はてなキーワード: あいあいとは
自分が悪いんだけど。
今日は自宅から少し離れた場所にある児童館Aに初めて息子2人(ともに未就学児)を連れて行ってみた。
児童館Aには縄が編まれたアスレチックがあり、それで2階に上がれるようになっている(それでしか2階に上がれない)。
上の子はスイスイ登れるのだが、下の子は父親の自分も一緒に登って、体を支えて上げないと2階に上がれない。
だけども、自分は縄に体重を乗せると体重の重みで足がかなり痛く、とてもではないが登れない。
そこで、児童館Aの職員の方(職員A・70代くらい)に「スリッパ借してもらえないですか?それを履いて登りたいんですが…」とお願いをした。
というのも、いつも行く、自宅から最寄りの児童館Bでは、足が痛くて登れない自分に、職員の方がスリッパを持ってきて「これ使っていいですよ〜」という感じで使わせてもらえたからだ。
以来、いつも児童館Bではスリッパを借りて縄を登って息子を支えて登っていた。
というわけで児童館Aでも普通に借りれるものと思っていたら、「スリッパはお貸しできないんです」とのこと。
きっと児童館によってルールが違うんだろう、それならしょうがないと納得し、今日は1階で遊ぼうね〜と下の子を促そうとしたところ、「なんで!登りたい!パパ支えて!!」と泣きじゃくる状態に。
さすがに困ってしまって、「なんとかスリッパ借りられないものですかね?」と再度訪ねたら、職員Aは奥でPCに向かっているもう一人の職員の方(職員B・40代くらい)を不安気にちらっとみやって、「一度だけでしたら…」という感じでスリッパを持ってきてくれた。
で、やはりもう一度登りたいというので(また泣きじゃくる寸前)、「すみません、もう一回スリッパを借りることってできますか?」と職員Aに聞いたところ、かなり困った様子で「私では判断できかねますので……」と言って、奥の職員Bに聞きに行った。
奥の方で、職員Aをかなり叱責する声が聞こえた。あまりの剣幕に戦慄したほどだった。
ほどなくして、職員Aが戻ってきて、「やはりスリッパをお貸しすることはできなくて……」と涙目で自分に伝えて来た。
ここで初めて自分は察した。
スリッパで縄を登るのは、万が一事故が起こるのを防ぐため、貸すことはできない(そう伝えられてはいないが、そんな雰囲気だった)。
児童館Aでは、ルールはかなり厳格であるらしい(注意を促す張り紙が児童館Bに比べてかなり多いようにも見えた)。
自分の見た目や語気が怖い人のように映り、有無を言わさぬ雰囲気を出していたかもしれない(たまに言われる)。
職員Aは、職員Bに日常的に叱責されていそうである(不安そうに見やった目線が怯えそのものだった)。
もう謝ることしかできなかった。
自分の中では、ルールを逸脱することを強制させるつもりはなかった(結果的にそうなってしまったが)。
児童館Bでは日常的に借りれていたので、スリッパで縄を登ることが危険であるという認識すらしていなかった。
そのため、子供が泣いてどうしようもない状態なら融通をきかせてもらっても良いだろうという気持ちはあった。
本当に申し訳ない、という旨を伝えて、おとなしく1階のおもちゃで遊ぶことにした。
ところが、その後奥に戻った職員Aを叱責する声が再び聞こえ始めた。「伝え方が悪い、なぜだめなのか理由をきちんと伝えなさい、一度でも貸したら絶対にだめだ」といった内容だった。5分ぐらいだろうか。
さすがにこれは当事者の自分に責任があると思い、職員のいる奥に向かい自分がスリッパを借りたこと、最初に断られたのに再度自分が強要したことを詫びた。
叱責を繰り返していた職員Bは、叱責時とは打って変わって猫なで声(言い方は悪いがこのような印象を受けた)で、「こちらこそ申し訳ありません、聞こえてしまいましたか?当館ではこれこれこういう理由で〜〜」と、叱責の声が届いた謝罪とともに長々とどのように安全面に配慮しているかを述べ始めた。
職員Aは、「本当にごめんなさい、悪いのは全部自分なんです…」と繰り返していた。
その後は全員が謝罪を繰り返して終わったが、気まずさは半端ないものがあった。
しかし、子どもたちは特に気にしていないようだった(もっと遊びたいと言っていた)ので帰らずに遊ぶことにした。
その後も職員Aが児童館のおもちゃの遊び方を都度都度教えてくれたのだが、ずっと涙目で、手も震えていた。俺はいたたまれなくてずっと帰りたかった(1時間くらいで子どもたちが飽きてくれて帰れた)。
スリッパを借りれることをさも当然のように強要した自分が悪いんだけど、、
こんなにいろんな人を不幸な気持ちにさせるほどの出来事だったのだろうかと、自分を棚に上げてしまうがそう感じてしまう。
こう言っては悪いが、児童館Aには、ゼロリスク症候群に冒された、1mmの緩みも許さない狂気のマネージャーが支配する恐怖政治の世界を感じた。
スリッパを貸してくれる児童館Bは、職員は皆わきあいあいとしていておおらかだ。だけども、その姿勢がいつか事故を起こすのかもしれない。
どちらが正しいのかわからないが、どちらを選ぶとしたら、自分は児童館Bの世界に住みたいと思う。
正しいのは児童館Aなのだろうか?厳格に安全を守り抜く姿勢が事故を防ぎ、結果的に全員が幸せになるのだろうか?
職員Aの涙目や手の震えを思い返すたびに、そうは思えない自分がいる。
本当に悲しい気持ちが、今でも渦巻いている。
自分の行動が一番悪いということは重々承知している。でも、こうやってもやもやしている時点で、自分が悪いと思っていないのかもしれない。
マジで嫌になったらすぐに辞めていいぞ。無理は良くない
というかテレアポ半年も務まった増田の限界を見極める感覚信じていいと思う
あーこれ無理だわと思ったらそれは正解だと思う
それから辞めても素直に履歴書に書かなくていいぞ。テキトーにまとめたり誤魔化しておけ
あとホワイト企業というか楽な企業や大企業には別に新卒でなくても誰でも入れるで?
でもなにをホワイトとするかだよな
みんなバリバリやって怠けている人はガンガンkick outする会社をホワイトとするか、
新陳代謝がなく閉塞感半端なくてもとりあえず定年までいれそうな会社をホワイトとするか、
給与安くても社会的意義があることを仲良くわきあいあいとやっている会社をホワイトとするか、
AIとかデータサイエンティスト()みたいなの未経験でチャレンジさせてくれる会社をホワイトするか、
先のことは不明だが仕事があるうちは業務中に散歩行っても小説・漫画描いてても勉強しててもOKな会社をホワイトとするか、
人によって違うと思う
山上とほぼ同い年。この40年の人生の中で、統一教会と二度接触したことがある。
1回目は、高校生の頃。90年代後半、登校時間に校門前で複数人の男女が「純血キャンディ」という飴を生徒に配ってた。俺は何も知らずに素直に受け取り教室で食べたが(グレープ味だった)、もらった後で集団は教師に解散させられたという。朝の集会で担任から「飴もらった人~」と質問され、集団についての説明は特になかったが「気をつけろよ~」と注意された。
2回目は、大学に入りたての頃。サークルビラの掲示板の前に突っ立ってると、冴えない男の先輩2人組に声をかけられた。ちょっと見学に来ない?と誘われたので付いてくとキャンパスから外に出る。医者のOBがマンションを借りてサークルに提供してくれてるんだ、と説明がありこれが噂の原理研かとビビるも、今更断ることもできない。まあこういうカルトサークルに入るのも人生のネタになるかなと覚悟を決めて自転車で10分ほど先の3LDKくらいありそうなマンションの一室に入ると、10人くらいの男女が和気あいあいととしていて、ここに入れば出会いもあるかなぁと欲も出た。通された部屋でしばらく待つと別の小綺麗な男先輩に勧誘役が変わり「料理作って皆で食べたり合宿行ったりしてるんだ~」と説明を受けてると、同じく勧誘されたと見られるイケメン新入生が入ってきて別のテーブルに座り、そいつにはキレイな女の先輩がついて談笑しながら勧誘していた。なんか惨めだった。説明が終わった後「夕飯食べてく?」って言われるかと警戒していたが取り越し苦労で何も言わずにさよならして以来接触ない。陰キャはカルトにも必要とされない。
30前半、年収450万ぐらい、身長170ちょい、普通~やや太めぐらいの体型、顔面は中の中と思いたい、バツイチ
求めてるスペック
28~40前半、年収は300~同程度、容姿は極端に太ってたりしなければまぁ、趣味があって欲しい、子供はあんまり欲しくない
・1戦目
男性20代~30代前半、女性30代~40代前半、歳上好きさんの婚活パーティーみたいなヤツに参加。
いざ顔合わせしたら、45~49歳が7割、一番若くても41歳とかだった(もっと上に見えたけど)、男性側は始まる前からお通夜の空気、28歳の男の子とか終始帰りたそうだった。
最終的に45歳の自称総合職爆モテ美女(?)とマッチング、そのまま軽く飲んだ後どうする?ってなって流れでホテルへ。
Lineで軽くやりとりするが、次に相手の行きたいというお店が超高級店かつ奢れという感じだったので、やんわりお断りしてフェードアウト。
・2戦目
女性のレベルは1戦目より格段に上がったが、男側も年収1千万越えや商社勤務など、とても自分じゃ敵わないような人らばかり。
全体的に和気あいあいと話しつつも自分は諦めムードだったが、何故か参加してた24歳のわりと可愛い子とマッチング、連絡先を交換して解散。
可愛いけど自分が求めてる相手とは違うんだよなと思いつつも後日食事へ、結構楽しく話も弾んだが途中でムードが変わって「ルームシェアしてた子が失踪して家賃が払えない」という一言からお金が欲しいという話に。
ここで理解した自分は低賃金なのでパパ活は無理とお断りして、その日は終了。
ただ、その後も月に2~3回は飯に行っている(奢らされている、彼氏はいるらしい)
婚活パーティーの主催にやんわりと年齢設定が守られていないという愚痴と、自分の年収じゃ無理かなという弱音を吐いたが、若い人が来て嫌がる人はいないとか、別に年収を確認出来る書類の提出は求めていないので皆盛っていると悪びれもなく返され、以後は参加を止めることに。
確かにパパ活女子に何でもっと年収高い人を狙わなかったの?と聞いた時に、キモいし話が面白くないし年収1千万はあんなヨレヨレのシャツを着ないと言っていたので、流石だと思った。
3戦目
待ち合わせしてまずはカフェで話すことに、ルックスは普通で事前に見ていた写真とも大きく違いは無かった。
ただ話していく内に、デザイナーは自称で絵を描くのが好きなフリーター(バックレ歴多数)、主な収入はたまにシフトを入れるデリヘルということが分かる。
この時点でもだいぶキツかったが、自分のテンションが下がっているのがバレたら描いてるという絵を見せられ、等身の狂ったアニメ調の女の子の油絵を5万で買えと迫られた為にコーヒー代として5千円を置いて逃げた。
4戦目
食べるのが好きなのは良いことだから、と思っていたが、奢りを良いことに水族館で食べまくられ、貧民は泣く。
話の内容が霊が見えるとか、神の声を聞いて将来が占えるなどのスピリチュアルな感じで(自分はそっち系が苦手)、また実家から追い出されそうになっているので早々に結婚したいと言われ、自分は収入が低いので共働きじゃないと厳しいと話してお断りして解散。平和。
戦いはまだ始まったばかりだ…!
炎上した、あるいは炎上しそうになったときの最善の対処は「沈黙」である。
なぜなら謝罪をしてしまうと炎上が既成事実化し、企業系ニュースサイト(主にJ-CAST)経由で確実にヤフーニュースに載りさらなる延焼や拡散を招くからだ。
炎上しても謝罪しないほうがいい(170cm以下は人権ない発言の場合)
https://anond.hatelabo.jp/20220217013731
そして、投稿削除もしないほうがいい。
どうやらJ-CASTは投稿削除でも記事化するようで、04月18日にJ-CAST経由で↓の記事がヤフーニュースに掲載された。
「脱げよ!」男性が家に侵入、恫喝ドッキリで女性泣き崩れる YouTuber過激企画に批判...動画削除
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd6f432cab8e9f82e9f49ea5f7f1a4d4735419d0
この件の経緯を説明すると、まず2022年04月05日に「配達員装ったおっさんが勝手に家に入ってきた時の相方の反応がやばすぎた」という題の動画が投稿される。
ところが04月13日にTwitter上のポリコレ女子たちに見つかってしまい非難が一斉に書き込まれたようだ。
https://twitter.com/osero_2022/status/1514239754463703043
04月15日、投稿者は動画を削除(厳密には非公開化:https://youtu.be/UIk1SObPq4g)した。
他の投稿動画や投稿者のインスタグラムにも怒りのコメントが書き込まれているが、すべてヤフーニュースに載った04月18日以降のもの。18日以前のバッシング書き込みはほとんどなかった。
https://www.instagram.com/himnm1210/
例によって謝罪をネタにJ-CASTが記事にしヤフーニュースにまたも掲載されてしまう。
「脱げよ!」女性恫喝ドッキリで批判殺到のYouTuber謝罪 「面白い動画を、という気持ちが先行」
https://news.yahoo.co.jp/articles/14277df76afdd948f5c5059fae1a79acae0fc810
投稿者は当初問題視された13日以降も動画を複数アップしており、18日のJ-CASTの記事による延焼がなければ謝罪を出さなかったかもしれない。
謝罪動画のコメントを古いほうから順に見ていくとJ-CASTの記事前と記事後でまるっきり空気が変わっている。
https://www.youtube.com/watch?v=5PHFV3cwg2Q
削除や謝罪をするとJ-CASTによって大延焼させられることはもっと知られるべきだし、
J-CASTのイナゴ記事がなくならない限り、やはり「炎上しても謝罪しないほうがいい」と思わざるを得ない。
ゆーじ松
可愛すぎw
22 時間前
自分はマリンパッパの2人が好きやし、いつも笑わせてもらってるからこれからも観るし、応援しますよ👍
ファイト👊
22 時間前
ただ2人で楽しくお喋りしてる動画が1番好きですメイク、美容、バックの中身なども気になります🥰ずっと応援してます!🎌
fumiii ch.
悪気なく視聴者を楽しませようとしてくれてる2人にいつも元気をもらってます!
ジャックポット時代から大好きなまなみん、マリンパッパで大活躍のふうちゃんだからこそ出来る動画だと思うので、これからも絶えず笑かせてください😊
中村聡一郎
新美東吉
謝罪動画の概要欄で自分たちのSNS宣伝したりプレゼントの宛先載せるとか非常識の極みだな。
しそわかめ
不安定なYouTuberとやらは炎上商法でも稼ぎたいですよね。。がんばれおばちゃん!
3 時間前
仕掛けた側が、こんな企画が「良い動画・面白い動画」って思っている事も感覚ズレているけれど、仕掛けられた側が、この動画をUPする事をOKした事もかなり感覚おかしいと思う😒💢
感覚ズレた人達でやっている限り、また同じ事を繰り返しそうだな😒💢
DANEL11K
5 時間前
ブラックな面に関しては、ネット上ですっかり広まってるような「ブラック企業あるある」では全然挙がらないようなものがかなり多かったのに、
俺が経験した2社では色んな点で被ってたから本当に不思議だった。
鬱病休職者が出た時に「うわぁマジかあ……あいつ遂に障害者になっちゃったのかあ!!!」と顔を覆う同僚がいた点。
鬱病休職者が復帰した後、女性社員の一部が『挨拶されたこと』、『(仕事にまつわる)内線がかかってきたこと』を涙を流さんばかりに怖がって周りの同僚たちに慰められているという光景。
社内の常識的にメンタル休職=人の形をしたバケモノの誕生だった。
〇セクハラ
セクハラはブラックあるあるなんだろうけど、具体的な手口まで全く同じセクハラがいくつかあった。
同期飲みのときに、男性陣がニヤニヤしながら大人しいタイプの女同期に遠回しのセクハラ言動を投げかけてチキンレースする遊び。
ターゲットの女同期に対して白子ポン酢をさりげなく食べるよう勧めてその子が実際に口に入れるやいなや一人の男が「アッ‼あっ…ああ……」と射精っぽい声を挙げて他の男性陣が爆笑する、
「あの、ちょっといいですか?〇〇(AVメーカーや有名なAVのシリーズ)って知ってますか?」と他意のない風に問いかけてニヤニヤする、
これら二つのセクハラ手口まで被ってたのを見て自分がデジャブを起こしたのかと衝撃を受けた(もしかしてこれSNSとかで流行ってたのか?)。
言うまでもなく上司から若手女性社員に対するボディタッチとか、えぐいセクハラLINEとか、上司が女性社員たちだけを飲みに誘ってホステス扱いするとかもあった。
〇パワハラ
ポンコツ社員をみんなの前で立たせながら、あるいは別室に移動して1~2時間大説教。
大説教の最中はまるでその場で何事も起こっていないかのように完全に黙り込んで仕事を続けていた周りのみんなが、上司とポンコツ社員が離席したタイミングで爆発したように湧き上がって『ヤベえぞ!!ヤベえぞ!!(笑)』と最高に楽しそうに盛り上がる点、
パワハラといえばあの人!みたいな社員がたくさんいて、彼らが他の社員から顰蹙を買うということはなく、むしろパワハラ被害とは無縁でいられている社員たちが皆「あの人俺にはすげえ優しいんだよな」と誇っている点、
『おめえぶっ殺すぞ!!』とか『てめえの親ここに呼んで来いよおおおおお!!!』とか一発アウトを通り越してるような異常言動が出た時は周りが完全に同じタイミングで「ガーッハッハッハハハwww」と大爆笑することで冗談の体を守り通そうと忖度する点、
これらは共通してた。
とか
「あいつはこうこうこういうミスして何やってももう怒鳴られるようになったんだぞ(笑)」
とかレクチャーして心を掴もうとする連中がたくさんいる。
〇会議
発言を求められた社員が頓珍漢なことを言うというか、10文字くらい発声したタイミングで揚げ足取ったりツッコミ入れたりして発言を完遂させない。
例えば
社員「それに関してですg」
上司「いや、それってなんだよ(笑)どれ?これのこと?これはボールペンだよ?そんなこと聞いてませんよ?(笑)それともこれ?これは手帳ですよ?(笑)」
とかマジでこんな感じ。
凄い強引に笑い物にする。で、周りの社員が「ガーッハッハッハハハwwwwww」と大爆笑して和気あいあい風を演出するまでがワンセット。
(ていうか、全く同じタイミングでそこにいる皆が一斉に大爆笑し始めるのって某巨大新興宗教団体もそうだけど、 あれってマジでなんなんだろ)
嘱託社員に対して「おめえ今日も座りにきたの?」とか「あんた何言ってんのかわかんねえよ」とか課長や次長が率先して喧嘩売りに行ってた。
『パワハラモンスターみたいな先輩社員や上司にどれだけ好かれているか』
が今後の出世のバロメーターになるみたいな地獄みたいな認識が共有されていたので、なるべく目立つようにフロア中に響き渡るような大声出して
自分の親と同じくらいの年齢の嘱託社員をめちゃくちゃに罵倒して侮辱するキレ芸に走る奴が何人かいた(恐ろしいことに、こういうことやる若手や中堅が本当に出世していってた。まあ基本的に年功序列だから誤差みたいな違いだけど)。
ウソみたいだけど、これまであげた様々なブラック面、かなり具体性があるのにもかかわらずどっちのブラック企業でも共通している点だった。
2社目に入ってしばらくは「また同じような会社を引き当ててしまうなんて俺はなんて運がないんだ」と愕然としたけど、
やがて「こんな都合よく似通うものなのか?これって本当に偶然なのか?」と疑うようになった。
つまり、遺伝子と形質の関係のように、会社を近似のブラック環境たらしめる何かがあるんじゃないかと思うようになったのだ。
それがなんなのか探り当てることはできていないのだが、何かヒントになるものが潜んでいるかもしれないので2社間の細かい共通点を列挙していこうと思う。
こんなブラック企業はごめんだ、絶対に人生で関わり合いたくないという人の参考になれば幸いだ。
・平均年齢45歳(毎年多少の変動はあるけどまあこのくらいだった)
・平均年収800万弱
職場公認のサンドバッグみたいな立場の人だと年収700万で頭打ち。
順調に出世すれば50歳くらいで年収950~1000万くらい。
平時だと8時出勤20時退社がデフォで繁忙期だと23時退社。年1回特定の短期間だけ27時退社がデフォになる人はいた。残業代は月30時間までつく。
あくまで平均なので、かなりレベルが低い大学の出身者も結構いた。一方で上振れはあまりなくて早慶以上出身者は少なかった。
・女性社員がナチュラルセクハラ以外ではめちゃくちゃ大事にされている
どんなパワハラ怪物も女性社員には猫なで声でめちゃくちゃ優しく接していたし、産休育休取得は余裕だし、定時退社がデフォだった。
だから寿退社する人はそんないなくて、30~40代(10~20年選手)の女性社員がめちゃくちゃ多い。
(ゆえに女性社員の多くはパワハラ上司がどんなに暴れていようとビビッていなかった。「〇〇ちゃんまた大暴れしてたね~(笑)」とかキャラ化して人間模様を楽しんでる感すらあった)
無論、早出の部分には残業代はつかないし、恐ろしくてつくかどうかを尋ねたことすらない。
多分、実際に訊いたとしたら訊いたという行動自体が罪になって一気に社内カースト最下位になったと思う。
・社員の大半が既婚者
・離職率がめちゃくちゃ低い(平均勤続年数20年軽く超えてた)
・今後50年はまあ潰れない
・「うちの会社ほど悪い人がいない会社はなかなかない」と言い合っている
・「社名 ブラック」とか「社名 パワハラ」とかでググっても全然醜聞が出てこない
・髪型とか身に付けている小物とかを工夫して、外見を意図的に昭和っぽいヤクザに寄せてきてる役職者がポツポツいた。
でも学生時代本当に本職顔負けの武勇伝に溢れてた人が中央法とかに行ってお行儀よく新卒で固い会社に就職して、
みたいな人生行路を歩むはずがないのでゴッコなんだろう。
となると40代、50代にもなってまだ精神性が中高生並みということになってしまう。
【追記】
しかも給料は悪くない会社みたいだから、下手したらこの手のセクハラ・パワハラしている人が、社会的に立派な肩書きを持っていることになって、許容されていると思っちゃうわけだから。
天下に轟く大企業!!とかでは全くないけど、
親なんかは「(手堅い、安心という意味で)いい会社に受かったねえ」と安心するし、住宅ローンの審査は超余裕で通るし。
それだけに、中に入ってから異常性が炸裂している様をありありと見せつけられて大ショックだった。
あとそこに関して自浄作用が全く働いてなかったのも絶望的だった。
付け加えておくと、社員が100%異常者ってわけじゃ決してなくて、
(あくまで俺基準だと)40%くらいまともな範疇に入るような人だった。
それこそ人格的に優れていて仕事もできて~みたいな聖人みたいな人は2%くらいいた。
ただ40%くらいいる”まとも”な社員たちも
パワハラには加担しないまでも、目の前で繰り広げられるパワハラを苦笑いで見守り、ひと段落ついた頃にパワハラ加害者に対して「ずいぶん怒ってたね~(笑)」とか調子は合わせるし、まあ傍観者のスタンスでいた。
聖人みたいな人はというと、
異常社員もパワハラ被害者もイジメ被害者も分け隔てなく慈しんでいて、全員で仲良くやりたいみたいなタイプだから、パワハラの最中は悲しそうにしていて、終わったあとはタイミング見計らって被害者のとこいって慰める程度にとどまっていた。
従って、自浄作用は働きようがなかった。
で、残り60%の「普通じゃない人」はさぞかしキチガイ極まってると思われるだろう。
確かに彼ら彼女らは間近で行われているパワハラを完全に余興のように楽しんでいたし、時に「あいつ(パワハラ被害者)朝眠い眠い言ってましたよ?ここは一発指導したほうがいいんじゃないっすか?(笑)」とか上司を煽ってパワハラ誘因するときすらあったし(上司のほうも「ほんと~?(笑)じゃあやっとかないとね(笑)」とか冗談めかしてにこやかに返していたのを見るに、マジで当事者はエンタメとして楽しんでたんだと思う)。
ただ、彼らはどっからどう見ても外形的にはまともの中のまともだった。
30歳過ぎても高校や大学時代の仲良しグループたちとBBQ行ったり、家族ぐるみで川に遊びに行ったり、完成した新居に呼んだり呼ばれたり~みたいな、キチガイでは到底築きえないような人間関係の輪を彼らは持ってたし、加えて彼らの多くは良き家庭人・良き父親であった。
マジモンのキチガイや性悪でも友達は作れるけど社会に出ると同時にフェードアウトされるのが普通だと思うし、30歳過ぎてまで家族ぐるみの友人付き合い維持できるなんて人格破綻者ではないことの証明だと思う。
じゃあ、なんで彼らが会社では異常者や異常空間形成の共犯者に化けてしまうのか不思議なところだが、
武士がお家を守ることにアイデンティティを抱いていたように、彼らは習性として自分が属するコミュニティの様態や安定性を維持することに全力を注ぎ(告発や改革などもってのほか)、結果として”会社共同体ではキチガイなのに非利益共同体では良き隣人”という矛盾を孕むことになったんじゃないかと。
となると、会社という”器”それ自体がキチガイ性や異常性でもって均衡が保たれてるのかって話になるけど、もしかしたらそういうオカルトじみた現象ってあるのかもしれない。
リフレで働いていた頃、ヘビースモーカーの先輩が結構いた。店のNo.1の子もそうだった。
彼女は、歳は私の1つ上で、均整のとれた細い体に清楚な美貌を持っていた。メンタルはあまり安定しておらず、腕にはイカ焼きのように自傷の跡があった。
待機時間などもほとんど話すことはなく、初めのうちはちょっとした苦手意識すらあった(私は全く成績が奮わず、嫉妬と羨望の入り交じった感情を彼女に対して抱いていたのもある)
しかし、元々和気あいあいとした空気感の店で、入店してしばらくすると出勤がよく被る人と徐々に喋るようになり、彼女ともよく話すようになった。みんなでご飯に行ったりして、打ち解けてきた。
待機中、彼女はよくタバコを吸うために中座していた。同じく喫煙者の子が出勤していると一緒に吸いに行っていたが、その日は新人ばかりの日で手持ち無沙汰だったのか、なんと私が一緒に外に行くことになった。
そこで、「吸う?」と聞かれた。
別に吸いたくはなかったが、彼女と喋っていられるのが嬉しくて、「吸います」と答えた。
彼女は私の咥えたタバコに火をつけて、カプセルの潰し方なども教えてくれた。私はメントールは嫌いだったし、初めてのタバコはあまりにも苦かったが、美味しいと思った。ふかし続けて一本吸い終わって、待機場所に戻った時、心には謎の高揚感があった。
ほどなくして私はその店を辞めてしまったが、その際に彼女は「あなたはとても美しい」と言ってくれた。(私の何を指していたのかは知らない)
単純に高いし吸う場所もないので日常的にタバコを吸うことはないが、もし吸う時が来たら毎回彼女の弱々しい笑顔を思い出すんだと思う。