はてなキーワード: あかねとは
え、あかねが勝ってる前提なの?
書くタイミング忘れたままクール終わってしまった、見てないのもそこそこ
一覧、あらすじはアニメイトのサイトが便利(https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=5228)
前期で面白かったのはツルネ、ツンデレ悪役令嬢、異世界放浪メシ、便利屋斉藤、ロボコ、もののがたり
感想には偏りが強い
青のオーケストラ
かなりEテレ
メインストーリー進めて欲しいのに先にサブキャラで1話消費しちゃうの謎
日常系で徹底したゆるさ
話面白いから力入れてるのわかるけどクオリティ上げすぎて総集編入っちゃった
おとなりに銀河
ダークホースでかなり楽しめた
こんなに毎週盛り上がったガンダムいつぶりなんだろう
目新しさはないけど王道で良い
実写映画化も同時にやってるしコストかかって安定していたクオリティ
これでいいんだよ
このすばのキャストとしてのめぐみんは面白かったけど単独は微妙
地獄楽
序盤はジャンプらしくない殺戮系かと思ったがどんどんいつものジャンプ感に
敵のキャラデザも慣れると概ね同じ雰囲気、展開もジャンプの王道
細かいとこを気にし始めると集中できない設定
今期オススメ
青春の学校生活なんだけど出てくるキャラに自然で現実的な悪意、ネガティヴ感情あるのがいい
主人公にそれが向くこともあるし能天気だけでいられないんだけどそっから立ち直るのが丁寧
天国大魔境
最後投げっぱなしで終わった
BIRDIE WING -Golf Girls’ Story- Season2
同じ絵多用しすぎかとも思ったけど全体的に高コストじゃないからこんなもんかな
僕の心のヤバイやつ
原作の序盤がちょっとスローなのはわかってるつもりだけど原作の方が先が気になった
個人的には声もこれか?と、原作者絡んでるんだからこれなんだろうけど
山田くんとLv999の恋をする
あかねっちいい子すぎる
原作全部持ってるんだけどこの作品のどこが良かったのかわからなくなってしまった
序盤のギスギスと重々しさ、漫画じゃあんまり気にならなかったカフェの客が画面内にいると冷めてしまう
絵柄も思ってたより個性的な味付け
原作は面白かったはずなんだけどアニメ化したことで削ってた生々しさが表に出てきてしまった
・マッシュル→ラスボス(但し「最強の魔法使いの父親」と「魔法が全く使えない息子」という構図)
・逃げ上手の若君→北条高時(愚鈍な人物として描かれている。まあ地位は継いでるんだが…)
・サカモトデイズ→不明(主人公が妻子持ちおっさんで妻子は一般人)
その下の新連載群でも最初からそういう設定はドリトライ(拳闘選手だった父に憧れる主人公)だけ
最初はそういう設定なくても後で出てくる可能性はあるけど(どれもその前に打ち切りの可能性の方が高いけど…)
あとはちょい前に終わったPPPPPP(天才父と捨てられた凡才息子、だったのが実は息子も天才だった展開やった所で打ち切り)くらいか
>人生の渦の中をもがき苦しんで、その場でできる最善の行動を選んで必死に生きてる感じがしない。
まぁ最善は選んでない──てのは先のネタバレになるからともかく、もがき苦しみ度はかなりのもんだと思うが。リアリティショー編では見えにくいからこれは脇に置く。
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思うに、増田氏が書いたような真っ当な優しさなんてウケないよ。リアリティショーはもっとゲスな覗き見心を満たすもので、『使える』かつ『救える』行動なんてものは無い。仮にあったとして、それはあかねから見てさえ、視聴者ウケを狙ったゲスな行動に映るだろう……みたいなことを考えたのかも知れない。
もしくは。
そもそもアクアは善人になろうとして生きてないから、単純に手を差し伸べるメリットが薄かったから、とも言える。でもそれは彼の必死さを否定する要素ではないと思うけどね。
横だけど、あかね噺のあかねを異性として魅力的だと思ったことなかったので意外
キャラクターとして応援はするけど、性的な?異性としての魅力は感じないかな
俺が少数派なのかもしれんが
読みました。
こちらは1読者の素人なので、何か意見するのもおこがましいと思うんだけど、何万分の1のただの感想として聞き流してください。
そこに全く不満はないです。
毎日欠かさず開いているジャンプラにこのマンガが連載されていれば、必ず欠かさず読んだことでしょう。
他の方の感想も、大体が面白いと言っているので、そこに自信は持って欲しいです。
やはり大富豪じゃないので、よほど欲しくないと買えないのです。
ごめんなさい。
じゃあなぜ買いたいと思わないのか?となると、ふたつ理由を感じている。
ひとつは継続的に読みたいと思わせる謎、伏線、というか、読者を引き込む流れがない。
現代人の我々は動脈と静脈の違いは知っているし、きれいな切断面の腕は上手く縫合すれば繋がることを知っている。
ブラックジャックみたいな、詳細な医学的知識がなければ謎やストーリーを見通せないマンガであれば、先がどうなるのかわからないから気になるんだけど、
でも今回描かれている範囲では、その治療法が正しくないことも、腕がつながることも、ダビンチが万能の天才であることも、我々は知っている。
史実というのは推理ものの犯人やトリックみたいなもので、知らない人なら楽しめても知っていると楽しめないことがある。
でも本当に上質なものなら犯人を知ってても何回でも読めるわけだし、シンプルに全体の質を上げれば克服できる可能性はあると思う。
変に無駄な謎と伏線だけで引っ張ろうとするとキムタクの教場のドラマみたいになっちゃうもんなあ。
回ごとではなく、マンガ通してのゴール設定みたいなのがあればその辺は少しクリアされる?
コナンも黒ずくめが出てきた回が面白く感じるのは、通してのストーリーラインが動くのを感じるからだよね。
そういうのを早めに提示されていれば良かったのかも。
もうひとつは、ワクワクするような魅力のあるキャラがいないこと。
単行本てファングッズでもあるので、それを持ちたいと思わせるだけの魅力的な絵がないといけない気がする。
絵そのものの上手い下手ということではなく、なんというか、性的な魅力なんだよ。
性的な絵というわけでもなくて、なんだろう、難しいな。
あかね噺のあかねは性的に描かれてはいないけど、ああいう快活なキャラクターは異性として好きという気持ちが芽生える。
アウターゾーンも決して絵が上手い漫画ではないけど、それでもあれは持っておきたいと思わせる魅力があった。
それはやはりミザリィのエロさではなく、登場する女の子がちょいちょい可愛いんだよね。
女性が読めばこの漫画のキャラにも魅力を感じてくれるかもしれないけど、男なので、本を持ちたいと思わせる魅力を感じはしなかったのが正直なところです。
ほってんとりのぶろぐみた
1000まんでせみりたいあってやつ
自分より2つ年下だった
でもおかねはおれよりもってる
ただ食費とか別で年間50マン固定でへるのにたいして、
ひまもてあます無職でそれ以上かねつかうのがかくじつな状況で貯金1000マンはちょいこころもとないなと思った
ぶろう主がかんがえてるからくりの記事をみたら、あふぃで月1万、治験10マン年3回でほぼペイできるってことだったけど
治験はながくはできないだろうし
まあ海外でいろいろやったりしてるバイタリティーある人だから金なくなったらなくなったでなんとかしてしまいそうな感じはするな
無気力な痔bんみたいなやつがおなじことしてもむりそーだなあ・・・
5060とかでしごとやめるとかおそすごいしょ
やりたいことなんもやれないよ
やれるとしてもかぎられてきちゃうよ
ある日、さやかはいつものようにSNSをスクロールしていた。ポジティブな投稿には「いいね」をし、ネガティブなものにはすぐにブロックをしていた。しかし、今日は彼女の目に異変があった。彼女がブロックしたはずのアカウントから投稿が流れてきたのだ。
さやかは驚いたが、その投稿を見て驚きは更に深まった。なんと、その投稿が現実に起きていたのだ。例えば、彼女がブロックした元カレがSNSで結婚を報告していた。彼女はその時思った。「私がブロックしても、現実には消えなかったのね」と。
そこで、彼女は試しに、「私は神様」と投稿した。すると、その瞬間、彼女が神様であることを示すような出来事が起こった。突然、彼女が神様であると信じる人々から多くのリプライが来たのだ。
しかし、さやかは心の中で複雑な思いを抱いていた。彼女が神様であることは嘘であり、それを信じる人々は愚かであると思っていた。それでも、彼女はこの状況を利用して、偶像崇拝者たちを騙すことに決めたのだった。
「ねえさやか、何見てるの?」
「ああ、いやなんでもないよ。ちょっとSNSをやってるだけ。」
このとき、さやかに悪魔が囁いた。(そうだ、ちょうどいいから、このあかねを実験台にして、こいつが蛇に騙される偶像崇拝者なのか試してやれ)
「え?なに?」
「あかねはキリスト教徒だよね?様々な神々が人間と戦うアニメがあったら、どっちを応援する?」
この問いの答えは、さやかが思うに、人間である。というのもここで出てくる神々というのは、おそらく神の名を騙る偶像であり、たとえキリストであろうと偶像に代わりはない。神の計画をあかねもさやかも知るはずがないし、それどころか、神が唯一であり善であるという以外はわからないのが普通だからだ。
これでさやかは明確にわかった。蛇に制されたあかねのような偶像崇拝者たちというのは、つまりこういうことなのだ。蛇は時として薬であるが、それは進化によって悪魔的鳴き声を手に入れた野獣のごときことである。
「でも、神々という偶像を応援すると言ったじゃない。神は一つであり、偶像になることはないと思うけど。」
「そうだけど、私はただ楽しむために言っただけだよ。偶像崇拝なんて信じていないし。」
あかねはさやかの疑いを否定したが、さやかはまだ納得していなかった。
「でも、あかね、私たちが見ているものは現実とは違うかもしれないんだよ。私たちは情報をコントロールしているかもしれないし、私自身が神だと思っているんだ。」
「なんてこった。そんなことが本当に起こりうるの?」
あかねは驚いていた。さやかの言葉は現実にはありえないことを示唆していた。
「でも、それは、ただの妄想じゃない?そんなことができたら、世界はどうなるの?」
あかねは疑問を持ちながらも、興味深そうに聞いていた。
「あなただけに言うわ。」とさやかは話し始める。「私は蛇よ。私自身は本当は自分を神だなどと思ってないの。神は唯一であり、善である、という以外のことは誰もわからないからね。でも、私がインフルエンサーだってあなたは知ってるでしょう?推しだのなんだの言ってあいつらは崇拝してるのよ私を。そういう連中は地の論理で進化することしかできない獣なので、偶像崇拝の獣は獣らしく蛇に操られる運命であると考えるようになったわ」
あかねは驚きを隠せなかった。「さやか、それはどういうこと?蛇に操られる運命って?」
「私は、自分がコントロールできるものだけを受け入れ、それ以外をブロックすることで、自分の思考が現実に影響すると信じているの。そして、その思考をコントロールするのが蛇なの。蛇については聖書にも出てくるし、古代から様々な文化で神聖視されてきた生き物よ。」
「でも、それって、ただの自己暗示じゃないの?」
「違うわ。私たちは思考によって現実を創造することができるの。引き寄せの法則って聞いたことあるでしょう?私たちの思考が宇宙にエネルギーとして放たれ、それが現実に反映されるっていう考え方よ。だから、私は自分の思考をコントロールすることで、現実をコントロールすることができるの。」
あかねは、さやかの言葉に深く考え込んだ。自分もさやかと同じように、自分の信じることが現実に影響を与えると信じていた。でも、それって本当に正しいことなのだろうか?
あかねは言う。「引き寄せの法則...それこそが獣の論理だと思うのよ。」
「えっ、どういうこと?」とさやかは訊く。
「私たちはただの人間で、コントロールできるものとできないものがある。それが現実だと思う。でも、あなたは自分が神であると信じて、ポジティブなものをイイネすることで全てをコントロールできると信じている。それって、自己中心的であり、自分自身を正当化するための言い訳になっているわけじゃない?」
あかねの言葉に、さやかは驚いた。自分が偶像崇拝者であることを認め、改めなければいけないのかもしれないと思い始めた。
「でも、でも私は...」とさやかは口ごもる。
「そんなに自分を責めなくてもいいわよ。人間は完璧じゃない。でも、自分自身を騙してまで、偽りの世界に生きる必要はないと思うの。現実を受け止めて、前に進むことが大切よ」とあかねは優しく言葉を続けた。
さやかはあかねの言葉に、少しずつ心を開いていった。自分が偶像崇拝者であることを認めるのはつらいけれど、あかねが言うように、現実を受け止めることが大切だと思った。
彼女は、177cmとかなり身長が高い。増田は、自分が足に軽度の障害があるため、このような、「普通と違う特徴を持って生きる」ことにかなり興味があるので注目していた。
デビュー作で、彼女は森の中で、裸足で立ってて、「私は私のやりたいことを見つけるためにAVデビューした」的な独白が続く。
これだけなら、単なるデビュー作特有の意識高い系の演出だけど、
引退作で、なんと、彼女は森の中で、裸足で立っている。「私のやりたいことは、セックスをしまくること」的な独白だ。
感動した。
そうでなければ、彼女は彼女の「物語」を僕らに教えてくれない。
増田は、いわゆる弱者男性で、女性と縁がないのだが、彼女と縁を結べたのを感じた。
でも「このマンガがすごい」とかには全然ついてけてるんだよな。
さよなら絵梨はもとより、光が死んだもジヤドゥーガルもWEBで追ってたから知ってる。
あかねはともかくワンピはワノ国編まで読み終わってるし、他の漫画も半分ぐらいは読めてる感じ(合わなくて途中離脱おおし)。
なーんかさー最近の漫画ってもう「まずは無料で読ませる」が主流になってきてない?
昔の漫画ってもっとこう尻の穴が小さいというか、「回し読みもできれば止めてほしいな~~~」みたいな所あったじゃん。
あれなんかね漫画村騒動から派生して「広告って結構儲かるんじゃね?無料で読ませてもそっちのが儲かるんじゃね?」みたいになったんかな。
ゆーてまあ新人漫画家はしょっちゅうネットでピーピー新刊買えー予約しろー俺は養え―ママーと言ってるから、あくまで出版社にとっての漫画の取り扱い方の変化なんだろうけど。
タコピーとかもしもネットで読めずに月ジャン買ってる人しか読んだことないとかだったらランキング13位とかだったんじゃねえかな。
ふと短歌って面白いかもって調べてて、この短歌読んだら、目から汗が出た
(あかねさす むらさきのいき しめのいき のもりはみずや きみがそでふる)
情景が目に浮かぶ。茜色の空の下、旅立つ君を送り出す。つらいよなぁ、切ないよなぁ
恋人との別れってもんは、なんでこう胸が痛むんだ
最高じゃねえか短歌ってやつはよ……!
というわけで、みんなのおすすめの短歌を教えてもらえたら嬉しい
ジャンルはなんでもいいです
【追記】
たくさんありがとう!
一つ一つ読ませていただいています!
読んで泣いたり笑ったりしてる
勉強しておいてよかった!
楽しかった〜
今年読み始めたもの、ずっと読んでるけど今年特に面白かったもの、今年読み返したものなど思いついた順
・千年狐
絵がうまい
・女の園の星
孤島の鬼の作中舞台劇良かった
面白かった!
作者同い年で震えたね…
・天国大魔境
映像で見るの楽しみ〜
なんとなくデッドマンワンダーランド読み返したくなった
SCPも出てくる 令和の小学生羨ましいな〜
絵が上手い
・全部ぶっ壊す
一生続いて欲しい
・アンテン様の腹の中
・サエイズム
自由を感じる
今満を辞して主人公が強くなろうとしている
頑張って欲しい
・じゃあ、君の代わりに殺そうか?
・往生際の意味を知れ!
怖い
絵が上手い
中学の頃…って語り出すやつを毎話やる
・ブランクスペース
今年完結!超良かったです
・花野井君と恋の病
高校生達のカウンセリング能力とコミュニュケーション能力が高すぎる
今年一番好きなラブコメ
主人公の成長に伴いコメ欄書き込み層がエチに興奮するキッズ(概念)から少年少女の成長を見守るおばさま(概念)に移行していくのも見所
・湯神くんは友達が少ない
なんか品がいい
・氷の城壁
絵が上手い 楽しみ
まだジェットコースターのタメの部分
ずっとロックフェスやってるけどもしやそろそろ終わってしまう?
絵が好き
・宝石の国
作者の人3年くらい音沙汰なかったから再開してうれしい
最新刊はア〜〜〜となったけど最新話は好き
・ひとりでしにたい
ためになる
Twitterで感想見ようとすると毎回東京自殺防止センターが話きこか?してくる
・まじめな会社員
普段目を逸らして生きてること全部書いてあって嫌だったけど怖いもの見たさで全部読んだ
・模型の町
淡々とほぼ毎年出してくれてありがたい
足摺り発売時からずっと唯一全巻紙で買ってるかも
・血海のノア
第二部に続く!と思ったら続かなかった…
クソデカ船と人外に追い詰められる人間とっょぃょぅじょはなんぼあってもいいですからね
・裏バイト
質が良い
・昨日、君が死んだ。
なんかすごい世界観だった
・鬱ごはん
他人事とは思えない
こんな話だったな〜と思った
・モブサイコ100
読み返した
・ちいかわ
あのこ
・あかね囃
大変なことになったけど元気そうで良かった
・みなそこにて
お母さんがずっと優しい回の話が本当に辛かった
絵が上手い
読み返したくて全巻大人買いした
大変なことになってきた
完結した 良かったな〜
できれば人外(もしくは人外レベルに破天荒な人間)と普通人間のバディものがもっと読みたいですね〜
あかね囃は、題材は落語だけど、話の展開が完全に少年マンガで、しかもバトル漫画なんだよね
落語マンガといえば、落語心中(アニメ化ドラマ化数々の受賞)、次点で道楽むすこ(夏子の酒の作家で18巻)かなと思うんだけど、それらとは方向性が違う(少年少女よりは上の世代向け)
原作はストキンPro受賞者(ネームの賞レース。この時の作品もお笑い芸人の話)、作画はスポーツマンガ連載やファンタジーを描いてた作家なんだけど、このコンビがうまくいったんだろうな
この2人は過去に読み切りで漫才マンガ描いてて、その流れでこの漫画が連載になったと思われる
マンガの構成が上手いのは、落語のノウハウをそのままネームに生かしてるからだと思う(客を飽きさせず引き込む展開等)
それで作画が10年漫画家してる人なんで、さらに魅せ方が上手いんだよな
普通ジャンプで落語なんてありえないんだけど、完全に落語を少年マンガの人気スタイルに落とし込んでるので、人気が出るのも頷ける
編集者は村越という人みたいだけど、最近ではアオのハコも当ててるし、編集もいいんだろうな
今後も目が離せない作品だ
『このマンガがすごい!2023』の4位になったらしい名作なんだ
月曜にジャンプラで電子版が公開されてたので読んでみたが、めちゃくちゃ面白い!!
そして、続きが読みた過ぎるし、電子版じゃなくて紙の単行本が欲しいわ!ってなったので本屋に行って4巻を買ってしまった
単行本買ったのなんて鬼滅の最終巻以来だよ(ブームの中、最終巻だけ買った)
こんな面白いマンガ、読まずに過ごしていくのは絶対に損だと思うので、プレゼンしていくぞ!
読んだことない人への布教のつもりだから勿論ネタバレには気を付けるけど、面白みの紹介のためには序盤数話分はどうしてもストーリーに踏み込む必要があると思う
そこは申し訳ない
https://shonenjumpplus.com/episode/316190246999430065
…では、いいかい?
「話」と意味は変わらないのだけど、「話」よりも「噺」のほうが「語って聞かせる物語」的なニュアンスが強い漢字となる
現代で「噺」の漢字が使われる場面は「噺家(はなしか)」くらいかなと思う
「噺家」とは物語を語って聞かせる職業の人で、ほぼ落語家と同義語
これは主人公の少女「あかね」の、「あかねに関する物語」という意味と、「あかねの語る落語」という意味のダブルミーニングだと思う
長くなりそうだから章立ててくよ
じゃあ序盤のストーリー、少しだけ要約するよ
志ん太は落語家の階級としては中堅で、最終ランクである「真打」への昇進を目指している
中堅どころなので稼ぎはよろしくなく、妻、つまりあかねの母の稼ぎで家計が成り立っている
父はヒモだとクラスの男児にからかわれてケンカするほど、あかねは活発で気が強く、父を大切に思っている
そしてあかねは家で練習をする父の落語が大好きで、幼いころから父の真似をして、落語に親しんでいた
志ん太は家族のためにも、真打へ昇進するための最終試験に挑むことになる
落語家一門の「阿良川一門」の重鎮たちが揃う中、昇進試験の落語を行ったが、阿良川のトップ、阿良川一生がなんとその日の受験者を全員破門にする
それ以降、志ん太は落語家を続けられなくなり、一般企業に就職し、経済的にはむしろ裕福になった
そしてあかねは高校生になり、父の落語を認めさせるためにも、落語家への道を進んでいく…
というのが第一話
まず、落語マンガではあるのだけど、バトル物かと思うくらい、ライバルやラスボスの描き方がうまい
最後までラスボスがヴェールに包まれてわからないようなマンガも多くあると思うけど、このマンガは第一話からラスボス阿良川一生がはっきりと描かれ、そこに向かってあかねが成長していくような熱い展開となっている
ラスボスを隠すパターンは謎解き感が演出されるのに対して、ラスボスがはっきり序盤で出てくるとそこに到達するときの盛り上がりがすごく熱くなる
父はその後もちゃんと生きているはずだが、マンガではその後単身赴任として描かれず、バトルマンガで言えば「父は阿良川一生に殺された」状態
まあ落語家としては殺されたんだけど
ラスボス阿良川一生と父、またあかねとの因縁がこれ以上なくはっきりしてて、かつ、阿良川一生は落語界最大の重鎮
それに加えて、志ん太の元師匠で、今のあかねの師匠である阿良川志ぐまも、何やら阿良川一生と因縁があるようで?ここははっきり描かれていない伏線になってそう
おそらく中ボスという感じで、あかねと年齢は近いけど、天才的な実力で若くして中堅ポジションに昇格したカリスマ落語家で、阿良川一生の弟子
この辺の演出は本当にバトルマンガ王道物って感じの熱さがあってすごくいい
ジャンプと言えば努力→友情→勝利だけど、あかね噺もそのパターンが組み込まれている
そしてそのサイクルがめちゃくちゃスピーディに展開する!
あかねが壁に当たる→兄弟子のふんわりした助言→あかねの解釈、努力→成長!
だらだら失敗したり、だらだら修行したりしない
何か掴んだ描写があったら、その後の練習は描かず本番に移るので、ダレるタイミングすらない!
こんなにグングン成長していく様子が、読んでて気持ち良くないわけがない!
ここの展開の速さが、このマンガにぐいぐい引き込まれる最大の要因だと思っている
ここまで読むと、王道バトル物をスピーディな展開で飽きさせないだけなのかな、って感じたかもしれない
当然それだけじゃないんだわ
ちょっと専門的になるけど、ここを書きたかったからこの増田を書いているので頑張ってついてきてね
このマンガの最大の魅力は「劇中劇」がふんだんに盛り込まれながらストーリー展開するところだ
「劇中劇」とはなにかというと、「作中作」とか「物語中物語」とかいわれるように、お話の中にさらにお話が入れ子になっている構造を指す
「あかね噺」という物語の中で「饅頭怖い」という落語が語られれば、それは物語の中の物語なわけだ
で、その劇中劇がなんだってんだよ、と思うだろうけど、劇中劇で語られる物語が、外枠の物語とリンクすることで、物語中で語られない意味合いを伏線として提示することもできたり、外枠の物語で登場人物が感じていることを劇中劇の人物がリンクすることで強調したりすることもできる
つまり劇中劇を上手に使えば、本編で深く語らない内容を読者に伝えることができるようになる
「あかね噺」は落語マンガなので当然、物語中に落語を演じる場面が多く出てくる
もちろん知らない人のために、最低限の演目の内容紹介はある
さらっと読むにはそれでじゅうぶん足りているし引っかかりもない
しかし、この劇中劇である落語が分かると、めちゃくちゃマンガの解像度が増すんだ
読者もyoutubeなどで探せばどの落語も全編視聴することができるし、その演目の見せ場や意味も読者はネットで調べて知ることができる
ぜひ、一度マンガを読んだ後、時間がある時に扱われている落語を視聴してもらいたい
そしてもう一度マンガを読んで欲しい
例えば冒頭の場面、あかねの父、志ん太が寄席で演じて、さらに帰宅後にも練習する演目は「大工調べ」という落語だ
これは経済的に貧しくて家賃を滞納した人物が、大家に商売道具である大工道具を取り上げられ、大工の棟梁と一緒に大家に道具を返してくれるよう交渉するという話だ
これは、落語でほとんど稼げない志ん太そのものの立場と重なっているし、商売道具を取り上げられてしまう未来を暗示しているとも読める
(その後最終的には奉行所までいって道具は取り戻すストーリーなので、最終回では大工の棟梁=あかねが父の落語を取り戻す、つまり父の落語(のもっと上の師匠の落語?)を継承するエンドの暗示かもしれない)
日々真面目に働かない亭主がある日、浜で大金を拾ってきて、大酒飲んで寝てしまったので、妻が大金を拾ったのは夢だということにして金を隠し、亭主が真面目に働くように訴える
その日から更生し、財を成したある日、あの時は夢ではなく妻がお金を隠して亭主を騙したことを告白し謝るが、亭主はお前のおかげで身を立て直せたのだと感謝する
そんな人情話だ
これがなかなかすごい
志ん太は芝浜の亭主とは逆で本当にまじめで、家族のために昇進したいと、真面目に芸に取り組んだ試験だったのに、その挑戦は夢と散るという、芝浜のストーリーとは逆の構造を見出せすことができる
しかし、経済的な意味では芝浜と同じで、落語なんて食えないことをやってたのが、夢から覚めてサラリーマンになって稼ぎが増えた、とも言える
この場面の志ん太と、芝浜の対比を考えるだけでいくらでも飲めそうな話になっている
これはこんな話
みんなが何かしら怖いものがあるだろう、と言いあってた時、何も怖いものなんかないと言い張る男がいたので、さらに追及すると、本当はまんじゅうが怖いと言い出した
そして寝込んでしまったので、もっとからかってやろうとみんなでまんじゅうを買い集めて、男の枕元に並べた
起きた男は、怖いーとおびえるふりをしながら美味しくまんじゅうを食べてしまった
怖い怖いと言ったらみんながまんじゅう持ってくるだろうと思っただけで、本当はまんじゅう大好きだった、という話
つまり、怖いものなしの無敵感満載の男が躍動する滑稽話なんだけど、これをあかねが初舞台で堂々とやるわけさ
いやもう、これで終わらずずっとこの調子で色んな落語が出てくる
マンガ読む→落語見る→漫画読み直す→落語見直す→また漫画読み直す、ってサイクルをずっとできる
紙で欲しいね、これは
あとはですね
「三方一両損」って落語があるんだけど、あれ、序盤の掛け合いは面白いんだけど、後半のお奉行様が出てくるところは別に面白くないのよ
それがこのマンガで、真面目過ぎると面白い、みたいに書かれてて、ああ、確かに、そう見ればそうかも、ってなった
おかげでイマイチわかってない落語についてもちょっとわかった気がする
マンガから落語、落語からマンガ、どちらも理解度が増すってめっちゃ得だよね
もう少し魅力を語るならば、落語ってひとりの人物が複数のキャラクターを演じ分ける形態だけど、落語の語りを声色も何もないマンガで見せるわけなので、表情の描き分けなんかも面白い
絵の技術、というか、マンガの技術もしっかりある人じゃないと、このマンガは面白く描けなかっただろうなってのはちょっと思います
作画の馬上鷹将先生、ありがとうございます!
まあそんなわけだ
読んでみて