はてなキーワード: お嬢さまとは
世の中には「オシャレな人」と呼ばれる人種がいる。その人たちはモデルかもしれないし、流行に敏感なのかもしれないし、はたまたた自分の好きな格好をしているだけなのかもしれない。
しかし私からしたら、「オシャレな人」までいかなくとも「普通に可愛いorカッコイイ格好ができてる人」「普通に自分に似合う格好ができている人」はみんな「オシャレな人」なんだと思っている。
なぜなら、私は「“元”ダサい人」だからだ。今でも不安になるが、「普通にオシャレな人」くらいにはなれていると思っている。
なお、ここでは「そもそも普通とはなんなのか?」という議論は表題とかけ離れるため追求はしないでいただきたい。
興味ねぇーよ!って方も多いと思うが、しばしお付き合い願いたい。
私は三姉妹の長女で中高一貫の女子校に通っていた。(先に言っておくが、決してお嬢さまなどではない。読めばわかる。)そんな女子にまみれた生活をしていたにも関わらず、洋服にも化粧にも何一つ興味を持てなかった。
興味があるのは漫画とアニメと声優だけという所謂オタクであった。類は友を呼ぶもので、仲の良い友人たちも基本的には私と同じようなスタンスであった。そして残念なことに私はオシャレな同級生からはことごとく遠巻きにされるタイプであったのだ。
自宅では中高生が化粧は早いという母親の考えから化粧に関する知識は何一つもたらされなかった。服装のダサさを母親と妹たちから罵倒されることはあっても、だからと言ってこういうのが似合うとか、今の流行りはなんだとか、そういうことは一切教えてくれなかった。
そんな状況でオシャレが好きになれるはずもなく、オシャレに興味もなければ、何がオシャレなのかわからないまま中高時代を終えてしまったのである。
中高と違い毎日私服で通う大学は新鮮だった。一目で誰がオシャレなのかわかったし、ほとんどの同級生が化粧をしていることにも驚いた。化粧品が好きで集めるのが趣味、なんて子もいた。カルチャーショックである。
そもそも化粧品にまともに触れてこなかった私には<化粧品が好き>という感覚がわからなかった。え?そもそも化粧品なんてファンデーションと口紅しか知らないですよ?
だから、聞いてみた。なんで化粧品が好きなの?「お母さんが好きなんだよね〜!」
そんな私にさらに衝撃の走る事件が起きた。なんと、久しぶりに再会した中高の友人たちがみんな化粧をしているではないか!なぜ!
だから、聞いてみた。どこでお化粧を覚えたの?「お母さんが教えてくれたよ〜!」
(そうか…みんな母親の影響を受けるんだな……女の子にとって母親の影響ってすごいんだな……)
私はしみじみとそんなことを思っていた。では、私の母親はどうであろうか。
「大学生にもなって化粧もしないなんて!せめてバイトぐらいはしていきなさいよ!」
高校生が化粧しているのを見てグチグチ言っていた母親の口からそんな言葉が出るなんて。
しかも、「そもそもやり方がわからない…」そう答えた私に彼女は何も教えてくれなかった。
後日判明したのだが、母親は化粧は高校で習ってきたと思い込んでたらしい。母親の時代は高卒で就職する子も多く、学校でオフィスメイクの授業があったらしい。しかもわざわざ資生堂の人を呼んで。しかし、中高一貫の進学校にそんな授業はあるはずもなかった。とんだ思い違いである。
しかしそんな私も今は「普通にオシャレな人」になれたと自負している。きっかけは友人たちだった。
大学、そして社会人になってからできた友人たちは、オシャレに関心のある子たちが多かった。その子たちは私のオシャレへの興味の無さを心配して、似合う格好や最近の流行り、化粧品の知識などなど私に叩き込んでくれたのである。
その子たちに感化され、私もオシャレに興味が湧いたし、何より楽しいと感じることができた。今ではちゃんと自分で情報収集もするし、自分に似合う格好や色も知っているし、お化粧だってする。友人たちには感謝しかない。
大抵の女の子は一番身近な母親から、または私みたいに友人たちから、オシャレとはなんぞや?ということを学んでいくのだと思う。男の子だって例外ではないだろう。
もちろん、母親や友人だけじゃなく父親の影響を受けた人もいるだろうし、雑誌やテレビのモデルに影響された人もいるはずだ。
そうやって影響されて、自分なりのオシャレをしてみた時の周りの人たちの反応が私は一番重要だと感じている。
「今日すごくオシャレだね!」
「その格好も良いけど、私はこの前会った時の方が好きだな!」
と、そう“ポジティブ”に返してくれるだけで嬉しいのだ。
そういう言葉かけをしてくれる人が周りにいるか。それはオシャレをする上でかなり重要で、そうやってその人なりのセンスが磨かれていくのだと思う。それに、ただその一言が、その人の肯定感にも繋がってゆくのだ。
ここまでを通して私は
と感じたのである。
もし自分の周りで、最近オシャレを頑張ってるな、いつもオシャレに気を配ってるな、と思う人がいるなら、ぜひ一言声をかけてあげてほしい。
作業としては嫌いじゃない。むしろかなり嬉々として取り組めてる。自分にわりと向いてると思う。周りからの評価も(口頭では)結構高い。
でもなんかつらい。なんか、いつになくきつい。
この組織のために働きたくない。
私は女で、新卒で入ってからずっとここでやってきて、もう10年になる。が、役職とかがつく気配がない。一般のまま、いっこ上に上がるとかもない。
仕事の評価は決して悪くない。みんな口ではやたらほめてくれる。でもなんというか、パソコンの大先生的ほめ方なのだ。実際仕事内容がパソコンの大先生だからだろうか。ちょっと複雑なVBA組んだり、依頼されたデータを引き出してきて整形したり、そんな補助的な仕事ばかりだから。そしてそんなのをひとりでやってるから。
つまり便利屋だ。とても便利な便利屋。そらほめるか。おだてとけばにこにこと次から次へ仕事を受けるちょっとトロい感じの女。ほめて損はないもんな。
そしてほめはしても、評価はあげない。人事評価に反映されない。もう2回は面談で直属の上司とぶつかってるが、評価は良くてもBで、最高のAには達しない。なぜなら誰もできないような素晴らしい成果を上げては居ないから。私のほかに誰もできないやらないVBAを組むとかそういう作業に従事していても。
ここまででも相当嫌気がさしていたんだが、ちょっとトドメがきた。
私は完全に文系ど真ん中の学部卒だが、大学は結構いいとこ出ている。早慶上智とかそこらへん。
そして私より前に私と同大卒で入社した人は(少なくとも当時在籍中の人では)いなかったらしく、私が初の「あの大学卒」みたいな扱いになった。ついでに「あの大学卒なんだからお嬢さまなんだろう」みたいなアレな扱いにもなった。庶民やけどな。庶民どころか、山と田んぼの地から出てきた田舎の山猿やけどな。
でもお嬢扱いっていろいろラクなんだよな。これまでもあったんだそういうこと。頭良くてお嬢って前提だと、本を読みまくっててかわいげがあんまなくてちょいと一般常識が怪しいところがあるってくらいだとプチ変人扱いでスルーされるみたいなのあるじゃん。それに甘んじちゃったんだよな。他に就職先のアテもなかったし。
思えばこれがいけなかったんだよな。
そんで私の後に2人、同じ大学卒の女性が1〜2年おきくらいに入ってきている。
その3人をまとめて「シスターズ」「三姉妹」と呼んでイジるような空気が、最近いつのまにか醸造されていた。
これがもう、なんか、思ったよりダメだった。
私はリアルに三人姉妹の長女なので、同大卒の後輩とはいえ在学中に接点なかったレベルの他人とまとめられて三姉妹の長女と呼ばれることの違和感が半端無い。脳が一瞬バグる。「あれこのひとなんで仕事中に私のプライベートに言及して軽口叩いてるの??」みたいにどうしてもなる。
あと私の仕事ははっきり言って大学まったく関係ない。学部卒レベルだし、習ったことマジで1ミリも使ってない。
なのになんか学歴がへんなアイデンティティみたいになってる。いつのまにか。
わたしの仕事場で、わたしの仕事っぷりよりも、卒大が筆頭にきて幅きかせてる。いつのまにか。
だけど、これもうダメだよね。職場風土だもん。抗えない。抗い方がわからない。みんな親しみの表現としてやってんだもん。特におじさん幹部級に完全に馴染んでるのこのいじり方が。無理やろこれ。今から反抗無理ゲーやろ。ただでさえコミュ障気味なのに。
あー、しくった。気持ち悪い。もう仕事の何もかもが気持ち悪くてたまらない。
つらい。なんかこう、消しゴム食わされてるような気持ち悪さがずっと想起されててしんどい。消しゴム食ったことないのに。カロリーメイトがなんか消しゴムっぽい味しそうで食えない。他に食いもんないのに。
仕事がつらい。
追記:
悪意や妬み嫉み的なイジりではないしそれよりはずっとマシなのは重々承知しています。
ただ、「シスターズ」の下二人は同部署にいますが、彼女らと私とはフロアも違うような別部署であること、私のとこは完全に私の一人親方状態であり後輩指導的な接点は誰ともないことなどを考えると、私が彼女らと和気あいあいしてるのを観賞して癒されてる人はいないと思います。彼女ら2人が和気あいあいして癒されてる人はいるかもしれない。
あと忘年会は普通に会費取られます。飲めないけど飲み放題で5千円。飲めないのに…というのはあるけど金取ってくれるのはむしろなんかホッとします。オゴリでシスターズフルセットで誘われたときはキツかった。二十代の後輩と並んで三十超えてシラフで場の華扱い(小規模なお誘いで他に女子なし)はコミュ障気味で化粧も下手なわたくしには荷が重かったです。
あとはアレだ。シスターズくらいならともかく、この後輩たちに言及するときに皆さんナチュラルに「妹たち」言うてくるのが一番ダメなんだと気づいた。
えっ私の妹はひとりは結婚して他県で暮らしてるしもうひとりはいろいろあって実家で家事手伝いしつつ療養中ですが???
ってなってしまう。むり。
この1ヶ月で50作品ぐらい読んだ上で良かった中から、完結済のものだけピックアップ。
まだまだメジャーどころしか読んでない気もする。好みは純愛寄り。
きみのことばに恋をする。
http://novel18.syosetu.com/n2853bg/
援交のしおり
http://novel18.syosetu.com/n1879ca/
http://novel18.syosetu.com/n0049cv/
同作者がバッドエンド集とアフターストーリーも書いてるのでそっちも。
女子寮の管理人になって突飛な美少女たちに囲まれながら東大に入学する「ラブひな」や
やたら有能な少年がお金持ちのお嬢さまの執事になる「ハヤテ」を
「男1女3でエロゲづくりって現実にありえないですよね?」とか言ってるのが
同じような作品の、一方を願望充足とし、一方をそうではないと評価するも、その根拠がろくに示されないので、
結局「他人がそういう願望を持っていると私は忖度しています」という自白でしかなくなっている。
そしてブコメで挙がっている作品群が王道ラブコメかどうかの返答もしていないので「観測範囲が狭いだけ」という結論は動かなさそう。