2023-01-08

総合スペックの男女差ってなんだろう。

生理現象が知能に影響を与えるという仮説を述べている人がおられたので。。

かに男性生理もないし、更年期障害もないからお得感はある。

ただ、生理の影響含め、広く健康状態には個人差があるところ、生理限定せず、QOLを落とす要素、つまりまり人の集団で発生する病気の要因や分布など疾病に罹患する傾向をみたほうが総合スペックという仰々しい言い方にかなっている気がした。

また「経験を積む時間を失っている」という指標を設定してもいるようなので、その時間の線引きについても、人生のあぶらの乗ったいい時期だけを想像していいとこどりするのではなく、まさに人生全体で判断したほうがいいんじゃないかな。

ますトータルの時間でいうと

平均余命の男女差はよく知られている話で、男性が81.47歳、女性が87.57歳なのだそうだ。イエーイ、女性の勝ちだぜ!と。。

しかし、ちょろっとググったところによると、認知症の有病率としては、80歳代の後半であれば男性の35%、女性の44%、95歳を過ぎると男性の51%女性の84%が認知症であることが明らかにされているのだそうだ。高齢になれば、女性男性に知能面でやっぱり。。。という結果になるのか。

老眼検索すると、女性老眼の進行は男性より3〜6歳遅いという情報がヒット。


言葉の発達は女子のほうが早いという話もある。そうするとスタート地点では女性が大きくリードか。。老眼も遅めだから幾分か男性より経験時間ゲット。

また、確か、がんの罹患率も男女差があったことを思い出す。

ググってみると、79歳まででは男性のがんに罹患する確率は39.6%であり、女性の27.5%とくらべると約1.4倍男性のほうががんになりやすいという情報がみつかる。

などなど。

男女差、面白い


しかし、これって勝ったり負けたり、という話なのか??

そしてさらに、総合スペックを期間で分割すると、乳幼児期のスペック学童期のスペック青年期、壮年期のスペックというのも考えうる。

しかしながら、こうして比べてみると、生物学的な個体特性だけで勝っただの負けただのいうこと自体が空しい。

その虚しさをうまく言語化することはできないが、社会環境要因を度外視してQOL評価できないことすぐに思い出して当たる。近年の医学部入試男子受験生下駄をはかせて問題となったニュースがあったけれども、女性が抱えているハンデというのは男性社会のなかで仕組まれものだったりもする。

うまくいえないが感覚的なものとして共有することはできるように思う。




男女問わず人間スペックの足りない状態から出生し、やがて衰えていくし、劣ってゆく。

そのようなトータルなプロセスのなかで、その時々の瞬間には生物として能力てきに勝ち負けになるのかもしれないが、トータルに、それこそ総合的にみると、

それは誰かに支えられて生きてきて、誰から学んで成長し、そして誰かに迷惑かけながら死んでゆく社会的な存在であることを忘れたことにならないか総合スペックってそういうことじゃねーんだよ、と言われれば認識の違いでそれまでなんだけど。

それを誰か、別の属性比較しなくてもいいのでは。


総合スペックという言葉は、容易に生産性という言葉連想されやすいし、生産性というと、かつてのドイツのT4計画がらみでLife is Beautifulのなかで奥様連中が語っていた社会効率まで思い出す。

そうすると優生学の優の字まで脳裏をかすめるが、そこまでぶっ飛んで飛躍しなくても、少なくとも

個体として勝ったり負けたりと考えなくてもいい社会であってほしいと思う。

ちなみに2021年警察庁統計によると男性自殺者数は、女性の約2倍となっ ているのだそうだ。

  • 総合スペックの話なのか、男女差の結果の話なのか、男女差の原因の話なのか、勝ち負けの話なのか、勝ち負けの主張の話なのかごちゃごちゃになりすぎているけど、このぐらいごちゃ...

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