2023-01-14

映画版エヴァを観た

今更ながらに映画版エヴァを観た。

シンジの隣で嬉しそうに笑うアスカを見て、もうそれだけで充分だった。

お祭り版とも言える本作はまさにその名の通り学園祭での風景が描かれる。

シンジと連れ添って楽しそうに練り歩くアスカ。楽しそうな2人が描かれるその画面端には今までの作品と地続きのキーパーソンが何度も見切れる。

しかシンジに連れられたアスカは彼らに遭遇することはない。ただの一度もない。

この作品はまさにそういうことなのだ。ありえる可能性、現実に引き戻される可能性をことごとく排除した後に残った世界シンジは彼らに遭遇することのないルートで、アスカを連れ歩く。決してフラグは立たないように。

終盤、学園祭も終わりの時間が近づき、ベンチに座る2人のシーン。遠くに片付け始めるクラスメイトの姿が見える。とりとめのない話からアスカの髪の話になる。大好きな両親からもらった大切なものなんだと自慢げに話す惣流・スカーレットアスカ。確かに彼女の髪の色はその名の通り小さなスカーレットの花のようだった。

気がつくとアスカプラグスーツを着ていた。パステルピンクプラグスーツパステルブルーのシースルーの蝶があしらわれていた。数え切れないくらいの地獄を繰り返してきたんだから、1回くらいはこんなことがないとやってられないわよね。そんなことを言う。何も言葉を継げないシンジに対して、アスカ一言呟く。いい夢だったわ。

そこで目が覚めた。そんな夢を見た。

2023-01-14。4時32分。

二度寝を試みるも、この夢の内容を思い出して、寝れず。書き出す。

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