2023-06-08

弱者をダシにする政治的パフォーマンス戦争を誘発するというのが歴史的教訓

から約160年前の北米地方で起きた南北戦争という名前戦争がある。

アメリカ合衆国北部南部内戦なのだが、現在ポリコレ問題を考える上で大きな教訓を学ぶことが出来るのではないか

大変有名な戦争なので、私元増田が詳細を書くまでも無いんだけど要点を一つだけ。

当時の合衆国北部工業化が進んでいて、工業製品欧州に輸出するために保護貿易を望んでいた。

対する南部奴隷を使ったプランテーション農業依存していて、こちらは農業製品を輸出するために自由貿易を主張していた。

戦争に至る対立点は「保護貿易自由貿易のどちらを選ぶか?」という経済問題に過ぎなかったのだ。

しか保護貿易である北部各州は、南部農場搾取されている黒人奴隷人達を引き合いに出して自由貿易派を非難するキャンペーンを行った。

それで態度を硬化させた南部各州はアメリカ連合国を結成して分離独立を決め、北部との内乱(=南北戦争)に至った歴史的経緯がある。

このように弱者をダシに使った政治的主張は、相手との折り合いや融和を全部無力化させる効果がある。

現在自称リベラル政党やその取り巻きがやっていることと地続きなのである

弱者保護や救済はいいことだしやるべきことだと思うが、自分たち政治的主張正当性を持たせるために弱者をダシにする行為戦争を引き起こす、ということを覚えておいて欲しい。

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