ひとはなぜつまらないことでへそをまげるのか
時間の無駄なので怒っているひとに向き合ってはいけない。その怒りは早ければ1時間後、遅くとも1ヵ月以内にはなくなっている。
怒りを忘れた頃、怒りをぶつけたひとはもう生きていないかもしれない。
リスクを特定する、というアプローチよりも脆弱性を特定する、という入り方のほうがよい。
似た概念だが、蓋然性や確率のニュアンスの強いリスクよりも、脆弱性のほうがより【原因】のニュアンスが強く、原因を因数分解しやすい。つまり問題解決志向だから。
それなのにリスクという視点でとらえた瞬間、定量化できるのかのような錯覚に陥る、
それは事業を行うために割り切るからに過ぎないことを忘れているのだ。
ハザードと脆弱性がともに暴露される、としてリスクを定義する珍妙さは、定量化できるものだけを見える化しているにすぎない。
落としどころは重要だけど、今そういう話をしていたわけじゃないよね。