はてなキーワード: おっちょこちょいとは
結婚や婚活が話題の今だからこそここで話すしかない!と鼻息荒く書き込んでみたいと思う
バレないように嘘は盛大に盛っていくが許せ
まず私のスペックだが
・25歳院卒
・外資IT技術営業、給与はちょい低め、MtFは理系が多いが私も漏れずにバリ理系
・男から女になった
・昔からオカマだの発達っぽいだのでイジられたりハブられたりしてきた、性転換してから性格がまともになったとかなり言われる
・こだわりが強く、おっちょこちょい
・長女、妹が二人いる、オカマだから我が家系には二人戸籍上の長女がいる
・身体は弱め
という感じ
ホテルに誘われて当時恋人がいなかったから承諾、私でいいのかと確認してセックスして、ダラダラ付き合っているうちに両親顔合わせして結婚直前という感じ
ちなみにセックスは月2くらいで少なめだけど、スキンシップは多い
ADHDで自殺した人に対して、「まだ若いのに、親に相談してみれば」とか
「周りの人に聞いてみたら」ってさ、それがダメだったから、死ぬという結論になったんだろ。
親に相談したら障害が消えるのか?生活の不安がなくなり、就職もホワイト大手に決まって、
職場でいじめられることもなく、理解のあるパートナーもできて薔薇色の人生になるのか?
そんなの現実的に無理だろ。それを金でなんとかできるほどの親なら、
そもそもそこまで切羽詰まって死んだりしない。
3万人もいたのに、誰も恋人にもパートナーにもなってくれない。
「あなたに『ずっと』そばにいてほしい」と、3万人もみていて1人も言わないんだ。
一宿一飯はご縁だけど、「生活」じゃないんだよ。
発達障害がつらいのはその「生活」で、そこで揉めて離婚する人たくさんいるよね。
片付けられない。マルチタスクできない。仕事に遅刻、重要書類を紛失etc…
1日くらいの付き合いはさ、少しおっちょこちょいかな?で切り抜けられる。
でもこれが1ヶ月、半年、一年になったら、みんな逃げ出していく。
そういう、いつまでも続く苦しみには誰も手を差し伸べてくれない。
大変だけど、がんばれよ!って、送り出してくれる。
今まさに大変な人はね、「大変だ」までしか聞こえてないんだよ。
旅の辛いこと、苦しみ、それは期間限定の苦しみじゃん。
一生付き合わなきゃいけない障害のつらさとは違う。
どんなに孤独でも大変でもさ、今さえ耐えれば全部から逃げられると思ったら頑張れるよ。
自分はそれすらがんばれなくて、今はただ海外で安楽死できるようにお金貯めてるけど、
本当に「頑張って生きていてよかった」なんてことはひとつもない。
そんな底辺な生活してでも生にしがみつきたいって本当に思うのか?
普通に仕事クビになって爪に火をともすようなひもじい生活するくらいなら、
そういうみじめさに苦しむより前に人生終了を選択させてほしい。
生きたい人はもちろんそうしたらいいけど、死にたい時に死ねるシステムが欲しい。
そのほうがずっと人生楽しいよ。あと○年耐えれば死ねるって、めちゃくちゃ希望なんだよ。
そしたらそんなに恥かいたって役に立たなくたって、
あと○年で死ぬんならしょうがないやって、すごい楽観視できる。
そうじゃないから、いつまでこの人は自分の失敗を覚えていて責めてくるんだろうとか、
今クビになったら次なんかあるわけないんだという恐怖に苦しむことになる。
しんどいよ。一生普通じゃないし、飛び抜けてることもなくてただ迷惑なだけのゴミな自分。
頑張ろうと思っても集中力も興味関心も続かない。運動しても鈍臭い。顔も普通にブサイク。
その上に障害が乗ってきて、まあまあ大体みんな言葉に出さないだけで壁はあるじゃん。
うっすらと「あいつ、やばいよ」って隔てられて遠巻きにしといて、
俺は波風立てるのを嫌い、他人に否定的な言葉を面と向かって言えないタイプだ。だから相槌ばかり打ってることが多い。
なので相手にハッキリとした意見や意思を求めるタイプからは嫌われやすいが、かたや対人関係に支障をきたす嫌われ者タイプから異様に好かれやすい。職場でも困ったちゃん係を押し付けられることが多くて、正直辛かったし、辛いとも言えないので消耗する日々が続いた。
短文で済む用事があって俺が連絡を入れても全く返事をよこさなかったり半年後に連絡返してくる癖に、俺が仕事が急がくて雑談のような内容を3日ほど返事が返せないだけで自分のルーズさを棚に上げて発狂する女。
休みの日に何したか聞かれて友人と友人の子供と遊んでたと答えたら、「友達がいる人は妬いちゃうから我慢できないのでそういう話はやめて」とマジトーンで言われて半年ぐらい不機嫌になったトラブルメーカーの女。
新興宗教にハマってて実在界(あの世?のことらしい)について延々と説明してくる高齢女性。
おっちょこちょいな新人が犯したミスを新人がいない所でバカにし、いかに新人が落ち着きないバカかを熱弁し同意を求めてくる癖に新人くんと未だに同じミスをする物覚えの悪い男。
全て韓国が悪いと思い込んでいて、いかに韓国が悪いかを熱弁しだす、休みの日は右翼集会にも顔出す眼鏡をかけたガリガリの中年男。
他にも色々いるが、彼らの共通点は不条理なのだ。筋が通っていない主張しかしない。最初はすごい疲れたが、不条理ギャグとよばれるジャンルの「ボボボーボ・ボーボボ」を思い出した途端、すごい楽になった。何を言われても「こいつ、ボーボボの世界の住民だからな」と思えるようになり、今まで作り笑いを浮かべて相槌をうっていた俺が、目も合わさず半笑いで「あーwなるほどwははw(ボーボボの世界の住民じゃなくて)すみませんw」「あーwええwええw(ボーボボの世界では)そうなんですねーw」と気楽に構えられるようになった。
彼らボーボボの世界の住民の主張を真摯に受け止めようか適当に流そうが、彼らは変わらない。ただ、身の回りに人がいなくなった自分の不条理さに気づけない故に、話を聞いてくれる相手が、構ってくれる相手が、自分に対して否定的な言葉を使わない相手が、自己肯定感を満たしてくれる相手が、欲しいだけなのだ。
俺はボーボボの世界の住民ではないので、彼らにところてんマグナムは出来ない。ビュティのように突っ込むこともしない。ただ、一読者として、彼らと自分の問題は自分の中で完全に切り離し、彼らの不条理さを眺めることが彼らとうまく付き合う方法だと気づけた。
University of the Peopleで準学士号を取ろうと思い、9月に入学した。Online Education Strategies (UNIV 1001) に絞って履修していたものの、勉学と直接関係ないところでちょくちょくパニクりかけた。なのでここにまとめておく。誰かの参考になったら嬉しい。
とにかく遅い。履修登録期間などは特にひどい。ルービックキューブみたいなアニメーションをどれだけ見たことか。焦るな。
取りあえず出願だけして、あとからDuolingoの試験受ければいいやと思ってたら、いつの間にか出願段階が進んでて、自動的にEnglish Composition 1に登録されてしまっていた。
Admission Advisorにメールで連絡したら、「今からでも間に合うので書類を送ってください」という返事。Duolingo側からUoPeopleにスコア送付するとともに結果のスクリーンショットをメールでAdmission Advisorに送ったところ、事なきを得る。
課題の提出方法などのチュートリアルビデオは、Youtubeの公式チャンネルにまとまっている。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLzDSQFS87t6HBFEjbZJ3DhHbnaW3kAhnd
Learning Resource Centerは、実質的には各種アカデミックスキルのチュートリアル集+質問フォーラムなのだが、それ自体がひとつの科目みたいな体裁になっていて、利用するにはEnrollが必要。
APAで行き詰まったときには参考になるし、質問フォーラムの回答も早い。
Discussion Forumの返信にも単語数制限がある。「100語以上」と「3~4文程度」と条件が二つあったので、後者だけ満たしていたら減点された。あと参考文献リストは単語数カウントに含めないとのことだった。
ここらへんはCourse Instructorによって運用が違うかもしれないので、確認した方が良いと思う。
Replyを押すだけだと簡易エディタが出るのだが、Advancedをクリックして多機能エディタを出した方がいい。特にReferenceつけるときはイタリックにしないといけないので必須。
あとAdvanceクリックすると親投稿だけのツリーが表示されるので、リプライ先を確認しやすい。別エディタで書いた内容をコピペで貼り付ける場合、"Hi ~, " のような呼びかけで文章を始めておくと、更にチェックしやすい。防ごう取り違え事故。
投稿後5分したら訂正できなくなる。投稿直後によく見直すこと。
なお確定後に間違いを見つけた場合、更にリプライをつけて正誤を説明するという手もある。絶望するなかれ。
Word形式が指定されている場合、Moodle上のテキストエディタではなく、その下のファイル添付のところから添付する。
学期最後のピアアセスメントでも、ファイル添付できていない学生がいた。手間や自身の環境を考慮して、フォーマットの点数は無視する戦略を取ったのかもしれないが。
自分の課題を提出→クラスメイトの課題を評価→自分の課題の成績が確定、というすべての段階が終了してはじめてチェックマークがつく。要は課題が出た翌々週になるまでは空欄のままになる。焦るな。
"Submit Assignment"をクリックしただけでは提出できていない。「本当に提出しますか?」というページが表示されるので、"Continue"を押して確定させること。
一周して満点が取れたからと安心するのは早い。問題は一周分より多く登録されているので、何周かしないと全制覇できないのである。
大学全体の履修登録期間の始まりと、個々の学生の履修登録可能期間の始まりとは一致しない。卒業が近い学生の方が優先的に登録できるシステムになっているため。UNIV1001を履修するような学生の番は当然遅い。Student Portalの「Register for Courses」を見れば、自分がいつから登録できるか書いてある。
要Proctorの科目の場合、履修登録期間中にProctorを設定しないと登録が取り消されてしまう。ProctorUを使う場合は、Student Portalの「Manage Proctors」から「ProctorUを使う」みたいな項目を選ぶだけでよい。
父母も火を見ると恐れるようなぐらいにネッツでカードを使うことを恐れている人々で、
私もその恐ろしさに戦々恐々なんだけど、
でも少しはインターネッツに慣れ親しんでいるつもりなので
代わりに買ってあげることにしたの。
私も初めて使うインターネッツのウエブのサイトで買おうとしたのね。
そしたら、
私全然限度額とか行ってないし、
困ってたんだけど事情をカード会社に電話して即解除してもらえたから良かったものの、
私もこんな事態初めての状況のことだったので、
そんで、
無事母の頼みたい、
世の中は便利なものねって思ったのよ。
それなら
移動中のレジャー先で冷たい飲み物とか冷たく冷やした飴玉とか飲んだり食べたりできるから
ドライブ快適ね!っておもったら
そうじゃなくて
どうやら釣った魚を保管する用の冷蔵庫だそうよ。
そんな冷蔵庫がいるぐらい釣れてるのかしら?って思っちゃうけど、
まんざらお魚って素人が売っても売るところがあること自体がビックリだし、
まさに松方弘樹の世界を釣る!的なビッグドリームかつビッグフィッシングだな!って思ったの。
そんで、
翌朝メールを開けてみたら
カード会社からカードを止めた緊急連絡の最終告知だからな!って
もちろん
私は心当たりがあるから開こうとしたらブロックされてよく見たら紛らわしいフィッシングメールで
手当たり次第にメールを送っておけば、
なにかしら
心当たりのある人に引っかかるだろうと言う
でも今はインターネッツの技術的革新がムーアの法則で1日1歩日進月歩いや秒進分歩だから
私がそんなおっちょこちょいなことを
つまり、
私自体がフィッシングサイトを開いて自らビッグフィッシングにならなかっただけの、
これって
効いたよね!早めのパブロン!って
なにやってんのよ!って惣流アスカラングレーが言うあんたバカって言われそうなほど
大手物流倉庫を運営している会社みたいな空目をしそうだったわよ。
だから
お届けは未定です!って
冷蔵庫でそんな人気商品あんの?って思わず二度見してしまいそうで
誰も昔そんなこと思っていなかったけど、
お刺身をそこに入れておいて、
出すときのスペースコロニーの船外活動を終えて戻ってきて減圧しているときのプシュって言う開けたときの音に
いてもたってもいられたかったわけだったのよ。
とりあえず、
うふふ。
本気味おにぎり!
道端に自生しているミントはやっぱりどうしても使う気にはなれないしね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
もう何年経つだろう。
その子を初めて見たのは、とある市町村のふるさと納税制度の運営パートナーを決めるためのプロポーザル型入札の会場だった。
100㎡もないだろう狭い会場の中に私達のグループが入ると、市の職員が数名、一番遠くの壁に並んで立っていた。ふるさと納税の担当部署の職員だった。
その一番左端に、その子はいた。若い職員だった。爽やかなセミフォーマル姿で、装いはパリッとしている。物憂げな瞳を足元に向けて不安そうにしていた。
スライドの正面には、険しい顔つきの幹部職員が座っていた。審査員の顔を見渡し、私達は最初の挨拶(会社と説明者の紹介)を簡単に述べた。副市長の「それでは始めてください」という合図と一緒に、『その子』もすぐ後ろにあった長椅子に他の職員とともに腰かけた。
なぜ、その子の姿が目についたかというと、清潔感だ。清潔感がとんでもなかった。若いっていいな、自分もあんな25くらいの頃に戻りたい、という雑念を捨ててノートパソコンを立ち上げ、レーザーポインタを起動した……
約1週間後、弊社がめでたく第一候補者(※ほぼ内定という意味)として選ばれた。契約書に押印するため、F市役所へと、私が席を置いているオフィスのトップ(所長としておく)と一緒に向かった。
ふるさと納税の事業担当課(地域を盛り上げる的な名前が付いていた)の窓口に行くと、まだ約束の10分前だというのに、その子(Sさんとする)が待機していた。あの時と同じように緊張した面持ちだった。すぐ隣には、四十代半ばくらいの男性上司がついている。
「先日はどうもありがとうございました!」
「緊張しましたよ~」
みたいな世間話をちょっとした後……契約書に印紙を貼って、割り印をして、契約者名のところに押印をして、最後に捨て印を押そうとすると、いらないですと言われ……そして、Sさんに契約書を手渡した。
Sさんが不慣れな手つきで2枚の契約書に市長の印鑑をゆっくりと押すと、はにかんだ笑顔で1枚を返してくれた。
「今後、私がF市の事務担当者になります。今後ともよろしくお願いします」
こんなやりとりだったかな? 男性上司の人は、「この子がメインで渉外を担当します」と説明していた。
衝撃を受けた。想定よりずっと若い人だった。
私がSさんくらいの時は、毎日サークルの部室でごろごろして、アルバイト帰りに仲間と飲みに行って、恋人と別れてショックを受けたりしていた。
それだけに衝撃だった。異常だ、とその時は感じた。でも、それは私達から見た場合の感覚であって、向こうからすれば違う。高校を出てそのまますぐに就職する。そういう人も多くいて、たまたま私達の世界に大卒が多いだけで。それだけの話だった。
大学生ほどの年齢の子が、ふるさと納税という大きなお金が動く舞台で、公務員組織にとっては重大なチャレンジであろうこの機会に、一応はプロのITコンサル(ITだけじゃないけど…)である私達と折衝する役割を担っている。
私の経験上、官公庁側のこういった花形事業の担当者は、〇〇長が付くような役職の人か、30代前半くらいで、昇進が期待されている人が選ばれる。
契約期間は2年だった。
その間に、ふるさと納税制度の導入パートナーとして、システムの整備やら、返礼品の選定やら、業務フローの構築やら、その自治体が安定して制度を回せるまでの準備をしていく。
3年目に晴れて制度がスタートしたら、弊社はシステム保守業者として、毎年度、特命一者タイプの随意契約によって安定的に仕事を得ることができる。
肝心のSさんだけど、こちらの想定よりも頼りになる子だった。普通なら無理なお願いも聞いてくれて、それでいてこちら側の仕事、主にシステム関連の知識をぐんぐん吸収していった。
地頭がよく、それでいて物事に対して本気になることができる。そういう子だった。
ちょっと脇道に逸れる。
この時は、「F市ふるさと納税制度導入パートナー選定業務」みたいな件名で入札が行われたのだが、弊社が勝つ確率は約85%と推定されていた。
というのも、入札実施の前年度に弊社がF市に呼ばれ、「ふるさと納税をやろうと考えているのですが~」といった具合に相談を受けた後、参考見積書と設計書をF市に提出していた。そして、入札にあたっては、その参考見積書と設計書がそのまま採用されている。
おわかりいただけたかと思うが、他社がプロポに入れないよう、提出書類に予め細工をしておくのだ。そうすることで、こちらに有利な形で契約を取りに行ける。実際、プロポに参加した企業は弊社のほかに2社しかなかった。その経済圏におけるライバル企業の数は優に10社を超えているにも拘わらず。
一般に、地方自治体の担当者はIT関連に疎いことがほとんどであるため、こうしたことが通用してしまう――でも、Sさんは違った。上記に挙げた弊社が勝った理由について自分なりに考えて、私達に指摘をしたのだ。
「ほかの自治体でも参考見積書を出したら入札にかなり勝ちやすいんですよね?」と自然に切り出したうえで、他社が入札に参加できないように行った諸々のワザを見抜いた。
Sさんは、システム関連の勉強をして、プログラムの打ち込みに挑戦して、職場でも、電子機器の導入やセキュリティ責任者といった役割を買って出ていた。
一方で、おっちょこちょいなところもあって、メールに添付文書を忘れるのはしょっちゅうだ。褒められると顔を真っ赤にする。急に頭の回転が鈍くなって、とんちんかんな冗談を言ったりする。
一応はコンサルなので、競合他社と同じく顧客の評価やランク付けを行っている。その中でも、F市のランクは高い位置にあった。
無茶な要求をしないし、レベルの低い問題でいちいち呼びつけたりしない(自分達で解決する)し、十分な契約金額と契約期間を用意してくれた。市役所内のシステムの深いところの情報(通常、外部組織に閲覧させるべきではないもの)を見たいといった時も、システム管理課に掛け合ってくれ、数時間もかからず情報を手に入れることができた。
その2年間で、Sさんの表情が曇る時もあった。
年配の職員がSさんの隣に座っていたのだけど、折り合いが悪そうにしている時があった。その先輩がSさんに行った指摘について、私が座っている窓口まで聞こえることがたまにあったが、大抵は些末な内容だった。
文字の送り仮名(行なうじゃなくて行うとか、見積もりじゃなくて見積りなど)や、請求書の処理件名の些末だと思われる部分の指摘、イベント運営マニュアルでの各人の動き方(特にその先輩の)について具体的に文書で示すようにとか、ほかにもグチグチと同じようなことを言っていた。その人との話が終わった後に窓口に来たSさんは、大抵ムスッとしていた。表情が曇っていた。
ある訪問機会のことだった。うちの所長が私と一緒に来ていて、Sさん一人が役所の玄関まで送ってくれたことがある。玄関から離れて社用車へと歩き出す直前、私はついに言ってしまった。
「Sさんは公務員も向いてるけど、コンサル業界も向いてるんじゃない!?」
反射的に「やばい」と思って、所長の顔を見た。
「うん。Sさんウチおいでよ! 歓迎するよ」
所長もノリノリだった。Sさんは俯いて、唇を尖らせていた。
「まだ21なんですけど」
「大丈夫。また今度考えてね。〇〇さん(※私)も応援しているから」
帰りの車の中で、所長が言っていた。
「もちろん冗談だよ。あの子は公務員の方が向いている。でも、うちの採用試験に来てほしいとも思う。働けるだけの実力は多分持ってる」
……それから一か月後。私の携帯に電話が入った。Sさんからだった。
市役所の仕事があんまり好きじゃないんだって。今の仕事は楽しいけど、前の部署で戸籍の仕事をしていた時は、やめたくてしょうがなかったんだって。何から何まで細かすぎるところと、自分で考えて動けないのが嫌なようだ。自分で考えて、自分で動いて、結果に対して責任を取るタイプの仕事がしたいらしい。
私一人で考えてもしょうがないので、所長に報告をして、本社のスタッフ部門にも相談したところ、結論が出た。
・理由①として年齢。大学を出ていないコンサルタントはいるが、そこまで若い人は例がない
・理由②として取引先との関係。人を奪うようなことをすべきではない。彼女が本当にその気であれば止めないが...
・あなた達がそこまで推すなら、23才になったら採用試験を受けてもいい。ふるさと納税導入パートナーの契約期間が終わるまでは必ず待つこと。
あと1年ちょっとだった。
私はこの時、Sさんにとってどんな道がいいのか? と思案していた。
普通に考えれば、地方公務員の方がいいだろう。コンサルタントの道を勧めてよかったんだろうか、あの子を不幸にしやしないかという不安に捉われたのを覚えている。自分で言い出しておいて、本当に勝手なことを考えていた。
それから約1年後。弊社が借りているオフィスの一室に、Sさんがスーツ姿で現れた。
相変わらず、清潔感が抜群だった。真白のシャツがよく似合っている。
試験は何の不安もなかった。書類選考は顔パスだし、筆記試験(Webテスト)は限りなく満点に近かった。
一次面接を務めた私と所長は、Sさんに対してほぼ同じ結論を下した。内容としては、①地頭がいい。頭の回転の速さも悪くない、②温かみがあり、顧客の安心に繋がる話し方である、③偉ぶったところがなく謙虚な姿勢が見える、といったものだった。
本社での二次面接も無事に終えた。面接官だったディレクター(日本企業でいうと本部長~役員くらい)に電話で話をうかがったところ、「概ね一次面接の印象のとおりの子だった。難点として、芯が弱いところがある。強烈なキャラクターの顧客相手だと通用しないだろう」とのことだった。
「次の面接には進めますか」と聞いたところ、「三次面接を行う必要はないと判断した。他社も受けているとのことだったので、ここで内定を出す。弊社のほかは辞退するように伝えてほしい」
当時のメモによると、私はディレクターとこうしたやり取りをしていた。懐かしい思い出だ。
当時は、「Sさんが採用されますように! 弊社でなくても、ほかのコンサルに入れますように」と毎週のように祈っていた。それくらい、Sさんは性格のいい子だった。今でも、あの笑顔を思い出して幸せの余韻に浸ることがある。
そろそろ結末について話す。
Sさんの退職時期と、ふるさと納税導入パートナー企業としての契約期間の満了はほぼ同時だった。
最後にSさんの職場を訪れた時の、あの男性上司の苦渋の顔を忘れることは難しい。
やるせない表情をしていた。見た目は笑っているけど、心の中でなにかヘドロのような汚物がブンブン飛び回ってるんじゃないかって、そんな顔つきだった。
Sさんがうちに来てくれたのは嬉しいけど、本当に申し訳ないと思った。
さて。通常のパターンだと、ふるさと納税を運営していくための基幹システムの整備や地元産品の手配体制、業務フローの構築などを終えると、弊社はシステムの保守管理を地方自治体から請けることになる。
……タイトルにもあるように、弊社は入札の指名を受けられなくなった。法律上は指名停止の理由にあてはまらないので、指名リストに載ったまま『除外』された。弊社はもう、F市から参考見積書や設計書の提出を依頼されることはないし、プロポーザルに呼ばれることもないし、参加申込ができたとしても必ず負ける。
システムの保守管理は、F市が戸籍や市民税のシステム保守を請け負っている会社が一任することになった。その後、弊社のスタッフがF市を訪れたことは一度としてない。
当初は、「ウチのスタッフがいないのに保守なんてできるの?」と疑問に思っていたけど杞憂だった。Sさんが気を吐いて、どんな職員や業者に当たってもシステムの運用管理と保守が担えるように引継資料を作っていた。
今回のような事態を予測したり、意識していたわけではないだろう。ただ、Sさんが仕事に対してひたむきな人だったから、物事に対して本気になれる人だったから、普通の地方公務員のレベルをはるかに超えて、みんなのために頑張ることができた。それだけだ。
筆に熱を込め過ぎた。反省している。
あれから4年以上が経って、私は別の会社に転職した。SさんはITとは別の分野に異動になり、忙しい毎日を送っている。はてな匿名ダイアリーを見ている可能性は0%といってもいい。それくらい忙しい環境だ。辛い日々を送っているかもしれない。いや、確実に辛いだろう。それこそ地獄のように。
今でも思い返すことがある。私があの時、Sさんを誘ったのは本当に正しかったかということだ。
私はSさんが職場で悲しい顔をしていた時、なんとかしてあげたかった。そんなことはできるはずもないけど、それでも助けてあげたかった。だから、無責任な立場ではあったけど、うちに来てみないかって、声をかけた。
本人にとって良き選択だったのか、それがわかるのはまだずっと遠い未来のことだけど……過去でも、現在でも、未来でも、私はSさんの幸せを願っている。
一緒に働けたのは短い間だったけど、楽しかったよ。また会おうね。
フィクションに登場するドジっ娘キャラに萌える奴の為に、そういう人間と結婚したらどうなるかを少しだけ書く。
(1)言い間違いが多い。
例えば、SUVをUSBに、アルファードをアルフォートに、と云う具合いである。殊に、本来言いたい事の対照的なものや並立されるものにすり替わって言い間違えるケースが多い。「野球」の話をしていると思って聞いていたら「サッカー」の話だった(選手や監督の名前で気づく)とか、俺が車を運転していて次の交差点を「左折」しろと助手席のお前が言ったかと思ったら、左折し終えた後になって「ゴメン『右折』だった」と言い出すとか、二人の日常生活はブービートラップだらけである。
俺は何年も「言葉を口に出す前に一呼吸置け」と言って聞かせたのだが、まるで改まる気配が無い。一度など「今日テレビを観ていたらサカシタがさあ」と言うので『坂下千里子』が何かしたのかと思えば『橋下徹』の発言にムカついたと言いたかったと判明。本人の中では「ハシモト」⇒「サカモト」⇒「サカシタ」で『近い言い間違い』らしい。分かってたまるか!
(2)行動がせっかち、おっちょこちょい
ドジっ娘だから当然、言い間違いだけではなく物理的な行動もそそっかしい。グラタンやドリアが好きなのは構わないが、何故いつもいつも食べる度に口を火傷するのか。毎度毎度、食べる前に俺が「熱いから火傷しないように気をつけてね」と言い聞かせ、同じ物が食卓に並んで二人で一緒に食べ始めると云うタイミングで俺が目の前でフーフー冷まして食べるお手本を見せているというのに、なぜ毎回毎回それを無視して一目散にガブー!と口に運んで「アチー!火傷した!」と泣き言を言うのか。昭和のギャグ漫画か。それと、食事の時に楽しくお喋りするのは構わないのだが、周りの物に注意しないまま激しい身振り手振りを交えようとするものだから、しょっちゅうガシャーン!とコップを倒したり皿をひっくり返したり、てんやわんやになる。てんやわんや、て。昭和のベテラン漫才師か。
夜のプロレスごっこが終わった後も、背後をよく見もしないで勢いよく布団の上にゴローンと寝転んで、ティッシュペーパーボックスの角が肋骨に当たって、痛みのあまり全裸で悶絶する。尻を隠せ。周りをよく見ろ。
(3)謎の自信
出川哲朗や滝沢カレンなど芸能人たちの面白い言い間違い、ドジなエピソード等をテレビ等で見ると「信じられないwww」と自分を棚に上げて爆笑している。
信じられないのはこっちの方だ。お前だ!俺から見たお前が、まさにその状態なんだよ!何故、他人事みたいな感じになる?おまけに、夫婦間で情報伝達のミスがあって喧嘩になった時には、いつも謎の自信に満ち溢れて「アタシは絶対に○○って言った!」と主張してくるよな。よく上の(1)を読め!と言いたいところだが、残念ながら俺が増田を書いている事は妻に内緒だ。
そういえば何時だったか、自分を棚に上げて他人の面白ドジ話で爆笑していたら、食べていた抹茶ロールの欠片の粉が気管に入ってむせてしまい、お前は口から緑色のゲロを吐いたよな。あの時、俺は心の中で「映画『エクソシスト』の悪魔払いみたいだな」と思ったよ。
(4)怖がり
漫画、小説、ドラマ、映画は、少しでも怪奇やホラーの気配があると駄目。俺が持っているDVDの粗筋を軽く話しただけで、怖くなってトイレや風呂に行けなくなって怒る。でも、訊いてきたのはお前だろ。しかし、俺が大の苦手とするアシダカグモは平気のようだ。平気で始末する。フォークト=カンプフ・テストで「机の引き出しを開けたら大きな蜘蛛が出てきた」と言われたら「殺すわ」と即答しそうな気がする。
毎日死にたいと思ってるけど、親に愛されてるのはわかってるから、親が死んだら死にたい。そのとき死にたいと思ってたら死にたい。と思うけどそう思ってしまうのも育ててくれた親に申し訳ない。つらいので愚痴ります。
自分の要領が悪すぎてびっくりする。病名つくレベルだと思う。そう思ってないとやってられない。
天然だしおっちょこちょいだし、若い頃は可愛いで済まされてたことも30超えるとただの痛くてやばくてうざいおばさんでしかない。本当に自分が嫌だ。死にたい。
あと自己肯定感が低すぎてきつい。若いうちに自己肯定感高めるトレーニングでもしてこればよかった。死にたい。
そのくせプライドは高いから馬鹿にされると腹が立って自分をコントロールできなくなる。やばすぎる。死にたい。
人生で一度も彼氏ができたことがない。やばい。紹介されたり婚活パーティいったりするけど、結局傷付きたくなくて逃げてしまう。心が弱すぎる。死にたい。
これまで7回くらい転職してきたからもうまともなところで働ける気がしない。職場の人たちはみんな優しかったけど、なんか知らんけどやめたくなってやめることが多かった。自分の行動謎。死にたい。
沢山ある死にたい理由の中で一番大きいのは、小さなことですぐ死にたいと思ってしまうこと。こんなんでこの先生き続けるの辛すぎる。死にたい。