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はてなキーワード: 文士とは

2024-04-11

まり匿名批評文士には職人根性が欠けているのですよ。

商品でなければならん。読み物でなければならん、という大事根性がなければ、

すでに職人ではないし、したがって本職ではない。

まり素人なんです。

いか文士であるあなた自身が強弁しても、あなた素人だ。

本職というものは、もっと仕事に忠実で、打ちこむものだし、手をぬくことを何よりもイサギヨシとせぬもので、

あなた方のような雑な仕事をしながら、本職の文章をアレコレ云うのはまちがっていますよ。

戦後文章論 坂口安吾

https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/61129_77613.html

2022-12-05

anond:20221205143043

2020-12-25

円城塔本の雑誌の連載「書籍化までn光年」で取り上げた本のリスト

https://anond.hatelabo.jp/20140426234812 の続き

書籍化までx光年 (2019年)

  1. 持田季未子セザンヌ地質学』    「セザンヌの山」
  2. 堀内 明美愛蔵版 茶箱と茶籠の図鑑99』    「茶箱と趣味
  3. キャス・サンティーン『命の価値: 規制国家人間味を』    「行動経済学で見る"命の価値"」
  4. チャールズ・スペンス『「おいしさ」の錯覚』    「味覚の錯覚
  5. スティーブン・スローマンフィリップ・ファーンバック『知ってるつもり 無知科学』    「「知ってるつもり」の幻想
  6. 三谷純『曲線折り紙デザイン』、ポール・ジャクソン『〈折り〉の設計』    「折り紙の美しさ」
  7. 藤井一至『土 地球最後ナゾ 』    「「土」の力」
  8. ダニエルヘラー=ローゼンエコリアス 言葉忘却について 』    「言葉の生死」
  9. 堀田百合子『ただの文士 父、堀田善衞のこと』    「堀田善衞の「小説」の書き方」
  10. 小山祐之『団地の給水塔大図鑑』    「全国の団地の“あれ”」
  11. カルラ・スアレスハバナ零年』    「カオスフラクタル
  12. junaida『Michi』    「少年と猫の歩く道」

書籍化までy光年 (2020年)

  1. ヴィッキーニール素数の未解決問題がもうすぐ解けるかもしれない』    「双子素数鴨川カップル
  2. 笠原将弘『賛否両論 笠原将弘 鶏大事典』    「「賛否両論弁当」の不思議
  3. 石村智『よみがえる古代の港』、榎原雅治 『中世東海道をゆく』    「古代の地形を復元する試み」
  4. Angus Croll『If Hemingway Wrote JavaScript』    「ヘミングウェイJavaScript
  5. 日経コンピュータ、山端宏実他『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』    「大仏建立とみずほシステム
  6. 及川卓也監修、リブロワークス著『スラスラ読めるJavaScriptふりがなプログラミング』    「ルビで読むコード漢詩
  7. ミシェルマクナマラ黄金州の殺人鬼 凶悪犯を追いつめた執念の捜査録』    「安楽椅子探偵の「答え合わせ」」
  8. 川村英樹『アテスウェイ 川村英樹の菓子』    「平明で透明なレシピ
  9. 原啓介『集合・位相・圏 数学言葉への最短コース』    「数学道筋
  10. アルマン・マリー・ルロワ『アリストテレス 生物学創造』    「アリストテレスラグーン
  11. ユーリー・コスチャショーフ『創造された「故郷」』    「複雑な「故郷」の証言集」
  12. ヴァンソン・ボレリ、ジャンーリュックリュリエール微積分のこころに触れる旅』    「美しく楽しい数学の本」

書籍化までz光年 (2021年)

  1. 日本離島センター日本の島ガイド SHIMADAS』    「島なのか岩なのか」

2019-12-18

anond:20191218151451

こっちの方が、ってより破綻した一文が省かれてるのに笑ったよw

>つまり、「文章が下手ですみません」とは~

の、『つまり』がどこに掛かってるのか意味不明なんだよな。

 敢えて(書き手意図を推測して)補足するんなら、

・充分に推敲をしてベストを尽くしてから投稿するのは当然で、それがなされていれば謝罪不要

・従って軽々にエクスキューズを入れるのはその努力不足の証であり、その自覚がないのは認識が甘いからだ。

・つまり推敲不足の認識が甘いというのは下手だという自覚が足らないからで、本心で下手とは思っていない。

みてーな感じ?

 この補足は循環論法っぽい部分があるんだが、他の段落から考えて >つまり に繋げるにはこれしかない気がした。まぁ俺の読み方だけどw

言ってみりゃ文章ってより論理破綻なんだが、それ以外にも他が指摘してる独り善がりや読み手問題ってのがあって、マッチョイズムを感じる人がいたのは推測の結論として導いた「下手でゴメンって書くくらいならそれが要らないと思うまで推敲しろ!」みたいな部分じゃね? って思う。改変者が問題の部分を消去したのは意味が通らなくなるからで、勝手に補足しない辺りは良心的だよなぁ、とも思ったけどね。


 それとはまったく別に謙遜問題があるんだが、『蛇足ですが~』であったり『私ブスだからツラみ…』みたいな自撮りもこの書き手論法から全否定し得る。

もっと言えば、世に出ている表現基本的に本人が自覚する限りで全力を以て表現された瑕疵のないものでなければならず、ある意味書き手表現に対する理想の高さと真面目さを窺う事もできる。

 なんつーか、書は人を表すもので書き損じや間違いを清書して送り付けるのは武士の名折れ、相手への侮辱であり斯くなる上は切腹してお詫びを――、みてーな匂いすらある。武士じゃなくても軍人とか一部のマジメな官僚とか未だにそんなんかもしんねーけどな。あ、後は芸能とかもそうか。舞台は一度きり、みてーな?

なんでそこまで書くかっつーとまぁ俺もそう思ってた時期があったんだ(超煽りw)けどさ、割と嘘なんだよそれ。

 つか息苦しいんだよね。

俺みてーなゴミは金貰って表現者斯くあるべしとかじゃなくて、通信料を払って無意味無償で書き散らしてるワケで。

 んで、プロロジックで気楽な匿名日記だとかコミュニケーション攻撃すんのもなんか違くね? ってのがあってさ。まぁ見苦しいのも程度モンだけど。

もうね? 政治家センセーの発言とか追ってごらんなさいよ。無理なんッスわ、そもそも世に意見を問うのに何十年も矛盾なく一貫した主張をするってこと自体が。

 誰もそんなの統計取ってなきゃ積み重ねて検証すらしないし、社会を動かすはずの発言者ですらそうなのにカール販売休止になったとかきのこたけのこ戦争とかで盛り上がってるwebにナニオマエ期待しちゃってんの? って言う。ぶっちゃけオマエが血判付きで全力で書いた名文とかだってあっという間にパクられて消費されてアーカイブすらされずに数週間で忘れられてゴミじゃん?

 いやゴミってよりどっかのキャッシュにでも残ってなきゃオマエが消したらゴミにすらならないワケでさ。

そういう中でステマして金だけ払ってバズれば大儲けみたいな構図もあって、そういう連中はパクるに留まらずに「元ネタ自分」とか公言し始めてPVにモノ言わせて既成事実化とかすんのよ。ww プロだってエグいぜぇー? 平気で盗む、断りなく編集する、改変してミスをなかった事にする、etc etc そういう連中が俺達玄人様は素人とは違って命懸けなのであーる、ってね。もう死んどけよ? って話だよ。

 どーすんの? 文士サマww ってなもんよ、もう。


 ……ナニ書いてたんだっけ?

もうよく分かんねーけどまぁいいじゃねーか。気楽にイケよ。

 真面目一徹ってのもイイトコワルイトコなんだからよ。

2019-07-12

anond:20190712112035

昔は文士の身内や知り合いってのはこういう目に遭うってのが相場でそれが社会的にある程度許容されていた(というか不満は誰も聞き入れなかった)んだけれど。これからはなかなか難しい面があるね。

私小説プライバシー侵害されたと訴えて勝った判例があるから、思いっきり事を荒立てれば、そういう意味での勝利は勝ち取れるかも知れない。

それにメリットがあるか?って言われると微妙な気がするけど。

2019-01-05

https://anond.hatelabo.jp/20181223213048

全国展開の通信教育鹿島学園高等学校ミサワホーム系)なんかには、不遇な政策なんだろうな。

※ なお「鹿島」ではあるが、戦時プロパガンダ田端文士村を作った鹿島建設とは別らしい。

ドイツは高級専門学校が充実しているわけだが

すでに法学科学論理的基礎を持っている国で、猿真似日本の参考にはならないよ

2018-10-05

anond:20180930044326

2chの文芸版で流出たからさ(笑)

 お左翼ごっこは文壇と共に世論誘導の為の政治の道具に過ぎず、紙袋に詰め込まれ札束討論番組論客文士が受け取ってたのがバレた。

有名なセンセー方の名簿や金額も、どこの出版社がどの勢力と繋がってるかも、どういう論争をしてどう結論付けるか予め決めてある事も、僅かな期間だが流れてから消された。

 増田姑息工作勢力作りをしてた奴の名前も出た。

連中は初めからジユウなゲンロンなんぞさせる気もなかったし、そんなものはどこにもありゃしなかったんだよ。

 批評家評論家がナリを潜めてるのは流出リストを出されたら何も言えないからで、若手だったアズマが台頭してきたのは偶々受け取ってなかったから。

他の連中は嫌気がさしてwebの若手を見守っていく事に決めたのさ。

 本当かどうかなんざ知った事じゃない。

俺は見たし、そいつを仄めかすとデカイ口を叩く奴が減っていっただけの話。

 右だの左だのなんてどうでもいい。ビジョンもないし理念もない。それなりの生活で満足してる今のこの国に、命懸けで語るべき事も語らなきゃならない事ももうねぇし、そんな事をする道化もいないって話だ。後に残ったのは政治無関係名前が売れりゃいいってクソとその場だけ話題になりゃいいアクセス稼ぎのゴミそれから承認欲求奴隷になった病人露出狂アンケートステマ業者、箸にも棒にも掛からないマヌケ学生弁士って寸法だよ!

2017-06-28

ネタですからね?

lady_jokerやhoshitamotsuみたいな三流はてな文士尊称)は

レザースーツに包んで公開むち打ち(もちろんピンクネタです)の上

高く吊るしてやればいい(リスペクト表現)。HAHAHA(笑)

2017-04-07

ぼくたちの好きな筒井康隆

炎上したツイートは消えてしまったが、抜粋元の文章はひっそり残っている。偽文士日碌 二〇一七年 四月四日(火)の一部なのだが、コンテキストを削ったことで誤解を招いたのではなく、もともと独立した一段落である前後文章もつながりはない。その日のニュースに対する短い感想だ。

長嶺大使がまた韓国へ行く。慰安婦像容認したことになってしまった。あの少女可愛いから、皆で前まで行って射精し、ザーメンまみれにして来よう。

筒井康隆最初単行本が「東海道戦争」であり「48億の妄想」で日本韓国戦争させたことを知っていれば、またTBS「おとなの!」2014年7月16日における発言

次の戦争だけはちょっと見たいねぇ。どういう風にして起こるか。

誤解されてもいいんだけどさ。この歳になれば怖いものいからね。戦争好きなんだよ俺。

ギャグはあるしドタバタはあるし、あん面白いもん無いね

を踏まえれば、日韓関係がこじれて戦争になればいいと御大が期待していたことは明らかである

2017-03-13

文士の愛した伝統西洋料理 南蛮銀圓亭の秘密はこの後すぐ!

こんな感じでテレビコマーシャルを数分流すこと、よくあるよね。

テレビ放送等、特に民放で、頻繁に使われる言い回し

視聴者をつなぎとめるため、本当に「すぐ」ではない場合に使われることが多い。

本当に「すぐ」の場合は使われないことが多い。

このあとすぐとは - はてなキーワード

あるよね、あるよね、イェーーーーーーイ!ジャスティス

2016-07-29

http://anond.hatelabo.jp/20160728154543

 よぉいい感じじゃねーか。ww 俺だよ、オレオレ

クソうぜぇ厨二が幼稚な自己憐憫に酔いながらこうやって増田で生息し、注目で上がってコメントが盛り上がる。お綺麗な文章作法云々しながら平気で他人の物を盗んで売り捌くお文士様達と、その下衆にすら届かずに劣等感に苛まれはてな界隈にはおあつらえ向きだよな!

 だがな、朝っぱらか酔っぱらってんじゃねーぞ?


オマエのやってんのは「ちっくしょー、遅刻して先公に怒られたぜ、なんで俺だけ?!」とか悪ぶってるクソガキを、もうちょっと貧乏バカガキが「俺なんか給食費が払えずに学校これなかったんだからな? ナマ言ってんじゃねーよ」って殴りつけてるようなもんなんだよ。不幸自慢か貧乏自慢か知らねーが、こういう勝負に勝つ為にはテメーがいかに恵まれてないかポイントなんだ。

 女も同じ事やってるだろ? 「アタシ10万も貢いだのにフられちゃったー」「フン、アタイなんざ恋愛は無縁よ。ガキの頃からババァに店の男の相手させられたもんさ」みてーなな。

書くのは自由だ。でもウゼーんだよ、ウゼーの。だったら俺がそれを言うのも自由だろ?

 幸せじゃいけないのか? オマエより恵まれた連中はみんなオマエより忌むべき存在か?

くだらねぇ。テメーはただ羨ましがってるだけなんだよ。金があるからなんだ? 容姿がよけりゃ幸せか? テメーの価値基準の基はどこだよ。知性か? 文章力か? 地位か? それともコネか? 馬鹿じゃねーのか?

 世界が狭いんだよ厨二野郎他人と比べなきゃ立ち位置が分からねーんだろうがよ。


 オマエが使ってるパソコンだかスマホだかはな? 大儲けしてるメーカー廃棄物リサイクルして作ったもんだ。貨幣価値環境意識も低い国で危ねぇかどうかすら分からないガキが有害物質まみれの煙と水に塗れた中で野焼きして取り出したレアメタル金属を安く買い叩かれてな。

 オマエは今朝何を食った? 食ってないにしてもどんなところで雨風を凌いでる? 服は何を着てる? 風呂はいつ入った? 医者に掛かった事はあるか? 図書館はいつ行った? 電気はどうだよ?

地下鉄で囲まれて命と財布を交換したことはあるか? 重油が足りなくて貨物列車を押した事は? 知り合いにドブ浚いした女は何人いる? 薬物キメなきゃ日雇い現場にすら辛くて行けない気持ちがわかるか?

 キリがねぇだろうがよ。テメーはクソ狭いテメーの周りで自分よりちょっといい生活してる相手だけを見てグチグチグチグチ妬んでるだけなんだよ!!

こうやって恨み言だけ書くなら勝つ為にはどんどん不幸にならなきゃならねぇ。俺はテメーみたいのと付き合うはゴメンだ。

 たくさんコメント貰えてよかったな! 朝っぱらから気分悪くてしょーがねぇよ。テメーのご立派な文章がどれだけみんなを勇気づけてるかよーく考えてみりゃぁいい。

何が罪びとだ。少しはモノ考えやがれ。

 じゃぁなクソ野郎

2016-05-25

http://anond.hatelabo.jp/20160525114606

藝大でも10選手はいない。引く。

4年以上浪人してたって奴から話聞くとだいたい他の学校に通っていたり働いていた期間がある。

昼間の生活が終わってそれから予備校通ってたってことだな。

まず藝大に進もうなんて考える奴は幼い頃から身近に一級の芸術がある生活をしていて、

中学高校から予備校デッサン描いてる。進学対策でもあり習い事でもあるような感覚でな。

なおかつその年頃で自発的作品作って公募に出したり有志とギャラリー借りて展示したりする奴もいる。


愚直に数撃ちゃ当たるという考えで作家(文士だけを指してるわけじゃないぞ)になれると思い、

権威にすがればなんとかなるだろうと大学進学を目指すような奴じゃやっていけない。

作家としての充実と生活のための労働の両立のため、冷静に分別をつけられるだけの知性と、

プリニティブな創作欲を根底に据え置く精神必要だろう。

じゃあなんで通おうと思うのかといえば、毎日こつこつ描いたり制作しているうちに、

レベルの高い連中が集まる学校に進学してもおかしくないだけのポテンシャル自分にはあると考え出すから

例えばApplegoogleから入社試験への参加の誘いがあったら受ける奴は出てくるだろ?そんな感覚受験するの。

で、何回も落ちるようならあっさりタマムサや他の国公立大に進んだり就職したりする。


でもその世界を目指すからには、だって芸術からしょうがないってみんな思うわけでしょ?

そんなこと思ってる奴いねーよ、文学も含まれねえよ。もっと周りみろよ馬鹿が。

2014-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20140325203530

その他読書感想

★「三四郎」の中に「明治15年以降生まれ」と「明治15年以前生まれ」が世代ギャップがあるような記載があり、脳内が「???」となった。

 調べてみたら、明治15年以前生まれは「漢文素読」を叩きこまれた世代

 以降は「近代教育を受けた世代」で、モノの考え方に激しくギャップがあるらしい

 今で言えば、「1~2歳の時にスマホ経験した世代」とそうでない世代の差みたいなものか?

三四郎を読んでると、西片町辺りが舞台で出てくる。

 東京に詳しい人でも、西片町を知ってる人は少ないのでは?あの辺り、今でも明治香りがする。

 25年前の悪い東大駒場生は、本郷キャンパスに所用で出掛けた際、西片町を経由して帰ってた。

 (ルート東大正門→西片町三田線春日新宿線笹塚明大前井の頭線

 悪い東大生は、井の頭線定期券と、春日駅の初乗り切符で(以下自粛)

 自動改札のない時代お話である

 ※西片町って、三浦展によれば「第一山手」なんだよな

★「三四郎」読んでると、本郷エリアじゃなく大久保に住むことを「都落ち」的な書き方されてる。

 まあ当時大久保東京市じゃなく豊多摩郡だったろうから、さもありなん。

三四郎の友人が貸家を探すエピソードが描かれてる。

 裏返せば、「不動産仲介業」という職業が当時はまだ確立してなかったことがわかる。人々は口コミ人ツテで空き家を探してた

 田端とか荻窪とか馬込とかに「文士村」として作家が集住してたのは、作家口コミ人ツテで空き家を探した結果、知り合い同士固まったから。

 いわば「不動産仲介業の未成熟」が「文士村」を生んだ。

 ※トキワ荘も、不動産仲介業の未成熟の賜物?

 不動産仲介業が発展するまでは、「同郷者が、同じアパート・同じ街に集住する」というのは、割と見られた光景だった。

 逆にいえば、不動産仲介業は「同郷集住による街の単一化」を防ぐ役割を果たした、と言える

★「三四郎」で、本郷エリア寄席に行くシーンがある。戦前まで本郷寄席があったと聞いている。

 その後映画館になったようだが、戦災で消失し、東大界隈は映画レスな街になった。

 戦後映画の全盛期に映画館ゼロというのは、他の学生街だと、あったのだろうか?

 元々東大って「学生門前町」の類が発達しない。

 映画館がないほか、雀荘なんかも少ないし、学生向け大衆食堂も少ない。

市電が急速に発展したせいで、三四郎市電に乗り間違うエピソードがある。

 当時の市電網で誤乗するくらいだから、2014年の東京圏鉄道網って、地方出身者にはカオスで、乗り間違い多数なんだろうなあ

★「三四郎」読んでたら、「適齢期は女性過剰」的表現があった。

 日露戦争でそんなに男性犠牲になったとも思えないので、感染症栄養失調で夭逝する男児が当時は多かったんだろう。

 適齢期性比が男性過剰に転じたのは、実は高度成長以降だったりする。

 
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