はてなキーワード: ミッキーとは
現代のストレスの多い社会で、酒も煙草も博打もやらずスリムな体型を維持できている人がいるとすれば。
きっとその人は、ノーベル賞級の素晴らしいストレス解消法を発見したか運動好きの人間だろう。
残念ながら私はそのような人間ではなかった。
そんな多くの人間にとって食事を取ると言うことは魅力的なストレス解消の選択肢の一つだろう。
そう言う私にとっても非常に魅力的に思える行為だった。
つまり以前の私はクマのプーさんのような体型だったのである。
しかし、現在の私の体型はどちらかと言えばミッキーと言った方が良いだろう。
どうして痩せたか。それはこの際問題ではない。
問題なのは、ストレス解消法も運動の趣味もない人間がどのような危機に陥るかである。
もしも私が悪魔の囁きに耳を貸しているならば。
酒を浴びるようにのみ煙草をふかしと大量の食事をとりギャンブルに勤しんでいるだろう。
色町に飛び出し女を買っていたかも知れない。
味わったことのある人には分かるだろうが。
それほどまでに心の弱い人間にとってのストレスとは衝動的で破壊的なものなのだ。
私は煙草を吹かしたことは生涯で一度もない。
しかし、そのような私でさえ煙草を吸いたいという欲求に駆られることがある。
私が、もし日本禁煙推進医師歯科医師連盟の目を恐れずに書くならば。
煙草を吸うか吸わないか、それは将来死ぬか今死ぬかの違いだと言ってしまっても良い。
もちろん、自分が死ぬことと他人を殺すことは全く別次元の話だ。
他人を殺そうとする人間は臭くて狭い檻の中に入るべきだろう。
だが私の感じているものを他人も感じるのだとすれば。
私は世界の片隅で煙草を吸ったり不自由に大きな体を揺らしている人間に、残酷な言葉を、
某所で非常勤講師をやっている者です。
専門学校なので相手は高校生を卒業した人が中心なんですが、2割ぐらいは主婦というか、年配の方もいらっしゃります。
教えている内容は調理の基本的なことと、包丁とかレンジの使い方で
「今更こんなこと教える必要あるんだろうか?」
と思うような内容。さすがにそれだけでは申し訳ないような気がするので、
これからの時代に必要とされそうな調理のリテラシー的なことも教えています。(調味料はいいものを使おうね、とか)
で、そういう非常勤講師をやっていて気づいたのだけれど、割と多くの人は未だに
「魚焼き器って何?」
という認識である、ということ。いや、それ以前に
「調理って何?」
という認識の人が割といるという現実。若い人とかに限らず、年配の人でも多い。
出刃包丁どころか文化包丁ですら使えない。うろこ取りや三枚おろしなんて全然できない。
「基本なので、しっかり覚えてください」
「骨の場所だけを覚えてください。それだけでほとんどの魚はおろせるようになります」
とお願いしても、授業中は頑張るがそれっきり。次の授業では綺麗さっぱり忘れて骨ごとぶつ切り。
オーブンとか魚焼き器を教えて、
「大型オーブンが無料で使える(学校の)環境は恵まれてますよ!」
とか言っても全然興味を示さない。そもそも、キッチンなんて授業で使ってるだけで普段の生活では見たくもないらしい。
だから使わないし、いつまで経っても覚えられない。まぁ、それでも全然普段の生活には困ってないんだろうけど。
半数以上の人は、そういう面白い情報を教えてあげると喜んで飛びついてくれる。低温調理とか教えたら喜んでやると思う。
現にオーブンでパンの焼き方を教えるだけでアンパンやらクッキーやらを喜んで作る。
友達と食べ合って非常に楽しんでいる。
でも、一部の人は何をどう頑張っても無理な気がする。
じゃがバターの作り方(といってもジャガイモを電子レンジにかけるぐらいなのだが)を教えても、
授業で調理を求められているから作るのであって、ジャガイモを食べるのにレンジを使うなんて考えられないらしい。
そもそも、調理なんて言ってみれば服の縫製とか、壁紙の張替えのようなもので、
できる人が上手くやってくれればそれでよくて、自分たちが何かをする所じゃない、という認識なのだろう。
昔から個人的な意見として一人暮らしの世帯はもっとキッチンを有効活用すべきだ、と思っていたが、
こういう現実を目の当たりにして、それは全くの間違いだと気付いた。
キッチンを通して見える世界っていうのは、本当に偏った世界なんだ、と。
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某所で非常勤講師をやっている者です。
専門学校なので相手は高校生を卒業した人が中心なんですが、2割ぐらいは主婦というか、年配の方もいらっしゃります。
教えている内容はパソコンの基本的なことと、WordとかExcelの使い方で
「今更こんなこと教える必要あるんだろうか?」
と思うような内容。さすがにそれだけでは申し訳ないような気がするので、
これからの時代に必要とされそうなネットのリテラシー的なことも教えています。(SSL通信を確認しようね、とか)
で、そういう非常勤講師をやっていて気づいたのだけれど、割と多くの人は未だに
「インターネットって何?」
という認識である、ということ。いや、それ以前に
「パソコンって何?」
という認識の人が割といるという現実。年配の人とかに限らず、若い人でも多い。
タッチタイピングどころかマウスですら使えない。ダブルクリックやドラッグなんて全然できない。
「基本なので、しっかり覚えてください」
「AIUEOの場所だけを覚えてください。それだけでほとんどの文字は打てるようになります」
とお願いしても、授業中は頑張るがそれっきり。次の授業では綺麗さっぱり忘れて人差し指タイピング。
とか言っても全然興味を示さない。そもそも、PCなんて授業で使ってるだけで普段の生活では見たくもないらしい。
だから使わないし、いつまで経っても覚えられない。まぁ、それでも全然普段の生活には困ってないんだろうけど。
半数以上の人は、そういう面白い情報を教えてあげると喜んで飛びついてくれる。Twitterとか教えたら喜んでやると思う。
現にWordで図形の描き方を教えるだけでアンパンマンやらミッキーやらを喜んで作る。
友達と見せ合って非常に楽しんでいる。
でも、一部の人は何をどう頑張っても無理な気がする。
年賀状の作り方(といってもWordの用紙をハガキにするぐらいなのだが)を教えても、
授業で提出を求められているから作るのであって、年賀状を書くのにPCを使うなんて考えられないらしい。
そもそも、パソコンなんて言ってみれば配電盤の中身とか、車のエンジンルームのようなもので、
専門家が上手くやってくれればそれでよくて、自分たちが何かをする所じゃない、という認識なのだろう。
昔から個人的な意見として政治の世界はもっとインターネットを有効活用すべきだ、と思っていたが、
こういう現実を目の当たりにして、それは全くの間違いだと気付いた。