自分が白雪姫だと気付いた転生元ラノベオタクは、継母の女王様が段々と白雪姫の美貌に狂っていく事を知っていたために、
毎日鏡の代わりに、「ママは美人ね」「だいすき」と言い続けました。
また、関係が微妙になっていた王との仲を取り持ち、毒リンゴを作る魔法の力をつかって国民を健康にするリンゴをねだり、それを継母の名前で国中に広めたのでした。
不思議な鏡は宝物庫の奥にしまわれたまま埃を被っていましたが、ある日、ふとした時に、継母が目にします。
継母はいたずら心から、この国で最も美しい人を訪ねます。
鏡は答えました、それは白雪姫だと。
女王様はそれをみてニッコリ笑うのです。それはそうだわ、私の娘だもの、と。
(なお、小人と王子様は幸せになるためには必要なかった模様です)
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