MMTはModern Money Theoryの略。現代貨幣理論。
一番カギになるのは、現代において通貨の時点で政府の負債。だから自国通貨建て国債で財政破綻は起きないという考え。もっとも外貨借金までは否定していない。
しかし、緊縮財政志向の根拠を失わせる考えだからと新自由主義とものすごい相性が悪い。もっとも新自由主義は大失敗で終わったけどな。景気無関係で緊縮財政と資金循環を見ない税制でデフレに叩き落すのが一つの原因。
産業振興といいつつ、近視眼的な費用対効果にとらわれるから基礎研究・応用研究・教育を破壊するのがもう一つの原因。なんとかどこかにイノベーション(笑い)を起こす起業家様が生まれればうまくいくんだと、あほをおだてて無理強いして使い捨てる悪趣味な人形遊びを続けるだけ。
科学振興、新産業振興が難しいのは、目利きが難しくて、支出を増やすと口だけ達者なペテン師が沢山出来るから。 それと投資家目線でいうと、コンプライアンスや環境規制のきつい日...
新技術特有の悩みだよね。だけど、大学や研究所はまだ科学的成果を求められるけど、ベンチャーなんかもっと求められない。 だから大学を媒体にして、資金管理と科学的成果は最低限...
大学にも研究を管理する力はあんまりない。STAP細胞で死者が出たのは記憶に新しいところ。ねつ造が横行したり掲載料を払うとなんでも掲載する論文誌があったりして難しい。国として...
ネイチャーだサイエンスだ、フィジカルレビューだ、とかいうのも本当の意味で科学研究インフラがいまだに国内に整っていないことの現れなんだよね。
専門をちょっと離れたら大学の先生も頭のいい素人にすぎないよ。 地道に幅広い研究をして、商品化の仮説を描いて検証してを多数するしかないと思う。研究も携わる人ならわかるけど...
投資家に新技術をゆだねるよりましでしょ。 新しい物事はやってる人間も本当にうまくいくかわからないし、技術面でも、顧客面でもどうなるかわからないものだ。 しかし、科学的成果...
たまに捏造事件などの研究不正が起きるのは完全には防げないでしょう。 競争的資金を強くしすぎると、成果が出ない場合に研究不正に走ることがある。 STAP細胞事件も多能性が働く遺...
研究の雑用がクソ、みたいなTweetとかはてブエントリよくあるけど、事務方、じゃなくて、研究部門と並走する研究マネジメント部門をつくればいいんじゃないかと思ってみたり。
「何かをする」には金と時間の問題となるよ。 しかし、成果が出るとは限らないから、近視眼的な費用対効果はないし、「無駄削減」でターゲットに上がりやすく、あがってきたからこ...