2022-12-05

タイトルが地味過ぎるアメリカ

パシフィックリム環太平洋諸国

熱血巨大ロボットアクション映画タイトルにしてはなんという平熱ぶりだ。

そこまで有名な例ではないが、小説シャーロック・ホームズの愛弟子 疑惑のマハーラージャ」の原題は「ザ・ゲーム

ホームズ原作イギリス近現代史に詳しい人にはピンとくる知的タイトルらしいが。知らんがな。そして邦題のけばけばしいこと。

日本では、本でも漫画でも映画でもまずはタイトル命だ。手に取らせないことにははじまらない。

ビジネス本や啓蒙書でも、タイトルが違えば全く売れてなかっただろうベストセラー枚挙に暇がない。

アメリカではその逆で、売る気あんのか?というそっけないタイトルベストセラーがよくある。

その温度差の背景には流通の仕組みの違い、コンテンツ消費にまつわるライフスタイルの違いがあるはずだ。

書店出版社ビジネスモデルが立ち行かなくなってるという昨今。

アメリカではどうなんだろう。

アマゾン一強になる前からバズるゼロタイトルの本が、あの無駄に広い国で売れてきたわけだろう。

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