2023-06-04

さつきあい

遅まきながら『週刊プレイボーイ24号』を手に入れてAIグラビアアイドル、さつきあいグラビアを拝見しました。ちょっと遅くなってしまったのは正規書店で買ったのではなく、露店のおじさんから買ったからです。おじさんが道端にシートを敷いて魅力的な商品を並べてるアレです。先週号のジャンプも売ってました。

さて、その、さつきあいグラビアですが特に感動はなかったです。もうネットで随分見ていたし、誌面で見ると何か違う感慨があるのかと思ったけれど、特にそういうものはありませんでしたね。写実的美少女の絵以上のものはなく、不気味の谷をまだもう一歩超え切れていない感じもありました。続けてページをめくっていると違う女の子グラビアになり、「これもAIか良くできてるなあ」と思いましたが、実はそれは根本凪さんというリアルアイドルグラビアでした。要するに、まだやはり写真AIによる生成画像だと質の差があるということでもあるし、先入観によって感じ方が変わるくらい生成画像の方もよく出来ているということだと思います

グラビア・ディガーでもあるラッパー呂布カルマさんにAIグラビアについてインタビューしている小さな記事も載っていて、その最後の部分が良かったので少し引用します。AIによる画像生成を今から始めても遅くないだろうか、と問われた呂布さんの答えが

呂布 今ってつくり手が“野良”じゃないですか。数年後は間違いなく規制されるので、法律で許されない表現も含め、今やれるうちに出しつくしとけって感じです!

というものです。これはHIPHOP黎明期著作権などを気にせず熱量衝動であらゆる表現が生まれて、爆発的にHIPHOP誕生進化し普及した時代のことが頭にあるから出てきた発言でしょう。ラッパーらしい進言ですね。

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