2022-11-16

猫嫌いによるすずめの戸締まり感想

ネタバレあり。

猫が嫌いだ。

世界で一番嫌いな生き物だ。ゴキブリ蛆虫以下だ。

町中で見かけると思わず顔をしかめる。

猫に罪はない。猫を異常に崇める猫厨による被害者ともいえる。

だが猫を見ると異様に不快になってしまうので猫が出るアニメドラマ映画小説は出来る限り見ないようにしていた。

そんな生活の中、前知識なく知人に誘われすずめの戸締まりを見た。

すずめというのだから鳥の話だろう。家ではカナリアインコを7羽飼育している。鳥好きにはたまらない映画だ。フィンチ良いよね。文鳥も錦華鳥も鹿の子雀もかわいい。飼いたい。

と思っていたが開始早々猫が出てきてゾッとした。

しかし猫はいわゆる悪役だった。

まれまれ殴られ叩き落され絶望させられ散々な扱いだった。

自分意思かそうでないかは分からないが禍神封印という重荷を背負わされやっとその輪廻から抜け出せたと思ったら望んだ幸福から拒絶され再び永遠に続く重荷を背負う気持ちとは一体どれほど辛く悲しく重苦しいものなのだろう。

すずめや草太はなんやかんやあったけどこれからハッピーに生きていきます!で幸せエンドだったがあの猫2匹はどうなるのだろう。

あの世に縛り付けられたままあの猫達は何を思うのだろう。

映画を見たあとずっと猫のことを考えてしまった。

猫嫌いでも猫に同情してしまう謎の映画だった。

なおスズメは全く出なかった。チュン。

  • オタクって猫好きが多い割にアニメの猫って大抵悪役だよな トムとジェリーとか

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