2023-01-31

MMOFFXIVレイコンテンツワールドレースが行われて日本時間今日未明クリア1番手が出た。

2017年から今回で5回目になるが、実際にバトルにあたる8人のパーティーメンバーの他に配信情報処理サポートなどを行うチーム戦のようなもので、休暇を調整したりして挑む非公式イベントになっている。

今回はついにPCパーツメーカーのCORSAIRが配信するチームに限って商品を用意してスポンサードすることになった。

今日クリア報告からまもなくチートによって視野操作した証拠動画が公開された。

ここまでなら単なる非公式ユーザーイベントに乗っかったCORSAIRがシャツにシミを作ったくらいの話でしかない。

FFXIVでは特に顔を出して日頃発信している開発運営メンバー世界中にそれなりの人数がいる。日本では全世界FFXIVトップがその役を兼ねているが、今回は余計に難しい立場になっている。

かいつまんで説明すると、「ツールダメだ、やめろ()」と言いながらも自分たちもそのツールメリットを受けている。

ツール一口に言ってもオンラインゲーム通信内容改竄してありえない状況を作り出すようなものからプレイヤー認識できる情報をより高度に整理するものゲームオリジナルグラフィックのショボさにプレイヤーの端末内で再描写するグラフィックツールのようなものまで色々ある。

今回のレイレースで出てきた証拠動画ではゲームクライアント制限を超えた情報を得ているのでチート一種という事になるか……。

これらについて、公式の各種告知やプロデューサーレターなどで「こっそりやれ」「あのツールは良い」「イタチごっこは選べない」といった発言があり、要するに「規約子供は居ないんだ、大人なんだから上手にやれ」という事しか言ってない。

情報整理ツールはそのツールがなければ要求された火力を出せなかったりヒール計算ができない人間未満が依存していたり、マウンティングの道具として野蛮に使う人もいる。グラフィックツール捏造した綺麗な画像から遊んでいるというユーザー層も相当数おり、この3年で急増したのは特にこの層だという推定もみられる。

これらの層に刺激的な発言をすると大体公式フォーラム汚染されがちで運営可能な限りこれら問題には不明瞭なままでいた。


1つ前のレイレース最初クリアしたチームは「我々はツールを使った、使っている。どうするかは運営判断することだ」という挑戦を突きつけた。

繰り返すが、ここまでは非公式ユーザーイベントで、スポンサーなども表立ったものはなかった。

だというのに公式WebSNSアカウントで踏破を称えるアナウンスを出していた。

他の分野ではこうも定例的に公式が関与しないのに「今回もそれができるか?」という挑戦だ。

結果、これまで3回あった祝福のアナウンスは4回目にはなくなり、プロデューサーディレクター兼任する人物お気持ち公式Web掲載された。

前回のレイレースにまつわる運営の態度、そこから現在までの運営のやり方への投げかけにこれほど注目度の高いイベントはなかったと思うので個人的には大変いい事だと思う。

これについて、ツールの是非や線引きや経緯の理解に乏しい人や、使いたくてもツールが使えないプレイステーションユーザーはどうするのか、など的はずれなユーザー反応が多数観測されているが中途半端に首を突っ込んで、八方美人を続けてきた運営はおそらく夕方になにかのアクションを起こす。

面の皮分厚くスルーできるのか楽しみにしている。

(追記)

ちなみにこのFFXIVでは近年「問題発生時にはゲーム内に限らず運営調査積極的問題対応にあたる事ができる」として規約改定しているが

部外者が1人紛れ込んだ結果ユーザーコミュニティが荒れた問題や、類似するツール使用問題に対して運営積極的に関与したという事例は表に出ていない。

事業レベルインパクトのあるRMTbot規約を逆手に取った訴訟対策文言という観測もあるが、言うだけ言ってやることをやってないのは運営も同じだという事を申し添えたい。

  • 自動芋すら潰してツールを殲滅したROは正しい 愚者は歴史を学ばない

  • プレステとかいうお荷物を背負ってるおかげで アドオンすらまともに使えないクソゲー・・・

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