2024-04-10

アパレルで働くようになった最初の頃、日本は二週間ごとに気候が変わるのだから、それに先駆けて店頭レイアウトをどんどん変えていかなくてはいけないと言われた。

気候と行動にぴったり合って、かつトレンドに沿ったものを着ようと思ったら、山のように服を持っている必要がある。

季節ごとに新しい服を手に入れる経済力、それが入るクローゼット、容量を超えないように管理する能力時代とずれないように服を入れ替える手間を楽しめる力。疲れているとき時間がないときも、人からどう見えたいか、人にどう見せたいか、強く迷いのない自己プロデュース能力が要る。

自分にはそれができるし、才能があると思っていたことが大間違いだった気がしてきた。

『自転しながら公転する』(山本文緒

  • そして自社アパレルを自費で買わされるんだぜ

    • アルバイトが売れ残りを買うように店長に圧力をかけられていたことが発覚して問題になるシーンがあった

      • 売れ残りもそうだけど新作も買わされるぜ。実際は。 一応2割引きとかだったりするけど結局3万4万の天引きされたりする

        • もっと割引されるもんだと思ってた

          • 店によるとは思うけどぶっちゃけ販売業あるあるの自爆営業みたいなモンだから・・・

        • アパレル勤務もいるのか増田は

          • 今はもうアパレル離れて別のジャンルの販売業やってるけどね。 アパレルはホント最悪だった。

        • 2割引で買ったあと謎の天引きあるのか…

        • アパレル業界からするとアルバイトは労働者兼売れ残り処分ユーザーって事か

          • バイトは買わされてなかったかな。流石に。 社員は買わされてたわ。 ウチのブランド好きだから働いてるんでしょ?的な。

            • それならまあ納得できるかなって範囲ではある

              • 最初は良かったんだけどねー デザイナー変わって変なデザインばっかになってからは好きでもない服毎回買わされるの最悪だったw

                • ウチのブランド好きだから働いてるんでしょ?的な デザイナー変わったら↑の論法に意味が無くなっちゃうよね

                  • それよ。 しかもパワハラ当たり前の業界だから気が弱い人は辞められないっていうね。 労基入ったらクソおこられるトコめちゃくちゃ多いと思うよ。

  • あぱれる君

  • あらすじ 32歳の与野都は、2年前まで東京でアパレルの正社員として働いていたが、更年期障害を抱える母親の看病のため、茨城県の実家に戻ってきた。今は牛久大仏を望むアウトレッ...

  • この小説のドラマ化、主人公の容姿が作中ではっきり詳細に描写されてるのにキャスティングでガン無視されてる上に年齢もそれなりに重要な話なのに32歳から30歳に変えられてるし挙げ...

    • 原作を知っている僕は映像化されたものをゴミだと思いました とかいう気取った奴が嫌い   追記:と言おうとしたが、俺にも心当たりがあったわ。ダレンシャンの映画版はクソ!

  • 手持ちの服から今からいく会食のコーディネートや明日の職場で着る服、あの人と会うならどんな服を着るか想像するシーンや、次のシーズンの服を考えるシーンが多くて面白かった。 ...

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