道徳における奴隷の叛乱はまず、怨恨の念(ルサンチマン)そのものが創造する力を持つようになり、価値を生み出すことから始まる。
このルサンチマンは、あるものに本当の意味で反応すること、すなわち行動によって反応することができないために、想像だけの復讐によって、その埋め合わせをするような人のルサンチマンである。全ての高貴な道徳は、勝ち誇るような肯定の言葉、然り(ヤー)で自己を肯定する言葉から生まれるものである。ところが奴隷の道徳は最初から、「外にあるもの」を、「他なるもの」を、「自己ならざるものを」、否定の言葉、否(ナイン)で否定する。この否定の言葉、否が彼らの創造的な行為なのだ。
道徳の系譜学より
根底に憎悪とか絶望がある思想はもれなく悪だと思うんだよね 例えばフェミニズムは男性憎悪が根底にあるから悪 反出生主義は根底に絶望があるから悪 共産主義は理想を掲げているけ...
ルサンチマン由来の価値観は悪ってことか? ニーチェだな ヤー
まあそういうことですね 憎悪は連鎖するのでどこかで断ち切らないといけない
道徳における奴隷の叛乱はまず、怨恨の念(ルサンチマン)そのものが創造する力を持つようになり、価値を生み出すことから始まる。 このルサンチマンは、あるものに本当の意味で反...
「気分が下がるから暗いニュースは見ない」みたいな個人の処世術としてはありじゃない。理論としてぶち上げるようなもんじゃないと思う。
芸術とかの自己実現なんて少なからず人生の有限性と人の存在の不条理さへの絶望が起点になって気がするけどね。
創作活動ならいいんだけど、ルサンチマンを原動力に 社会活動にして他の人を巻き込むのはちょっと。。