2022-12-13

NFTはその絵の実質的価値を表していない。いうなれば金持ち道楽感覚が生み出した価値にすぎない。

別にブロックチェーン技術が生み出した付属品が絵のデータについてるからといって、作品としての視覚情報は一切変化してないわけだ。

オタクとかが大好きな支援サイト支援金は絵に対して比較釣り合った、実質的価値を表してると思う。まあ人次第というのが基本的価値という概念に対して実質的という言葉を使うのはかなり危うげではあるけど、そこは増田責任逃れすればいいだけだからね。

まあ数百円あるいは数千円ですよ。俺は誰が描いてるかじゃなくてpixivサンプルギャラリーとかを参考に抜けそうな絵が見れるかどうかだけで金払ってリワード開放させるかきめてるからね。

同じような画風でnftだから一枚数百万なんて、馬鹿らしいよ。てかnft作品は絵自体無料で公開されてるからもう目的は達成されちゃってるってうw

なんでも鑑定団も本物なら一千万はくだらないがこれは偽物なので5万ですねみたいになってることあるけど、その偽物を区別した理由遠近法ちょっとずれてるとか、色が薄いとかそんな程度なのもあるんだよね。そんだけよくできてるなら俺は安物の方で十分だよ。てか5万でも俺には高いわ。しかし手間賃としてはアニメ絵と比べても手間がかかるので妥当だとも思う。

ようはそんな絵に百万千万金が飛び交うのが異常なんですわ。芸術世界ではパクリ先には価値がないみたいな話があるが、そもそも技量が乏しい人にはパクることすらできないわけだし、成果主義・結果主義という観点で見れば、先に作ったものだろうが後に作ったものだろうが、芸術家が自発的に作っているだけという意味納期のないものについては、納期切れというのがないんだから評価に差は生まれないともいえる。

ちょっとの違いで数桁値段が変わる場合、その高いほうにつけられた価値実質的価値じゃないと思っていい。

逆の例として誤解されがちなのわげとくと宝石ですわな。

まあカラットの差とかそれなりに非線形的に価値の高低をもたらすけど、nftとか名画の真贋ほどではない。

家なんかはもっとそう。金持ちじゃなくても家にはそれなりのお金を払う。

またnftのタグがついてるかついてないかレベルちょっとの備え付けや構造の違いが数桁の価値の差をもたらすようなものではない。

例外サイン署名か。サイン上記までのものと違ってサインそれ自体にはまじで価値がないんだから振る舞いが例外的になるのもうなずけるだろう。

誰が描いたという情報以外にお金を払ってる奴はいないわけだから例外なのだ

デジタルアートが出てきてその領域では既に完全な複製は容易なってるわけだが、アナログ世界で「アウラ」なんて言ってるのもいまのうちだと思う。

コピー機の登場がもうそ伏線みたいなものだと思うし、これからもどんどん複製の度合いがデジタルに限りなく近づいていくと思う。

そのときアウラ」なんてもんが中世あたりの宗教集会トランス状態を起こしたときに見える幻覚みたいなものと同じもんだという話になってくるんじゃないかなあ、と貧乏人ですが生意気言いました。

ま、投資家ならこれからも好きにその金持ち道楽が生み出してる価値を利用して稼いでいけばいいんじゃないですかね。俺は関わるのごめんだがな。

  • 「アウラ」は本物が金銭的な価値を維持するための言い訳として優秀なんだよ。 NFTは、まだ投下的な状態で、価値が確定していない。それが確定するためには、取引による価値だけでな...

    • 美術写真セオリー「アウラ」概念を、世界で初めて解読!『アウラとは何か?――ヴァルター・ベンヤミンの哲学考』秋丸知貴評 https://etoki.art/review/619 以上のことから、「アウラ」と...

  • 少なくともアウラの有無は性体験にまで影響してくるとは思えないんだよな。 だからおかずにはアウラが勘定されてないものを買った方が得。

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