構成案を作って、OKもらってラフ作るじゃん。イメージと違うって何だよ!!
すし屋だったら、おまかせって言われても、それなりに情報聞きだしたり、今日のおすすめの魚を開示したりして、なんとかコンセンサス取るよね。
それが、こっちでは構成案だ。場合によっては3パターンぐらい作るよ。それでコンセンサス取ってるのにイメージと違うって何だよ。
まあ、ラフの段階で、イメージが明確になるならまだ良くて、もっとひどいのがいる。
ラフからブラッシュアップして仕上がりが近づくにつれて、ようやく頭が回りだす客だ。
ラーメン屋で、注文した醤油ラーメンが出来上がる寸前で、やっぱり味噌にしてもらえますって言うようなもんだぞ。
更にひどいのが、毎週言うことが違う客。
多分、注文を覚えているとかそういうことではなく、毎週新しいアイデアが浮かんじゃうんだろうね。
ちょっと先天性の病気なんだろうなとおもって生暖かい目で見守っている。
最終的に、こっちが出した案に戻るのだから。
多分、こういうタイプには大変な仕事は回されていないので、こっちも最初からベストな案が出せる案件なんだよね。
だから、色々こねくり回されても、最終的に最初の案に近いものになる。
ただ! 非常に時間がかかる。年度末で精算が先に終わってるってときもあるぐらいに。
まあ、色々いますよね。変なお客。