君たちはどう生きるか、メタファーとか以前に「崩壊しそうな世界を、犠牲を受け入れて延命するかどうか」って話だし、あの世界の敵役というのは「否応なしに、世界の中で与えられた役割をこなす」ことを受け入れている存在なので、映画内の時代背景とのリンクを含めて見れば、旧日本(そしてオーバーラップする現日本)の立ち行かなくなる社会を延命せず、新しい世界を選ぶ話という風にも思える。
過去の否定ではなく、過去を認めたうえで第三の選択をするという話。
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