一言で言うと女性に都合の良い「男性社会を降りた」男しか出番が貰えない。
一番出番が多いのが美人小説家の主人公の元彼なのだが、発達障害気味の主人公に「完璧すぎてウザい」と理不尽にフラれた後も
「友達でいいから自分を側に置いてくれ」と懇願する、「都合のいい元カレ」。
その後あらゆる場面で主人公のトラブルを解決するために登場することになる。お前仕事はどうした。
極め付けは主人公が急に酒を飲んでムラムラし、元カレを「こいつこんなにエロかったか?」と言い出して
最終的によりを戻すでもなくセフレにするくだり。
インタビューで作者曰く「女性の性欲を全肯定したくて描きました!」とのこと。
別れた女を都合よくキープして性欲処理に使う小説家とそれに喜びを感じる元カノだぞ?
きっしょ。
で、二番目に出番が多いのが不思議ちゃんのガリ勉弁護士。コイツはまともに人間として描写されてない。
三番目に出番が多いのがオネエの小説家。
「虚無の父親」
元カレなんか主人公崇拝するだけで、性欲持つ描写すら許されないもんな。
事あるごとに美人だ綺麗だ女子会だと「主人公は魅力的な女ですよー」と押し出してくる。
でも男は男社会を降りないと作中で出番も貰えない。
これに「はっとした」だの「目を開かされた」だの言ってる連中もアホちゃうか