名前を隠して楽しく日記。
自分のモラトリアムにセカイ全てを巻き込み、セカイの全てを自分がモラトリアムを卒業するための踏み台にする物語。
自己陶酔、自己憐憫、自己解決、自己完結で突き進むどこまでも俺俺僕僕私私自分自分な物語。
ポップカルチャーとの適当な距離感も取れないまま大きくなった精神年齢中高生の中高年向け雑誌たるアフタヌーンで煩悩の数だけ連載されただけのことはある。
「まだるっこしく小難しく語られ物語世界全てを巻き込み人類の善悪を裁く長大なSF」だが、とどの詰まりは「僕が僕という人間を理解し、等身大の気持ちで世界と向き合った結果、あんなに空回りしてBIGなことを求めていた気持ちの内側が、愛情に飢えた赤ん坊みたいなものでしなかったことを認めるまでの物語」でしかないという。
セカイ系はセカイと愛する誰かを天秤にかけるが、その天秤にかける誰かさえ存在せずただひたすら「いつも苦しくて辛い僕の気持ちを理解してくれないセカイに対して思い知らせてやるぞ」と意気込んでは何もかもを滅茶苦茶に壊し続けるだけという。
挙げ句世界中からそんな自分を見透かされ、いいように役を与えられた役をそのままやりきって、気づいたら全員に置いてけぼりにされてたことに唐突に気づく。
どうしようもないほどに独り善がりで、悲しいぐらいに幼い主人公の物語だ。
世界全てと自分を天秤にかけてアッサリ自分の価値が勝ってしまうほどの強烈な自己愛のせいで、実際の世界を正しく認識できず自分の認識するセカイの像に振り回されるがままに堂々巡る。
世界を正しく捉えることが出来てないから自分の立ち位置も分からず、世界や誰かを鏡とすることで自分を客観視することもずっと出来ないから自分が何を望んでいたのかも最期の最期になるまで理解できない。
終わりのないモラトリアム、周りがとっくに卒業したハシカにずっとずっと悩まされ熱にうなされながら自分の心に映ったセカイの姿に振り回されるままに世界を彷徨い世界を敵に回し世界に利用されてセカイが壊れる。
世界を相手取ってるはずなのにどこまでも完全な独り相撲、だけどそれに皆が付き合ってくれているからさも自然と噛み合わさせていただいていたことに後から気づいて赤面する気も失せていく。
強すぎる自己愛は世界を滅ぼすが、滅ぼされた世界は滅びたいから滅びただけで結局ガキ一人がどうこうしようが世界の行く末なんて何一つ変わっちゃいない。
しんどいな。
世界全部と引き換えにしなきゃ治る機会さえないようなモラトリアム。
フォスは卒業したけど、読者のオタク共に世界と引き換えにモラトリアムを卒業する機会なんてやってこない。
だから読者のオタクはずっとずっと変わらずにモラトリアムのままで生きて、モラトリアムの中で死ぬんだ。
この話はこれでおしまいなんだ。
どうやらガチで怒ってる人もいるらしい。
ジャンルごとバカにされてる感もあるから怒るのもわからんではないけど、「双方がネタだと分かった上で敵味方に別れて喧嘩してる風のコントをする」のを「プロレス」と言わずに何と言えばいいんだ?
プロレスマニア自身も「ベビーフェイスとヒールは本当に心の底から憎しみあっている!」とは思ってないだろうし、「プロレスの決着は選手同士が真剣に勝利を求めた結果だ!」とも思ってないだろ?
別に素人が喧嘩風コントを「プロレス」って言っても構わないだろうに、いちいち「プロレス」発言した奴に突っかかって「訂正しろ!」とか言ってくる奴が側から見てて鬱陶しい。
どう考えてもこの先、世間で喧嘩風コント=「プロレス」という図式が覆ることはなさそうだし、それより「プロレス」という単語が世間から忘れ去られる方が早そうだから、もうその辺の言い方で当たり屋みたいに因縁つけるのはやめてもらえないだろうか。
人生は
うまくはいかぬ
ものですなあ(字余り)
二十歳の頃に今の自分の内面が備わっていたら絶対にモテたのになあ
昔の自分は頭も悪いし女性を喜ばせるモチベもテクニックも無いバカの中のバカで、今の自分は中身はともかく外見がもう劣化してて終わりの中の終わり
バカどもに何度も教えてやったと思うんだがな
一人が声を上げたところで無視されるのは、その一人以外の幸福があるからだ
その一人の横暴を受け入れることで他の人の幸福を損ねるわけにはいかないからだ
一人の意見は無視されるが、集団の意見は「より多数の意見」となり、聞いてもらえる
これだけ説明しても、ネットのゴミオジはリアルに意見を発信してグループを作る行動に出ない
死んだほうがいい
代々続く家業があるが、それを継げる人がいないのだ。
元々後継とされていた兄も、妹の私も、家業とは別の会社に就職した後、数年前に過労で精神を壊し今も後遺症を抱えている。
家業は厳しい業界かつ激務を伴うことは父を見て知っていた。それでも父がいつも私たちに優しくしてくれた思い出しかない。
兄はクリエイターの道に進んでいる。いずれは海外移住をしてヘンプ農家をやりたいらしい。壮大な夢だ。
私も細々と仕事をしているが、自立できるほどは稼げておらず、どころか毎年発作を起こしては救急車で運ばれ数ヶ月療養することを繰り返している。激務が続くとそれは顕著だ。
両親も高齢にさしかかり、先のことが気になってくる。両親はたくさんの教育費をかけてくれたけれども、私は全然ものにできなかった。
せめて両親の老後の負担にはなりたくないけれど…全然できないことだらけで本当に申し訳なくなってくる。せめて両親の老後を支えられるくらいの経済力と体力が欲しい。
ちくしょーとか言ってた芸人