2023-01-25

おやガチャ

親のパラメータリテラシーが子に影響するという仮説。

例えば IT リテラシー場合は、IT リテラシーの低い親が子に与える情報コントロールをすることができない。よって全面的禁止するか野放しのどちらかになる。

同時に、倫理リテラシー教育リテラシーも無いと何を制限して何を放念していいか分別がつかない。また情操リテラシーが低い親は「全てコントロールすれば解決」というブス親ムーブに行き着く。

言語リテラシー

国語能力が低い親(片方だけ低いなんてことはだいたいなくて、親同士の知能レベルは大体一緒になっているもの。これも仮説だが。)は、その人達の会話が論理的情報交換で成り立っているのではなくて、感情表現応酬で成り立っている可能性がたかい。

あくま可能性といっているのは、理解度を外から解釈しづいから。論理的表現が双方でなされている場合第三者から観察可能だが、そこから外れていくと観察不可能になっていく。客観的に判定できない非言語コミュニケーションによっていくのだから当然である

そのコミュニケーションを正とみなして、その両親の子は育つ。最も身近な手本が両親なのだから当然である

手本をもとに、手本より良い結果を出すことは難しい。学校での国語の成績はどうだろうか。母親感情表現のみでコミュニケーションしていないだろうか。論理的コミュニケーションを見せているだろうか。

論理的に通じる国語表現がなされた口述で、コミュニケーションがなされているのであれば、子もそれに沿った表現がなされるものである

ある親子がいた。母親、娘(5)、息子 (4) という構成で娘は言葉が達者だった。息子もしゃべれはするがいくら問題があるように思えた。

というのも、息子は「ん〜!!」とか唸り声と怒りの表情でコミュニケーションをしていたからだ。

そして母親は察しがよくやってほしいことを汲み取り、行動してフィードバックを与えていた。

当然のように息子は誰に対しても「ん〜!!」という唸り声で他人に迫り、動いてくれない相手が大半なのだからより一層鬱陶しい行動である「泣く」に進化させる。だいたいの大人は息子を疎ましい印象を持つ。

親のコミュニケーション能力が子のコミュニケーション能力を最低限に止めた良い事例だと思う。

例 2

ある家族がいた。父親田舎出身言語能力が低く表現稚拙なうえ、暴言が多い。母親東京出身だが事なかれ主義でわかってないことでも「はいはいわかったわかった」と話を終わらせがち。

この二人は端から見ていると会話が成立していない。が日々の営みにコミュニケーション必要としない。共働き経済的には独立しているし、兼業農家なので食料の備蓄や買い出しも雑で構わない。ミスコミュニケーションが起こっても問題顕在化しにくく、修正もなされないためずっとその調子なのである

この家庭で育った3人は当然のようにコミュニケーション能力が低かったが、進学先や受験勉強常人並のコミュニケーション能力を獲得するに至った。

チャレンジ

世界はやさしい。世界絶望にあふれている。

どちらの視点の方が楽しいだろうか。どちらの視点のほうがよりチャレンジするだろうか。

怒られてばかりいる子は当然チャレンジしなくなる。怒られて終わったイベントは二度とそのイベントを行いたくなくなる。学習とはそういうもので、どういう「結末」だったか記憶は締められる。

良い結末ばかりで構成された世界はやさしく映るだろう。嫌な結末ばかりの世界絶望にあふれるだろう。

ある親子が居た。母親が娘に対してよく叱っているシーンに出くわす。黙って涙をながし立ちつくす。感情的母親は怒りがおさまるまで立たせておき、そして無視する。

母親は謝ってくるのを待っているのである。娘が「察する」まで何もフィードバックしない。

原因は、料理のお手伝いをすべく生卵ボールでわろうとしが、手を滑らせて生卵ラグの上に落とし、黄身でシミを作ってしまたことだった。4歳の子なのだから手を滑らせることくらいするだろう。子育て環境でシミを作らないほうが無茶だ。子育て帰還中は可能な限り洗濯して良い製品で揃えておくものだ。

そうでないなら、ただのエゴだ。ノーヘル自転車に乗せるようなもの。10cm ヒールを履いて子を抱えるようなものエゴを満たすだけのリターンを天秤にかけてリスクを取りに行ってるのだから覚悟して然るべきである

話を戻す。娘にとっては生卵を割って叱られて終わったイベントだ。この調子で様々なイベントが怒られて終わっていく。かんたんなことさえビクビクしてやりたがらない、何でも避ける子の出来上がりだ。

例2

生卵を落とし泣いてる娘に声をかけ、何が起こったかを聞いている。生卵を落として怒られたと言っている。これではまずいともう一度卵を割らせる。失敗して卵の殻の大半をボールに入れてしまう。

殻が入ってしまたことでグズりだすが、殻を除けば良いことを教える。

さらにもう一個の卵を割らせる。今度は小さな殻だけが入った程度だ。上手くいったねと伝える。

よくできたね、成功だねと伝える。

これについては成功エンドに寄せて終わらせることができたが、彼女にとってのイベントは大半失敗エンドだろう。この積み重ねで世界はどう見えるのか。

いうて

もっと色々あったけどなんか長文書いてスッキリたかったんです。読んでくれてありがとう

言うて俺の親は低スペックでかなりしんどい思いしてきたし、心肺機能系の一部に問題あるし大腸がん緑内障家系だけど、まぁ五体満足だしいいかなって思っている。子供の当時はクズだって思ってたし当時は恨んでたし、今でもそう思うところあるけど、おとなになって触れたもっとやばい家や親に比べたらまだマシだったなって。

ちなみに娘(5)息子(4)は俺の子じゃなくてある時期に観察していた子たちです。最初から最後までかわいそうだったな。

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