「おみくじ」っていうのは、その人間の運勢を示すテスターみたいなものじゃないの?
科学実験で、実験器具に対して「良い結果が出ますように」とは願わないわけで、
それと同じ意味で、おみくじを引く前の「大吉」を求める祈りに意味不明さを感じる。
その祈りが通じて、実際には「大凶」な一年が始まるのに、おみくじで「大吉」が出てしまった、
みたいなシチュエーションを考えてみれば、その「大吉」を求める祈りには、何の意味もないことがわかるだろう。
だから、幸運を願う祈りはおみくじの前に済ませておき、おみくじを引く際は、「大吉」を願うのではなく、
テスターとしての精度が高いこと(今年一年の運勢を適切に示し、そのアドバイスが今年の運命を切り開いていくものとなること)を願ったほうがよいと思う。
そして、そのおみくじを本当に信じているのであれば、枯れ木に結んで、その記載内容を気分よく忘れてしまうのではなく、
持ち帰って机の前にでも貼っておき、そのアドバイスを毎日気にしながら生きていくべきだろう。
それぐらい活用すれば、おみくじの100円は十分元が取れると思う。
元旦だけ神に願えば、一年ずっと守ってくれるってほど、神も寛容ではないだろうから、毎日、そのおみくじを前に神の加護を願ったら良いのではないのだろうか。
おみくじに書かれてることはデタラメだからただの運試しだよ
私もそう思うけど、そう思う人は宝くじでも買えばよいし、そうでない人(おみくじを信じる人)は、ちゃんとアドバイスのひとつとして活用すべきに思う。
私もそう思う でいいんだよ
まあわかるけど、どうせ運試しなら、宝くじなら当選金が返ってくるのに、もったいないなぁとは思う。