2023-04-16

壁とその不確かな街

まらん…と思いながらいつのまにか読み終わっていた。面白かったのか、これは。面白かったのだな。騎士団長殺しの方が好きだけど。

こういう本が本屋平積みになって、よく売れるというのであれば、もう少しこういう本を書く人が増えればいいのにと思うけれど、なかなかそうもいかないもんですナ。

最後に行き着くところで物語が終わる。少年壮年が行き着き、少年少女出会うべし、過去未来現在挟み撃ちにする。あとがきもある。

そうではない、そうではない、と暗喩暗喩足らんとする。安易な読み方は拒否される。もっと長くなっていいかもっと書きたいだけ書いてくれたらよいのに。

次回作も楽しみにしてます

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