか、新幹線の窓辺から見える田舎工場で働く人の生活を。俺はまともに想像もしていなかったのに安易に転勤を受け入れてしまった。

地方転勤の想像現実ギャップありがちな勘違いを、東京育ちの若者目線でつらつら書き残しておく。

23区外、いわゆる多摩だって田舎だし、東京から離れた田舎だって同じ日本なんだから大して差はないだろ、という勘違い

23区外に住んでいると、しばしば「ここは田舎から」と自虐を宣う人を良く見かける。

こんなのは嘘だ。本当の田舎を知らないから言える虚言そのものだ。

駅までせいぜいバス自転車、徒歩で心理的負担なく気軽に出かけられて、駅周りの喫茶店カラオケネカフェ松屋吉野家なんでもありの活気がある場所にすぐ行ける。

この「心理的負担なく気軽に」行けるかどうかの違いは東京郊外と、本当の地方田舎じゃ天と地との差がある。

地方に住んでいると、駅までちょっと出かける、というのは遠足みたいな準備と気合必要になってくる。

明日は何時に家出て駅まで行って、そこから~時の電車に乗ってでかける、といったようにだ。

東京に住んでいたら、休日時間を気にする必要なんて全くと言っていいほどない。終電逃しても最悪タクシーがすぐに拾えるし、どんな時間バス停や駅につこうがすぐに乗車できるからだ。

東京場合は、財布とケータイだけもって適当にぶらぶら歩きつつ思いのままに東京タワー行ったり新宿で買い物したり美味しいラーメン屋とか書店で思う存分休日を楽しめる。

コンビニも近いかちょっとビール飲みたいなと思ったら思ってすぐに家出て買いに行ける。

それが田舎では全くできない。

田舎に住んでいると、外出するのにかなり気合必要になる。というか、外出する目的必要になる。東京に住んでいる時には外に出る理由なんて一切必要なかった。外に行きたいから行く。これだけで十分だった。

だが田舎は違う。目的も無しに玄関出て外に出たところで、何も起こらないのだ。田んぼだらけの道をふらふら歩いてコンビニまで30分かけて行って弁当飲み物買って帰ってくるくらいだ。田んぼの田園風景引っ越し初日で飽きる。何にも面白ものなんてない。だって変化がないんだもの。当たり前。

ネットAmazonもあるし、もともと休日に頻繁に外出するタイプじゃないか地方だろうと部屋の中でのQOLは都会と大差ない、という勘違い

俺は思いっきりこの勘違いにハマっていた。もともと友達もあまりいないし、ネットサーフィンしたりPCネトゲやったり読書したりとインドア趣味が多かったので、東京に住もうが田舎に住もうが大した変わりは無いと思っていた。むしろ田舎の方が光回線の帯域を占有できるからネットスピードに関しては東京より快適だった。

だけど、田舎の周りが田んぼだらけのアパートの一室でゲームやったりネットサーフィンやっていると、孤独感が本当に半端ない東京に居たときレベルが違う。東京の外で生活したことがなかった俺は、これが一番堪えた。逆に、東京にただ住んでいるだけで孤独感がほとんど無かったというのは新しい発見だった。実家が近いとか、地元の友人にすぐ会えるからとかじゃなくて、人が多いところにただ住んでいるというだけでこれほどまで孤独を感じないものなのかと再発見した。日中玄関から出れば東京だと絶対人間に出くわす。ママチャリで買い物してる奥さん学校帰りの子供、スーツ着たサラリーマン作業服した作業者、とにかく人間がいる。

対して田舎は本当に人がいない。外に出ても出なくても人がいない。部屋の中で心臓痛くなって倒れても助けは呼べないだろう。俺はアパート住まいだが、隣の部屋は空き室で、数室離れたところによくわからん人が住んでるという感じだ。俺がゲーム中にくらっと来て倒れても誰も気にかけちゃくれないだろう。地方田舎の、新幹線から見える工場に勤めてる若造が、周りが田んぼアパートの一室で倒れて苦しんでるなんて、誰にとってもどうでもいいことに違いない。そういう絶望的な孤独を、田舎では強烈に実感することができる。それはインターネットアマゾンでは全く埋め合わせることができない。

アマゾンは確かに配達される。だけど物欲自体が無くなるわけよ、田舎に住んでると。だって自慢したい相手がいないんだものいくら高価なグラボを買ってTwitterで自慢しようにも、自分が惨めな田舎アパートぐらしってだけで気持ちが強烈に萎える。

田舎で成り上がる意味はない。田舎で成り上がったその先は、都会への移住

で、これ。

住めば都って言うじゃん。どんな田舎でも何年か暮らしてみたらそこが故郷になるって話。あれは絶対嘘。まあ実家がもともと他の田舎にあって田舎田舎の転勤ならそうなるかもしれない。

だけど東京育ちの若者田舎に何年住んだって絶対都になんかならない。人がほどんどいない無人の都なんてあるか?何年たっても田舎田舎だし、人は増えない。当然都にふさわしい店や活気、おしゃれな建築物なんて絶対に作られない。都なんかになるわけがない。

から、上昇志向のある人間必然的により良い環境へのクラスチェンジというか移住目標になる。田舎工場工場長や支社長になったって、多分東京で平社員やってる方が圧倒的にQOL高いよ。

田舎トップになるより、東京底辺の方が100万倍マシ。なぜなら優秀な人はみんな都会を目指すわけで、田舎で昇進を重ねて偉くなろうが、部下になる奴は救いの無い田舎者とか上昇志向の無い現状維持の変化を嫌う奴らだけ。優秀な奴は結局東京みたいな都会を目指すわけよ。

から田舎で昇進して成り上がるなんて人生目標になるわけがない。偉くなれば東京に上がれるかも、って希望けが向上心の持っていき場になる。

偉くなって、東京に行くんだ、ってなるくらいなら、最初から東京会社キャリア積んだ方が100,000,000倍マシ。地方転勤は本当に虚無。

東京実家に戻ってさらに実感

お盆休み実家に一週間ばかり帰ったが、田舎暮らしには何の意味もないことをさらに実感することになる。

しろ何もかもが最高なのだ

UberEatsとか、なんだよこの便利なサービスは。外出しなくてもレストランメニュー注文できて自宅で食えるとか神かよ。

図書館はそこら中にあるし、本屋もまだまだたくさんある。ふらっと気軽に家から出て本屋立ち読みしたり気に入った本を買って喫茶店で3時間くらいコーヒー飲みながら読書したりとか、最高かよ!!

映画館も多くて、プロスポーツ観戦もちょっと気が向いたらすぐに行ける。ラーメン屋地方と違ってめちゃくちゃレベルが高い。

「生き物のようにぐにゃぐにゃ生きて動いている街」のど真ん中に自分がいるということがどれだけ楽しく活気に満ち溢れている状態なのかとても強く実感する。

東京戻ってきて思ったのは、東京って行こうと思えばすぐに、海、山、湖、川、都心、港、渓谷、果ては島にすら日帰りで気軽に行けちゃうっていう、人が多くて買い物し放題なだけじゃなくて東京近郊でアウトドアレジャーも超簡単に楽しめちゃう最高の地域だってこと。

箱根富士五湖横浜の港、アクアライン千葉に行ってマザー牧場とか海岸線ドライブとか、狭山とか五日市秋川高尾山も超気軽に行ける。調布飛行場行けば日帰りで伊豆大島にすら行ける。井の頭公園代々木公園新宿御苑みたいな緑にあふれたところもさくっと行って帰ってこれる。つまり東京に住んでれば自然も楽しめるし都会も楽しめるし、文化芸術スポーツも最高に楽しめる。

東京で不足する要素が本当に見当たらないのだ。

お盆が終わり、誰も待っていない田舎アパートに戻ると半端ない孤独感が波のように押し寄せてくる。同じ大学の同期で東京勤務の奴は、田舎暮らしの辛さなんかこれっぽっちも知らないんだろうなあ、と思い心底うらやましく感じる。都会のおしゃれな店で貴重な20代合コン会社の先輩とかとの飲み会で楽しんでる中、自分は音のしない孤独アパートの一室でやることはネットサーフィンやネトゲだけ。

大手企業から20代なのに残業代込みで500万円近くもらえてはいるのだが、ぶっちゃけ20代なんて年収300万円の都会住まい全然十分だし、早くこの地獄から脱出したくてたまらない。。。

東京育ちで地方転勤ありの会社を悩んでる人へ

あなたと同じ東京育ちの人間として親切に忠告する。

地方転勤がある会社絶対選ぶな。

年収600万円での地方生活 = 年収300万円の東京生活だ。

地方転勤命令なんて人権無視非人道的行為のものだ。好きなところに住む権利基本的人権の一つだ。

転勤命令を出すなら、最低でも年収300万円は上乗せしないとフェアじゃない。それを会社側の負担がせいぜい数十万円の引っ越し代でほぼノーリスクで転勤命令出せるなんてありえない。

俺と同じ無知による悲劇はもう起こってほしくないし、何よりノーリスクで転勤命令出そうとするクソ企業を心底呪っているので、転勤ありの会社新卒が全く集まらないような社会になってほしい。

転勤ありの会社地元から社員募集するか、年収300万円以上給料上げて募集しないと人が集められない、そういう社会になってほしいと思ってこのエントリーを書いている。

だっておかしくないか企業企業土地代の安い田舎工場事業所を作るわけだから土地負担額は数十億円単位セーブできているわけだ。だったらそのセーブした分を人件費に積みかえることで地域活性化してお金地方にも回るのに、都会で人を集めといてそのまま地方にぶん投げる、こんなのありえないだろ。せめて金銭的に地方に行ったら得になるようなインセンティブを出せよと。

ニトリソファ買って田舎暮らし。向き不向きあるだろ。

2023-11-21

徹底した宗教拒否思想がない限り日本無神論者になれない

短期滞在上級国民であらゆる法則無視出来る人じゃないと、非常に宗教を持つ人にとっては暮らしにくい国だぞ日本

 

いただきます」「おかげさまで」「生かされている」は宗教から来るものだし、

パッと思いつくものでも、建物を建てる時のあれこれ、事業所やお店の神棚七五三例大祭厄年お盆年末年始葬式のあれこれがある

ワイが子どもの頃、当たり前のように子ども会のイベント神社でやってたし、神社クリスマス会やったなぁ

修学旅行神社やお寺へなどの宗教施設訪問も当たり前のようにやったなぁ

 

あと西洋宗教などの神が人間評価する国の人は熱心に宗教信仰していなくても、

だいたい自己責任思想能力主義が強いし、自由意志否定すると発狂する米🌾

なぜなら人間自己責任に基づいて行動をしそれを神は見ておられて評価するから

 

でも日本神様はそういうのないからな。そもそも人を支配しないし万物に神性や魂が宿るって考えだから

動物現象神様だけでなく海外神様神社に祀るから。その神様アイコンにするから

 

とりあえず、教典がある宗教がいいです!なら、日本にいる出稼ぎ庶民外国人に聞いたら良さそう

日本だしでぇじょぶだ、神様も赦してくれる!』ってだいぶ緩く信仰してるぞ

anond:20231121031454

2023-11-19

anond:20231119213949

いやめっちゃ分かる…

俺の場合郊外の名士だったらしくて同じ苗字の人が固まってるんだよね。しかもその苗字が珍しいせいで、バイト先の人とかに名前を言うと、「あぁーあそこの…〇〇って人なら近くに住んでるけど知ってる?」って聞かれるんだよな。説明がめんどくさいので、親戚ですねーとかいちゃうんだけど

お盆に毎年親族巡りしててどこの誰がなんの仕事してるのかを把握してるのでギリやっていけてるけどコミュ障だったら死んでたと思う

2023-11-11

いつも行くローカルチェーンスーパーの好きポイント

野菜精肉鮮魚の種類が多くて安い

その辺の大手スーパーとか行かなくなった。たまに何かのついでにイ○ンとか寄るとレジ金額の高さにビビる野菜特に安い。レタス2つで200円とか小松菜2袋で150円とか茸よりどり3つで150円とか毎週買ってる。安いけど普通に新鮮なものが並んでるので品質不安もない。生鮮じゃないやつだと不定期だけどサラダ油の特売がある。900gのが250円くらいで買えたりする。嬉しい。見かけたら絶対買ってる。

 

駐車場警備員がいる

♿の駐車スペースって店舗に一番近いところにあるけど、あそこって時々対象外のくせに停める人いるじゃん? 恥の権化みたいな人。でもこのスーパー普段は♿用スペースに三角コーン置いて勝手に停められないようにしてて、警備員対象の人なのか確認取れたら三角コーンを退かして誘導してる。増田は停めることないけどめちゃくちゃ好き。

 

・定休日とまとまった臨時休業がある

元々決まった曜日休みなんだけど、それ以外にもお盆年末年始大型連休でも数日間お店が休みになる。ちなみに今月の祝日もお休み。休業は半月くらい前には告知されるから客側も困らない。スーパーって年中無休みたいなとこが多いけど、世間休みの時に同じように休めないのはなあ…と思ってたか従業員さんにまとまった休みがあると知ってからはここ使ってて良かったなと思ってる。

義実家と会う頻度と、夫婦一人で帰ること

子無し夫婦義実家と会う頻度でもめてんだが普通どんなもん?

こんなのに一般解は無くて二人で決めろってのが正しいとは思うけどさ

 

俺んちは俺は結婚から両親死去、嫁は両親健在

 

で毎年正月は7日から10日くらい、盆は3日くらい嫁実家名古屋)に帰ってる

俺は親族絶無なので嫁実家のみ

 

今年はそれに加えてコロナ本格明けというのもあり、春には東京に来てもらって2泊3日うちに泊め、お盆に3泊嫁実家名古屋)に帰ってる

 

で、来週会いに行こうかって言われて、もう来月には正月なんだし良いだろと思って「一人で帰ったら」って言ったら「そんなの変」って言われて揉めてんだよな

 

一般的にそんな両親に会うもの?それにそれなら一人でもいいじゃん。来月だって1週間以上会うの確定だし、正月はずっと一緒だからかなり濃密に会うんだよ

義両親は尊敬できるお二人だし好きだし関係は良好だよ、でも3か月前にも3日間会ってるしさ

 

一人で2,3日帰ったらいいじゃんってそんなにおかしなことか???

2023-11-08

20代30代に死ぬほど嫌われる先輩を見てて気づいたこ

自分今年二年目の社畜

その先輩は同じ会社の二個上。



私たち新人歓迎会とき

座敷で席が隣だった人、向かいだった人から突然


「(嫌われ先輩を指さしながら)あの気持ち悪いのいるじゃん?あれ殴っていいからな」

「殴っちゃダメだって(笑)でもあれには敬語は使わんでいいよ(笑)


という露悪ジョークをいきなり投げかけられてショックを受けたことがある。

と同時に、私はその発言から

「あの先輩は人間としてどれだけヤバいんだろう…」

勝手に警戒し始めた。

一次会が終わったあと、嫌われ先輩は皆から巻かれてとうとう二次会には現れなかった。


1ヶ月の研修の後、私は本配属となり嫌われ先輩と同じフロアで働くことになった。

そして現在まで嫌われ先輩の振る舞いや言動を見ていて気づいた特徴がある。



バラエティタレントのような言葉遣いをすることが皆無。


例えば、語尾が「~なんよ」だったり、「いや、めちゃめちゃ食うやん」みたいな言い方のツッコミをしたり、他の20代の同僚がそういう感じに言葉を繰り出すのとは対照的に、嫌われ先輩は流行り廃りのない日本語しか使わなかった。


もしも「いや、めちゃめちゃ食うやん」を嫌われ先輩の言い回しに変換するとしたら

「いやぁ、たくさん食べるんだね!

僕も〇〇が好きでさあ、スーパーとかで見かけるとついつい買っちゃうんだよね( ˶ ᷇ 𖥦 ᷆ ˵ )

から家の冷蔵庫はいつでも〇〇がたくさんあるんだよ(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑」

みたいになる。


ちなみに嫌われ先輩からこういう言い回しの返しをされたとき

年代の同僚は露骨に項垂れながら「よかったね……」と疲れ切ったように絞り出すとか、

後ろを振り向いて背後の同期に「(こいつぶっ飛ばしてえええええ)」とでも言いたげに握り拳を見せつけたりとかしてる。



・怒らない


・無表情にならない


・悲しまない(落ち込まない)


・声が高くてデカい。ハキハキ喋る


・同僚の接し方や問いかけに含まれる悪意に対する感度が嫌われ先輩はゼロに近いほど鈍いので、嫌われ先輩の反応で場がめちゃくちゃ変な空気になることがある。

例えば、モロの童貞探りを入れる同僚の質問に対して嫌われ先輩は


「いやあ、情けない話ですがそういうのがないんですよねえ~(´×ω×‪`‬)

この間、お盆田舎に帰ったときも父方の祖母心配させてしまいました!( ˊᵕˋก;)」

みたいな感じで返すとか。


・年配の重役や取引先の老人からめちゃくちゃ可愛がられてる。

なので嫌われ先輩は同年代ヘイトを一身に受けているのにも関わらず職場パワハラは食らっていない。

いつもの調子で繰り出される嫌われ先輩の言葉に、重役が「可愛くて仕方がない」という感じでニコニコと耳を傾けて雑談している光景をたまに目にするのだが、

20代30代の同僚たちはめちゃくちゃ冷ややかな視線を送ったり、お互い目配せして蔑みの微笑みを浮かべ合ったりしている。





ここまで書いてて分かったわ。

嫌われ先輩、絶対に別の会社行ったほうがいいよ!

軽く30歳以上歳が離れた重役たちが定年退職して会社からいなくなったら、嫌われ先輩の居場所マジでなくなるっていうか普通に中学校みたいな露骨いじめが始める未来しか想像できない。


うちの会社は都会で生まれ育って裕福で高学歴しか美男美女という何不自由無く生きてきた若手がうじゃうじゃいるのに、そんな人たちまで嫌われ先輩に対してクソ意地悪で好戦的豹変するんだから、嫌われ先輩はもう同世代にとっては異星人なんだよ。

ていうか嫌われ先輩、なんでこんな華やかイメージミーハー業界選んだんだよ、全然そういうのとキャラ違うじゃん。


お爺さんお婆さんばっかりがのんびり朗らかに仕事してるような会社行ったほうが絶対良いよ。

正直、私は嫌われ先輩のことは嫌いでも好きでもどっちでもないけど、なんかもう本当に居た堪れない。

先輩はもっと良い人生を選び取れるはず。

2023-11-03

大阪ってなんでゴミ箱無いの?

お盆大阪行ったけど、マジでゴミ箱が無い。自動販売機はどこも100円なのに空き缶入れがどこにも置いてない。

スーパーでさえゴミ入れが無い。本当に無い。安くて美味しそうだなと思うけどゴミ捨てる事考えると買い食い出来ない。

ホントどうなってんの大阪。引っ越そうと思ってたけどこれなら関東の方がマシだなと思える

2023-10-31

天国とか地獄とかが本当にあるとして

そういう話ってたいてい現世の自我のまま死後の世界で暮らすじゃん。お盆に帰ったりとかさ。

で、もし自我を保ったまま天国に行くとしたら、天国でも当然現世で生きてた時の記憶があるよね。

そしたら、天国にいったとしても、本当に楽園みたいなところだったとしても、生きてた頃の痛い行動とかつらかったこととか思い出してつらくなるときって絶対あるじゃん

天国にいつまでいられるのかわからないけど、それもなかなかつらいもんだよね。

もし現世の記憶をなくしてしまうというなら、死後の世界なんてないも同然だし。

そう思うと、天国があるタイプ宗教ってこわいな~と思った。

仮に虫畜生に生まれ変わるとしても、記憶なくしてやっていける方がいいわ。

2023-10-30

当事者でもないのに許せないもの

私は"普通の日本人的"宗教観もつ家庭に生まれ友達の家が聖教新聞をとっていた、以外に新興宗教とも関わり合いのないまま大きくなった(その家も別に勧誘してきてない)が、熱烈に宗教アンチである新興宗教はもちろん、既存宗教も本当はこの世になくてもよいと思っている。例の銃撃事件のずっと前からそうで、あの事件のあとからはより思想が強くなった。

そのようにこじらせた原因は、大学生ときに知り合った私がとても信頼をおく人が宗教2世由来で宗教を憎んでいる人間だったからだとずっと思っていた。彼の苦しみに私は同期して、私も憎むようになったのだと思っていた。

ただ、よく思い返すと高校生の時点で今の私の思想ほとんど固まっていた。高校には新興宗教を進行した結果教室担任の置いた合格祈願の御札を嫌がる教師がいたが、その光景を見ながら「どちらも悪だよな」と思っていたことをふと思い出した。

そうなると、なぜそんな思想になったのかますますからなくなる。あのころ宗教を持って私に攻撃してくる人はいなかったし、正月お盆クリスマスも"普通の日本人"としての関わり、過ごしてきた。アンチになる前の段階で、どうして宗教というものについて好き嫌い結論がでるまで考えようと思ったのかすら思い出せない。

ところで、私は女性であるが、ずっとフェミニズム的な男性のことを「偽物」だと思ってきた。私自身は「フェミニスト」とも「アンチフェミ」とも言えない思想だが、世の女性が受ける問題について、当事者性がない人間が本気で取り組まないだろうと思っているからだ。当事者でもない属性に心から配慮しているとはどうしても思えなくて、こいつらは心の奥底では女を舐めていて、「こうすれば信頼を得られる」と考えた末のムーブだと推測していた。

でも、よく考えると私はずっと当事者性のないものについて真剣に考えてきた人生だった。そうであれば、あの男性の中にも本気で自分ではない属性幸せを考えている人がいるのかもしれない。それは私が女性から、というフェミニズム観点ではなく、私の思考の、人生肯定になるかもしれないと思うからである

2023-10-29

薬屋のひとりごとってアニメ、やたら動作が細かすぎんか?

食事のシーンで空いたお椀をお盆の奥側に置いて、お盆の奥側にあったお椀を手元に寄せる、みたいな動作要らんだろ。

ハロウィンってお盆じゃん

ハロウィンの日は霊界の門が開いて悪霊や身内の霊がこの世に来るという。

しかし霊が帰ってくるといってもどうせ欧米人の霊であって日本人の霊が帰ってくるのはお盆の日だ。

ハロウィンお祭り騒ぎをして盆でおとなしいのはどういうことなのか。これがグローバリゼーションって奴か。

2023-10-09

帰省した?」って聞いてくるのやめてほしい

要約

世の中には様々な家庭の事情の人がいるので、安易に「帰省した?」みたいなことを聞く文化やめませんか、と思う。

また、様々な理由帰省が難しい人も、全然噓をついていいと思う。

自分の家庭事情

学生時代に両親が亡くなる。現在地元を出て就職した20代後半。

一人っ子で、親戚付き合いはほぼなし。学生時代祖母に育てられたが現在はたまに連絡を取る程度

自身経験

日本全体の文化として、お盆年末などの長期休暇に実家帰省するという文化が非常に強い。

とりあえず長期休暇明けに「帰省した?」と聞かれる。

正直にしていないと答えると、大体は「そうなんだ」みたいな反応だが、たまに「なんで帰省しないの」「家族大事にしなきゃ」みたいに説教っぽくいってくる人もいる。

もちろん良心で言ってくれてはいるんだろうけど。

様々な事情

実際に自分の周りにも、親が離婚していたり他界していたりする人はいる。

また、孤児の人もいる。虐待ネグレクトだってあるし、過干渉や何かの依存症になっている親だっている。そうでなくてもどうしてもうまく関係を築けない人もいる。それは子だけが原因でない。

世界を見れば災害紛争などの事情地元に帰ることができない人だっている。

最近の風潮

近年、多様性配慮しようみたいな風潮になっていると思う。

自分が見ているとあるお笑いYoutuberも「彼氏/彼女いる?」という聞き方ではなくて「好きな人はいるんですか?」「恋愛とかってされますか?」みたいな聞き方をしていて、とてもいいなと思った。

長期休暇明けだって、全員が帰省するという固定概念を捨てて、「どこか行ったりしたの?」「何かいいことあった?」みたいな聞き方をすることだってできると思う。

固定概念を持ったり、その人の属性勝手に決めつけたりすることって、しなくてもいいんじゃないかなって思う。

実際

はいっても実際社会が変わるのは結構先になると思う。

以前の自分であれば嘘をつくことに抵抗があったが、最近はそこまで親密でない人に対しては適当に「帰省した」と嘘をつくようにしている。話は盛り上がらない。

逆に親密な人には嘘ついてごめん、から自身のことを話すようにしている。

これでいいと思う。

2023-10-08

10年来のセフレ結婚した

18と19の頃からセフレでお互いに恋人がいない時はよくセックスしていた。

大学卒業してからも時々会っては近況報告とセックス

地方に転勤になっても年末お盆地元に帰るついでに会ってはセックスしてたし、向こうも旅行のついでに一泊していったこともあった。

数えてみたら10年どころじゃなかった。14年。

最近では会うたびにお互いの体つきの変化が話題になっていて、相手は18の頃はやせ型でほとんど皮下脂肪のない身体付きだったのが、最近は雪が降り積もるようにうっすらと脂肪が付き相手身体に指が沈む。

向こうからしても19の頃からはずいぶん変わったらしい。最近ジムとか行ってるからまぁそうだろうなと思う。

去年の年末に予定を聞いたら歯切れの悪い返事だったので、これは彼氏が出来たパターンだな、と察して会わなかった。これはいものこと。

今年のお盆は向こうから連絡がなかったのでこちからも連絡しなかった。別れてれば連絡が来るのがいつものパターンなので。

最近久しぶりに連絡が来たら「結婚するんだ~」とのことで祝福した。

旦那老衰で死んだらその時はまたセックスしようと言ったら怒られた。

あ~婚活始めるかな…

近所の家の路駐

実家が近くにあり、何かと子供を預けたり子連れ滞在できたりするのは子供のいる家の人にとってはとても助かるのだとは思う

ずっと親と子だけというのは息が詰まるだろうし、祖父母も孫を見るのが嬉しいだろう

だけどその実家住宅地の角地にあって、家の前(生活道路上)に朝から夜遅くまでミニバンを停めっぱなしというのは近隣住民的にはとても迷惑な話である

その家の前に路駐されているとこちらの車の出し入れがやりにくいし、曲がり角の先の見通しも悪くなるので困っている

お盆年末年始くらいならそういう時期だよね…と思えるかもしれないが、ほぼ毎週末やってくる。なんなら平日も来る。そして長時間路駐される生活がここ数年続いていて辟易してる

警察通報とか町内会的な地域コミュニティ経由で伝えるとかも考えなかったわけじゃないが、基本的住民郵便荷物配送しか通らない場所なので近所の人間からの苦情なのはすぐバレるだろうし、近所付き合いに角が立つのもそれはそれでしんどいものがある

角地の家の息子夫婦夫婦が行き帰りに両親としているであろう外での談笑の声、彼らの車のエンジン音、うちの窓から見える彼らが路駐した車の影、その全てに疲れている

子供が大きくなったら頻度減るかなとは思うものの、あと何年かかるか考えると暗澹とした気持ちになる

 

2023-10-04

anond:20230920161014

事務OLだけど、うちほど零細になるとお茶出しという慣習がない

というかそもそも来客が少ない

顔見知りの営業マンがフラッと寄ることはあるけど大体終業ちょい前に来て、社長ウイスキー飲んで盛り上がってることはよくある

会議室というもの存在せず、フロアの隅に応接セットを置いて衝立で簡易的に仕切ってるだけだから、その顔見知りの営業マンに「あ、お疲れ様でーす、飲み過ぎないでくださいね〜」と声かけて帰る

たまに営業マン新人挨拶に連れてくることがあるけど、若い女の子の時には社長デパ地下で来客女性分+社内女性分のケーキを買って来るから、その時は自分のを入れるついでにお客さんの紅茶を入れて、お盆にセットしとくと社長自分で持っていく

終わったら社長自分で洗って片付けてるし、マメなのかヒマなのか、カップやふきんの漂白とか排水掃除とかも社長がやってる

こんな感じの始終緩い雰囲気縁故採用しかいない会社高卒で入ってもう20年経つけど人の話を聞くと今更他の会社では働けないな…

2023-09-19

マクドナルド喧嘩してた高校生カップル彼氏

2Fでオーダーし、3Fで飲食するタイプマクドナルドだった。

Sサイズドリンクだけをお盆に乗せて3Fに登るおれの足音はやけに音が通った。

90席もあるフロアであり、昼過ぎでもあった。そんな頃合いならガヤガヤしているはずだ。しか

まるでその気配がなかった。そういう意味での「やけに」だ。

登り切ったその先は、その静けさとは裏腹に混んでいた。

3Fにてウロウロと席を探すおれは、既に通り過ぎた満席テーブル席を意図せず振り返ることになる。

「じゃあ寝れば良かったじゃんッッ」

という金切り声によって。

そのとき気付いた。みんなその喧嘩を聞くために静かにしているのだと。

性分のせいもあり、おれは空席の探索を辞め、「カウンター席では余裕があれば1席離して座る」という配慮によって構成されたカウンター席に身を捩じ込むことで、彼らの状況を把握することに徹した。

ストローが口の中で異物感を感じる程度に溶けてしまうほどの喧嘩になるとも知らず。

[状況]

女性高校3年生。受験の話をしていたこと。まだ垢抜けていない様子、そしてマックシェイク1つというオーダー。察するに恐らく高校3年生だろう。

そして男性。彼は恐らく高校卒業したばかりの新社会人だろう。「仕事が〜」という話が時々混じっていたこと。また、パワーバランス的に女性がかなり上だったもあり、そこまで歳が離れていないだろうと思った。

発端は昨日とのことだ。

受験勉強を早く終わらせて、風呂に入る前に彼らの間で電話が始まったということだ。

風呂に入る前から〜ということは、夕食後およそ20:00~から電話を始めたのであろう。

途中で彼女が「風呂に入ってくるね!」と話すと彼氏が「うん、戻ってきたらまたかけるね!」と話したという。ここまでは良かったのだ。

さて、その後風呂から戻り23:30に事件は起きた。

「...体調悪いから寝て良い?」と彼氏が伝えたらしい。すると女性は途端に電話を切り「寝れば?」というラインのみ送って連絡がつかなかったという。

男性はこの電話の切り方に「配慮がない!」と怒っていた。

一方彼女はこの後の出来事に憤怒していた。

なんと、体調悪いから寝ると話して電話を切ったにも関わらず、その30分後にその彼氏の「Instagram閲覧履歴」を発見したらしい。

ということで、彼女としては

「体調悪いのではなく、あたしと電話したくないか電話を切ったんだろ?」

とのことだ。それに対して彼氏は「いや、寝る前に携帯見るじゃんか?」と話すが「見る元気あるじゃん、じゃあ体調悪いの嘘じゃん!」ということだ。

この話で彼氏論破され始めると、電話の切り方の話に彼氏が持っていき、「今その話は関係ない!」「いや、関係ある!」以降ループという感じだった。

ループに気付いたところでおれは離席した。

さて、ここでは

1.なぜ彼女ガチャ切りしたのか?

2. 閲覧履歴に対してどう対処すべきだったか

大事になる。

まず「なぜ彼女ガチャ切りしたのか?」だ。

これは彼氏。お前が悪い。

円満な会話の中で「てか体調が〜」と話したものなら「え、全然気にせず!寝なよ!むしろありがとね」などと出てくるものだろう。

明らかに電話でつまらないという感じが出てしまっており、かつそれが10分以上続いていたのではないか

ただそうなるのもわかる。往々にして恋に溺れた女性との電話はつまらない。

そういうときは「次会うとき話すことが無くなるのが嫌だから、X時まで電話しよ!」と先に伝えることだ。

そしてその時刻を5分ほど過ぎた頃に「え、やば、楽し過ぎて5分も過ぎちゃってた!照」

これだ。これを使え。電話の件は以上だ。

次に閲覧履歴だ。

まずInstagram閲覧履歴相手に見えないようにしろ。これは設定でできるらしい。けど彼女にそのことをバレないようにしろ

例えば今のアカウント趣味垢という程にしつつ、しれっと本垢を作るとか。

これで次回以降起きない。

では起きてしまった今回どう対処すべきだったか

これはもう「愛想良く可愛げを持って謝る」しかない。本当にこれしかない。

男にはそれで乗り切らなければならない時がある。謝りつつ彼女の好きなものプレゼントしたり、好きなところに連れて行く。

こういうときのためだけに、男は彼女の好みを知っている必要があるのだ。

高校卒業したばかりで色々わからないところもあるよな。

おじさんから伝えられることは1つ。

負け戦はするな。

まらない電話は長く続かないような仕組みを作る。

完全に逃げ道のない論点においては先に謝る。

これだ。

最後に。

あれだけ喧嘩してりゃ彼女は喉が乾いているはずだ。店を出る前にSサイズドリンクくらい、奢ってやれ。

姪っ子に石を投げられた

文字通り、数年ぶりに会った小学生の姪っ子に「おっちゃんをやっつける!」と石を投げつけられた。

しかった。

赤ん坊の頃から伯父さんとして適度な距離感で可愛がってきたつもりだし、

幼稚園児の頃に「おっちゃんはなんでけっこんしないの?」と言われて義妹が焦った時も「なんでだろうね?」と笑ってはぐらかせるだけに留めたし、

お盆には花火を買ってあげたり、正月にはお年玉をあげたりしたし、

コロナで会えなかった数年もお年玉を郵送したりしてたんだけどね。

悲しいね

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