連日連夜、ピュアオディオ10体くらい召喚できそうな勢いで憎悪と怨念ネットにぶちまけてるこういう人らは最近になって表れてたと思うけど、
実はそうでもない
ほぼ同時期に出た古市憲寿の代表作でも「承認の供給不足」と書いている。
20歳も年の離れていてフィールドも違うこの二人が同じ結論に至ったのは偶然ではないと思うぞ。
良くも悪くもネトウヨ運動から始まったこういう劣等感が始まりのネット政治理論や社会理論は人を誘引する力はあるんだよ。
恥ずかしながら俺もネットに溢れる言説に絶望して「あっちに行けたら楽になれるのかな」と思ったことは何度もある。辛くも思い留まることはできただけそういう風に踏み止まれる人ばかりではないのも事実だろう。
自分の人生や経歴を鼻で笑われて軽んじられる経験をしたことは多くの人たちにあるし、ネットしか居場所のないこれらの人たちならほぼ100%の罹患率だろう、今でさえはてなで東大京大早慶以外の大学入れないとゴミとか本気で言ってる奴らいるからの
ここにも「フェミやネトウヨや弱者男性は空虚な人生を送ってきた」として小馬鹿にしている奴はいる、俺もそうだが。
そしてそれは事実なのかもしれない。
だがそういう人らにとっては「愛国者である」「私たちは常に男性社会に差別されてきた」とか「女尊男卑だ!」という、事実だけで受け入れてくれる空間は、たとえ虚飾に塗れていても温かいものだろう。
いや、これに真っ当な社会人の俺たち普通の増田やネット民や、まして政府が責任を取れというつもりはないぞ。
俺らもあいつらの大好きな自民党も、奴らの母親でも何でもないからな。
もし誰も彼ら彼女らを救わないというならまとまってる彼ら自身が助け合えばいいだろう。
だがそれをしようともせずに、お互いつるんでるのに腹の底は利用して切り捨てるばかり。
ここが最大の問題なんだな