2023-01-25

デリングって娘ラブだけど、基本コミュニケーションの仕方がアレだよね。

ノートレットが生きていたから家庭がうまく回っていたんだろうな。

娘に「あん王様のつもり?」って聞かれて普通「そうだ」とかどや顔で返さないよ。

で、気がついた。

審問会はデリングとプロペラ茶番、って主張してる人がいるけど、あれは茶番じゃない。

ガチマジでデリングとプロペラクワイエット・ゼロの主導権を巡って争っているんだと。

デリングは、たぶんプロペラの手で学園にガンダムを持ち込ませるつもりでスレッタの編入推薦に手を貸した。

パーメットスコアを上げるためにスレッタは決闘に出てくる、というか引きずり出される。そこで「あれはガンダムだ」と主張して、エアリアル接収する気だったんだ。

プロペラとの争いに、状況を理解してないミオリネが乱入してきたら、そら即座に外へミオリネを放り出すためにも端的に「そうだ」とか言って会話を打ち切ろうとするよ。

一方、ゆりかごの星で「扉が開いた」とプロペラは語り、スレッタ&エアリアルを学園に送り込んだ。決闘という決して死ぬことのないリングの上でエアリアル経験を積ませ、パーメットスコアを上げるために。さらには、ホルダー制度を使ってミオリネの側にスレッタを置かせ、「お前の娘の命は私の手の中だ」とデリングにプレッシャーをかけるために。

 

二人にとって誤算だったのは、ミオリネがスレッタに本気で恋をしてしまたこと、そして株式会社ガンダムを作ったこと。

特にデリングはいくら娘の願いでもスレッタだけはちょっと……と思ってる。何しろプロペラの娘だし。

からこそミオリネに「逃げるなよ、ガンダム呪いは~」とか言ってミオリネ自身スレッタを監視するよう仕向けた。78億の金を突っ込んでまで。

から17誕生日がやってきてミオリネが「スレッタと結婚する」なんて言い出したら、デリングとしてはすごく困る。

いくら娘の好みでも頼みでも、パイロット能力以外何にも持たない田舎娘なんてお断り! って考えてると思う。

そもそもホルダー制度御三家を争わせて一番強い奴にミオリネを嫁がせて守らせるためのシステムから

そのために持参金としてベネリットグループまでつけますとか娘ラブが極まりすぎてるよ。

 

プロペラからすれば、暗殺の件で脅したのに大して援護の役に立たなかったヴィム・ジェタークより、審問会に乱入し結果としてエアリアル接収阻止のきっかけを作ったミオリネは、スレッタへの愛情をうまくコントロールできれば自分の役に立つ、と考えてる。パーティーの席上でミオリネを煽ったのも、結果として株式会社ガンダム設立一助となってるし、しか株式会社の動向そのものクワイエット・ゼロ計画を都合よく隠せるカモフラージュとして使えてるという、ラッキー展開。

この事態解決するには、スレッタはデリングと、ミオリネはプロペラと必ず対峙せざるをえない。

プロペラとミオリネは、スレッタの洗脳を解くための大事フェイズにもなるから、必ずストーリーに入ってくる。

スレッタとデリングは、尺の都合でサラっと流されるかもしれないけど。

  • よーそこまで考えるよな ガンダム動いて面白いくらいにしか感じていないが

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