2023-01-23

なんでエロ漫画の竿役にはキモデブが多いのか。あるいはイケメンはいないのか。

自分が好きな女性エロ漫画家が居るんだけど、その人の同人作品が「イケメンが純情な少女コマす」という展開の作品を描くようになってきた。

最近のそういう傾向は実用度が下がる。

エロ漫画イケメン不要なのだ

エロ漫画に出てくる竿役は、商業エロ漫画だと冴えない主人公が主流だけど、最近キモいデブが竿役だったりしてる。同人キモデブ率が高い。

なんでキモデブが竿役になりやすいか?というとキャラとして動かしやすいから。

基本的作品に出てくる男キャラは何かしら動かないといけない と宮崎駿監督は言う。

パズーやアシタカのように奮闘することが男キャラ存在理由で、動かない男キャラというのは作品では存在できないのだ。

三年寝太郎だって話の最後覚醒する。

キモデブが竿役として登場する場合は、彼には何か特殊なチカラがある。

最近で言えば催眠術を使える だとか 女の子の何か弱みを握って脅迫できる とか。そういう、なぜ女の子コマせるか?という理由が描かれて作品リアリティが生まれて読者の没入度が高まる

特に、弱みを握ってゆする、とか悪いキャラクターだと女の子キャラも映えて作品として価値高まる

一方でイケメンはそのあたりの理由けが弱い。

女の子が体を許す理由に「イケメンから」では納得が低いのだ。

ここで、男性女性の違いが発生する。

おそらく女性読者からすれば「イケメンから女は抱かれる」というのは十分な理由になるんだと思う。しか男性読者は納得できない。

説明すると、例えば、男性が好きなものとして「自動車」がある。あるいは高級腕時計でもいい。

自動車エンジンの排気量や最高速度などのスペックで語られる。高級腕時計ムーブメントや各パーツの詳細なこだわりがある。

まり「なぜこの自動車時計には価値があるのか?」ということが分からないと男は納得しないのだ。

一方で女性が好きなものと言えば花だ。

花はただ「美しい」というだけで存在理由になる。エンジンスペックムーブメント生産技術もない。

咲いているだけで価値がある。

イケメンというのは女性からすると「花」なのだ。何も言わず作品に登場するだけで良い。女の子の体を蹂躙してもゆるされる。

からするとイケメンというのはエンジンを積んでいないスーパーカーのようなもので、それに何の価値があるの?と不思議に思う存在になる。

男受けするイケメンを描こうとして、催眠術が使えるイケメンを登場させるのももんだいがあって、万能すぎて逆に冷めてしまう。バランス問題があるのだ。

なので、イケメンデチューンする。

イケメンだけどココが抜けてるとか、イケメンだけどコンプレックスがあるとかそういうマイナス要素を加えてキャラを作ることが多い。

冒頭の作家さんも、商業エロではそういう感じで抜けたイケメンを描いていたりする。

でも個人同人誌では趣味前回でイケメンを登場させていて、ちゃんイケメンの使い方を理解した上でそういう作品づくりをしてるんだと思う。

  • エロ漫画は、別に男性だけが読むものじゃなくて女性も読むから、イケメンが登場しても別にいいでしょ。 まぁ個人的(当方女)にはえろとか心情の機微が丁寧で内容が濃い方がいいな...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん