2022-11-27

anond:20221127170030

「「認知性差議論の複雑な事情」 坂口菊恵 東京大学 2017

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/60/1/60_105/_pdf

さらに,脳梁の太さの性差疑義が呈された(Bishop & Wahlsten, 1997;Wallentin, 2009)

脳梁の形状や,白質神経線維接続状態拡散テンソル画像分析(diffusion tensor imaging: DTI)を用いた脳の左右接続についての研究現在も行われており,大規模なデータを用いて女性の方が脳梁は太かった(Ardekani, Figarsky, & Sidtis,2013),左右脳の神経接続女性の方が強かった(Ingalhalikar et al., 2014)という報告がなされている。この差は子どもでは小さいものの,思春期・若年成人期(20前後)に大きくなり,その後再び小さくなっていく。

脳梁性差は無いとは現時点では言えないみたいだね。あるというのも確定したわけではないみたいなのでその点は訂正しておくが。

記事への反応 -
  • 脳梁の太さの研究はとっくに否定されてるやでという話

    • それこそ具体的にソースよろ。

      • https://www.asahi.com/articles/ASM484JMBM48UBQU00D.html 「脳梁」で取り上げられたデータは、14人の調査に基づいた40年近く前の論文で、かつ多くの研究からすでに否定されている

        • 男女の脳の機能差はあるという研究は複数あり、四本さん自身もそれを否定しない立場だが、「集団を比較した平均値の差をもって、男性の脳はこう、女性の脳はこうと一般化すること...

          • ワイは脳梁の太さしか言及してないやでという話

            • 「「認知の性差」議論の複雑な事情」 坂口菊恵 東京大学 2017 https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/60/1/60_105/_pdf さらに,脳梁の太さの性差に疑義が呈された(Bishop & Wahlsten, 1997;Wallentin, 2...

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