2024-09-29

虎に翼、迷走しだしてから最終回になるまで全然話題にならなくなったのが全てを物語ってる

もうさ、期待して見てる人の数が全然変わったんだよね。

惰性で見てる人、録画だけしてる人、見終わったけど語るほどの興味を失ってる人、とりあえず最後まで見てから結論を出そうとする人、色んな人がいるだろうが最初の頃にあれほどいた「無邪気に名作だと褒め称える人」の数は大幅に減少したのだ。

少なくとも、不特定多数がいる場所で名作だと連呼する人は激減した。

なぜなら賛否両論吹き荒れるような作品になってしまたからだ。

その内容も初期の頃のような「おーっと男尊女卑化石は女が活躍するドラマが受け入れらない~~~」で簡単反論できるようなものではなくなった。

主人公言動が女から見ても批判対象となるようなものとなっていったからだ。

「古い価値観の男という共通の敵」によって結束することが出来た頃とは違う、主人公言動が正しいか間違っているかが女の中でさえ割れしまえばもうまとまりはない。

つの巨大なフェミニズム推進派の集団として団結することであらゆる批判を跳ね返せた頃の結束はもはやなく、虎に翼についての感想は散り散りに分断され、もはやかつての身内さえも信じられなくなり、個々人にてレビューサイトに称賛や愚痴を叩きつけるだけとなった。

この変化がどこで起きたのか?

もちろん作品自体が変化したからだ。

根幹のテーマをただ扱えばいいだけの序盤、折り返しや紆余曲折を描こうとする中盤、物語を着地させる終盤、この3段階を全て綺麗にやり遂げるのは実は簡単ではない。

序盤は評価されていた作品が中盤で突然駄目になることもあるし、最後最後で投げっぱなしジャーマンとなって反動からクソ作品として扱われることだってある。

本当の名作は全てを完璧にやりきった作品に対して与えられる賞賛であるが、虎に翼はそれに相応しい作品だったのだろうか?

ぶっちゃけ、序盤コケて中盤から盛り上がり最後完璧に終わる作品のほうが、序盤は良かったけど中盤から怪しくなる作品よりも最終的な評価は上がりがちなわけだが、果たして

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