はてなキーワード: 経験値とは
以前からクソだと思ってたが惰性で続けてたソシャゲにログインしなくなったら一気にやる気がなくなった。社会人には1つのタイトルに永遠に時間を割くような芸当は出来ないし、出来てもしないほうがいいと思う。
私がなんとかブルーかんとかーってゲームを始めたのは2016年の春だった。
当時大学生だった私は前の年からサービスが始まった某アイドルをマスターするリズムゲームにハマっていて、その繋がりで「今コラボ中だから今始めたらコラボキャラをゲットできる」と知り、そこから始めた。
当時そのゲームに対しての知識は「1キャラゲットに70万かかった」とか「消費者庁コラボ」とかその程度の知識であったが、「モノは試し」と思いそのゲームを始めてみたのだ。
ゲームというのは初心者であるほど楽しめる。ほとんどのゲームシステムでは上級者としてやり込むほど経験値が指数関数的に増加していくが、逆を言えば初心者は成長の幅が大きく成功体験の快感を得られやすい。
私もその例に漏れず、倒せなかったマルチボスをソロで倒した、中級者クラスのドロップ武器が完成した、等の様々な成功体験を積んでいき、その度に快感を得られることで次の成功へのモチベーションへと繋がっていった。
とりわけ私は高難易度マルチボスへの関心が高く、新しいボスが追加されるとボスを倒すためにどういう編成を組めばいいか、どういう動き方をすればいいか等を攻略サイトやTwitterで調べて仲間内に発表するのが好きだった。
他にも長時間かけて敵を沢山狩りレアアイテムを得る、所謂ハクスラにもハマった。コロナ禍でテレワークが主流となった際には、与えられた仕事を早々とこなして後はアニメを見ながらひたすらマルチ狩りを数時間はやっていた。
目当てのものが全然出ない時は「この数時間なにやってんだよお前」と自虐的に振る舞っていた。当時の自分は「これもいい思い出だな」と勝手に納得して何も考えずにひたすら狩りの続きをやっていたし、そう考えないと今までの行いが無駄になると恐れていたように思う。
同じゲームを長くやっていると不満が蓄積する。
主に大きな不満は2つ、ゲームバランスが崩れてる点と時間をかけないといけない点だ。
ゲーム内で六つ属性があるうち、そのゲームの中では私は水属性と風属性が好きだった。なんとなく選び、その属性に注力しようと課金して強い編成を作ろうとした。
他の属性に貰える強課金武器は水と風にピンポイントで貰えなかった。他属性で来た強い武器は何故か変な調整されてそこまででもない性能になったりした。唯一救いがあったのは「キャラ性能は周りより高めだった」ことかもしれない。
後これは私も悪いのだが、1つの属性に拘って強くしようとしても一定以上のリソース割きは無駄となり、結局満遍なく全属性少しずつ育てたほうが良かったということが近年は頻発した。
フルオート戦闘があるおかげで放置していても敵を倒せるのだが、これが逆につらくなった。
私はどちらかというとシングルタスク寄りで、フルオートしながら同人誌を描いたり別ゲーをやろうにも、フルオートのことをついつい気にしてしまいどちらにも集中できないということがよくあった。別タスクに集中したらしたで、フルオートで戦闘していたことは忘れて数十分放置してようやく気付くなんて日常茶飯事だった。
ゲームそのものへの不満もあったが、外的環境の変化にもゲームをやめた要因があった。
テレワーク中にハクスラしてられるようなホワイトな職場だったが、給与も低くそもそも業務内容が面白くないので転職したのだが、転職した結果、給与も少し上がり業務内容も自分好みのものになり仕事自体へのモチベーションが高まった。
仕事中にハクスラしてた理由は「仕事が面白くないし薄給でやる気がないから」だったので、「仕事が面白くて頑張ったら金も貰える」なら多くの人間はハクスラなんてせずに働くだろうし、現に私はそうしてる。
なんとかブルーとブルーなんとかの大きな違いは、プレイ時間にある。なんとかブルーはマルチ自発やマルチ狩り、ハクスラ等やれることが青天井で際限なくやってられるのだが、ブルーなんとかは1日にやれることが限られている。殆ど全ての日課をやっても十数分で終わり、残りの時間を日常生活や仕事のための勉強や同人活動に充てられるのは一度集中すると他のことを忘れるシングルタスクマンな私には非常にありがたく感じた。
ここまでの話で「そんなモチベ終わってんならチーム抜けろよ」と思われているだろうが、世話になっていたりそれなりの交流がある以上、「モチベないんでやめます」とも言いづらいので、結局団イベントの際にはログインしてノルマこなすくらいは稼ぐ気でいる。いっそ垢BANされたほうがまだ辞めやすいかもしれない。
スキップ機能が色々なバトルに適用されればワンチャン戻ってくるかもしれないが、プロデューサーやディレクターがハクスラ大好きマンらしいので現在のバトルがスキップできるようになっても第2第3のハクスラが出てきて結局時間泥棒されるような気がする。
グラブルをやめたおかげで時間や心に余裕が出来た。今年は仕事を頑張ったり、去年あまりできなかった同人活動をやったり、ポケモンやったり積んでるSEKIROやったり2月に出る龍が如くやったりと充実した年になればいいなと願っている。
理性「現代はそういうのじゃないのよ、子供もそんな沢山作る訳じゃなし」
理性「いやだから人生そればっかじゃないしさあ、やっぱ話合うとかのが大事じゃない?」
本能「同年代なら話通じるとでも思ってるん?価値観とか趣味の方向が合う方が余程大事やない?」
理性「それに若い子は何するか分からないし賢い大人の方が……」
本能「なんで歳食ったら頭良くなんの?年寄りは若者よか賢いん?インターネットで発狂してんのだいたい年増やろ?」
理性「そうは言っても経験値とかやっぱ違うわけじゃん?」
本能「経験積んだら人として良くなるんか?世の中酸いも甘いも噛分けましたみたいな顔してズレた事言い出す年増ばっかやん?そんなん世間知らずのがなんぼかマシやんか」
理性「いや大人の魅力とかさあ……」
本能「君さあ、経年劣化して手が出し易くなったのを魅力と勘違いしてんちゃう?数年付き合うたらすぐババアなるで?」
理性「……」
本能「仮に大人の魅力っちゅうもんがホンマに有ったとして、長く付き合うなら相手が歳食った時に魅力出てくるんちゃう?同じ事やろ?」
理性「ほな若い子でええかあ……」
今朝のスッキリで、クジラの処理がああなった理由がハッキリして唖然としてる。
ガス抜きのときの調査を指揮した先生が経緯語ってたが、
完全に松井一郎1人の「思い」。「海からきたクジラ君やからね」というDQNの「標本なんてかわいそう」という「思い」ですわ、これ。
馬鹿が学術に口出すな!!!— 大阪救民会議 (@osakakyumin) January 19, 2023
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/osakakyumin/status/1615886833631784988
しかし
18日、大阪港で船の上に引き上げられたクジラに対し、学術調査を行った国立科学博物館の田島さんにお話を聞きました。
Q.陸揚げすることは考えられなかったのでしょうか
これだけ大きいクジラを陸揚げする経験値が今の日本には足りませんでした。どれくらいのクレーンが必要で、どのような機材が必要という見通しが立てにくかったです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/24d2374e742f1f0634db52164238007935cb5fdd
私はとても重大なことに気付いちゃったの。
そう毎日届くスパムメールのタイトルの「重なら」のせいで鰻を食べたい気持ちの衝動に駆られるやいなや!
な、なんと右肩上がりに!
「重なら」の鰻と言わんばかりの絶好調鰻登りとまでは行かないものの、
それが
スプラトゥーン3の発売時期から同時にグラフを重ね合わせてみると、
たぶんそうよ!
あちゃーって感じ。
でもさー
スプラトゥーン2もやっているのに、
あれもきっとログインボーナスのその日初勝利で7500ポイントのカタログ経験値をそりゃー毎日ゲットしていたら太るわ!
ちょっとお出掛けしないとこのままだと維持できない体型はみっともないったらありゃしないわよね。
今なら間に合うので気付いて良かったわ。
でもよ!
でも私毎日10000歩は歩ってるのよ!
そのぐらいウォーキングしているのに。
正直グラフは正直なので私はその「重なら」の鰻の口になってしまうスパムメールを無視しても鰻のことは忘れなくてはいけないのよ。
意外と根詰めてゲームやってたら痩せっかと思ったけど
夜食べるスプラトゥーン3のお供のゲーミングおでんもあんまりキャロリーが高きなのかなー?
そんでね、
私が愛用しているスプラトゥーン3のブキのセブンファイブオーライダーの熟練度星5つ獲得までどのぐらいの期間がかかるか予想グラフを描いてみて研究していたの。
間違いなくスプラトゥーン3のせい!と言わんばかりの勢いのグラフは正直な理由を私に叩きつけたの。
やっぱり休日は出掛けないとねぇって。
どう考えてもログインボーナスその日初勝利での7500ポイントが悪なのよ。
ゲーミングおでんなので
大根、コンニャク、タマゴ、ごぼ天とこれほぼ炭水化物ない感じの、
大根、コンニャクに限っては大根は煮て火を通しまくると栄養価がないと言うことが発覚しつつ、
ご存じコンニャクはカロリーゼロのマンナンライフばりのローカロリーじゃない。
それに大体はもう1勝したら今日はゲーム終了でやめるパターンなので、
ゲームは1日1時間をわずかに凌ぐ調子良いときはそれこそ毎日のゲーム時間的には5分とかで終わる日もあるので、
そんなに太る要素のゲーミングおでんを食べまくっている感じでもないのになぁとそう思うの。
それはともかく、
休日の際のぶっ通しフェスの時なんか最悪の1日12時間プレイとか終わってるわ!
人として。
終わった暁にはまた何かが始まっているけれども。
デブるという扉を開けそうになって閉めるところよ。
このグラフを突きつけられなかった事実を知らなかったら私はきっとスプラトゥーン3やればやるほどデブになるという新説よね。
本当に早く気付いて良かったわ。
あと大根はたくさん食べても栄養価が無く期待できる要素としては食物繊維の摂取があるけれど、
バクバクたくさん食べてもそうデブ一直線ではないと思うんだけど
案外謎要素の太る要因が他にもあるかも知れないわ。
今回まだ鍋のベーナーが満載だったので、
主力トップ選手のおでんの具材のスペアリブは投入されてないのよ!
今夜少し鍋のかさが下がってきたと思うので、
いよいよスペアリブ投入よ!
玉子もまた鍋のベーナーのかさが下がってきたら投入したいところだわ。
あとニューフェイスで私考えている新メンバーのカマーがいるんだけど、
白菜よ!
おでんに白菜って葉っぱのところはあんまり食べ応えないと思うんだけど
芯の厚いところは食べ応えある気がするの。
私はそう踏んでいるわ!
あれがよく火が通ってクタクタになった白菜の芯のところの箇所は美味しいから大好きなのよね。
幸い今の鍋のベーナーのルーシーの出汁のコンディションは最高なので、
やるなら今が白菜チャンスのチャンスよ!
それこそ人生最大のポン酢の消費量を叩き出した記録が残っているのよね。
そっかー
でもきっと白菜も大根と同様にあんまり栄養価は期待できないけれども、
とろっとろになって柔らかくなった白菜の芯はまた大根とは違う食べ応えのパワーを秘めているのよ。
でもさー
このように
うーん、
おでん監督としてチーム編成は攻めの肉系の選手は牛すじとかスペアリブとかは私の体重も攻めてくるので、
今後は考えて
白菜、大根、玉子、コンニャク、焼き目の付いた木綿豆腐が主要メンバーにヘルシー戦略で行かなければ、
今期というか
でもペース的には順調に予想より早くカタログ2周目のレヴェル200までは到達できそうな着地地点なので、
その時のまた体重が計るのが怖いけれどね。
うふふ。
どっちもタマゴかー!っつってね。
ホッツ白湯に投入の
朝の寒いのは
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
ウチはとあるIT会社である。コンサル業務もあるため、生意気にも中途採用試験にはケース試験を採用している。
そんなに難しいものではなく、ユースケースをあらかじめ求職者に提示してそれに対する考察を書いてもらうというものだ。
これが書かせてみると求職者の人となりが見えて結構面白い。上流工程に強い人は、非機能やビジネスの拡張性について書いてくるし、開発が主戦場の求職者は機能やプログラム、開発体制に関する課題や懸念を洗い出す。
正直この試験自体は面接時のネタにするためのもので、真面目に書けば99%おとさない。おとす対象は、白紙回答とか2,3個適当に書いて提出してきた明らかに熱意のない人々だ。
しかし、一度だけとても熱心に書いてきたにも関わらず、落とした事例がある。その人は超大手有名SIerの4,5年目選手で情報工学ではないが、理系の修士号を持っていた。
彼の指摘は「この文章は句読点が多すぎます」とか「レイアウトがずれてます」とか「サーバとサーバーが混在してます」とかマジか、というレベルであった。職務経歴書にも主な経験としてはベンダーコントロールとスケジュール管理であったため業務部分での鋭い指摘は期待していなかったがあまりにもきつかった。
彼が転職しようとしたきっかけは経歴書に書いてあった気もするが覚えていない。ただ、何も経験値がない自分に焦ってアクションを起こしたのかもしれない。ただ、動くのが遅すぎた。
結局我々は彼を面接に進ませずに落とした。
彼が書く文面には誠実さや品を感じる部分はあったので、おそらくとても良い人なのだろうが肝心な所が不足していた。
あまりSIerサゲはしたくないが、彼の事をふと思い出して寂しい気持ちになってしまったので書いてしまった。
彼は無事転職できたのだろうか。
いわゆる陰キャの私は恋愛というものに縁がなく彼氏いない歴=年齢。
恋をしたこともなければ憧れや興味もなく、友達も片手で足りるほどの人数。
幼稚園〜中学卒業までは幼なじみとべったりで、彼女と進路が分かれてからは一人の期間を経て、その後は趣味での友人数人とべったり過ごした。そういう学生時代を送ってきた。
とにかくコミュニケーションというものの経験値が圧倒的に足りていないのだ。
常に一人か数人のコミュニティに引きこもり、クラスの輪に溶け込んだり男女混合でワイワイするグループに属した経験がまるでない。
そんな私が23で入った職場は男女の数が半々くらいかつあけすけな感じの方が多い、ハッキリ言えば性的な下ネタなんかがウケるところだった。こう言ってはなんだがギャルやヤンキーのグループのようだ。
もちろんそんな人ばかりではなかったけど、私とは正反対の学生時代を送ってきたであろう人が多かった。
そんな学生時代は避けてきたような人たちが多い職場、けど雰囲気がよいと感じたのだ。
みんな明るくて気さくに声をかけあっていて、人間関係のいいところなんだろうなと思った。
私は馴染もうとした。社会人としてちゃんとやっていかなくちゃと思っていた。
最初の挨拶から根暗丸出しだったし、会話の中で今すごくぎこちないだろうなという自覚もあったけど、自分もみんなと良い関係を築きたかった。
そのためにはみんなと楽しくお話できないと、とあまり得意でない(というかわからない)下ネタも笑顔で聞いた。
けっこう人数の多いところだったけど特徴を覚えて早く顔を覚えたり、挨拶は欠かさず、わからないところは積極的に質問した。早く仕事を覚える、覚えようとするのが一番好印象につながると思った。
それなりに仕事ができるようになり、夜勤がつけられるようになった。
男女問わず、夜勤明けで一緒にラーメンを食べに行ってきたんだ、なんて話もよく聞いた。
ある日の夜勤中、男性の先輩とスイーツの話で盛り上がったのだ。
先輩はなかなかにガタイのいい人だったが酒もタバコも体質的にダメで、スイーツが好きということでよく「ギャップがすごい」とからかわれていた。
その先輩に、今度の夜勤明けに一緒にパンケーキを食べに行かないかと誘われた。ガタイのいい男ひとりでは入りづらいと。
先輩は既婚であったが夫婦ともにシフト勤務でなかなか休みが合いづらく、食べたいパンケーキは期間限定のもの。しかも奥さんは甘いものが苦手らしい。
既婚者ということで私は少し迷ったが、他の既婚の先輩達も男女でラーメンを食べに行っているし、と思って了承した。
今ならわかる。私が悪い。昼間だろうがファミレスだろうが既婚の異性と二人きりで出掛けるのは絶対にダメだ。
しかしこのときの私は周りの環境もあってこれを「職場の人とのコミュケーションの一環」と捉えてしまっていた。
みんながやっている「夜勤明けに食事に繰り出す」というやりとりに混ぜてもらえたことで、自分も職場の一員として認められたんだという気持ちがあった。
陰キャがリア充グループに入れてもらったような錯覚を覚えたのかもしれない。
夜勤明けに先輩と待ち合わせ、先輩の車でショッピングモール内のファミレスを訪れた。(地方なので基本的に移動手段は車だった)
私は幼い頃から車酔いがひどく、車に関しては友達の車でも酔わないか汚さないかと気が気でないので先輩の車なんてすごく緊張した。緊張しすぎて酔わなかった。
自分の分を払おうとすると先輩が奢ってくれたが、私はそういうことは全く慣れていないので嬉しいより申し訳なさや落ち着かなさが勝った。
その後、モールを見て回ろうかと言われ少し歩いたがお互いの趣味も何も知らないし、私に会話を広げる能力がないので全く盛り上がらず、結局車へ戻った。
この時点で業務外で職場の人と会うのは私にはまだ早かったと後悔し始めていた。
しかし先輩はなかなか発進しようとしない。
乗せてもらっている身分で早くいきましょうよ、なんて言えるわけがない私は今日何度目かわからない「ありがとうございました」と口にしたが先輩は何か考えるように「うん、うん」と頷くだけで発進しなかった。
怒っているわけではないが、何か先輩の様子が変なのはさすがに私にもわかった。けどどうしていいのかわからない。
何も言えない私の方を向いて、先輩は
「…キスする?」
と言った。
ごめんなさい、本当にこのときのことは今思い出しても気持ち悪くて仕方ない。
助手席に乗って、一緒に食事までしておいて今更って言われるかもしれないけど、私は本当にそんなつもりなかったしこの瞬間まで思いつきもしなかった。
垢抜けない田舎の芋娘で貧乳なくせに痩せてるわけでもなく、話も面白くない根暗陰キャだ。そういうことは自分に無縁だと思っていた(なんなら今も「恋愛」を自分に関連づけることができない)
このとき初めて自分の判断ミスに気付いたし、なんてことをしたんだと過去の自分をめちゃくちゃにしたかった。
同時に、先輩は自分を仕事仲間と認めてくれたわけじゃなかったんだと思い悲しかった。
混乱しながらも「え?」「それはないです」「無理です」と頑なに拒否すると、先輩は無理強いする人ではなかったようで諦めたように車を発進させた。
もしかしたら私が強く断ったことに少し驚いていたかもしれない。職場での私は基本的にイエスマンだった。
役に立って認められたくて、私にできることであれば基本的に引き受けていた。
後から考えれば、職場までわかってる相手に無理やりそこまでしたら後がヤバいし…と思ったけどそのときはそこまで考えつかなかった。
発進されてから、言われたときすぐに車を降りるべきだったとまた後悔したけどもう遅いし、そもそも自分に落ち度があるし、自分の馬鹿さ加減とか色々とショックで何も言えなくて、ケータイだけは握りしめたまま黙って座っていた。
先輩は「みんなには内緒にして、俺も言わないから」と言っていた。
その後もメッセージでまた食事の誘いがあったけど予定があるとか言って断っているうちに来なくなった。
ロクにコミュニティに属せずに成長してきたせいで、盛大な勘違いと変な承認欲求が生まれてとんでもない間違いを犯すところだった。
ハッキリ拒否することだけは間違えなくて本当によかった。
人と関わってこなかったから人の悪意にも鈍感
なのか、いい雰囲気と思っていた職場の人間関係も本当はいろいろあったことが後に判明したし、私が気付いていなかっただけで周囲の人から見たらいじめられてる?とか嫌味言われてる?ってこともあったらしい。
鈍すぎて自分に呆れるけど気にして病むよりは良かったんだと思うことにしている。
あれから10年近く経って、結婚や出産を経た友達は疎遠になったりしてますます一人に拍車がかかっている。彼氏も相変わらず、いない歴=年齢の記録を更新中だ。
一度一人暮らしを始めたらもう家族との同居すら無理になって、昔から一人が苦なタイプじゃなかったけどこんなになるなんて思わなかった。
思い返すと、役に立たなきゃとか当時の私の自己肯定感とかにもすごく問題がある気がしているけど、今のところ趣味を楽しみつつ元気に気楽に生きている。
やらない理由を探す人間ってのは基本的に幸せにはなれんのやで。
慎重なことと物臭なことは違うんや。3年間慎重でいたと本気で考えてるなら、ただのアホだわ。
あと、結果論で話すことに意味はないのだが、結局のところ振られてるわけで、きちんと結婚への準備をしなかった上で振られただけやで。
仮に準備をしようともしなくともどっちみち振られる人生だったとして、じゃあ次のチャンスにどうしていくかって考えた時、当然経験値は多い方がいいわけだが、元増田は準備をするという経験をしなかった。
これがどれほどの影響を生むかはわからんが、どっちかと言えばマイナスだろうな。
まあ、モノにできるといいな、次のチャンス!
昔、開発環境を作っている作業の時に、言語パックフォルダを上書きしてうまくいったことがあった
手順書等はなかった
上書きしようと思った理由は、フォルダの構造が同じだったから、なんとなく
上書きしたら上手くいきました、と報告すると、元請けの優秀な新人と呼ばれていた子が
そんなん、ただの勘じゃないですか!と口を尖らせた
きっと自分と同様に環境設定の問題に取り組んでいて、自分が解決したいという思いがあってのことだったんだろう
当時、自分は4年目くらいだった
ただの勘というが、経験値ベースの勘ではあるんだろうなとは思う
対象製品のインストールで同様の事例に当たった経験がある、ということではないが、似たような経験はどこかしらにあったのだろう
今、後輩になんとなく分かるよね、と言いたくなって、そのなんとなくの元になるような経験値がないんだな、と ふと昔のことを思い出した
「とりあえず手を出して見て、躓いたり、分からない事が出てきたら、何をして何に困ってるのか聞いてくれ」と。俺はIT系の技術者なので、教える対象も新人プログラマだ。何でも聞いてほしいとは言うけど、幾つかの行動は釘を刺している
利用可能なライブラリの存在とか、知ってればいいだけのものはまず聞け
質問をすることで新人さんに学んでほしい事は、先輩の思考方法をトレースする事だ。
自分で調べて考えてトライしてみたことが上手くいかずに質問した時、先輩がそれを即座に解決する様子を見て、答えを導き出すまでの思考方法のトレースをしてほしい。あたかも数学の問題を解く際に模範的な回答が、どんな考え方で作られているかを学んで、その考え方やアプローチのテクニックを学ぶように、質問によって学習方法という経験値を上げて欲しい。
そんな事を要約すると、分からない事があれば何でも聞いてくれていい、と言う風になる。俺にとってはだが。
マルチタスクとか丁寧にやるとか正確にやるとか
そういうのが不得意だった
注意欠陥多動性障害なのかもしれないが、違うかもしれない、障害とまではいかないと思うが
ケアレスミスが多いし部屋は汚いしメモを取るとぐちゃぐちゃだし集中力ないし
ただ頭はそこそこ良かった、あくまでそこそこ
たくさんのスキルを作らず、一個に絞って、他の人の2倍くらい働いた
経験値があるのである程度はこなすが、弱点は弱点のままなので期待はずれに思われることが多くなった
例えるなら、数学の試験で常に満点近く取る人が居て、さぞ頭いいのだろうと思ったら単に数学ばかりやってるだけだったってだけみたいな
「数学が満点だから他もすごい点数だろう」と思って来られると期待はずれになる
しかしそういう案件は大体金額も高いので拒否するのは難しかった
幸いお客さんはまだ沢山いるので突然仕事がなくなることはないと思うが、辛い状態は続くと思う
ピーターの法則:「能力主義の階層組織の中において、人は自らの能力の極限まで出世する
これは独立しても同じなんだなと思った
あるいは部下をたくさん持てるなら自分の得意領域に専念できるかもしれない
でもどちらの状況にも飛び込むだけの余裕がない
あと案件を選り好みできるほどに売れているわけでもない
ドツボだなあ
誰の所有物でもない風力で回るマニ車があったとして、それが回ったことによる功徳は誰の功徳になるのか?
それを調べるために調査隊はダライ・ラマ法王日本代表部事務所のホームページへ向かった
くらしの中の信仰(マニ車) | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
また、マニ車には自然の力を利用して回転させるものもある。川や滝の水力で回るマニ車(「マニ・チュコー」)、灯明の熱で回る紙製のマニ車、自然の風で回るマニ車などがある。
なるほど、「心身込めて」が疑問を解くカギとみた
お経を唱えるのと同じ心持ちでマニ車を回すからこそ功徳を得られる、と読める
となれば誰も心身を込めずに自動的に回るマニ車は功徳を発生させない……というのが疑問の答えなのだろう
逆に言えば自動的に回るマニ車でも心身を込めれば功徳が発生する
Minecraftのアイテム取得目的のタワートラップみたいに功徳発生の完全自動化はできないということ
半自動化(回転の自動化)までは可能だが、心身を込めるという自動化できない工程が残る
叔母が亡くなった
59歳だった
今の私を形成している三分の一は叔母の影響じゃないか、と思うくらい
私の従姉にあたる人
もちろん私は従姉のことも大好きで尊敬している
だからこそ、この叔母の死がどうしようもなく
悲しくて空しくて、未だに実感が湧かないのだ
叔母にはたくさん迷惑をかけた
叔母からはたくさん楽しみをもらった
たくさん甘やかしてもらった
私の実家は母親の実家でもあるので、叔母が帰ってきてみんなでお酒を飲みながら、くだらない話で笑うのが大好きだった
叔母の死因は最終的には悪性リンパ腫ということだった
私は例えば反ワクチンのような考えではないし
頭では「新しい薬が生まれるときにはこれまでもこういうことが起きていたんだろう」ということは理解している
けれどもやはり、じゃあなぜそれが叔母だったのか
叔母は自身で「この苦難に立ち向かえる闘える人だから選ばれたのだ」と綴っていたが
いくら叔母が強い人だからって、こんなのってないだろと思うことしかできないのだ
叔母の父親、つまるところ私の祖父を4年前にガンで亡くしている
昨年、入院中の叔母の写真を見たときに闘病中の祖父とそっくりになっていて、本当にショックだったのを思い出す
私が最後に会った叔母は、美味しそうにバーベキューの肉を頬張る姿だったから
叔母らしい戒名を見て、少し綻んで
そして、やはりずっと「なぜ叔母なのだろう」という気持ちがぐるぐると巡るだけだった
最後に、たくさんのごめんなさいとたくさんありがとうをちゃんと伝えたかった
全然伝えきれてない
と言われたことをずっと忘れず覚えて生きていた
私はまだ、良い経験値を積むことはできていない